ホンダ・シビック(FL系)は、スポーティな走行性能と高い実用性を両立した人気モデルです。洗練されたデザインや爽快な走りが評価されており、特に6速MT車やタイプ Rは走りを重視するユーザーから高い支持を集めています。近年はスポーツモデル全体の中古車相場が上昇傾向にあり、シビックも国内外で高い需要を維持しています。中でもタイプ Rは海外輸出需要の影響を受けやすく、高いリセールを誇る点が特徴です。
本記事では、シビックの最新リセール相場やグレード別の特徴、高く売るためのポイントについて詳しく解説します。
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シビックとは

ホンダ・シビックは、1972年の登場以来、世界的に高い人気を誇るホンダの代表的モデルです。扱いやすいボディサイズとスポーティな走行性能を兼ね備えている点が特徴で、日本だけでなく海外市場でも長年支持されています。
現行11代目(FL系)は2021年に登場し、デザイン性や走行安定性、快適性がさらに向上しました。6速MT車が設定されている点も魅力で、走りを重視するユーザーから高い人気を集めています。タイプ Rを中心に海外需要も強く、リセール面でも注目されているモデルです。
グレードと年式別に見るシビックのリセール率

リセールバリューを左右する要因のひとつは、年式とグレードです。所有期間中にどれほどの価値が残るかは、将来的な資産価値に直結します。
リセールバリューとは、購入した車を売却する際にどれだけ価値が残っているかを示す指標です。例えば、新車を100万円で購入し、3年後に80万円で売却できた場合、リセール率は80%となります。
ここではシビックのリセールバリューについて、年式やグレード別にリセール率を含めて詳しく紹介します。
2025年式(1年落ち)
| グレード | エンジン | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| LX(CVT) | ガソリン | 354.4万円 | -万円 | -% |
| EX(CVT) | 389.4万円 | 280万円 | 71.9% | |
| RS(6MT) | 439.8万円 | 310万円 | 70.5% | |
| タイプ R(白・黒以外) | 499.7万円 | 580万円 | 116% | |
| タイプ R(白・黒) | 499.7万円 | 530万円 | 106% | |
| タイプ R レーシングブラックパッケージ | 599.8万円 | 593万円 | 98.8% | |
| e:HEV LX | ハイブリッド | 409.4万円 | 278万円 | 67.9% |
| e:HEV EX | 440.3万円 | 332万円 | 75.4% |
※LX(CVT)については相場情報不足のため未記入
2025年式のシビックは、全体的に高いリセールを維持しているものの、特に「タイプR」の強さが際立っています。中でも白・黒以外のカラーは116%と、新車価格を大きく上回るプレミア相場となっており、流通量の少なさや希少性の高さが影響していると考えられます。一方で、定番人気の白・黒も106%と非常に高水準で、タイプR全体の需要の強さがうかがえます。
また、「タイプR レーシングブラックパッケージ」は98.8%と高い残価率を維持していますが、車両価格が高額なこともあり、通常のタイプRほどのプレミア化には至っていません。
通常グレードでは、「e:HEV EX」が75.4%と比較的高く、装備の充実度や実用性が評価されていると見られます。「RS(6MT)」も70%超を維持しており、MTモデルへの安定した需要が感じられます。
2023年式(3年落ち)
| グレード | エンジン | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| LX(CVT) | ガソリン | 324万円 | 237万円 | 73.1% |
| LX(6MT) | 324万円 | 250万円 | 77.2% | |
| EX(CVT) | 359万円 | 260万円 | 72.4% | |
| EX(6MT) | 359万円 | 265万円 | 73.8% | |
| タイプ R(白・黒以外) | 499.7万円 | 556万円 | 111% | |
| タイプ R(白・黒) | 499.7万円 | 520万円 | 104% | |
| e:HEV | ハイブリッド | 398万円 | 270万円 | 67.8% |
2023年式のシビックも、引き続き高いリセールを維持しており、特に「タイプR」の人気が際立っています。白・黒以外のカラーは111%、白・黒でも104%と、3年落ちでも新車価格を上回る水準を維持しており、現行スポーツモデルとして非常に強い相場を形成しています。2025年式と同様に、希少性や海外需要の高さが相場を支えていると考えられます。
また、通常グレードでは6MT車のリセールが安定して高い点も特徴です。「LX」「EX」ともにCVT車より高い残価率となっており、走りを重視するユーザーからの需要が中古市場でも根強いことが分かります。
一方で、「e:HEV」は67.8%とやや落ち着いた水準で推移しており、スポーツモデルほどのプレミア感はないものの、実用性重視のモデルとして安定した需要を維持しています。
2021年式(5年落ち)
| グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| LX(CVT) | 319万円 | 224万円 | 70.2% |
| LX(6MT) | 319万円 | 225万円 | 70.5% |
| EX(CVT) | 353.9万円 | 202万円 | 57.0% |
| EX(6MT) | 353.9万円 | 220万円 | 62.1% |
5年落ち・3万〜9万kmという条件でも比較的安定したリセールを維持しています。特に「LX」はCVT・6MTともに70%前後と高水準で推移しており、年式が進んでも需要が落ちにくいモデルであることが分かります。中でも6MTはわずかに高い残価率となっており、これまでの傾向と同様にMT車の人気が相場を支えている印象です。
一方で、「EX」はLXと比較するとやや落ち着いた水準となっており、CVTは57.0%、6MTは62.1%という結果になっています。ただし、EXでもMTモデルの方が高値傾向にあり、スポーティな仕様が中古市場で評価されやすい傾向は共通しています。
全体として、シビックは年式が進んでもリセールが大きく崩れにくく、特にMTモデルやスポーツ性の高い仕様ほど安定した資産価値を維持しやすい車種と言えるでしょう。
おすすめのグレードは?

シビックのリセール傾向を踏まえたおすすめグレードは、やはり「タイプR」です。1年落ちで最大116%、3年落ちでも111%と、新車価格を上回るプレミア相場を維持しており、資産価値の高さが大きな魅力となっています。特に白・黒以外のカラーは希少性が高く、高額査定につながりやすい点も特徴です。
一方、通常グレードなら「LX/EXの6MTモデル」がおすすめです。CVT車より高い残価率を維持しており、MT需要の強さがリセールを支えています。また、実用性を重視するなら「e:HEV EX」も安定した人気を持つグレードと言えるでしょう。
タイプRが高く売れる理由

タイプRが高値で取引されやすい理由は、大きく3つに整理できます。
供給が少ない
まず最も大きいのは、限定性と希少性の高さです。
とりわけFL5型は受注停止や長納期の影響で新車の入手が難しく、中古市場でも流通量が極めて少ない状況が続いています。そのため、「需要は多いのに供給が足りない」という状態が価格上昇を招いています。
希少なパワートレイン
次に挙げられるのが、2.0Lターボと6速MTを組み合わせた希少なパワートレインです。
電動化の流れが進む中で、純ガソリンのマニュアルスポーツカーは減少しており、「将来的に手に入りにくくなる」という価値観が需要をさらに押し上げています。
加えて、海外市場からの需要も見逃せません。右ハンドル仕様のニーズが高い国々では人気があり、円安の影響で日本の車両が割安に映ることから、海外バイヤーの購入が国内相場を引き上げる要因となっています。
海外需要の高さ
タイプRは国内のみならず、海外でも評価の高いスポーツモデルです。特に右ハンドル仕様の需要があるイギリスや東南アジア、中東地域では人気が高く、日本の中古車市場から輸出向けに流通するケースも増えています。
加えて、近年は円安の影響によって海外バイヤーから見た日本車の価格競争力が高まっており、タイプRの買い付けが活発化しています。その結果、国内中古車市場の相場も押し上げられ、高値で取引されやすい状況が続いています。
こういった理由から、タイプRは高いリセールを誇っています。
おすすめのカラー

シビックでおすすめのカラーは、タイプRとそれ以外で大きく異なります。
タイプR
タイプRでは、スポーツカーらしい個性的なカラーが高い人気を集めています。特にフレームレッドやレーシングブルー、ソニックグレーパールなどは「特別感」や「走りのイメージ」が強く、中古市場でも高値で取引されやすい傾向があります。実際に、白・黒以外のカラーは高いリセールを維持しており、希少性の高さも評価につながっています。
一方で、ホワイトやブラックは安定した人気があるものの、タイプRではやや無難な印象となるため、スポーティーなカラーよりリセールが伸びにくいケースもあります。
タイプR以外
タイプR以外のシビックでは、パールホワイトやブラックパールといった定番カラーがリセール面で有利です。幅広いユーザーに受け入れられやすく、中古市場でも安定した需要があるため、売却時の価格が落ちにくい傾向があります。
一方で、レッドやブルー、グレー系のカラーはスポーティーな印象が魅力ですが、好みが分かれやすく需要が限定されることもあります。そのため、リセール重視で選ぶなら、流通量が多く安定した人気を持つ定番カラーを選ぶのがおすすめです。
高値で売却するには

シビックを高値で売却するには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
複数の買取業者に依頼する
まず基本となるのが、複数の買取業者に査定を依頼することです。3〜5社ほどに見積もりを取ることで相場を把握できるだけでなく、価格競争が生まれ、より高い査定額を引き出しやすくなります。オンライン一括査定の活用も効率的です。
国外への販路を持つ業者に依頼する
また、海外販路を持つ買取業者を選ぶことも重要です。
タイプRは日本国内だけでなく、イギリスやニュージーランドなどの右ハンドル圏、中東・東南アジアでも高い人気を誇り、輸出向け需要が相場を支えています。特に高年式・低走行車はプレミア価格で取引されるケースもあります。
「レーシングブラックパッケージ」のような限定モデルはコレクター需要も強く、高額査定が期待できます。ディーラー下取りではこうした輸出相場が反映されにくいため、輸出に強い買取業者へ査定依頼するのがおすすめです。
綺麗な状態を維持する
さらに、車内外の状態も見逃せません。洗車や清掃を徹底し、丁寧に扱われてきた印象を与えることで評価は向上します。加えて、純正パーツや付属品を保管しておくことも大切です。これらを揃えておくことで査定の幅が広がり、結果的に高価買取につながります。
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シビックの購入をお考えの方は、ぜひカババをチェックしてみてください。
まとめ

シビック(FL系)は、全体的に高いリセールを維持している人気モデルです。特にタイプRは1年落ち・3年落ちでも新車価格を上回るプレミア相場となっており、国内外での需要の強さがうかがえます。また、通常グレードでも6MT車は安定した残価率を維持しており、スポーツモデルらしい価値の高さが特徴です。
一方で、グレードやカラー、トランスミッションの違いによって査定額には差が出やすく、売却先によっても相場は大きく変わります。購入時からリセールを意識した選択をすることが重要です。
今回の記事が、シビックの購入や売却を検討している方の参考になれば幸いです。
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ホンダ シビック タイプR
車両価格 530 万円
ホンダ シビック タイプR
車両価格 579 万円
ホンダ シビック RS
車両価格 338 万円
ホンダ シビック e:HEV
車両価格 298 万円
ホンダ シビック EX
車両価格 248 万円
ホンダ シビック タイプR
車両価格 220 万円
引用・参考
https://sport.noru-memo.com/civic-type-r-used-price-resale-reason
https://chukosha-souba-daigaku.org/honda-civic
https://car-resale-value.com/civic-type-r-resale-value/#sec-uritoki
