BMWを代表するプレミアムセダン「3シリーズ」は、スポーティな走行性能と上質な乗り心地を兼ね備え、国内外で高い人気を誇るモデルです。一方で、グレードや年式、パワートレインによってリセールには差が出やすく、購入時の選択が重要です。本記事では、3シリーズのグレード・年式別のリセール傾向から、高く売るためのポイントや購入時に意識したい選び方まで詳しく解説します。3シリーズの購入・売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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3シリーズとは

BMW 3シリーズは、BMWを代表するミドルサイズのプレミアムモデルです。1975年の初代登場以来、スポーティな走行性能と上質なデザインを両立したモデルとして、長く支持されています。
現行モデルではセダンとツーリングを展開しており、ガソリンやディーゼル、PHEV、高性能なM340iまで幅広いグレードが用意されています。普段使いから長距離移動、走りを楽しみたい方まで、用途に合わせて選びやすいのが3シリーズの特徴です。
グレードと年式別に見る3シリーズのリセール率

リセールバリューを左右する要因のひとつは、年式とグレードです。所有期間中にどれほどの価値が残るかは、将来的な資産価値に直結します。
リセールバリューとは、購入した車を売却する際にどれだけ価値が残っているかを示す指標です。例えば、新車を100万円で購入し、3年後に80万円で売却できた場合、リセール率は80%となります。
ここでは3シリーズのリセールバリューについて、年式やグレード別にリセール率を含めて詳しく紹介します。
1年落ち(2025年式)
| グレード名 | 燃料 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| 320d xDrive Mスポーツ | ディーゼル | 766万円 | 425.1万円 | 55.5% |
| 320d xDrive ツーリング Mスポーツ | 798万円 | 483.8万円 | 60.6% | |
| 318i ツーリング Mスポーツ | ハイオク | 706万円 | 403.6万円 | 57.2% |
| 320i Mスポーツ | 724万円 | 422.7万円 | 58.4% |
3シリーズの1年落ちは、輸入プレミアムセダンとしては中程度の残価率にとどまっています。最も高いのは「320d xDrive ツーリング Mスポーツ」の60.6%で、「320i Mスポーツ」も58.4%と6割前後を記録しています。
一方、「320d xDrive Mスポーツ」は55.5%とやや低めで、ツーリング(ワゴン)仕様の方が残価率で優位に立つ傾向が見られます。80〜90%台の高水準には届かないものの、輸入車としては標準的な値落ちペースといえるでしょう。
3年落ち(2023年式)
| グレード名 | 燃料 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| 320d xDrive Mスポーツ | ディーゼル | 720万円 | 344.7万円 | 47.9% |
| 320d xDriveツーリング Mスポーツ | 756万円 | 352.3万円 | 46.6% | |
| 318iMスポーツ | ハイオク | 634万円 | 401.5万円 | 63.3% |
| 318iツーリング Mスポーツ | 664万円 | 354.1万円 | 53.3% | |
| 320iエクスクルーシブ | 678万円 | 360.1万円 | 53.1% | |
| 320iMスポーツ | 678万円 | 349.8万円 | 51.6% | |
| M340ixDrive | 1,074万円 | 582.3万円 | 54.2% |
3シリーズの3年落ちは、1年落ちと比べて残価率が全体的に低下し、グレード間の差もより顕著になっています。最も高いのは「318i Mスポーツ」の63.3%で、他グレードが軒並み50%台にとどまる中、突出した水準を維持しています。
一方、ディーゼルモデルの「320d xDrive Mスポーツ」は47.9%、「320d xDriveツーリング Mスポーツ」は46.6%と5割を下回っており、ガソリンモデルと比べて値落ちがやや大きい傾向が見られます。上級グレードの「M340i xDrive」も54.2%と中程度の水準にとどまっています。
5年落ち(2021年式)
| グレード名 | 燃料 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| 320d xDriveツーリング | ディーゼル | 630万円 | 223.5万円 | 35.5% |
| 320d xDrive Mスポーツ | 657万円 | 223.1万円 | 34.0% | |
| 320d xDriveツーリングMスポーツ | 683万円 | 242.8万円 | 35.5% | |
| 320d xDrive Mスポーツ エディションジョイ+ | 632万円 | 225万円 | 35.6% | |
| 318i | ハイオク | 495万円 | 178.8万円 | 36.1% |
| 318i 40thアニバーサリーエディション | 580万円 | 203.5万円 | 35.1% | |
| 318i Mスポーツ | 566万円 | 240.5万円 | 42.5% | |
| 318iツーリング Mスポーツ | 592万円 | 213.6万円 | 36.1% | |
| 320iMスポーツ | 607万円 | 204.8万円 | 33.7% | |
| 320iツーリング Mスポーツ | 631万円 | 223万円 | 35.3% | |
| M340ixDrive | 999万円 | 435.6万円 | 43.6% | |
| M340ixDriveツーリング | 1,025万円 | 489.5万円 | 47.8% | |
| 330e Mスポーツ | PHEV | 681万円 | 251.8万円 | 37.0% |
3シリーズの5年落ちは、残価率が30%台まで大きく低下し、3年落ちまでと比べてグレード間の差はやや縮小しています。最も高いのは「M340i xDriveツーリング」の47.8%で、「M340i xDrive」も43.6%と、上級スポーツグレードが上位を占めています。
一方、標準的なグレードは軒並み33〜37%程度に収まっており、ディーゼル・ガソリン間でも大きな差は見られません。PHEVの「330e Mスポーツ」は37.0%と標準グレードと同水準にとどまっており、全体として5年落ちでは3割台半ばが目安となっています。
7年落ち(2019年式)
| グレード名 | 燃料 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| 320dツーリング Mスポーツ | ディーゼル | 633万円 | 152.5万円 | 24.1% |
| 320d xDrive Mスポーツ | 629万円 | 199.3万円 | 31.7% | |
| 320d xDriveツーリング Mスポーツ | 666万円 | 200万円 | 30.0% | |
| 320i | ハイオク | 523万円 | 137.3万円 | 26.3% |
| 320i Mスポーツ | 583万円 | 182.2万円 | 31.3% | |
| 330i Mスポーツ | 632万円 | 209.0万円 | 33.1% |
3シリーズの7年落ちは、残価率が20%台後半〜30%台前半まで低下し、5年落ちと比べてグレード間の差はさらに縮小しています。最も高いのは「330i Mスポーツ」の33.1%で、「320d xDrive Mスポーツ」も31.7%と、上級グレードやxDrive(4WD)仕様がやや高めの水準を維持しています。
一方、「320dツーリング Mスポーツ」「320d ツーリング Mスポーツ」はいずれも24.1%と最も低く、FF仕様のツーリング(ワゴン)は値落ちがやや大きい傾向が見られます。全体として、7年落ちでは3割前後が目安となる水準です。
10年落ち(2016年式)
| グレード名 | 燃料 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
| 320d | ディーゼル | 532万円 | 52.7万円 | 9.9% |
| 320d スポーツ | 555万円 | 69.1万円 | 12.5% | |
| 320d ラグジュアリー | 575万円 | 56.9万円 | 9.9% | |
| 320d Mスポーツ | 577万円 | 102.7万円 | 17.8% | |
| 320dツーリング | 554万円 | 53.5万円 | 9.7% | |
| 320dツーリングラグジュアリー | 597万円 | 78.4万円 | 13.1% | |
| 320dツーリング Mスポーツ | 599万円 | 94.9万円 | 15.8% | |
| 318i ツーリング | ハイオク | 468万円 | 98.2万円 | 21.0% |
| 318i ツーリング Mスポーツ | 511万円 | 144.9万円 | 28.4% | |
| 320iスポーツ | 532万円 | 67.1万円 | 12.6% | |
| 320iMスポーツ | 554万円 | 99.3万円 | 17.9% | |
| 320i グランツーリスモ | 529万円 | 56.2万円 | 10.6% | |
| 320i グランツーリスモ Mスポーツ | 639万円 | 68.4万円 | 10.7% | |
| 320iツーリングラグジュアリー | 574万円 | 75.1万円 | 13.1% | |
| 320iツーリング Mスポーツ | 576万円 | 79.2万円 | 13.8% | |
| 320iラグジュアリー | 552万円 | 61.4万円 | 11.1% | |
| 340iMスポーツ | 813万円 | 205.2万円 | 25.2% | |
| 330eラグジュアリー | PHEV | 597万円 | 62.6万円 | 10.5% |
3シリーズの10年落ちは、残価率が10%前後まで大きく低下し、グレードによる差が改めて広がっています。最も高いのは「318iツーリング Mスポーツ」の28.4%で、「340i Mスポーツ」も25.2%と、上級モデルやMスポーツ仕様が上位を占めています。
一方、標準的な「320d」「320dラグジュアリー」「320dツーリング」はいずれも1割を下回り、PHEVの「330eラグジュアリー」も10.5%にとどまっています。
全体として、10年落ちではMスポーツ仕様の有無が残価率を大きく左右しており、装備差による評価の開きがこの年式で最も顕著になっています。
BMW 3シリーズ 318i Mスポーツ
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BMW 3シリーズ 325i
車両価格 37 万円
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車両価格 280 万円
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車両価格 170 万円
おすすめのグレードは?

リセールを重視するなら、「Mスポーツ」仕様のグレードが一貫しておすすめです。1年落ちから10年落ちまで、いずれの年式でも標準グレードより高い残価率を維持しており、特に10年落ちでは「318iツーリング Mスポーツ」が28.4%、「340i Mスポーツ」が25.2%と、標準グレードの1割前後という水準と比べて突出した強さを見せています。スポーティな外観と充実装備が中古市場でも根強い人気を集めており、長期保有を見据えるほどMスポーツを選ぶメリットが大きくなる傾向にあります。
一方、上級グレードの「M340i xDrive」シリーズも5年落ちで43〜48%と高水準を維持しており、比較的新しい年式での乗り換えを見据えるなら有力な選択肢です。全体として、3シリーズのリセールを重視するなら、年式を問わずMスポーツ系グレードを軸に検討するのがおすすめです。
購入時に意識するポイント

ここでは、 3シリーズを購入する際に意識したい3つのポイントを紹介します。
セダンとツーリングは用途とリセールで選ぶ
3シリーズはセダンだけでなく、荷室の使い勝手に優れたツーリングもラインアップされています。BMWらしいスポーティな走りを楽しみながら、日常の買い物や旅行、アウトドアなどにも対応できるのがツーリングの魅力です。
今回のデータでは、セダンとツーリングの残価率はグレードによって優劣が入れ替わりますが、「M340i xDriveツーリング」は5年落ちで47.8%と、セダンの43.6%を上回る高水準を記録しています。実用性も重視するなら、グレードごとの相場を比較して選ぶとよいでしょう。
パワートレインは使い方に合わせて選ぶ
3シリーズは、ガソリン、ディーゼル、PHEV、高性能な直列6気筒ガソリンまで幅広いパワートレインが用意されています。街乗り中心ならガソリン、長距離移動にはディーゼル、EV走行を活用したいなら330e、走行性能を重視するならM340iがおすすめです。
リセールを重視する場合は、将来の中古車市場での需要も考慮しましょう。今回のデータでは330eの残価率がやや低いため、リセール優先ならガソリン・ディーゼル系が有力です。
M Sportは装備内容まで確認する
3シリーズは、グレードだけでなく装備内容まで確認して購入することが重要です。特に「M Sport」は専用のエアロや内外装を備え、中古車市場でも人気があります。
また、同じM Sportでもメーカーオプションの有無で査定額に差が出る場合があります。運転支援や駐車支援、快適装備など、次の購入者にも評価されやすい装備を選ぶことがリセールを高めるポイントです。
人気カラーと希少カラーを意識する
BMW 3シリーズは、ボディカラーもリセールを左右するポイントです。アルピン・ホワイトやブラック・サファイア、ミネラル・グレーなどの定番色は需要が安定しており、売却時にも評価されやすい傾向があります。
一方、BMW IndividualやMモデル専用の希少カラーは、好みが分かれるものの、ファンから高く評価されるケースもあります。リセール重視なら定番色、個性を重視するなら希少カラーというように、目的に合わせて選びましょう。
3シリーズを高く売るコツ

ここでは 3シリーズを高値で売却するためのポイントを紹介します。
走行距離が増える前に売却する
輸入車は国産車以上に走行距離が査定額に与える影響が大きいといわれています。年間走行距離の目安とされる1万km前後を大きく超えてくると、消耗品の交換時期や将来的な修理リスクが意識され、買取価格が下がりやすくなります。特にBMWなど欧州車は部品コストが高いため、走行距離が伸びるほど買取店側もリスクを見込んだ査定額を提示しがちです。次の車検や大きな節目を迎える前、走行距離が少ないうちに売却を検討することで、より高い評価を得やすくなります。
メンテナンス履歴と純正パーツを残す
3シリーズを長く所有する場合は、年式だけでなく車両状態や整備履歴も査定に大きく影響します。定期点検や消耗品の交換を適切に行い、整備記録簿を保管しておきましょう。
また、社外ホイールなどに交換している場合は、純正パーツも保管しておくのがおすすめです。特にM SportやM340iは純正状態の需要も高いため、売却時に戻せるよう維持しておくと安心です。
複数社で査定を比較する
輸入車は、買取業者の得意分野や販売ルートによって査定額に差が出やすい傾向があります。3シリーズも318i・320iからM340iまで幅広いため、BMWや輸入車を専門に扱う業者にも査定を依頼するのがおすすめです。特に高性能モデルやオプションが充実した車両は、専門業者のほうが魅力を評価してくれる可能性があります。高値売却を目指すなら、複数の業者を比較しましょう。
中古車をお得に購入するなら車の個人売買カババがオススメ!

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まとめ

BMW 3シリーズは、スポーティな走行性能と上質なデザインに加え、セダン・ツーリングやガソリン・ディーゼル・PHEVなど幅広い選択肢が魅力のモデルです。リセールでは「Mスポーツ」系グレードが年式を問わず比較的高い残価率を維持しており、特に「M340i xDrive」は5年落ちでも4割台を維持するなど、上級グレードとしての底堅さが際立っています。一方で、標準グレードやパワートレインによる差も大きいため、将来の売却まで見据えるならグレード選びが重要なポイントとなります。
また、長く所有する場合は走行距離や車両状態、整備履歴も査定額を左右します。将来の売却まで見据えて、自分の用途に合ったグレードやボディタイプを選び、適切なメンテナンスを心がけることが大切です。
今回の記事が、3シリーズの購入・売却を検討している方の参考になれば幸いです。
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BMW 3シリーズ 318i Mスポーツ
車両価格 58 万円
BMW 3シリーズ 320i ツーリング
車両価格 22 万円
BMW 3シリーズ 320i エクスクルーシブスポーツ
車両価格 80 万円
BMW 3シリーズ 325i
車両価格 37 万円
BMW 3シリーズ 330i Mスポーツ
車両価格 280 万円
BMW 3シリーズ 320i
車両価格 170 万円
引用・参考
