
ハイエース バン・ワゴン・コミューターのおすすめグレードは?グレードの違いを徹底比較
ハイエースは、優れた運搬性能を備えており、宅配業をはじめとしたさまざまな業種で、小型貨物車や社用車として高い支持を得ています。その汎用性の高さから、救急車や寝台車、現金輸送車、福祉車両など、特種用途車両のベース車としても多方面で活用されています。また、オートバイやロードバイクの輸送、バニングやキャンピングカーのベース車両としても使用されており、事業用・自家用共にニーズがある車種となっています。
本記事では、ハイエース バン・ハイエース ワゴン・ハイエース コミューターごとのグレードや価格、おすすめグレードをご紹介していきます。
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ハイエースのボディ形状

ハイエースのボディ形状は、4つの要素から選ぶことが可能です。ボディ長は「ロング」と「スーパーロング」、ボディ幅は「標準」と「ワイド」、ルーフ形状は「標準ルーフ」「ミドルルーフ」「ハイルーフ」、そしてフロア形状は「標準フロア」と「ジャストローフロア」から選択でき、使用目的に応じた柔軟な仕様選びが可能です。
ハイエース バンの価格・グレード

ハイエース バンの基本グレードは「DX」と「スーパーGL」の2種類になります。
この2つに加えて、「DX」と「スーパーGL」の中間に位置する「DX“GLパッケージ”」、特別仕様車の「スーパーGL“DARK PRIMEⅡ”」や「スーパーGL“DARK PRIME S”」もラインナップされています。ハイエース バンは、グレードによって標準装備やディーラーオプションなどが違ってきます。ここではハイエース バンの価格やグレード別の違いをご紹介します。
価格
ボディ形式などによって価格は異なりますが、ガソリンは約244万円から、ディーゼルは約328万円からのスタートになります。
「DX」
「DX」は、ハイエース バンの中でも最も基本的なグレードで、荷物の運搬に特化した商用モデルであり、パワーウィンドウやエアコンといった必要最低限の装備を備えています。また、トヨタの先進的な予防安全機能「Toyota Safety Sense」や、滑りやすい路面での走行安定性を高めるVSC&TRCも標準で搭載されています。また燃費は、ガソリンで8.8〜9.4km/Lでディーゼルだと8.1km/L〜12.6km/Lとなります。
「DX“GLパッケージ”」
※「〇」は「GLパッケージ」が選べます。
「DX“GLパッケージ”」は、ベースグレードであるDXを基に、スーパーGLの一部装備を取り入れて内外装を上質に仕上げた仕様です。基本構成はDXと共通しているため、スペックそのものに大きな差はありませんが、見た目や使い勝手の面でワンランク上の快適さが感じられるモデルです。
主な変更点は以下になります。
- カラードバンパー(フロント・リヤ)/メッキフロントグリル
- 電動格納式リモコンドアミラー
- メッキバックドアガーニッシュ
- リヤコンビネーションランプ(クリアレンズタイプ)
- フルホイールキャップ(スチールホイール用ハイグレードタイプ)
- プライバシーガラス(リヤサイド・リヤクォーター・バックドア) など
「スーパー GL」
「DX」と比べ、「スーパーGL」は乗用車としても快適に使用できる仕様となっており、ビジネスはもちろん、プライベートユースにも適したグレードです。
標準装備が充実しているうえ、選択可能なオプションも豊富で、用途や好みに応じたカスタマイズがしやすいのも特長です。
主な変更点は以下になります。
- スマートエントリー&スタートシステム
- リヤシート スライド・リクライニング
- 分割式ヘッドレスト
- リヤクーラー・リヤヒーター。
- メッキアウトサイドドアハンドル(フロント・スライドドア)など
「スーパーGL“DARK PRIME Ⅱ”」
「スーパーGL “DARK PRIME II”」は、「スーパー GL」がベースとなっているため基本的な性能は「スーパーGL」と変わらないです。また、メーカーオプションとして、特別仕様のボディカラー「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」を選ぶことができます。フロントグリル・リヤドアのダークメッキやクリアスモーク仕上げのLEDヘッドランプなどが装備され、大人の品格を感じさせる、個性際立つスタイリングが魅力になっています。
インテリアは、シート表皮がトリコット+合成皮革&ダブルステッチ(ダークグレー)に変更され、4本スポークステアリングホイール(ベゼル付/本革巻き+黒木目マホガニー調加飾)やステアリングスイッチベゼル(ダークシルバー加飾)なども変わっているためより高級感があります。
「スーパーGL“DARK PRIME S”」(2WD・4WD)
エンジンには、2.8Lディーゼルターボ「1GD-FTV」を搭載し、他のグレードと比べて、パワーとトルクがさらに向上しています。最高出力は7PS上昇とわずかですが、最大トルクは30上がっています。さらに、専用のショックアブソーバーを前後に採用し、足回りも「スーパーGL“DARK PRIME S”」用にセットアップされているため、より磨きのかかった走りで、上質かつしなやかな乗り味を体感できます。
内外装は、フロントシートに専用刺繡ロゴ、カーボン調加飾のパワーウインドウスイッチ、プラチナサテンメッキのフロントグリルなどとてもスポーティーな仕様になっています。
2WDと4WDの違いとしては、4WDがディーゼルエンジンのため約130kg重くなり燃費が約万円0.7km/L下がっています。さらに、最小回転半径 が5.0mから5.2m大きくなり、最低地上高が195mmから185mmに低くなっています。
ハイエース バンおすすめグレード

おすすめグレードは、「スーパーGL」になります。ナンバー区分によって、4ナンバー(標準ボディ)と1ナンバー(ワイドボディ)の2種類が用意されています。
家族での使用やレジャー目的なら、2.0Lのガソリンエンジンを搭載し、全幅1,695mmとコンパクトなサイズ感で取り回しのしやすい4ナンバーモデルがおすすめです。
一方で、荷室の広さや走行安定性をより重視するなら、全幅が1,880mmに拡大された1ナンバーのワイドボディ仕様も注目です。こちらは2.7Lガソリンエンジンを搭載しており、よりパワフルな走りが楽しめます。ただし、1ナンバー車は高速道路の通行料金が中型扱いになるほか、維持費も4ナンバー車に比べてやや高めになる点には注意が必要です。
ハイエース ワゴンの価格・グレード

乗用モデルとして高い人気を誇るのが、この「ハイエース ワゴン」です。10人乗りという大容量を活かし、家族でのキャンプや部活動・サークルの遠征など、大人数での移動に最適な一台です。もともと乗用車として設計されているため、ハイエース バンと比較すると快適性が高く、上質な内装も魅力のひとつとなっています。なお、現行モデルではガソリン車のみがラインナップされています。
ここでは、ハイエース ワゴンの価格やグレードの紹介をしていきます。
価格
ボディ形式などによって価格は異なりますが、2WDは約295万円から、4WDは約326万円からのスタートになります
ハイエース ワゴンのグレード
ハイエース ワゴンは「DX」「GL」「グランドキャビン」の3グレードからなり、グレードによってボディ形状が変わってきます。そのため、車両重量や室内寸法にも違いがあるため、グレードを選ぶ際には快適装備の内容だけでなく、諸元の細かな違いにも目を向けてチェックすることが大切です。
「DX」
「DX」は、装備を必要最小限に抑えたエントリーグレードで、価格は2WD:約295万円、4WD:約326万円からになります。必要最低限の装備になっているため、ベースとなる商用バンのニュアンスを感じさせるシンプルさです。しかし、ハイエース ワゴンはキャンピングカーなどへのカスタムベースとしても人気があり、シンプルな装備構成だからこそ、自由にアレンジしやすいのが魅力です。盗難防止システムやダイヤル式のマニュアルエアコンなどが装備されています。
「GL」
「GL」の価格は2WD:約321万円、4WD:約351万円からとなります。プライバシーガラスがリアサイド、リアクォーター、バックドアに採用されるほか、フォグランプやカラードバンパー、メッキパーツ(フロントグリル、ドアハンドル、バックドアガーニッシュ)などが装備され、乗用車らしい上質さがエクステリアに表現されています。
エアコンはプッシュ式のオートエアコンを採用し、インパネのアクセサリーコンセントやスライドドア・バックドアのイージークローザーも標準装備されています。
シートレイアウトについては、「GL」のシート配置は「DX」と異なり、1・2・3列目が2名、4列目が4名の乗車定員となっています。また、「GL」のみ「最後列スペースアップシート」を採用しており、サイド部分にシートを跳ね上げて収納することが可能です。
「グランドキャビン」
「グランドキャビン」の価格は2WD:約375万円、4WD:約406万円からとなります。「DX」や「GL」がロングボディ・ミドルルーフなのに対し、「グランドキャビン」はスーパーロングボディにハイルーフという仕様が大きな特徴で、ハイエース ワゴンの中で最も大きく、車両重量も最も重い仕様となっています。また、全長が長いことから、4列目シートの後方にも荷物を積める荷室スペースがしっかりと確保されており、これは「DX」や「GL」との明確な違いです。装備内容は「GL」とほぼ共通ですが、最後列にスペースアップシートが採用されていない点や、リアクォータートリム部にアクセサリーコンセントが追加されている点など、一部異なる装備も見られます。
ハイエース ワゴンおすすめグレード

ハイエース ワゴンの中でも、最後列シートのアレンジが可能で利便性に優れた「GL」は特におすすめのグレードです。オートエアコンやプライバシーガラスといった実用装備に加えて、アクセサリーコンセントの搭載も嬉しいポイントです。
一方で、広々とした室内空間が魅力の「グランドキャビン」も根強い人気があります。ただし、スーパーロング&ハイルーフ仕様のため車高が高く、道路によっては制限が出る可能性がある点には注意が必要です。それでも、常に9〜10名での乗車が想定される場合や、荷物スペースをしっかり確保したい方には、「グランドキャビン」の快適な空間は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ハイエース コミューターの価格・グレード

ハイエースの3タイプの中で最もボディサイズが大きいのが「ハイエース コミューター」です。最大14人乗りが可能で、幼稚園や保育園の送迎車両として利用されることも多くあります。このモデルは「中型自動車」に区分されるため、運転には中型免許が必要です。
価格
ハイエース コミューターはボディ形などによって価格は異なりますが、2WDは約336万円から、4WDは約386万円からのスタートになります。
ハイエース コミューターのグレード
ハイエース コミューターのグレードは「GL」のみで、2WDのガソリン・ディーゼルと4WDのガソリンが用意されています。
2WDの価格はガソリン:約336万円、ディーゼル:約386万円、4WDはガソリン:約367万円からになります。「ハイエース バン」「ハイエース ワゴン」と同様に「Toyota Safety Sense」を標準装備しており、安全性能にも優れたモデルとなっています。ハイルーフ仕様のため、乗り降りがしやすく、車内での圧迫感も少ないのが大きな魅力です。パワートレインはガソリンとディーゼルの2タイプが用意されており、燃費性能もWLTCモードで8.1〜11.5km/Lと、多人数を乗せるクルマとしては実用的な数値を実現しています。多人数での移動に対応するだけでなく、来客やゲストの送迎にも便利な装備が整っており、快適で使い勝手の良い車内空間が魅力です。
ハイエース コミューターのおすすめグレード

ハイエース コミューターの場合、グレードは1種類のみになるため2WD(ガソリン・ディーゼル)か4WD(ガソリン)のどちらかになります。主な利用状況や走行環境によって異なってくるため、悪路走行や雪道での走行が頻繁にある場合は4WDが、燃費を重視する方には、2WDがおすすめです。
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まとめ

トヨタ ハイエースは、目的に応じて最適なグレードを選ぶことで、長期間にわたって高い満足度を得られる一台です。商用としての信頼性だけでなく、アウトドアやファミリーユースにも適応する万能なクルマです。購入を検討する際は、ボディ形状、エンジン、駆動方式、装備内容をしっかり比較し、自身のライフスタイルに合った一台を選びましょう。
今回の記事が、ハイエースの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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引用・参考
https://autoc-one.jp/buyersguide/5024705
https://www.weins-toyota-kanagawa.co.jp/carlife_support/article/2024_2_15_hiace_darkprime2
https://autonavi.car-mo.jp/mag/category/catalog/grade/hiacewagon
https://toyota.jp/hiacewagon/grade/?padid=from_hiacewagon_top_navi-menu_grade
https://kanagawatoyota.co.jp/business/column/202312-1_hiace
https://toyota.jp/hiacecommuter/grade/?padid=from_hiacecommuter_top_navi-menu_grade