フォレスターのおすすめグレードは?グレート・年式ごとの特徴を解説!

フォレスターは、1997年2月からスバルが製造・販売しているクロスオーバーSUV。発売から25年以上にわたり愛されている、スバルの代表車ともいえる車種です。歴史があるがゆえにさまざまな型式やグレードがあり、違いがよくわからないと頭を悩ませる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、現行フォレスターのグレードや年式別の違いを詳しく解説します。おすすめのグレードも紹介しますので、フォレスターの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

フォレスターのグレードについて解説

現行(2024年3月時点)フォレスターのグレードは全部で7種類です。

2.0L DOHC
直噴+モーター(e-BOXER)
Touring X-BREAK Advance
1.8L DOHC
直噴ターボ “DIT”
SPORT STI Sport

さらに「Touring」の特別仕様車「X-EDITION」、「SPORT」の特別仕様車「XT-EDITION」を合わせた全7種となっています。ここからは、それぞれのグレードについて詳しくご紹介します。

グレード1 Touring

出典:https://www.subaru.jp/forester/forester/

スバルの代名詞となりつつあるパワーユニット「e-BOXER」を搭載しているグレードのなかでも、もっともリーズナブルなのが「Touring」です。手のひらにのるほどコンパクトなモーターが、レスポンスの良い加速を実現。ドライバーのイメージ通りに加減速ができるため、街乗りでも軽快な運転を楽しめます。

また、アイサイトを活用した運転支援も充実しているのも魅力です。衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置のほか、クルーズコントロールなどが標準装備されており、運転に不安がある方でも安心感を持って運転できます。

価格3,069,000円〜エンジン2.0L DOHC 16バルブ
デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
燃費14.0km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

グレード2 X-BREAK

出典:https://www.subaru.co.jp/

e-BOXER搭載グレードのなかも、特にアクティブなモデルが「X-BREAK」です。バンパーにはレッドオレンジの加飾が施されており、ルーフレールが標準装備されています。

また、タイヤはオールシーズンタイヤを採用していたり、荷室に撥水カーゴフロアボードを搭載していたりと、アウトドアレジャーにぴったりのグレードです。

全席シートヒーターや、電動で座席の調整ができる「運転席&助手席8ウェイパワーシート」が標準装備されており、室内での快適性もアップしています。

価格3,300,000円〜エンジン2.0L DOHC 16バルブ
デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
燃費14.0km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

グレード3 Advance(アドバンス)

出典:https://www.subaru.co.jp/

e-BOXER搭載モデルのなかで、最上位モデルなのが「Advance」です。フロントバンパーやサイドクラッディングにシルバー加飾が施されていたり、18インチのタイヤにダークメタリック塗装がされていたりと、重厚感のあるエクステリアになっています。

また、アイサイトセイフティプラスの安全サポート機能が標準装備されているのも特徴。後方の車を検知したり車線の逸脱を抑制したりと、安全なドライブをサポートしてくれます。

価格3,399,000円〜エンジン2.0L DOHC 16バルブ
デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
燃費14.0km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

グレード4 SPORT(スポーツ)

出典:https://www.subaru.co.jp/

1.8L直噴ターボエンジンを搭載している「SPORT」。低回転域から一気に300N・mの高トルクを発生させる、手ごたえのある加速感を堪能できるのが魅力です。

力強い走りに負けないよう、内外装もスポーティーに仕上げられているのが特徴。ホイールにダークメタリック塗装の18インチのオールシーズンタイヤを採用したり、シルバー加飾やブラック塗装が施されていたりと、気分の上がるエクステリアになっています。

また、シートは滑りにくい「ウルトラスエード(本革)」を使用。ドライバーの体をホールドし、悪路でも快適なドライブを実現しています。

価格3,465,000円~エンジン1.8L DOHC
直噴ターボ “DIT”
燃費13.6km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

グレード5 STI Sport

出典:https://www.subaru.jp/forester/forester/

力強い走りとスポーティーな外観を一層楽しみたい方向けのグレードが「STI Sport」です。サスペンションに専用ダンパーを採用し、段差の縦揺れのほかカーブでの横揺れも抑制するのが特徴。悪路も思い通りに走行できるのが魅力です。

エクステリアにはブラックパーツを積極的に採用し、スポーティーさのなかに無骨さを表現。インテリアはブラック×ボルドーで統一されており、ラグジュアリーな仕様になっています。

価格3,740,000円~エンジン1.8L DOHC
直噴ターボ “DIT”
燃費13.6km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

グレード6 X-EDITION

出典:https://www.subaru.jp/forester/forester/

「Touring」をベースに、さらにSUVらしさをプラスした特別仕様車「X-EDITION」。18インチタイヤやルーフレールのほか、幾何学テクスチャーの無機塗装ブラックを要所要所にあしらい、重厚感のあるエクステリアに仕上げています。

シートに撥水ファブリック素材が使用されていたり、荷室に撥水カーゴフロアボードが採用されたりしているのも特徴。スバルをアクティブに乗りこなしたい方におすすめのグレードです。

価格3,377,000円〜エンジン2.0L DOHC 16バルブ
デュアルAVCS 直噴+モーター(e-BOXER)
燃費14.0km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

グレード7 XT-EDITION

出典:https://www.subaru.co.jp/

ターボエンジン搭載グレード「SPORT」の特別仕様車「XT-EDITION」。X-EDITION同様にブラック装飾を効果的にあしらい、精悍な表情に仕上げているのが特徴です。メタリック塗装の18インチホイールが輝きを放っています。

アイサイトコアテクノロジー・アイサイトセイフティいずれも標準装備となっており、安全性能機能も充実。パワフルな加速をSUVでガッツリ楽しみたい方におすすめのグレードです。

価格3,465,000円~エンジン1.8L DOHC
直噴ターボ “DIT”
燃費13.6km/L(WLTCモード)駆動方式AWD

フォレスターのおすすめグレードは「Advance」

フォレスターのおすすめグレードはAdvanceです。e-BOXER搭載モデルのなかでも最高級モデルであるAdvanceは、内外装はもちろん、安全性能も充実しているため、現行フォレスターを存分に堪能できるグレードといえます。Touringに比べると30万円以上高くなりますが、その価値は十分にあるといえるでしょう。

一方で、運転に自信のある方や、シンプルな装備で十分という方は、Touringも見逃せません。シンプルな装備なので、オプションをつけて自分好みにカスタマイズしたい方にもおすすめです。

フォレスターの歴代代表モデル3選

ここからは、フォレスターの歴代代表モデルをご紹介します。現行型でもある「SK型(2018年~)」「SJ型(2012年~)」「SH型(2007年~)」の3型の特徴や違いを見ていきましょう。

2018年~ SK系

5代目フォレスターとなる「SK系」。現行型もSK系に該当します。前モデルから全面新設計され、車体も大型化されました。室内も広くなっており、後席の足元スペースにも余裕がうまれています。

いまではおなじみの「e-BOXER(ハイブリッド)」が採用されたのもSK系からです。マイルドハイブリッドながら燃費性能は向上しており、現行型ではエコカー減税適用車となりました。

初期モデルではターボエンジンが廃止されていましたが、後期モデルではターボエンジン搭載車が復活しており、走行性も好みに合わせて選べるようになっています。

2012年~ SJ系    

4代目フォレスターとなる「SJ系」。SUVの本質的な価値にこだわり、車体を大型化するとともに、スバル独自のシンメトリカルAWDによる走行安定性を実現。いまではおなじみの「アイサイト」も搭載され、安全性能もグッと向上しました。

また、ターボエンジンには「新世代BOXER直噴ターボ”DIT”(FA20型)」を採用し、歴代最大の出力を実現したのも特徴です。

2007年~ SH系

3代目フォレスターである「SH系」。先代モデルよりもボディサイズが大型化され、よりSUVらしい見た目にモデルチェンジしました。一方、小回りのよさにもこだわっており、タイヤの切り角を増やすことで従来比-0.1cmという取り回しのよさを実現しました。

また、ボディサイズの拡張に伴い、室内空間やラゲッジスペースが拡大されたのも特徴です。駆動方式は4WDのみとなり、アウトドアレジャーに特化させたモデルへと昇華しました。

フォレスターのおすすめモデルは「SK系」

フォレスターのおすすめモデルは、デザイン・走行性能・安全性の三拍子がそろった「SK系」です。燃費性能・エコカー減税にこだわるならe-BOXER、パワフルな走りを楽しみたいならターボエンジンと、走りにこだわりのある方も満足のいくラインナップとなったのも魅力でしょう。

一方で、車体価格を抑えたい方はSJ系が狙い目です。後期モデルでも100万円前後から出回っており、購入しやすい価格帯となっています。10年以上前の型ですがSUVらしいエクステリアになっており、アイサイト搭載で安全性能も前モデルより向上しています。

フォレスターの中古車を買うなら

フォレスターの中古車を購入するなら、カババでの購入がおすすめです。カババでは、現行モデルはもちろん、SK系の前期モデルからSJ系まで、さまざまなモデルを取り扱っています。

また、個人売買のフリマサービスのため、中間マージンや消費税がかからず、お得に購入できるのもメリットです。商品は随時更新されるため、コンスタントにチェックしてみてください。

まとめ

フォレスターのおすすめモデルは、やはり現行のSK系でしょう。フォレスターを存分に堪能したいのであれば、現行モデルの「Advance」グレードがおすすめです。内外装のクオリティの高さはもちろん安全性能にも磨きがかかっており、さらに快適なドライブが楽しめるようになっています。

一方で、車体価格を抑えるのであれば、現行の「Touring」を検討したり、前モデルの「SJ系」を狙ったりするのも一手です。それぞれのメリットをよく考慮しつつ、お得にフォレスターを購入してください。