ノートの燃費はどのくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較で徹底解明!

安全性能の高さや小回りの利くサイズ感が人気の日産 ノート。現行モデルにはe-POWERが標準搭載されており、電気自動車のようなスムーズな走行も楽しめるようになっています。一方で、気になるのが燃費性能ではないでしょうか。

そこで本記事では、日産自動車が販売しているコンパクトカーであるノートの燃費性能を紹介します。また、ライバル車との燃費比較も行っているため、ノートの購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ノートの燃費の特徴とは?

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html 

現行のノートには、エンジンで発電した電力によって走行用モーターを駆動する「e-POWER」が搭載されています。e-POWER車はガソリンではなくモーターでタイヤを動かせるため、高い燃費性能を誇ります。

滑らかで静かな走行、追い越しや発進で力を発揮するパワフルな加速力といった、電気ならではの走行感を楽しめるのもノートならでは。ガソリンで発電しながら走行するので、充電が必要ない点も魅力です。

① ノートのカタログ燃費

車の燃費を知りたい場合は、カタログ燃費を参考にしましょう。カタログ燃費はメーカーで発表している公式な燃費で、ホームページやカタログで確認できます。

ノートのカタログ燃費は、以下の表のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
ノートX2WD28.4km/L
X FOUR4WD23.8km/L

ノートは2WDのグレードでは28.4km/L、4WDのグレードでは23.8km/Lと、どちらの燃費も20km/Lを超えており、優れた燃費性能を備えているとわかります。

4WDは車両重量が重くなるため、燃費が悪くなるのが一般的です。しかし、ノートはe-POWERのおかげで4WDでも高い燃費性能を誇っています。

雪が降る地域にお住まいの方やより高い走行性能を求める方など、4WD車の購入を考えている方にも、ノートはおすすめの車です。

② ノートの実燃費

カタログ燃費よりもよりリアルな燃費性能を知りたい場合は、実燃費を調べるのがおすすめです。実燃費とは、実際に公道で計測した燃費のことです。

一定の条件下で燃費を計測するカタログ燃費よりもリアルな数値を確認できるため、車を購入する際は実燃費も調べておくとよいでしょう。

さまざまな車の実燃費やクチコミを掲載している「e燃費」を参考に、ノートの実燃費を見ていきましょう。

型式駆動方式実燃費
E132WD21.33km/L
SNE134WD18.34km/L
※2023年11月21日時点

ノートの実燃費はカタログ燃費よりも劣りますが、ほかの車でも実燃費は低く出る傾向にあります。そのため、ノートの実燃費に問題があるわけではありません。

また、カタログ燃費よりも下がっているとはいえ、2WDでは20km/Lを超えているため、ノートの燃費は十分な性能です。

ノートとライバル車の燃費を比較

ノートはカタログ燃費なら2WDと4WDの両方で20km/Lを超える燃費性能を誇ります。しかし、車を購入するときに知りたいのは、他車との比較ではないでしょうか。

続いては、日産ノートのライバル車である「トヨタアクア」「トヨタヤリス」「ホンダフィット」の3車とノートの燃費性能を比較していきましょう。

トヨタアクア

引用元:https://toyota.jp/aqua/

アクアは、トヨタ自動車が販売するハッチバック型のハイブリッド車です。コンパクトな車体にもかかわらず、室内はワイドで広々とした空間を備えています。

また、ハイブリッドシステムとダイナミックフォースエンジンによって、パワフルな走りと低燃費を実現しているのも魅力です。

そんなアクアとノートの燃費を比較してみました。

グレード駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
ノートX2WD28.4km/L
X FOUR4WD23.8km/L
アクアZ・G2WD33.6km/L
4WD30.0km/L
X2WD34.6km/L
4WD30.0km/L
B2WD35.8km/L
4WD30.1km/L

ノートとアクアの燃費性能を比較すると、アクアの方が高い燃費性能を誇ることがわかります。ほとんどのグレードがカタログ燃費で30km/Lを超えており、ノート以外の車と比較してもトップレベルの燃費性能です。

決してノートの燃費が悪いわけではありませんが、燃費を最優先で考えたい方にとっては、アクアは魅力的な選択肢となるでしょう。

トヨタヤリス

引用元:https://toyota.jp/yaris/?padid=from_carlineup_y

ヤリスはトヨタ自動車が製造・販売している車で、車種はコンパクトカーに分類されます。初代から3代目までは「ヴィッツ」の名称で販売されていましたが、4代目のモデルからはヤリスの名称で統一されました。

高度運転支援やステアリングサポートなど、豊富な安全性能によって、安心して運転できるのが魅力です。また、電気系・機械系の損失を大幅に減らしたことにより、高い燃費性能を実現しています。

そんなヤリスとノートの燃費を比較した表は以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
ノートX2WD28.4km/L
X FOUR4WD23.8km/L
ヤリスX
(ハイブリッド)
2WD36.0km/L
4WD30.2km/L
G
(ハイブリッド)
2WD35.8km/L
4WD30.2km/L
Z
(ハイブリッド)
2WD35.4km/L
4WD30.2km/L

ノートと比較しても、ヤリスの燃費性能は優れていることがわかります。そのため、より燃費性能に優れた車を探している方は、ヤリスも有力な選択肢となり得るでしょう。

ホンダフィット

引用元:https://www.honda.co.jp/Fit/

フィットはホンダが製造・販売しているハッチバック型の小型乗用車です。日本語で「ぴったり」の意味を持つ英語のフィットが由来となっており、その名のとおりコンパクトカーとは思えないほどの広々とした室内空間が特徴です。

後部座席にもゆとりがあり、コンパクトカーながらゆったりとくつろげます。フィットはハイブリッドシステムである「e:HEV」を導入しており、優れた燃費性能と快適な加速を実現しています。

そんなフィットとノートの燃費を比較した表は以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
ノートX2WD28.4km/L
X FOUR4WD23.8km/L
フィットe:HEV BASIC2WD30.2km/L

フィットはハイブリッドシステムを導入しているe:HEV BASICは、30km/Lを超える優れた燃費性能を誇ります。ノートとフィットはいずれも燃費が良い車といえるでしょう。

ノートの走行性能・乗り心地は?

ノートは燃費性能に優れた車ですが、実際に運転するなら走行性能や乗り心地も大切です。続いては、ノートの走行性能や乗り心地について確認していきましょう。

快適な走行

ノートの特徴は、モーターによる「ダイナミックな加速」と「静かな室内空間」です。モーターの高い瞬発力により、パワフルでスムーズな加速を体感できるのが魅力。アクセルの踏み増しにもレスポンスよく反応し、快適な加速を実現しています。

また、ボディの要所に遮音対策が施されており、エンジンノイズやロードノイズが車内に響きにくいのも特徴です。モーターのみの走行と相まって、静かな室内空間を実現しています。

優れたアシスト機能

現行のノートは、自動車安全性能JNCAP最高評価「ファイブスター賞」を獲得しています。注目の機能は、「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」。各種センサーが運転操作や車速を検知してブレーキ圧やモーターの出力を制御し、悪路やコーナリングでの横滑りを軽減します。

また、ナビリンク機能付きのプロパイロット機能(オプション)も特徴的です。標識を検知して設定車速を変更したり、カーブに合わせて減速したりする新機能が搭載されています。

さらに、小回りの利くハンドリングも魅力の一つ。ノートは運転初心者や運転に苦手意識を持っている方にもおすすめです。

ノートの中古車ならカババ

ノートを安く購入したいと考えている方は、新車よりも中古車がおすすめです。自動車フリマサービス「カババ」なら、個人売買で車を購入できるため、消費税や中間マージンの負担を抑えて購入できます。

まとめ

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html

今回は日産ノートの燃費性能について紹介しました。e-POWERが搭載されているノートは、優れた燃費性能を備えたコンパクトカーです。車体価格もリーズナブルなため、コストを抑えて車を所持したい方にぴったりです。

また、エンジンの静音性が高かったり、スムーズな加速ができたりするのも魅力の一つ。安全性能も申し分なく、誰でも快適なドライブが行えます。

カババならほかの販売店よりも安価でノートを購入できます。気になる方は、ぜひカババからノートの中古車を探してみてください。