【アウディの中古車】おすすめ車種ランキング!

高級感のある独特なデザインと、技術力による性能の高さが魅力のアウディ車。価格帯としては高級ラインが中心ですが、中古車であれば国産車と変わらない価格のモデルもあります。憧れのアウディオーナーになるのも、夢ではありません。 そこで、中古車のおすすめモデルを、アウディの歴史とともに詳しくご紹介します。

アウディについて

ドイツの自動車メーカーアウディは、1900年代初頭にアウグスト・ホルヒによって創業されました。アウグスト・ホルヒは1899年に1度自動車メーカーを創立しますが、1909年に役員会の対立で会社を追われます。そして、1910年に再興した、新たな会社が現在のアウディの起源です。なお、自身の名前でもある「ホルヒ」というドイツ語で「聞く」を意味する名称は、最初に作った会社で商標権によって保護されていました。そこで、同じく「聞く」という意味のラテン語、「アウディ」を社名にしたのです。

その後1932年に、「アウディ」「ホルヒ」「DKW」「ヴァンダラー」の自動車メーカー4社による連合が設立されます。「Auto Union AG」と名付けられ、このとき参画した4社の結束を表すために作られたのが、4つの輪が重なるエンブレムです。

さらに、1965年にフォルクスワーゲンの子会社になり、現在のアウディに至ります。

アウディ車の特徴について

アウディ車最大の特徴は、「クアトロ」と呼ばれる4輪駆動システムです。1980年3月にジュネーブモーターショーで発表されたクアトロは、アウディの高い技術力を世界に示すきっかけになりました。

クアトロ以前の4輪駆動車は、オフロードを中心とした悪路を走破するためのものでしたが、アウディはスポーツカーの世界に持ち込みます。その実力はWRC(世界ラリー選手権)で証明され、アウディを世界ブランドに押し上げました。

アウディ車のもう1つの特徴は、独特の丸みのあるボディラインです。デザインに曲線を取り入れると野暮ったくなることもありますが、アウディの作る車は全く逆の印象を与えます。先進性やスポーティーさといった、まさにアウディのブランドを象徴するデザインです。

アウディのおすすめ中古車ランキング

1位 A5スポーツバック

A5スポーツバックは、洗練されたデザインが特徴の5ドアファストバックモデルです。ボンネットから自然に流れる低いルーフラインが、スポーティーさを演出しています。一方で、5ドアボディによって使い勝手の良さも両立。スタイリッシュながら、日常使いもできる1台です。

現行型のエンジンは全グレードでマイルドハイブリット方式を採用し、ターボ付きの直列4気筒2.0Lエンジンです。また、最上位グレードを除くすべてのグレードでクリーンディーゼルエンジンを採用し、省燃費性に加えて軽油を使用するためガソリン代自体も節約できます。一方、唯一の無鉛プレミアムガソリン仕様の最上位グレードでは、最高出力265PS、最大トルク37.7kgf・mを発揮。アウディらしい加速感とパワフルな走りを味わえます。

A5スポーツバック最大の特徴は、アウディの代名詞でもある4輪駆動システム「クアトロ」が搭載されているグレードがラインナップされている点です。路面状況に応じてフロントとリアに的確にトルクを配分し、安定感のある路面に吸い付くような走りを楽しめます。

内装はスポーツモデルらしい先鋭的なデザインとしつつも、プレミアムカーにふさわしい高級感を高次元で融合。ステアリングホイールに配された各種ボタンによって、運転中の操作性も抜群です。

WLTCモードの燃費は、グレードによって12.7km/L〜17.1km/Lです。最上位モデルこそ12.7km/Lですが、下位モデルでは17.1km/Lの低燃費を実現しているうえ使用燃料は軽油のためランニングコストを抑えられます。

中古車価格は、44.8万円~718.8万円ほどです。年式、グレードによって大きく価格が違うため、A5スポーツバックの中古車を購入する際は仕様をしっかりと確認してください。

グレード45 TFSI quattro S line35 TDI advanced
駆動方式quattro(4WD)FWD(2WD)
エンジン直列4気筒DOHCターボ
排気量(cc)1,9841,968
最高出力(PS)265163
最大トルク(kgf・m)37.738.7
WLTCモード燃費(km/L)12.717.1
燃料無鉛プレミアムガソリン軽油
サイズ(全長✕全幅✕全高)4,765✕1,845✕1,390
※最上位と最下位グレードのみ記載

2位 A3スポーツバック

A3スポーツバックは、手軽にアウディの良さを体感できる5ドアハッチバックモデルです。日常使いを強く意識したモデルですが、グレードによってはアウディの象徴「クアトロ」も搭載されています。一方で、マイルドハイブリッドを多くのグレードで採用し、省燃費性に優れたモデルが数多く展開されているのもA3スポーツバックの特徴です。

外観の印象は、コンパクトながらアウディらしさを感じる気品ある佇まいにまとめられています。大きく角張ったフロントバンパーや大型のシングルフレームグリルによって、低くワイドなイメージを強調。ボディサイドの引き締まったラインとリアスポイラーへの伸びやかなルーフラインのコントラストによって、車格以上の高級感を演出しています。

内装は視認性の高いメーターディスプレイや運転席側に傾けられたセンターコンソールなど、ドライバーの視線の移動を最小限にとどめる工夫がこらされています。また、思いのほか広い車内空間は、質感の違う素材を組み合わせることでより上質に仕上げられているのが印象的です。

燃費は、WLTCモードで13.5〜17.9km/Lに抑えられているため、ガソリン代を気にすることなく日常の足として使えます。

気になる中古車価格は、28万円~513万円ほどです。年式の新しい上位モデルになるとやや高額にはなるものの、モデルによっては国産車のコンパクトカー程度の値段で購入できるものもあります。

グレード40 TFSI quattro S line30 TFSI
駆動方式quattro(4WD)FWD(2WD)
エンジン直列4気筒DOHCターボ直列3気筒DOHCターボ
排気量(cc)1,984999
最高出力(PS)190110
最大トルク(kgf・m)32.620.4
WLTCモード燃費(km/L)13.517.9
燃料無鉛プレミアムガソリン
サイズ(全長✕全幅✕全高)4,350✕1,815✕1,435
※最上位と最下位グレードのみ記載

3位 Q2

Q2は、コンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。日本国内でも取り回しのしやすいサイズ感ながら、プレミアムSUVとしての上質さもしっかりと盛り込まれています。

ボディデザインは、アウディらしい丸みを取り入れつつもダイナミックでエッジの効いたスタイリングが特徴です。やや下部が張り出したデザインのボディサイドのラインとホイールアーチやサイドシル下部の樹脂パーツによって、SUVらしい力強さを強調しています。

内装は車の姿勢を把握しやすい水平基調のダッシュボードとし、機能的かつシンプルに操作ボタンが配置されSUVとしての車のアイデンティティを主張。一方で、前後席ともにヘッドクリアランスを十分に確保し、市街地のドライブでもゆったりと過ごせます。

また、リアシートは分割可倒構造になっているため、乗員数と用途に合わせてシートアレンジも自在です。通常時でも405Lを誇るラゲッジスペースですが、後席を全て倒すことで最大1,050Lにまで拡大できます。

グレードラインナップは、都市型SUVというコンセプトを反映して全グレードFWDのみを設定。一方で、燃費面では15.8〜17.8km/Lと、全グレードで15km/L以上の省燃費性能を実現しています。

中古車価格は174.1万円~480万円と、比較的お手頃な価格です。代名詞の「クアトロ」は搭載されていませんが、手軽にアウディの質感と走りを楽しみたい方におすすめします。

グレード35 TFSI S line35 TDI advanced
駆動方式FWD(2WD)
エンジン直列4気筒DOHCターボ
排気量(cc)1,9841,968
最高出力(PS)150150
最大トルク(kgf・m)25.534.7
WLTCモード燃費(km/L)15.817.8
燃料無鉛プレミアムガソリン軽油
サイズ(全長✕全幅✕全高)4,205✕1,795✕1,5204,200✕1,795✕1,530
※最上位と最下位グレードのみ記載

4位 A4 allroad quattro

A4 allroad quattroは、高い悪路走破性を誇る本格クロスオーバーSUVです。アウディを象徴する4輪駆動システム「クアトロ」の利点を最大限発揮します。

外観上の特徴は、樹脂製のブリスターフェンダーやボディ下部のアンダーガードといったオフロード走行を強く意識した装備です。一方で、しなやかさを感じさせる伸びやかなボディラインやクロームメッキ処理された垂直バーが特徴の専用グリルには、アウディ独特の高級感があり市街地の風景にも違和感なく溶け込みます。

また、数々のレーダー、センサー、カメラによる先進の安全装備を備えているため、日常的な使用でも安心です。先進装備で事故の防止やドライバーの運転負荷を軽減してくれる点は、あくまでもクロスオーバーSUVという車のコンセプトを反映したものでしょう。

内装は3分割構造のリアシートによって、最大1,495Lもの大容量のラゲッジスペースを実現。本格的なアウトドアでも、制限なくゆとりをもって楽しめるはずです。

中古車価格は、55万円~714.9万円とかなり幅広くなっています。A4 allroad quattroは、ヘビーユース目的で乗られていた車両もあるため、中古車購入の際は車の状態を十分確認して購入しましょう。

グレードallroad quattro
駆動方式quattro(4WD)
エンジン直列4気筒DOHCターボ
排気量(cc)1,497
最高出力(PS)265
最大トルク(kgf・m)37.7
WLTCモード燃費(km/L)12.5
燃料無鉛プレミアムガソリン
サイズ(全長✕全幅✕全高)4,760✕1,845✕1,490

5位 Q8

Q8は、アウディの最上位クラスのクロスオーバーSUVです。腰高な印象になりがちなSUVですが、アウディらしいクーペスタイルのデザインでスタイリッシュに仕上げられています。マイルドハイブリッドと組み合わせられた上位グレードのターボ付きV型6気筒3.0Lエンジンは、最高出力340PS、最大トルク51 kgf・mを発揮。4輪駆動システム「クアトロ」の利点を活かして、大柄なボディのQ8を力強くドライブします。

わずかに張り出したブリスターフェンダーと鍛え抜かれた身体を連想させるたくましいボディラインは、SUVとしての風格を感じさせます。一方で、アウディらしい丸みと抑揚のあるボディサイドのデザインは都会的な雰囲気を感じさせ、プレミアムカーであることを主張。クロスオーバーSUVとして究極の形ともいえるエクステリアが、見る者に強い印象を残します。

内装は車両姿勢の把握とよりゆとりのある空間に感じさせるため、水平基調のダッシュボードを採用。タッチパネル式高解像度モニターでの各種機能の操作を実現し、ボタンやスイッチ類を極力少なくしています。各部の質感が高いことはもちろん、色合いを自由に選べるマルチカラーアンビエントライティングによって室内空間をさらに魅力的に演出。高音質オーディオも備え、まるで高級ラウンジのような居住性を実現しています。

中古車価格は、550.5万円~1,126.1万円の範囲です。アウディのクロスオーバーSUVとしてフラッグシップモデルだけあり、中古車でもそれなりの価格がつけられています。しかし、年式や走行距離などの条件によっては国産高級車並みの金額で購入できる車もあるため、じっくりとお買得車を探しましょう。

グレード55 TFSI quattro50 TDI quattro
駆動方式quattro(4WD)
エンジンV型6気筒DOHCターボ
排気量(cc)2,9942,967
最高出力(PS)340272
最大トルク(kgf・m)5161.2
WLTCモード燃費(km/L)9.511.5
燃料無鉛プレミアムガソリン軽油
サイズ(全長✕全幅✕全高)4,995✕1,995✕1,6904,995✕1,995✕1,705
※最上位と最下位グレードのみ記載

6位 R8 Coupe

R8 Coupeは、アウディ車を紹介するうえで外せないモデルです。モータースポーツの世界で鍛え上げたエンジンと磨き抜いた空力性能で、他を寄せつけないパフォーマンスを発揮します。ミッドシップに搭載されたV10エンジンは、4WDシステム「クアトロ」によってポテンシャルを最大限発揮。アウディらしいスポーティなエクステリアに見合う、最高の走りを楽しめます。

まず、立体的なハニカムメッシュデザインのグリルを中心に、躍動感のあるスポーツカーらしいワイド&ローデザインのフロントフェイスが印象的です。さらに、グリル上部には、アウディ伝説のレースカーAudi Sport quattroをモチーフにデザインされた3分割のエアインレットを配置。過去モデルへのリスペクトも表現されています。

一方で、空力特性を考慮したボディ全体は、シンプルなアウディらしいラインが特徴です。スポーツカーにありがちな華美な造形はなく、高い走行性能とは裏腹にむしろエレガントな印象すら与えます。

文字通り心臓部といえるミッドシップに収まる、最高出力620PS、最大トルク59.1kgf・mを誇るV型10気筒5.2LエンジンがR8 Coupeが特別な車であることの最大の証です。クアトロシステムによってハイパワーを余すことなく路面に伝え、停止状態からわずか3.1秒で100km/hに到達という驚異的な加速力を発揮します。

内装はドライバーの昂揚感を大切にした、まさにコックピットと呼ぶにふさわしいデザインです。バケットシートに身体を沈め、目の前の12.3インチ大型液晶メーターパネルに映し出されるインフォメーションを見るだけで、R8 coupeの魅力を感じられるでしょう。

中古車価格は、593.5万円~2,697.9万円とアウディのフラッグシップカーだけあってかなり高額です。しかし、年式によっては、十分手の届く金額の車体もあります。R8でしか味わえないアウディの魅力を、ぜひ感じてみてください。

グレードCoupe V10 performance 5.2 FSI quattro S tronic
駆動方式quattro(4WD)
エンジンV型10気筒DOHC
排気量(cc)5,204
最高出力(PS)620
最大トルク(kgf・m)59.1
WLTCモード燃費(km/L)非公表
燃料無鉛プレミアムガソリン
サイズ(全長✕全幅✕全高)4,430✕1,940✕1,240

女性向けのアウディおすすめ車種

女性におすすめのアウディ車は、A1スポーツバックです。取り回しのしやすいコンパクトなボディながらデザインから性能面まで妥協なく作り込まれていて、アウディらしさを存分に味わえます。

大型のエアインレットまで備えるワイド&ローのフロントエンドが、他のコンパクトカーとの圧倒的な存在感の違いを主張。適度に丸みのある伸びやかなボディラインは、実際よりも車体を優雅に演出しています。

インテリアは、機能的でシンプルにまとめられつつも、アウディ車としての高級感も損なわれていません。また、ドライバーを中心に操作パネルが配され、バーチャルコックピットと呼ばれるメーター液晶画面も含めて、運転に集中しながらさまざまな操作を行えるようになっています。

また、フロントシートはもちろん後席の居住性も十分確保されているため、使用場面や状況を選びません。さらに、リアシートを格納して荷室を大きく拡張できるようになっている点も、日常使いの1台としておすすめしたいポイントです。

A1スポーツバックの中古車価格は、35万円~385.1万円ほどです。高年式車になると少々高額にはなりますが、中心価格帯は国産コンパクトカーとほぼ変わりません。人とは違うコンパクトカーに乗りたい方は、ぜひA1スポーツバックを検討してみてください。

アウディのおすすめ中古車をお得に買うならカババ

アウディのようなプレミアムカーを購入するなら、中古車個人売買サービスのカババがおすすめです。高級志向の外国車の場合、もともとの販売価格が高く中古車業者で購入するとその分中間マージンも多く乗せられてしまいます。しかし、あくまでも個人売買サービスのカババなら、中間マージンが不要なためお得な価格で購入できます。

また、外国車を購入する際は故障やメンテナンスが気になるところですが、プロによる査定や保証プランも充実しているカババなら安心です。

まとめ

高い技術力に裏打ちされた先進性と走行性能、更にプレミアム感が魅力のアウディ車。しかし、新車で購入するとなると性能が高い分、価格も高額になってしまいます。そこで、おすすめしたいのが中古車での購入です。

もともと価格の高い車のため大切に乗られていることも多く、中古車でもアウディの魅力は色褪せません。また、アウディ車は日本国内でも人気が高いため流通量が多く、車種によってはかなりお得な価格で中古車を入手できることもあります。