マツダ CX-3の燃費はどのくらい?燃費以外の魅力も解説

CX-3は、スタイリッシュなデザインと機能性を持ち合わせたマツダのクロスオーバーSUVです。狭い道でも小回りが利くコンパクトな車体によって、快適な運転を実現しています。 

本記事では、CX-3の燃費性能について詳しく解説します。運転サポート機能や荷室空間の広さなど、燃費以外の魅力についても触れていますので、マツダ CX-3の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。 

マツダ CX-3とは?どんな特徴がある車?

マツダ・CX-3は、マツダが製造・販売しているクロスオーバーSUVです。2015年の2月27日に初代が発売されました。躍動感と生命力を感じさせる魂動デザインによる、スタイリッシュでクールな外観が特徴です。 

CX-3には豊富なグレードが用意されており、それぞれで装備や内装が異なり、希望に合わせた柔軟な選択ができます。また、エンジンはガソリンエンジンとクリーンディーゼルエンジンの2種類あり、こちらも用途に合わせて選択できます。 

さらに、コンパクトながら広々とした荷室空間も備えているのも大きな魅力。運転サポート機能の充実や快適なコックピットなど、CX-3は見た目だけでなく機能面でも魅力のある車だといえます。 

CX-3のカタログ燃費はどのくらい?

CX-3のカタログ燃費は、以下のとおりです。 

グレード駆動方式燃費(WLTCモード)市街地モード郊外モード高速道路モード
15S2WD17.0km/L14.4km/L17.2km/L18.3km/L
4WD15.7km/L13.3km/L16.2km/L16.7km/L
XD2WD20.0km/L16.8km/L20.0km/L22.2km/L
4WD19.0km/L16.0km/L19.1 km/L20.9km/L
XD Touring2WD23.2km/L21.3km/L23.5km/L24.4km/L
4WD21.2km/L19.7km/L21.6km/L22.0km/L

全体を通して低燃費であることがわかります。特に、ディーゼルエンジンであるXD(2WD)の燃費(市街地モード)は20km/Lを超えており、非常に低燃費です。 

CX-3の実燃費はどのくらい?

続いては、さまざまな車の実燃費を掲載しているサイト「e燃費」を参考に、CX-3の実燃費を確認してみましょう。 

実燃費とは、実際の公道で計測した燃費のことです。メーカーが公表しているカタログ燃費よりもリアルな数値が参照できるため、車を購入する際の大きな判断材料となります。 

グレード駆動方式実燃費
15S2WD11.78km/L
4WD14.93km/L
<2023年9月22日時点> 

カタログ燃費との比較は以下の表のとおりです。 

グレード駆動方式カタログ燃費実燃費
15S2WD17.0km/L11.78km/L
4WD15.7km/L14.93km/L
<2023年9月22日時点> 

15Sのグレードの実燃費は2WD、4WD共にカタログ燃費よりも劣るとわかりました。ただし、実燃費は走行環境や走行の仕方によって大きく変動します。なるべく燃費を良くしたいのであれば、急ブレーキや急発進を避け、安全運転を心がけることがもっとも大切です。 

CXシリーズの燃費と比較

CXシリーズは見た目や大きさだけでなく、燃費性能も異なります。続いては、CXシリーズの中でも人気の高い「CX-3」「CX-8」「CX-5」「CX-30」の燃費性能を比較してみましょう。 

シリーズグレード駆動方式燃費(WLTC)
CX-315S2WD17.0km/L
4WD15.7km/L
XD2WD20.0km/L
4WD19.0km/L
XD Touring2WD23.2km/L
4WD21.2km/L
CX-825S2WD12.4km/L
4WD12.2km/L
25T2WD12.0km/L
4WD11.6km/L
XD2WD15.8km/L
4WD15.4km/L
CX-520S2WD14.6km/L
4WD14.0km/L
25S2WD13.8km/L
4WD13.0km/L
CX-3020S2WD16.2km/L
4WD15.5km/L
XD2WD19.5km/L
4WD18.7km/L

CX-3を含めた4シリーズで比較してみましたが、CX-3が一番燃費性能に優れるとわかりました。コンパクトで燃費性能の良いCX-3は、3〜4人家族で、頻繁に車に乗る方にぴったりだといえます。 

CX-3とライバル車の燃費を比較

CX-3は、同じCXシリーズと比較しても燃費性能に優れることがわかりました。それでは、他社のライバル車と比較するとどうでしょうか。 

続いては、CX-3のライバル車である「ホンダ ヴェゼル」「トヨタ C-HR」「日産 キックス」の3車と比較してみましょう。 

ホンダ・ヴェゼル

引用元:https://www.honda.co.jp/VEZEL/ 

ホンダのヴェゼルは、ホンダが製造・販売する小型のSUVです。3代目フィットを基に開発され、初代は2013年に発売されました。シンプルながら、SUVの力強さを感じさせる外観に目を奪われます。 

ヴェゼルとCX-3の燃費を比較した表は、以下のとおりです。 

シリーズグレード駆動方式燃費(WLTC)
CX-315S2WD17.0km/L
4WD15.7km/L
XD2WD20.0km/L
4WD19.0km/L
XD Touring2WD23.2km/L
4WD21.2km/L
ヴェゼルe:HEV X2WD25.0km/L
4WD22.0km/L
e:HEV Z2WD24.8km/L
4WD22.0km/L
e:HEV PLaY2WD24.8km/L
G2WD17.0km/L
4WD15.6km/L

同じガソリン車であるCX-3の15SとヴェゼルのGを比較すると、両車ともに大きな燃費の差はありません。CX-3とヴェゼルは、どちらも燃費性能の優れている車といえるでしょう。 

トヨタ C-HR

引用元:https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-CHR/

トヨタのC-HRは、トヨタ自動車が製造・販売していたコンパクトSUVです。「TOYOTAの世界戦略SUV」というキャッチコピーの元、世界中の道路で走行テストを行って開発されました。C-HRの力強い独創的なデザインは、2017年度のグッドデザイン賞ベスト100にも選ばれています。 

C-HRとCX-3の燃費を比較した表は、以下のとおりです。 

シリーズグレード駆動方式燃費(WLTC)
CX-315S2WD17.0km/L
4WD15.7km/L
XD2WD20.0km/L
4WD19.0km/L
XD Touring2WD23.2km/L
4WD21.2km/L
C-HRS-T GR SPORT2WD・4WD15.4km/L~14.3km/L
G-T2WD・4WD15.4km/L~14.3km/L

ガソリン車であるCX-3の15SとC-HRのS-T GR SPORT、G-Tを比較すると、CX-3の方が燃費性能に優れていることがわかりました。 

日産・キックス

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/kicks.html

日産のキックスは、日産自動車が2008年に三菱自動車のパジェロミニのOEM供給を受けて販売が始まりました。その後、2016年にブラジルのリオデジャネイロにてCUVである2代目キックスが販売され、現在に至るまで世界中で愛されています。 

キックスとCX-3の燃費を比較した表は、以下のとおりです。 

シリーズグレード駆動方式燃費(WLTC)
CX-315S2WD17.0km/L
4WD15.7km/L
XD2WD20.0km/L
4WD19.0km/L
XD Touring2WD23.2km/L
4WD21.2km/L
キックスX2WD23.0km/L
X FOUR4WD19.2km/L

CX-3のXD、XDTouringとキックスのX、XFOURを比較すると燃費性能に大きな違いはありませんでした。しかし、キックスはハイブリッドシステムを導入しているため、積んでいるエンジンに違いがある点に注意が必要です。 

ハイブリッドシステムは、燃費が良くなる代わりに車体価格が高くなりやすいため、購入を考えている方は予算やメリット・デメリットを比較して検討するようにしましょう。 

CX-3の燃費性能以外の魅力とは?

CX-3の魅力は、燃費性能だけではありません。続いては、CX-3の燃費以外の魅力について確認していきましょう。

燃費と走行性能を両立するi-ACTIV AWDシステム搭載

i-ACTIV AWDとは、タイヤの動きや路面の状況からスリップの予兆を検知し、トルク配分を最適化する先進のAWDシステムです。このAWDシステムにより、悪路でもスムーズな走りを実現するだけでなく、エネルギーの効率化によって無駄な燃費を消費しないエコなドライブも行えます。 

G-ベクタリング コントロールによる安定した乗り心地

CX-3には、G-ベクタリング コントロールと呼ばれるハンドル操作に応じてトルクを制御し、スムーズな車両挙動を行う技術が搭載されています。この技術により、ドライバーの修正操舵を低減したり、運転中の揺れを軽減したりとさまざまなメリットが期待できます。 

危険を回避する先進のサポート機能

CX-3には、運転中の危険を回避してくれるさまざまなサポート機能が付いています。衝突被害軽減ブレーキは、カメラで先行車や歩行者を検知し、自動でブレーキを制御してくれるため、夜間の走行も安心です。 

ほかにも、後進時に車や障害物を検知する機能やアクセルの誤操作による急発進を抑制する機能なども付いており、ドライバーの安全を守ってくれます。 

運転のしやすさを追求したコックピット

CX-3のコックピットは、足をゆったり伸ばした位置にペダルがついている「自然なドライビングポジション」にこだわったレイアウトです。まっすぐな姿勢で運転ができるため、運転による疲労を軽減し、結果として、予期せぬ事故を防ぐことにも繋がるでしょう。 

また、シンプルなデザインに設計されたディスプレイも特徴です。運転に必要な情報がスムーズに入ってくるため、視覚からも快適に運転できます。 

十分な荷室空間

CX-3はコンパクトなSUVながら、最大容量約350Lを誇る十分な荷室空間を備えています。また、リアシートには6:4分割可倒式シートバックを採用しており、用途に合わせて柔軟にアレンジ可能です。そのため、長めの荷物でもストレスなく積載できます。 

充実のボディカラー

CX-3には2トーンカラーを含む8種のボディカラーが用意されています。多彩なボディカラーオプションにより、CX-3の外観を個性的にカスタマイズ可能です。多くの選択肢があることで自分好みのカラーを見つけやすく、ドライブする楽しみも増えるでしょう。 

CX-3の価格相場はいくら?

現在CX-3の購入を考えている方も多いでしょう。しかし、新車での購入となると費用は嵩みます。そのため、予算に合わせて中古車での購入も選択肢も入れておくのがおすすめです。 

CX-3の新車と中古車の価格相場は、以下の表のとおりです。 

グレード駆動方式新車価格(税込)中古車価格(税込)
15S Touring2WD2,279,200円約1,650,000円
4WD2,521,200円約1,930,000円

CX-3を新車で購入しようとすると、2,000,000円を超える予算が必要になります。一方、2WDの中古車であれば、1,700,000円以下での購入も可能です。状態や走行距離によっては、さらにお得に購入できる可能性も秘めています。 

新車にこだわらないのであれば、中古車も有力な選択肢の一つです。自身のお財布事情と相談して、最適な選択をとってください。 

CX-3を安く買って高く売るならカババ

CX-3をお得に購入したい方や、高く売りたい方は自動車フリマサービスである「カババ」がおすすめです。カババは個人売買での取り引きとなるため、消費税がかからずコストを抑えて車が購入できます。 

また、カババは実店舗を持っておらず、その分を利用者に還元しています。そのため、中間マージンが安く、余計な費用がかかりません。さらに、車両はプロがすべて鑑定しているため、個人売買ではありますが、品質は担保されており安心です。 

車を売却する際も、流通の短縮によって無駄なコストがかからないため、通常よりも高値で販売できます。CX-3を安く購入したい方や、今ある車を少しでも高く売却したい方は、ぜひ一度、カババHPを確認してみてください。 

まとめ

マツダ・CX-3は洗練されたデザインと充実した安全装備が魅力のクロスオーバーSUVです。同じCXシリーズの中でも燃費に優れており、コスパ良く車を保有できます。 

そんなCX-3は新車では2,000,000円を超えるため、決して安く購入できる車ではありません。しかし、自動車フリマサービス「カババ」なら、高価なCX-3を通常よりも安く購入できます。 

現在CX-3の購入を検討している方は、一度カババのホームページから詳細を確認してみてはいかがでしょうか。