
ハイラックスの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介
1968年に登場したトヨタ ハイラックスは、トヨペット ライトスタウトおよび日野 ブリスカの後継モデルとして誕生したピックアップトラックです。力強さと信頼性を兼ね備えたピックアップトラックで、どんな過酷な環境でもタフに走破する性能と現代のライフスタイルにマッチする洗練されたデザインで、世界中から高い評価を得ています。日常からアウトドアまであらゆるシーンに応える一台です。
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エンジン

ハイラックスには、2.4Lの直列4気筒ディーゼルターボエンジンが搭載されています。このエンジンは「コモンレール式燃料噴射システム」という仕組みを採用しており、エンジンの回転数や負荷にかかわらず、安定した圧力で燃料を噴射できるのが特長です。これにより、力強い走りと優れた燃費の両立が可能になっています。さらに、エンジンの上には「水冷式インタークーラー」が配置されており、エンジンの温度を安定させる工夫がされています。これは、走行中の風で冷やす空冷式とは違い、停車中でも冷却効果を維持できるタイプです。結果として、アクセル操作がスムーズになり、さまざまな回転域でしっかりと力を発揮することができ、トルク性能にもつながっています。
ハイラックスの最大トルクは400N・m(約40.8kgf・m)で、1,600〜2,000回転の間で力強さを発揮します。最高出力は110kW(150PS)/3,400回転で、燃料タンクは大容量の80Lを確保しています。
燃費性能を高めるために、エンジン内部の摩擦抵抗(フリクション)を抑える設計がされており、アイドリングストップ機能や、必要な分だけ燃料を高圧で噴射するインジェクターも搭載されています。これらの工夫により、効率の良い走りが可能となっています。
燃費

カタログに記載されているハイラックスの燃費は、WLTCモードで11.7km/Lとなっています。数字だけ見ると少し燃費が悪く感じるかもしれませんが、ハイラックスは軽油のためレギュラーやハイオクよりも価格が安く燃料代の面ではそこまで悪くないです。実際の走行では、10〜12km/Lくらいの燃費になると感じている人が多いようです。ただし、実燃費は走る場所や運転の仕方によって変わってきます。たとえば、信号が多い市街地、高速道路、あるいは未舗装の道など、それぞれ燃料の消費に違いが出ます。さらに、アイドリングの時間、エアコンの使用、荷物の重さ、発進や停止の操作なども、燃費に影響を与えるポイントです。
1年間あたりの燃料費
燃費をカタログの「11.7km/L」、2025年4月時点の軽油平均価格を「160円/L」で計算していきます。燃料費は、日常使い用や趣味用など、車の利用用途によって大きく値段が変わるので参考にしてみてください。
1年間で10,000kmの場合:10,000km÷11.7km/L×160円=約136,640円
トライトンとの燃費比較

燃費の良し悪しは、クルマの維持費に大きく影響する大切なポイントです。ハイラックスとトライトンは、どちらもディーゼルエンジンを搭載しており、ガソリン車に比べて燃費面で有利なのが特徴です。とはいえ、燃費はエンジンの種類だけでは決まらず、車両の重さや駆動方式(2WDか4WDか)などによっても差が出ます。
カタログ燃費と、実燃費の違いに注目しつつ、燃料タンクの容量などもふまえて、ハイラックスとトライトンそれぞれの燃費に関する解説をしていきます。
エンジン・燃費・タンク容量
エンジン | 燃料タンク | 燃費(WLTCモード) | |
トヨタ ハイラックス | ディーゼル | 80 | 11.7km/L |
三菱 トライトン | ディーゼル | 75 | 11.3km/L |
ハイラックスとトライトンは、共にディーゼルエンジンを搭載しており、ガソリンエンジンより燃費が良いというメリットがあります。ハイラックスの方がタンク容量が5L多く、燃費もわずかによいため、長距離移動やアウトドアユースが多い方にとっては、燃料補給の回数を減らせるハイラックスがおすすめです。
燃費ではないハイラックスが選ばれる理由

まずは圧倒的な耐久性と信頼性です。砂漠や山道、熱帯地域など、どんな過酷な環境でもしっかり走れる設計になっており、そのタフさは世界中で高く評価されています。次に、多用途に使える実用性です。広い荷台を活かして、仕事の道具や資材の運搬はもちろん、キャンプやアウトドアといったレジャーシーンでも活躍します。最近のモデルでは快適性や安全装備も向上しており、普段使いの車としても優秀です。そして最後に、高いリセールバリューになります。頑丈で信頼性が高いため、中古車としても人気があり、手放すときにも高値が付きやすいのが魅力です。
ハイラックスの内外装
2025年4月時点、ハイラックスは生産終了となっていますがグレードは、「Z」と「G SPORT」があります。ここでは簡単に内外装の紹介をします。
インテリア
GR SPORT | Z | |
本革巻きステアリングホイール | スモークシルバー加飾+GRエンブレム | シルバー加飾 |
シフトノブ | 本革巻き+スモークシルバー加飾 | 本革巻き+シルバー加飾 |
センタークラスター | スモークシルバー+ブラックメタリック加飾+ブラックマイカ | シルバー+メッキ加飾+ブラックマイカ |
パドルシフト | あり | なし |
ドアトリム | 合成皮革+スモークシルバー加飾 | ファブリック+シルバー加飾 |
サイドレジスター | ブラックメタリック+メッキ加飾 | シルバー+メッキ加飾 |
シート | パーフォレーション付ブランノーブ®+合成皮革シート (GR刺繍ロゴ付) | 上級ファブリックシート |
ステアリングホイールとシフトノブはどちらも本革巻き仕様ですが、Zグレードにはシルバー加飾が施されているのに対し、「GR SPORT」ではスモークシルバー加飾が採用されています。さらに、GRエンブレムやパドルシフトが装備されたことで、ドライビングの楽しさが一層高まります。ドアトリムには合成皮革を使用し、センタークラスターやサイドレジスターにはブラックメタリックカラーを採用しているため、全体的に引き締まった印象を与えるインテリアに仕上がっています。また、機能面でも違いがあり、Zグレードの運転席は6ウェイ調整式であるのに対し、「GR SPORT」では8ウェイ調整式を採用しています。前後スライド、リクライニング、シートの上下に加え、座面前端の高さ調整も可能となっており、細かなポジション設定が行えます。
エクステリア
GR SPORT | Z | |
フードモール | カラード | メッキ加飾 |
Bi-BeamLEDヘッドランプ | オートレベリング機能・専用加飾付 | (オートレベリング機能付)/ ヘッドランプクリーナー |
サイドターンランプ付電動格納式ドアミラー | ブラック塗装 | メッキ加飾 |
アウトサイドドアハンドル | カラード | メッキ加飾 |
テールゲートハンドル | ブラック | メッキ加飾 |
リヤバンパー | グロスブラック塗装 | メッキ加飾 |
表以外にも「GR SPORT」は、GR専用「TOYOTA」のロゴエンブレムとして採用していることやサイド・リアにも専用のエンブレムが装着されています。また、Zグレードではフロントグリル周辺のフードモールにメッキ加飾が施されていますが、「GR SPORT」ではボディカラーと同じ色で仕上げられています。
Zグレードにはダークグレーメタリック塗装の17インチアルミホイールが装備されているのに対し、「GR SPORT」ではブラック塗装に切削光輝加工を施した18インチアルミホイールが採用されています。また、フロントブレーキキャリパーにはGRロゴ入りの赤い塗装が施されており、スポーティな雰囲気を演出しています。さらに、モノチューブショックアブソーバーを採用したことでステアリングの応答性が大幅に向上し、より優れた操作性を実現しています。
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まとめ

トヨタ ハイラックスは、その力強く堂々としたスタイルと高い悪路走破性や耐久性で注目を集めているピックアップトラックです。同じ国産ピックアップトラックの三菱 トライトンと比較すると、ハイラックスの燃費はトライトンよりタンク容量や燃費が優れており長距離ドライブの際、給油回数が減らせるためおすすめの1台となっています。
本記事が、ハイラックスの購入を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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引用・参考
https://www.goodspeed.ne.jp/recommend/173051
https://toyota.jp/carlineup/archive/hilux/?padid=from_archive_hilux_top_hilux
https://gogo.gs/ranking/average/2
https://jimm.hateblo.jp/entry/20250329/1743242184