最近増えているカーリースって何？ 仕組みやメリット・デメリットをご紹介 

近年、新しい車の乗り方としてカーリースの利用が増えています。カーリースという言葉をTVで耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。カーリースは初期費用を抑えて新車に乗ることが出来る点や、期間内に自由に使うことが出来る点が注目を集めています。この記事ではカーリースの仕組みやメリット・デメリットをご紹介します。 

誤解も多いカーリースの基本 

カーリースは「レンタカー」「サブスクリプション」と、誤解されることも多いサービスです。カーリースの基本的な仕組みについて解説し、違いを明らかにしていきます。 

カーリースの基本的な仕組み 

カーリースは、自分が選んだ車を一定期間毎月定額払いすることで、マイカーのように使えるサービスです。車検証では所有者がリース会社、車の使用者が契約者として登録されます。原則として契約満了後はリース会社に返却します。 

車両の本体価格から契約満了時の残価を差し引いた分を、リース料金として毎月定額で支払います。費用はリース会社や車種、契約プランによって異なりますが、軽自動車であれば月1万円程度で利用可能です。カーリースは専門業者だけでなく、ディーラーが自社の車をリースとして貸し出すこともあります。 

新車だけでなく中古車にも利用できる 

カーリースというと新車をイメージしがちですが、実は中古車でもカーリースは可能です。中古車は新車よりも車の価値が低くなるため、リーズナブルな料金で利用できます。形式としてはカーリース会社が所有している中古車を、利用者が借りるという形になります。 

新車にこだわらない人や、少しでもお金の負担を軽減したい人には、中古車のカーリースもひとつの選択肢になるでしょう。中古車リースの契約期間終了後には、それまで使用していた車をそのまま所有できるサービスもあります。 

レンタカーやサブスクとは異なる 

カーリースは、レンタカーやサブスクリプションとは異なります。レンタカーは、「必要なときに必要な時間だけ車を借りる」契約が一般的です。一方で、カーリースは契約期間が3～5年と設定されていることが多く、マイカーのようにいつでも乗ることができます。 

サブスクリプションとカーリースは仕組みこそ同じですが、サービス内容に違いがあります。 車のサブスクリプションは契約期間が短く、途中で解約可能なサービスが多い傾向です。 一方、カーリースは長期間の契約で、基本的に中途解約はできません。契約満了後に本体価格を支払うことで、車を返却せず買取という形でそのまま所有出来るプランがあるリリース会社もあります。 

欲しい車にすぐ乗れるカーリースのメリット 

カーリースは頭金や初期費用が不要で、月々の支払額が一定なため家計管理がしやすく安心です。新車中古車問わず幅広い車種から選ぶことが出来るので、乗り換えの計画も立てやすい点が魅力と言えるでしょう。そのほか、4つのメリットを紹介します。 

頭金や初期費用が不要 

カーリースは基本的に頭金が不要です。税金や登録費用などの諸費用も頭金として用意する必要がありません。新車を一括で購入する場合と比較して、金銭的な負担を大幅に軽減できます。さらに、初期費用がかからないため、契約後すぐに車に乗ることができ、予算を他の必要な支出に充てることが可能です。これにより、家計の管理がしやすくなり、多くの人にとって利用しやすいサービスとなっています。 

支払額が一定なので安心 

カーリースに必要となる費用は、リースの月額費用と燃料代です。また、駐車場代や任意保険などが別途かかる場合もありますが、車にかかる料金は毎月一定であるため、家計管理がしやすくなります。自動車税や種別割などもリース料に含まれており、納付手続きの手間も不要。料金形態は毎月定額であるため、新車を一括で購入する場合と比較して、金銭的な負担を軽減できる点が安心です。 

車種の選択肢が幅広い 

カーリースは、新車から中古車まで幅広い車種を選ぶことが可能です。軽自動車やコンパクトカー、SUV、セダン、高級車まで、さまざまなライフスタイルやニーズに合わせた車種が揃っています。レンタカーとは異なり、その会社の在庫から選ぶ必要がなく、自分の好みや用途にぴったりの車を選ぶことができるでしょう。さらに、多くのリース会社は豊富な車種リストを提供しており、特定の車種や仕様を希望する場合にも対応可能。選択肢が広がることで、自分に最適な車を見つけやすくなります。 

乗り換えの計画を立てやすい 

カーリースは契約期間が予め設定されているため、車の乗り換え計画を立てやすくなります。契約終了時には新しい車にリースを切り替えることができるため、常に最新モデルを利用することが可能です。また、カーリースのメンテナンスは基本的に契約者が実施しますが、メンテナンス費用を毎月一定額支払うことでリース期間中のメンテナンスや修理もリース会社が対応してくれるプランもあり手間を省けます。これにより、ライフスタイルや家族構成の変化に応じて柔軟に車を選ぶことができ、長期的な車の所有に伴う負担を軽減できます。 

カーリースのデメリットと注意点 

カーリースには、途中解約や変更ができない点、また自由にカスタマイズを楽しめない点、走行距離に制限がある点など、デメリットや注意点も存在します。契約終了時には違約金を請求されるおそれもあるため、事前に確認が必要です。 

途中で解約や変更ができない 

カーリースは契約満了まで定額を支払い続けることが前提です。そのため、途中解約した場合は違約金として「残りの契約期間分の料金」と「原状回復のための修理費用」が発生する可能性があります。さらに、契約内容の変更も基本的には認められないため、ライフスタイルの変化に柔軟に対応することが難しい場合があります。これらの点を事前に理解し、契約前に慎重に検討することが重要です。 

自由にカスタマイズを楽しめない 

カーリースで契約した車は返却時に原状復帰が必要になるため、原状復帰できないカスタムをすることはできません。ホイールの交換やLED電球の取り付け、マフラーの変更など、元に戻せるカスタムであれば可能ですが、車体に穴を開けるなどの加工が必要なカスタムは不可となります。自分好みに自由にカスタマイズを楽しむことが難しくなるため、カスタムを重視する方にはデメリットです。 

走行距離に制限がある 

リース会社や契約するプランによっては、走行距離に制限が設けられ、年間で設定された走行距離を超過してしまうと、追加料金が発生する恐れがあります。頻繁に長距離を走行する方やドライブを楽しみたい方にとって、距離の制約はやや鬱陶しく感じるかもしれません。走行距離の制限は、契約時にしっかり確認し、計画的な利用が求められます。 

契約終了時に違約金を請求されるおそれがある 

カーリースでは、走行距離の上限を超えてしまったり、車にキズや凹みを付けてしまったりした場合、契約終了時に違約金が発生することがあります。また、返却時に車両が契約条件と異なる状態である場合にも追加費用がかかる可能性があります。これらのリスクを避けるためには、契約内容をしっかりと確認し、車両を丁寧に使用することが重要です。 

中古車をお得に購入するなら車の個人売買カババがオススメ！ 

カーリースの契約終了後に車を手元に残すには、再度のリース契約か購入が必要になり、支払いの総額が高くなる場合があります。経済的な自由度を重視するなら、中古車の購入が賢明です。できるだけ安く中古車を購入したい方は、自動車フリマのカババを検討しましょう。  

カババでは年代の古い車から最新車種まで、さまざまな中古車を取り扱っています。個人売買フリマのため、消費税はかかりません。また、車の状態はベテランの査定士がチェックしているのも安心ポイントです。 在庫状況は随時変わるため、気になる車がある方はこまめなチェックをおすすめします。 

まとめ 

カーリースは初期費用が抑えられ、月々の支払いが一定であるため家計管理がしやすい一方で、途中解約が難しい、カスタマイズが制限されるなどのデメリットもあります。さらに、走行距離の制限や契約終了時の違約金リスクなど、利用に際しては慎重な検討が必要です。 

経済的な自由度や車の所有にこだわりがある方は、カーリースと中古車購入を比較検討し、自分のライフスタイルに合った選択をすることが大切。中古車なら、価格を抑えつつスピーディーに納車できます。 ぜひカババでお気に入りの1台を見つけてみてください。 

引用・参考

https://www.carlease-online.jp/leaseinfo/index.html

https://carmo-kun.jp/column/newcar/carlease-beginner

https://www.niconori.jp/information/f142

https://www.carlease-online.jp/leaseinfo/index.html

https://www.cosmo-mycar.com/column/carlease/033