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シビック TYPE R 新旧比較 × 相場の流れから読む最善の選択(FK8/FL5)

スポーツカー市場の中でも、走行性能・ブランド力・資産性の三拍子が揃う特異な存在が、ホンダ「シビック TYPE R」です。
現行型FL5の登場によって注目が集まる一方、生産終了した先代FK8の中古相場も、現在なお高水準を維持しています。

本記事では、新型FL5と旧型FK8の違いをコンパクトに整理しつつ、実際の中古車相場データをもとに、

 ・どの年式/どのボディカラーを選ぶべきか
・今買うならFL5とFK8のどちらが合理的か
・リセールで損をしにくい選択は何か

について、事実ベースで分かりやすく解説します。


新型FL5と旧型FK8の違いは?ざっくりチェック

FK8とFL5は、同じTYPE Rでありながら、設計思想や方向性が明確に異なります。

【外観】


FK8は、ブラックルーフと大型リアウイングを備え、一目でTYPE Rと分かる過激なデザインが特徴です。
FL5は、ボディ同色ルーフと低くワイドなリアウイングを採用し、空力性能を重視した抑制的なデザインに仕上げられています。

見た目のインパクトや象徴性はFK8が優れていますが、洗練度や完成度ではFL5が上回ります。

【内装】


FK8は赤基調のインテリアとアナログ感の強いメーターを採用し、戦闘的な雰囲気が強調されています。
FL5はフルデジタルメーターや刷新されたインフォテインメントにより、日常使用での快適性が向上しています。

【走行性能】


エンジンはいずれも2.0L VTEC TURBOを搭載しています。
FL5はボディ剛性の向上と足回りの再設計により、高速域での安定感が大幅に高められています。
一方、FK8は刺激的で荒々しいフィーリングが特徴で、「最後の過激なTYPE R」として評価されています。


実データで検証:FL5(現行型)の中古相場

TYPE Rの中古相場は、年式・走行距離・ボディカラーによって明確な差が生じます。

年式ボディカラー走行距離中古相場
2024年式(1年落ち)ホワイト1万km以下490~540万円
ブルー1万km以下540~580万円
ブルー2~3万km以下約510万円
レッド1~2万km以下570~590万円
2023年式(2年落ち)ホワイト1~3万km480~520万円
レッド1万km以下580~610万円
ブルー1万km以以下約550万円
2022年式(3年落ち)ホワイト2~3万km以下490~520万円
レッド2~3万km以下約550万円
ブルー2~3万km以下約550万円

表から読み取れるポイント

TYPE Rの中古相場は、年式や走行距離だけでなく、ボディカラーによる差が非常に大きいことが分かります。
特にレッドは全ての年式で高値を維持しており、次いでブルー、ホワイトの順で評価されています。

また、2年落ちのレッドでは新車価格を上回る水準で取引されているケースもあり、
3年落ちであっても「ホワイトより有色が高値」という構図は変わっていません。


実データで検証:FK8(旧型)の中古相場

年式ボディカラー走行距離中古相場
2021年式ホワイト1万km以下約530万円
ホワイト3万km以下約530万円
ブルー1万km以下約600万円
2020年式ホワイト1万km以下約500万円
ホワイト3万km以下約490万円
レッド3万km以下約540万円
2019年式ホワイト1万km以下約400万円
ホワイト3万km以下約370万円
レッド1万km以下約410万円
レッド3万km以下約415万円

表から読み取れるポイント

FK8は生産終了後も中古相場が非常に安定しているモデルです。
2019年式以降に限定して見ても、年式が進んでも価格の下落幅が小さいことが分かります。

特にブルーやレッドといった有色車は、
同年式・同程度の走行距離で比較した場合でも、ホワイトより高値で取引される傾向が明確です。

また、走行距離が3万km前後まで伸びても相場の崩れは限定的で、
TYPE Rが一般的なスポーツカーとは異なる、高い需要と資産性を備えていることを示しています。


相場データから見える明確な法則

① ボディカラーで20〜60万円の差が生じます。
赤と青は常に高値で取引され、白は安定しているものの伸びにくい傾向があります。

② FL5は短期向き、FK8は長期向きです。
FL5は初期数年が高値・プレミア価格帯となりやすく、FK8は年式が進んでも価格が落ちにくい特徴があります。

③ TYPE Rは「下がりにくい車」です。
輸出需要とブランド力により、一般的なスポーツカーとは異なる相場構造を形成しています。


FK8とFL5、結局どちらが買いか?

結論として、用途と価値観によって選択が分かれます。

FK8は、過激なデザインと高い相場安定性を持ち、長期保有や資産性を重視する方に向いています。
FL5は、洗練されたデザインと最新性能を備え、短期リセールや新車志向の方に適しています。


まとめ

FK8は「価値が固まった車」です。
FL5は「価値が育っている車」です。

損をしないための最大のポイントは、年式よりも
「ボディカラー」と「走行距離」にあります。

シビック TYPE Rは、選び方さえ間違えなければ、
どちらを選んでも後悔しにくい希少な存在といえるでしょう。

引用・参考

意外と知られていない!シビック タイプRのリセール事情|FL5とFK8の現実