CR-Z

 スポーティなデザインとハイブリッドならではの低燃費性能を両立させたコンパクトカー、ホンダ「CR-Z」。環境性能と走る楽しさを兼ね備えた1台として、2010年代前半に多くの注目を集めました。本記事では、CR-Zのカタログ燃費や実燃費・ライバル車種との比較、さらに燃費を向上させるポイントまで詳しく解説します。

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CR-Zの燃費性能は?

CR-Z

CR-Zは、2010年に登場したハイブリッドスポーツカーで、IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)システムを搭載。1.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせることで、燃費性能と加速性能を両立しています。6速MTとCVTが選べる点も、スポーツ志向のユーザーにとっては魅力です。

デザイン面でも、低重心かつワイドなスタンス、未来的なフォルムが特徴的で、コンパクトでありながらも力強さを感じさせる仕上がりとなっています。CR-Zは単なるエコカーではなく、ドライビングプレジャーも兼ね備えたハイブリッドカーです。

カタログ燃費

グレード別のカタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費
αFFCVT23.0km/L
6MT20.6km/L
α Final labelCVT21.6km/L
6MT19.4km/L
α Master labelCVT21.6km/L
6MT19.4km/L

CR-Zは、スタイリッシュなハイブリッドスポーツカーとして人気を博したモデルで、グレードやトランスミッションによって燃費性能が異なります。標準グレード「α」では、CVT車がカタログ燃費23.0km/Lと最も高く、6MTは20.6km/Lです。特別仕様車である「α Final label」および「α Master label」では、CVT車が21.6km/L、6MTが19.4km/Lとなっています。全車FF(前輪駆動)で、走行性能と燃費性能のバランスを重視した設定が特徴です。スポーティな走りを求めつつも、燃費を気にする方にとって、トランスミッションの選択が大きなポイントとなるでしょう。通勤や街乗りでも扱いやすく、実用性と楽しさを兼ね備えた一台です。

実燃費

CR-Zに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com)によるデータで紹介します。(2025年7月3日時点)

なお、実燃費はあくまで実際の使用環境や走行条件、運転スタイルなどに大きく左右されるため、ここで紹介している数値は参考程度にとどめておくようにしてください。

グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費
α/α Final label/α Master labelFFCVT15.40km/L
6MT18.43km/L

CR-Zはハイブリッドスポーツとして人気を集めたモデルで、カタログ燃費と実燃費の差にも注目が集まります。例えば「α」のCVT車はカタログ燃費23.0km/Lに対し、実燃費は約15.4km/Lとやや差があります。一方、6MT車ではカタログ値20.6km/Lに対し、実燃費は約18.4km/Lと、CVTよりも実燃費がカタログ値に近い傾向です。「Final label」や「Master label」でもCVTは21.6km/L、6MTは19.4km/Lのカタログ燃費となっており、総じて6MT車のほうが実燃費との乖離が少なく、走りと燃費のバランスが取れている点が特徴です。用途や走行スタイルに合わせて選ぶことで、より満足度の高いカーライフが実現できます。

ライバル車種との比較

CR-Z

CR-Zのライバル車種であるマツダ ロードスターやスズキ スイフトスポーツとのカタログ燃費の比較をCR-Zの年式に合わせて行っていきます。

マツダ ロードスター(2017年式)

ロードスター
グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費
Sスペシャルパッケージ/SレザーパッケージFR6AT18.6km/L
S/NR-A/Sスペシャルパッケージ/
Sレザーパッケージ/RS
6MT17.2km/L

ロードスターは、FR駆動の軽量スポーツカーで、6ATのカタログ燃費は18.6km/L、6MTは17.2km/Lです。走行性能に優れたモデルですが、燃費面ではハイブリッドシステムを搭載したホンダCR-Zに劣ります。CR-ZはFFのスポーツクーペで、標準グレード「α」のCVTが23.0km/L、6MTは20.6km/Lのカタログ燃費を誇ります。特別仕様の「α Final label」や「α Master label」も、CVTで21.6km/L、6MTで19.4km/Lと高い数値です。燃費性能と環境性能を重視するならCR-Zが優れており、スポーティな走りと低燃費を両立したい方におすすめの一台です。

スズキ スイフトスポーツ(2017年式)

スイフトスポーツ
グレード駆動方式トランスミッションカタログ燃費
ベースグレード/
ベースグレード セーフティパッケージ装着車
FF6AT16.2km/L
6MT16.4km/L

スイフトスポーツは、FF駆動のコンパクトスポーツカーで、6AT車のカタログ燃費は16.2km/L、6MTは16.4km/Lとなっています。走りの楽しさと扱いやすさが魅力ですが、燃費性能はホンダCR-Zに比べるとやや劣ります。一方、CR-Zは同じくFFのハイブリッドスポーツクーペで、標準グレード「α」のCVT車は23.0km/L、6MTは20.6km/Lの高い燃費性能を誇ります。特別仕様の「α Final label」や「α Master label」でも、CVTが21.6km/L、6MTが19.4km/Lと安定した燃費性能です。スイフトスポーツは自然吸気エンジンの爽快な走りが魅力ですが、燃費や環境性能を重視するならCR-Zがおすすめです。用途や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

燃費を改善させるポイント

CR-Z

燃費を少しでも向上させるためのポイントを紹介いたします。

メンテナンスを怠らない

CR-Zの燃費性能を良好に保つためには、日頃のメンテナンスが欠かせません。まず、タイヤの空気圧管理が重要です。空気圧が低いとタイヤの転がり抵抗が増えてエンジンに余計な負荷がかかり、燃費が悪化します。適正な空気圧を維持することで、燃費向上だけでなくタイヤの偏摩耗防止にもつながります。

さらに、エンジンオイルの状態も燃費に大きく影響します。オイルが劣化すると潤滑性能が低下し、エンジン内部の摩擦が増えるため燃費が悪くなります。定期的なオイル交換でエンジン効率を高め、燃料消費を抑えましょう。

また、エアフィルターの汚れにも注意が必要です。目詰まりしたフィルターは吸気効率を下げ、燃焼効率の低下を招き燃料を多く使ってしまいます。早めの点検・交換でエンジン本来の性能を維持し、燃費改善が期待できます。

このように、日常的にしっかりとメンテナンスを行うことで、CR-Zの燃費性能を長期間安定して保つことが可能です。

減速する際は、早めにアクセルオフを意識しよう

信号での停止が予測できる場合は、早めにアクセルペダルから足を離すのがおすすめです。これによりエンジンブレーキが働き、燃料の消費を抑えることができ、約2%の燃費向上が期待できます。さらに、減速時や下り坂では積極的にエンジンブレーキを利用することで、無駄なガソリン消費を防ぐ効果があります。

早め減速とクルーズコントロール活用のエコドライブ術

早めの減速と惰性走行を活用することで燃費を効率的に改善できます。前方の交通状況をよく見て停止地点が見えたら、早めにアクセルを離すとフューエルカットが作動し、燃料消費を抑えられます。特にハイブリッド車や電気自動車は、緩やかな減速で回生ブレーキを活用することでエネルギーを回収しやすくなります。下り坂では急ブレーキを避け、回生ブレーキを使うことでブレーキパッドの寿命延長にもつながります。また、クルーズコントロールを使い一定速度で走ると、無駄な加減速が減り燃費が最大12%向上するとJAFも報告しています。ただし、坂道など状況に応じて解除することが大切です。このような運転方法は安全性と経済性を両立させ、長距離走行時の快適さも高めます。

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まとめ

CR-Z

CR-Zは、スポーティなデザインとハイブリッドならではの燃費性能を兼ね備えた魅力的なコンパクトカーです。カタログ燃費ではCVTで最大23.0km/L、6MTでも約20km/Lと高い数値を誇りますが、実燃費は走行状況によって異なり、特にCVTはカタログ値よりやや低くなる傾向です。ライバル車のマツダ ロードスターやスズキ スイフトスポーツと比べても、CR-Zは燃費性能で優位に立ちながらスポーツ走行も楽しめる点が魅力です。燃費を良好に保つには、タイヤの空気圧やエンジンオイル、エアフィルターの定期的な点検・交換など、日頃のメンテナンスが欠かせません。また、早めのアクセルオフや回生ブレーキを活用した減速などの運転方法も効果的です。これらを意識することで、CR-Zの燃費性能を長く安定して維持し、快適で経済的なカーライフを実現できます。

本記事がCR-Zの購入や所有している方のお役に立てれば幸いです。

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