
クラウン クロスオーバーの燃費はどれくらい?カタログ燃費・燃費性能やトヨタSUV車との比較を紹介
かつては高級セダンの代名詞だった「クラウン」が、新たなカタチで登場した「クラウン クロスオーバー」。洗練されたデザインや上質な乗り心地、先進装備の数々が注目を集めていますが、日常使いで気になるのはやはり燃費です。
この記事では、クラウン クロスオーバーのカタログ燃費と実燃費をはじめ、同じトヨタの人気SUV「ハリアー」や「クラウン スポーツ」との燃費比較なども交えながら、その実力を詳しくご紹介します。
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クラウン クロスオーバーの燃費性能は?

2022年に登場した16代目クラウン クロスオーバーは、従来のガソリン車を廃止し、全車ハイブリッド専用モデルへと進化しました。パワートレーンには2種類のハイブリッドを採用し、それぞれに個性と魅力があります。
1つ目は「2.5Lハイブリッドシステム」。高効率かつ高出力を実現し、滑らかで快適な走りと低燃費を両立しています。RAV4やアルファードなどにも採用されている信頼性の高いシステムで、システム出力は234psで、燃費性能はグレードにより22.2~22.4km/Lと、日常使いにおいても十分な経済性を誇ります。
もう1つは「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」。272psのターボエンジンに後輪eAxleを組み合わせたパワフルなシステムで、最大出力は349psになっています。6速ATによるダイレクトな加速感が特徴で、スポーティな走りを求めるユーザーに最適です。燃費は15.7km/Lとやや控えめですが、動力性能とのバランスを考えれば十分に優秀です。
全グレードで4WDを標準装備するなど、走行安定性にもこだわりが見られるクラウン クロスオーバーは、用途や好みに応じて「低燃費志向」か「走り志向」かを選べるのが、大きな魅力です。
カタログ燃費
クラウン クロスオーバーのカタログ燃費は以下の通りとなっています。
グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 燃料消費率(WLTCモード) |
RS | 2.4Lハイブリッドシステム(ターボ) | 4WD | 15.7km/L |
Z / G / X | 2.5Lハイブリッドシステム | 4WD | 22.2~22.4km/L |
クラウン クロスオーバーは、全グレードがハイブリッド+4WD化され、燃費性能にもこだわったモデルとなっています。走りを重視した2.4Lターボハイブリッド搭載の「RS」はWLTCモードで15.7km/L。一方、燃費を重視した2.5Lハイブリッド搭載の「Z」「G」「X」は、いずれも22.2~22.4km/Lと高水準。電動4WDシステムを備えながらも優れた燃費性能を実現しています。
実燃費
実際にクラウン クロスオーバーを維持するとなった場合、気になるのが実燃費です。
クラウン クロスオーバーに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com/)によるデータで紹介します。(2025年5月30日時点)
グレード | パワーユニット | 駆動方式 | 実燃費 |
RS | 2.4Lハイブリッドシステム(ターボ) | 4WD | 11.70km/L |
Z / G / X | 2.5Lハイブリッドシステム | 4WD | 20.82km/L |
カタログ上では、クラウン クロスオーバーの燃費は2.4Lターボハイブリッドで15.7km/L、2.5Lハイブリッドで22.2~22.4km/Lとされています。しかし実際の走行環境では、燃費に差が生じるのが一般的です。実燃費のデータでは、2.4Lターボは約11.70km/L、2.5Lハイブリッドは約20.82km/Lになっています。カタログ値に近い数値を出している2.5Lハイブリッドに対し、2.4Lターボハイブリッドは動力性能を重視している分、やや実燃費に開きがあります。
クラウン クロスオーバーの魅力は燃費性能以外にもある

高い燃費性能を発揮するクラウン クロスオーバーですが、魅力はこれだけではありません。燃費以外のクラウン クロスオーバーの魅力についても見ていきましょう。
走行性能・乗り心地
クラウン クロスオーバーは、全グレードに電気式4WD(E-FourまたはE-Four Advanced)を搭載し、日常の走行は前輪駆動で効率的に、雪道やカーブでは自動で4WDに切り替わることで高い安定性を発揮します。また、改良されたTNGAプラットフォームと高剛性ボディにより、静粛性や乗り心地にも優れています。RSグレードには2.4Lターボ・デュアルブーストハイブリッドが採用され、力強い加速感とスムーズな変速を実現しています。セダンとSUVを融合した新しいクラウンは、燃費だけでなく「走る愉しさ」にも強くこだわった一台です。
デザインや室内空間
クラウン クロスオーバーの外観は、セダンとSUVを融合した先進的なシルエットが特徴です。21インチまたは19インチの大径タイヤとシャープなLEDヘッドライトがスポーティかつ高級感を演出しています。
インテリアは「全席特等席」の思想のもと、乗り降りしやすい低床設計と上質な素材使いで快適な空間を実現しています。さらに、一部グレードにはシートヒーターやベンチレーション機能を装備し、季節を問わず快適にドライブが可能です。RS Advancedにはトヨタプレミアムサウンドを搭載し、音響面でも贅沢な体験ができます。
先進安全装備の搭載
クラウン クロスオーバーには、トヨタの最新安全技術「Toyota Safety Sense」が全車標準装備されています。歩行者や自転車、バイクまで幅広く検知できるプリクラッシュセーフティをはじめ、高速走行や渋滞時の支援機能も充実しています。
さらに上級グレードでは、「トヨタチームメイト」による自動駐車機能(アドバンストパーク)や、渋滞時の運転支援(アドバンストドライブ)を搭載しています。降車時には後方車両を検知して警告する「安心降車アシスト」も利用可能で、安全性と運転サポートの両面から、ドライバーの安心をしっかりサポートしてくれます。
トヨタSUVとの燃費差は?

クラウンといえばセダンのイメージが強いですが、クラウン クロスオーバーはSUVカテゴリーに属し、クーペのような流麗なデザインが特徴です。今回は同じくクーペスタイルのSUV「ハリアー」「クラウン スポーツ」と燃費を比較してみましょう。
車種 | パワーユニット | 駆動方式 | 燃料消費率(WLTCモード) |
クラウン クロスオーバー | 2.5Lハイブリッドシステム | 4WD(E-Four) | 22.2~22.4km/L |
ハリアー | 21.6km/L | ||
クラウン スポーツ | 21.3km/L |
いずれも2.5Lハイブリッドシステムを搭載し、駆動方式は電気式4WD(E-Four)ですが、WLTCモード燃費では、クラウン クロスオーバーが22.2~22.4km/Lと最も優れた数値を記録しています。対して、ハリアーは21.6km/L、クラウン スポーツは21.3km/Lとなっており、わずかな差ですが、燃費を重視する方にとっては注目すべきポイントといえるでしょう。ただし、燃費だけでなく、デザイン、使い勝手、乗り心地などのバランスも重要です。それぞれの特徴を踏まえ、自分のライフスタイルに合った一台を選ぶことが何より大切です。
クラウン クロスオーバーで燃費を向上させる3つのポイント

クラウン クロスオーバーはもともと燃費性能に優れた車ですが、運転の仕方や日々のメンテナンスに気を配ることで、さらに燃費を向上させることが可能です。ここでは、燃費を良くするための具体的な方法を紹介します。これらのテクニックはクラウン クロスオーバーに限らず、どの車にも応用できるので、ぜひ実践してみてください。
エコドライブを意識する
燃費改善の基本は、アクセル操作を意識することです。発進時に強く踏み込むとエンジンに大きな負荷がかかり、燃料の消費量が増えてしまいます。
急加速や急ブレーキを避け、穏やかな運転を心掛けるだけで燃費が10%以上向上すると言われています。
スムーズな加速を心掛けることで燃費の向上が期待できます。また、急加速を避けることでCO2排出量の削減にもつながり、環境にも優しい運転ができます。
エアコンの使用を控えめにする
エアコンの使用は快適なドライブには欠かせませんが、燃費にも大きく影響を与えます。エアコンをONにするだけで、燃費が1割以上悪化するといわれており、エンジンに余計な負担をかける原因にもなります。
気温がそれほど高くないときなどは、エアコンのスイッチをOFFにして、エアコンの使用を減らすようにすると燃費の節約につながります。
定期的なエンジンオイル交換を行う
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑を保ち、摩擦を減らす役割を担っています。しかし、走行距離が増えるとオイルが劣化し、粘度が低下することでエンジンの負荷が増加するため、結果として燃費が悪くなる原因になります。
定期的なオイル交換(推奨:5,000~10,000kmごと) を行うことで、エンジンを常に良い状態に保ち、燃費効率を高めることができます。
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まとめ

クラウン クロスオーバーは、上質な乗り心地や先進の安全装備を備えつつ、優れた燃費性能も魅力の一つです。特に2.5Lハイブリッドモデルは、WLTCモードで22.4km/Lという高い数値を記録しており、同じトヨタのSUVであるハリアーやクラウン スポーツと比べても、トップクラスの燃費性能を誇ります。実燃費でも20km/Lを超えるユーザーデータがあり、日常使いにも経済的です。
燃費・性能・快適性のバランスが取れたクラウン クロスオーバーは、これまでのクラウンの価値を継承しながら、新しいSUVスタイルを提案する1台といえるでしょう。
今回の記事が、クラウン クロスオーバーの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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引用・参考
https://autonavi.car-mo.jp/mag/category/catalog/performance/crown/2022
https://kinto-jp.com/magazine/k20241114-1
https://www.corolla-hakata.jp/recommend/crown_nenpi
https://www.goodspeed.ne.jp/recommend/175186