【徹底比較】新型vs旧型スズキ クロスビー 装備アップか?コスパ優先か?損しない1台はどっち?

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SUVの中でも個性的な存在として人気を集めるスズキ・クロスビー。
旧型は1.0Lターボ+モーターによるマイルドハイブリッドを採用し、力強い加速と軽快な走りが魅力でした。
一方、新型では1.2L NAエンジン+モーターのマイルドハイブリッドへと変更され、よりスムーズで静かな走りと燃費性能の向上を実現。
どちらもハイブリッドながら、エンジン特性や走りのキャラクターは大きく異なります。
同じ「コンパクトSUV」でも、目指す方向がまったく違う2台といえるでしょう。

今回はモータージャーナリストの五味やすたかさんが実際に新旧クロスビーを比較試乗。
エンジン特性や加速フィール、乗り心地、静粛性、そして燃費や維持費まで徹底的にチェック。
さらに「ターボからNA化は正解か?」「ハイブリッドの制御はどう変わったのか?」といった疑問にも切り込みます。
街乗り派にもアウトドア派にも刺さる、あなたにとっての“ベストなクロスビー”を探ります。

【徹底比較】1.0ターボ vs 1.2 NA|新旧クロスビーの走りはどう違う?

新型も旧型も“クロスビー”という名前を冠していますが、搭載されるパワートレインはまったくの別物。
旧型が1.0Lターボエンジンを採用していたのに対し、新型は1.2L NAへと大きく方向転換しました。

ターボ特有のトルクフルな加速が魅力だった旧型に比べ、新型はモーターアシストによる滑らかな立ち上がりと静粛性が特徴。
発進から中速域までのスムーズさが際立ち、街中での扱いやすさが格段に向上しています。

一方で、旧型はエンジン回転の高まりとともに力強さを感じられる“走らせて楽しい”キャラクター。
やや燃費では劣るものの、軽快なレスポンスとターボらしいパンチのある走りは根強い人気を誇ります。

「走る楽しさを重視するなら旧型ターボ」、「快適性と低燃費を求めるなら新型NA」――。
クロスビーは時代に合わせて性格を変えつつも、どちらも個性が際立つ1台に仕上がっています。

ボディサイズ・燃費・価格…新旧クロスビー 基本スペック徹底比較

新型クロスビーは、全長・全幅・全高ともに旧型とほぼ同じサイズで、
扱いやすさや視界の良さといった“クロスビーらしさ”はそのまま。
外観の変化は控えめですが、フロントグリルやライト意匠の見直しにより、
より洗練された印象へと進化しています。


1.0Lターボから1.2L NAに切り替わったことで、
走り出しのスムーズさと低速域の静かさが大きく向上しています。
一方で、ターボ特有の力強い加速感や軽快なレスポンスは旧型の持ち味。

ラゲッジや後席空間は変わらず実用的で、日常使いのしやすさも健在。
価格は旧型「HYBRID MZ」の2,190,100円に対し、新型「HYBRID MZ」は2,335,300円。
およそ14万円の差がありますが、しっかりとした進化は感じられます。

結果として、新型クロスビーは“拡大”ではなく“上質化と効率化”を軸にした進化。
扱いやすさをそのままに、より完成度を高めた1台に仕上がっています。

外観・足回り・構造から読み解く新旧クロスビーの違い

新型クロスビーは、先代の親しみやすいデザインを受け継ぎつつも、より洗練された印象へと進化しました。
フロントまわりはグリルやライトの造形が見直され、どの角度から見ても存在感のある顔つきに。
五味さんは「フロントのどこに立っても、見られているようなおもしろみがある」とコメント。
丸型ライトと立体的なバンパーデザインが組み合わさり、可愛らしさの中に“SUVらしい力強さ”が共存しています。

また、ツートンルーフや新デザインのホイールなど、遊び心を忘れないのもクロスビーらしいポイント。
新型では大幅なデザイン変更は避けつつ、素材感や質感のチューニングによって“大人のクロスビー”へと仕上げられています。

質感も快適性もアップ!新旧クロスビーのインテリア比較

新型クロスビーの室内は、デザインの骨格こそ旧型と大きく変わらないものの、
素材の質感や操作系の仕上げが丁寧になり、全体として“落ち着きと上質さ”が増しています。

ダッシュボードやドアトリムの素材感、メッキ加飾の処理などが見直され、
クロスビーらしいカジュアルさを保ちながらも大人っぽい雰囲気へと進化しています。

また、新型ではメーターの視認性が向上し、ディスプレイオーディオの操作性も改善。
スマートフォンとの連携機能が充実したことで、ナビや音楽の操作がより快適になりました。

一方で旧型クロスビーはシンプルで扱いやすいスイッチ配置と視界の良さが魅力。
「荷物も置けるので、使い勝手は旧型がいいかも」と五味さんは語ります。
それでも、「高級感や快適性は新型」と総評。
静粛性や快適性、そして装備の充実度など、どの面を取っても確実な進化を遂げています。

“遊び心のある実用車”から“上質なコンパクトSUV”へ――
クロスビーは内装面でも、確かなステップアップを果たした1台です。

 走行インプレッションで感じた「乗り味の差」

新型クロスビーは、1.2L NAエンジンを搭載したことで、加速の滑らかさが大きく向上しました。
モーターのアシストがしっかり効くため、発進時から中速域までスムーズに伸びていく感覚が味わえます。
五味さんも「新エンジンは市街地での使いやすさがとても良い。まさに“日常使いを煮詰めて作った”ような仕上がり」とコメント。
渋滞やストップ&ゴーの多い街中でもストレスが少なく、誰が乗っても扱いやすい自然な加速フィールを高く評価しています。

また、静粛性も旧型から明確に進化。
エンジンの始動音や加速時のノイズが抑えられ、街乗りでの上質さが増しています。
さらに五味さんは「ハンドルを切った瞬間から旋回の手ごたえを感じる」と評価し、
ステアリングフィールの自然さと車体の一体感を高く評価しました。

トランスミッションも従来の6速ATからCVTに変更され、制御がより賢くなっています。
「アクセルを踏んだ分だけ、必要なトルクを正確に制御してくれる」と五味さん。
まさに、街中で快適に走ることを突き詰めた“実用完成度の高い1台”といえます。

一方、旧型クロスビーは1.0Lターボならではの軽快なレスポンスが魅力。
アクセルを踏み込んだ瞬間のターボの立ち上がりが鋭く、軽いボディと相まって“キビキビと走る楽しさ”を味わえます。

結果として、新型は“滑らかで上質”、旧型は“軽快で楽しい”。
同じクロスビーでも、日常の快適性を極めた新型と、走る楽しさを残した旧型という明確な方向性の違いが感じられる仕上がりです。

一方、改良前(旧型)クロスビーは、軽量ボディと1.0Lターボエンジンによる力強い走りが魅力です。
アクセルを踏み込んだ瞬間にスッと前へ出る鋭いレスポンスは、新型にはない持ち味。
加速力は圧倒的に旧型が上で、高速道路の合流や追い越しでも余裕を感じます。

五味さんも「高速道路を走る機会が多いなら、旧型ターボの方がいい」とコメント。
ターボ特有の中高速域での伸びと安定感を高く評価しています。結果として、街乗り重視なら新型NA、加速と走りを楽しむなら旧型ターボ。
クロスビーは、新旧で明確にキャラクターが分かれた一台です。

新型は静かで上質、旧型は軽快で力強い。クロスビーはどちらも正解。

新型と旧型、どちらのクロスビーも完成度の高いコンパクトSUVであることに変わりはありません。
しかし、走りの味つけや静粛性、装備の内容まで、新旧でキャラクターははっきりと分かれています。

新型クロスビーは、1.2L NAによる滑らかな加速と、静粛性の高さが魅力。
発進から中速域までのモーターアシストが自然で、街乗りでの快適さが格段に向上しています。
内外装の質感も高まり、上質さと実用性を両立した“落ち着きのあるクロスビー”に進化しました。
五味さんも「新エンジンは市街地での使いやすさがとても良い。」と高く評価しています。
街中をスムーズに移動したい人や、家族での普段使いを重視するユーザーには、非常に魅力的な選択肢です。

一方、旧型クロスビーは1.0Lターボによる力強い加速と軽快なハンドリングが特徴。
軽いボディとトルクの立ち上がりが早いエンジンが相まって、キビキビと走る楽しさがあります。
五味さんも「高速移動が多いなら旧型ターボの方がいい」とコメント。
ドライブ好きな人や、軽快な走りを求める人には、今でも十分魅力的な1台です。

どちらを選んでも“間違いのないクロスビー”。
街乗り中心なら新型、走りを楽しむなら旧型。
あなたの使い方に合わせて、最適なクロスビーを選ぶのが正解です。

引用・参考