ヴェゼル

【2025年版】ヴェゼルのサイズはどのくらい?ボディサイズから室内や荷室の広さまで徹底解説!

ホンダ ヴェゼルは、「ちょうどいいサイズ感」と「高い実用性」で人気を集めるコンパクトSUVです。日常の街乗りからレジャーまで幅広く活躍できるそのバランスの良さは、スペックにも現れています。

本記事では、ヴェゼルのボディサイズ・室内サイズ・荷室容量・タイヤサイズに加え、ライバル車とのサイズ比較まで、詳しく解説します。

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ヴェゼルのサイズ一覧

ヴェゼル

ここでは、ヴェゼルのサイズを「ボディサイズ」「室内サイズ」「荷室サイズ」「タイヤサイズ」に分けて解説します。サイズを把握して、自分に合った車かどうかを判断する材料にしてください。

ボディーサイズ

【ボディーサイズ】

全長:4,330mm

全幅:1,790mm

全高:1,580mm(※e:HEV Zとe:HEV PLaYは1.590mm)


全長は先代モデル(初代ヴェゼル)とほぼ同じながら、全高が低く設計されているのが大きな特徴です。先代が1,650mmだったのに対し、現行型ではグレードによって1,580mm~1,590mmに抑えられており、これによりスッキリとしたルーフラインと安定感のあるシルエットが実現しています。

また、全幅は全グレードで1,790mmに統一されました。先代ではグレードによって1,770mm~1,790mmと幅に違いがありましたが、現行モデルでは統一されているため、サイズ選びに迷うこともありません。

その一方で、全幅がやや広がったことにより、先代よりも運転時に車幅を意識する場面が増えるかもしれません。しかし、最小回転半径は5.3~5.5mと非常に小さく、住宅街や狭い道でも安心して取り回せるのは、ヴェゼルの大きな魅力です。

駐車場事情

ヴェゼルの全高が1,600mm未満に抑えられている点は、日本の立体駐車場や機械式駐車場の利用条件に合致しており、都市部に住むユーザーにとっても非常にありがたいポイントです。

また、全幅1,790mmは一般的な駐車枠(幅2,500mm)にも十分収まるサイズです。隣の車との距離にもある程度の余裕が確保でき、乗り降りのしやすさや安心感にもつながります。

室内サイズ

【室内サイズ】

室内の長さ:2,010mm

室内の幅:1,445mm

室内の高さ:1,225mm(※パノラマルーフ装着車は1.240mm)


数値だけを見ると一般的なコンパクトSUVに近い印象を受けますが、実際に乗ってみると数値以上の広さと開放感を感じられるのがヴェゼルの特長です。

ヴェゼルは、ホンダ独自のセンタータンクレイアウト(ガソリンタンクを前席下に配置)を採用しており、後席足元や荷室スペースを最大限確保することが可能になっています。そのため、後席でも拳3つ分ほど足元に余裕があり、大人4人が乗っても窮屈さを感じにくいのが魅力です。特にロングドライブ時にその快適性が際立ちます。

一方で、室内高はやや低めのため、身長が高い方は乗降時に少し屈む必要があるかもしれません。ただし、ヴェゼルではルーフラインを後方にまっすぐ伸ばすデザインが採用されており、視覚的な開放感がしっかりと確保されています。加えて、前席背面を湾曲させた構造により、後席の足元にゆとりを持たせるなど、実用性と快適性のバランスを取った設計になっています。

荷室サイズ

ヴェゼル

【荷室サイズ】

荷室の奥行き:750mm

荷室の幅:1,000mm~1,320mm

荷室の高さ:860mm


ヴェゼルは、コンパクトSUVでありながら優れた収納力を誇る1台です。日々の買い物からレジャーやアウトドア、近年人気の車中泊まで幅広く対応できる荷室は、多くのユーザーから高い評価を得ています。

荷室容量は、通常時で404Lです。さらに後部座席のリクライニング位置を前方に設定すると423Lまで拡大されます。これはスーツケースなら2個、ゴルフバッグ1本が余裕で積めるスペースです。

ヴェゼルの荷室の特徴についても、見ていきましょう。

シートアレンジで大容量スペースを確保

ヴェゼルは、後席を格納することで大容量の荷室スペースを確保できます。後部座席は「ダイブダウン機構」により床下に沈み込むように倒すことができ、床面がほぼフラットになるため、自転車やテント、アウトドア用品などの長尺物も無理なく収納可能です。

また、この広々とした空間は、マットを敷けば車中泊も可能なほどの広さを備えています。

チップアップ機能で高さのある荷物にも対応

さらに便利なのが、後席座面の跳ね上げ機能(チップアップ)です。後席を前方に倒すのではなく、座面を縦に跳ね上げることで、高さのある荷物や植物、段ボール箱などを立てたまま積載することができます。

荷室全体がスクエアな形状になっているため、無駄なスペースが少なく、四角い荷物でもぴったりフィットします。収納の効率性が非常に高いのも、ヴェゼルの大きな魅力です。

タイヤサイズ

グレード純正タイヤサイズ純正ホイールサイズ
G、e:HEV X215/60R16 95H16インチ
e:HEV Z、e:HEV PLaY225/50R18 95V18インチ

ヴェゼルのタイヤサイズは、グレードによって16インチと18インチの2種類が用意されています。

標準グレードの「G」や「e:HEV X」には215/60R16のタイヤが採用されており、乗り心地の良さや静粛性を重視した設定です。一方、上位グレードの「e:HEV Z」と「e:HEV PLaY」には225/50R18のタイヤが装着され、見た目のスポーティさとコーナリング性能が向上しています。

タイヤサイズは、最低地上高や全高にも影響しており、18インチ装着車はやや高めの車高になっています。走行性能とデザイン性を重視するなら18インチ、快適性を求めるなら16インチが適しています。

ライバル車との比較

ここでは、代表的なライバル車として、トヨタ ヤリスクロス、トヨタ ライズを取り上げ、ヴェゼルと比較してみましょう。

トヨタ ヤリスクロス

ヤリスクロス
ヴェゼルヤリスクロス
ボディーサイズ全長4,330mm4,180mm~4,200mm
全幅1,790mm1,765mm
全高1,580mm~1,590mm1,580mm~1,590mm
室内サイズ長さ2,010mm1,845mm
1,445mm1,430mm
高さ1,225mm~1,240mm1,205mm

トヨタ ヤリスクロスは、全長4,180mm~4,200mm、全幅1,765mm、全高1,580mm~1,590mmというコンパクトなボディを持ちながら、SUVらしいたくましさを感じさせるデザインが魅力の一台です。5ナンバーに近いサイズ感で、日本の道路事情にもマッチしており、特に都市部での取り回しの良さが光ります。

室内サイズは、長さ約1,845mm、幅約1,430mm、高さ約1,205mmと、コンパクトSUVとしてはしっかりとした居住空間を確保しています。前席は見晴らしがよく、後席にも大人がしっかりと座れるスペースがあるため、普段使いにも家族のお出かけにも対応できます。

荷室容量は2WDモデルで約390L。このサイズはゴルフバッグを横積みできるレベルで、日常の買い物はもちろん、旅行やアウトドアでも使いやすい実用性があります。リアシートを倒せばさらにスペースが広がり、自転車やキャンプ用品などの長尺物にも対応可能です。

「小さすぎず大きすぎないSUVを探している」という方にとって、ヤリスクロスは非常にバランスの良い選択と言えるでしょう。

トヨタ ライズ

ライズ
ヴェゼルライズ
ボディーサイズ全長4,330mm3,955mm
全幅1,790mm1,695mm
全高1,580mm~1,590mm1,620mm
室内サイズ長さ2,010mm1,955mm
1,445mm1,420mm
高さ1,225mm~1,240mm1,250mm

ヴェゼルよりもさらに一回り小さいサイズで設計されているのが、トヨタ ライズです。全長3,995mm、全幅1,695mm、全高1,620mmと、コンパクトなボディサイズを持っています。

このサイズ感は、特に初心者や女性ドライバー、小回りの効く車を求める方にぴったりです。狭い道や駐車場でもスムーズに操作ができ、通勤や買い物といった日常使いで重宝するでしょう。

室内は、長さ約1,955mm、幅約1,420mm、高さ約1,250mmと、ボディサイズに対してしっかりとした空間が確保されています。後席にも必要十分なスペースがあり、4人乗車でも快適に過ごすことが可能です。

荷室容量は約369Lで、やや控えめではあるものの、リアシートを倒すことで大きめの荷物にも対応可能です。床面がフラットになるため、段差が少なく積み下ろしがしやすい設計です。

「運転に自信はないけれどSUVに乗ってみたい」という方にとって、ライズはコンパクトSUVの入門車として最適なモデルです。

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まとめ

ヴェゼル

ホンダ・ヴェゼルは、「大きすぎず、小さすぎず」という絶妙なサイズバランスが魅力のコンパクトSUVです。取り回しやすいボディ、ゆとりのある室内空間と実用的な荷室を備えており、都市部での運転や駐車もスムーズです。さらに、週末のレジャーや遠出にも対応できる多彩なシート・ラゲッジアレンジもポイントです。日常使いからアクティブなシーンまで、1台で幅広く活躍するヴェゼルは、まさに「ちょうどいい」を体現する1台といえるでしょう。

今回の記事が、ヴェゼルの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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引用・参考