
維持費の負担を減らしたい!プロだからわかる本当に重視するべきポイントとは
車を所有していく上で、維持費を考えることは必須です。車の購入はもちろんお金がかかりますが、維持費が家計に与える影響は決して小さくありません。この記事では維持費を抑える方法や考え方について、自動車流通のプロである田中社長に解説してもらいます。
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維持費の安い車ってどんな車種がある?

増田:
最近、円安や物価高が進んでいて、車の維持費も家計への負担が大きくなっています。
維持費の安い車ってどんな車がありますか?
田中:
ます軽自動車ですね。
維持費として自動車税も大きな負担ですが、軽自動車だと年間1万800円です。
軽自動車に対して、登録車は一番排気量が小さい1000cc以下でも2万5000円なので倍ぐらい違います。
増田:
排気量がさらに大きくなると自動車税も上がるので、その差も大きくなりますね。
田中:
そのほかにも重量税があり、登録車の場合は重さによって金額が変わる税金です。
軽自動車は実際の重量ではなく一律で決まっていて、登録車より金額は低く設定されています。
POINT
自動車税は、4月1日時点の所有者に納税義務が発生し車を所有している限り毎年納めなければなりません。また、年式が古くなると重課(増税)され、新車から13年経過した登録車は約15%、軽自動車は約20%上乗せされます。
また、自動車重量税も同様に、13年超過、18年超過ごとに重課されるため、家計への萍郷は決して小さくありません。今乗っている車が新車登録から13年以上経っているなら、新しい車に買い替えることで維持費の節約に繋がります。
▼自動車の税金について詳しくはこちらから▼
軽自動車の維持費
増田:
軽自動車は燃費が良い車も多いので、税金を含め維持費として比較的安く抑えられますね。
田中:
あとはメンテナンス代として、オイル交換のオイルの量も軽自動車の場合少ないので、交換費用が安く済みます。
そのほかにも壊れた時の部品代が軽自動車は安いので、トータルで見て維持費が安くなります。
購入後に維持費を安くする方法ある?

増田:
家族構成や趣味などで使い方も異なり軽自動車を選べない場合、購入後に維持費を安く抑える方法はありますか?
田中:
購入後から抑えるのは大変なので、買い替える際に意識することが大切です。
例えば新車で買う時に自動車税の割引がきく場合があります。
プラグインハイブリッド車だと愛知県と東京都で5年間自動車税が0円です。
東京都以外でも、プラグインハイブリッド車の場合は3年間0円というところがあります。
買う時に注意しておくと、2年目3年目でも少し維持費を抑えられます。
メンテナンスについて
田中:
メンテナンス代も維持費を計算する上で大切です。
新車で買うとメンテナンスパックのように定期的なメンテナンスが付いています。
このメンテナンスパックですが、別売りの場合と本体に含まれている場合があるので、お得かどうか検討することをおすすめします。
増田:
中古車、新車問わず買う時にメンテナンスパックの有無もポイントですね。
田中:
別売りでメンテナンスパックを売っている場合、内容によっては自分でやった方が安い場合もあるので注意が必要です。
POINT
エンジンオイルやタイヤ、バッテリーといった消耗品の交換、点検や車検など、車の維持にはさまざまなメンテナンス費用がかかります。もちろん、必要なときに自分でお店を探し、内容を決められるのであれば問題ありませんが、メンテナンスのたびにお店を探し内容を決めるのは大変です。
一般的なメンテナンスパックは、基本的な内容がすべて含まれており、まとめて購入することで割安な価格設定になっています。また、実施店舗もひとつのため、お店選びで困ることはありません。さらに、購入店で継続的にメンテナンスを受けることができるため、車の状況を管理しやすいというメリットもあります。
税制優遇する車

田中:
電気自動車なら自動車税がかからないだけじゃなくて、車を買う時の環境性能割が0円の場合があります。
増田:
環境性能割とはなんですか?
田中:
自動車取得税に代わり、2019年に導入されたのが環境性能割です。
中古車、新車に関係なく、自動車を取得した際に納税する必要があります。
増田:
購入するのにも税金がかかるのですね。
田中:
環境性能割は電気自動車だけでなく、プラグインハイブリッドも0円や50%オフの場合があります。
環境に優しい車は税制優遇がいくつかありますね。
▼環境性能割について詳しくはこちら▼
https://www.car-byebuy.com/column/article/5225
維持費のバランスについて

増田:
新しい車を買った方が維持費は安いということですか?
田中:
「維持費だけ」をみれば、そうですね。
しかし、新しい車はそもそも購入金額がかかるという問題があります。
増田:
維持費と購入金額のバランスはどう考えたらいいですか?
田中:
月々のランニングコントだけで「維持」と言いましたが、実際はトータルでみた金額が大切です。
買う時に払ったお金、維持する時にかかったお金、最後売る時に返ってくるお金、これらを差し引くとその車に対してトータルで使ったお金になります。
このコストを抑えることが、車を維持するのに使ったお金を抑えたことになるので、このバランスを考えながら買うことが大事ですね。
維持費と購入価格のバランスの取り方
増田:
維持費が高くつきやすい車と、低く抑えられる車があると思いますが、どう考えたら良いですか?
田中:
例えばさきほどの排気量の問題です。
排気量で自動車税が変わるので、当然ながら排気量が上がると税金も高くなります。
さらに排気量が大きくなればなるほど燃費は悪化する傾向があるため、ガソリン代も高くなります。
増田:
維持費を抑えたい場合は、必要最低限の排気量の車を選んだ方がいいですね。
田中:
あとは、やはりハイブリッドやプラグインハイブリッドであれば、当然1Lあたりで走れる距離が増えるので燃費が良く燃料費を抑えられます。
また、ガソリン代よりも電気代の方が基本的には安いので、電気自動車のほうが維持費を抑えられます。
使い方にもよりますが、目安として電気だと大体半分ぐらいになると言われているので、これから買い替える方は電気自動車もおすすめです。
増田:
そんなに違うんですね。
田中:
ただ電気自動車やプラグインハイブリッドの方が、他の車と比べると車両本体が高くなってしまいます。
しかし、購入金額が高かったとしても、売る時に高く売れるならハイブリットやプラグインハイブリットを買った方がお得とも言えますよね。
また、中古車として人気の車種なら高く売れるので、結果としてトータルの維持費を抑えることができます。
400万円の車は、購入するときには高く感じます。しかし、3年後に200万円で売れれば、3年間でかかったのは200万円ということであり、200万円で買って3年後値がつかなかった車に乗ったのと同じことです。
POINT
さらに、プラグインハイブリッドや電気自動車といった環境にやさしい車種の場合、税金も優遇され、燃料費もぐっと抑えることができます。もちろん、走行距離や使い方、車種などによって維持費は変動しますが、売却するときのことも考えてリセールバリューの良い車種を選んでおくことも、維持費を抑える上で重要なポイントです。
維持費も気になるけど好きな車に乗りたい人へのアドバイス

増田:
維持費を気にしてる人はたくさんいると思いますが、維持費を気にして車を買えない、もしくは好きな車に乗れない方に何かプラスアルファで背中を押すようなアドバイスをお願いします。
田中:
多分維持費を気にされてる方の背景として、「月々かかる費用の変動を抑えたい」ということが考えられます。
なので、リースで借りることがおすすめです。
増田:
どうしてリースが良いのですか?
田中:
メンテナンスリースで契約するとメンテナンス代も全部含まれているので、かかるのはガソリン代だけなので、他に維持費を気にしなくて済みます。
そのため、好きな車に乗りやすくなるのではないかなと思います。
増田:
ガソリン代は乗った分なので変動しますが、それ以外の費用が固定されれば不安はなくなりますね。
今回は維持費を安く抑えるにはどうするか、維持費の安い車はどんなのがあるのか、お話を伺いました。
是非またテーマを決めてお話をよろしくお願いします。
田中:
ありがとうございました。
POINT
リースやサブスクで車を購入した場合、税金や基本的なメンテナンスが含まれていることが一般的です。中には車検代まで含まれているものや、任意保険まで含まれたサービスもあります。
当然含まれる項目が多くなれば、その分支払いは増えますが、燃料代を除き月々の支払いは一定です月に5万、10万など車にかかる費用が固定されれば家計の管理が容易になり、闇雲に車の維持費を心配する必要がありません。
まとめ

維持費を考えた場合、車の購入から売却までトータルでかかる費用を考えることが大切です。必要最低限の排気量の車を選ぶことや電気自動車を選ぶこと、売却時に値段が下がりづらいリセールバリューが高い車を選ぶことで、購入後の維持費を抑えることができます。バランスを考えて、自分に合った車を選びましょう。
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