セレナ

セレナの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介

日産「セレナ」は1991年の発売以降、特にファミリー層からの高い人気を集めています。

2016年に登場した5代目モデル(C27型)からは、日産独自のハイブリッドシステムである「e-POWER」を搭載しています。これにより、燃費性能や静粛性が向上したことでより快適にドライブできるようになりました。

本記事ではセレナの燃費、気になるライバル車との比較も紹介しているので、セレナの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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セレナの特徴

セレナ

セレナの現行モデル(C28型)は、2022年11月に販売が開始された6代目モデルです。5代目にもe-POWERが搭載されていましたが、6代目は第2世代へと進化したe-POWERを搭載しています。

第2世代e-POWERの特徴とグレード選びで気になる特徴について紹介します。

第2世代e-POWERを搭載

第2世代e-POWERと組み合わせられるエンジンは、新開発の排気量1.4L e-POWER専用エンジンです。先代モデルよりも排気量がアップした分、最大トルク・最高出力が向上し、力強さが増しています。

e-POWERの制御も、できる限りエンジンを作動させないような制御へと変わったことで燃費性能も向上しました。

また、世界初の先読み充放電制御を搭載。先読み充放電制御は、ナビで目的地を設定すると、目的地までのエネルギー消費を予測して走行する機能です。

目的地付近に近づくとEV走行に切り替え、e-POWERらしいエコで静かな走りを行います。

グレード別の特徴

セレナe-POWERは、装備品やデザインの違いなどでグレードが分かれています。

ここでは、グレード別の特徴と違いを紹介します。

e-POWER X

セレナのベースグレードです。

上級グレードとの主な違いは、パーソナルテーブルとロールサンシェードがないことや、2WDのリアクーラーが手動であること、カップホルダーやコンビニフックの数が少ないことです。

e-POWER XV

Xの上位グレードです。

ロールサンシェードやパーソナルテーブルも装備され、リアクーラーはオート仕様、スライドドアもハンズフリーになりました。Xに比べ、装備品の機能性と使い勝手が向上しています。また、防水シートを採用しているのもXVグレードの特徴です。

e-POWER ハイウェイスターV

ダイナミックな走りを想起させるスタイルが特徴です。

専用のエクステリアを採用しているため、他のグレードとは異なる印象を与えられます。XVをベースにデザイン性を向上させたグレードのため、機能性はXVと同等です。

e-POWER LUXION

世界初の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を採用していることが特徴です。

プロパイロット2.0には、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を記録すればボタン操作で簡単に駐車できる「プロパイロットパーキング」などが搭載されています。

セレナの燃費情報

セレナ

現行モデル(C28型)のセレナは、パワートレインにハイブリッド「e-POWER」とガソリンエンジンがラインアップされています。

それぞれに複数のグレードが展開されており、グレードごとに燃費も多少異なります。各モデルのカタログ燃費を紹介します。

グレード別カタログ燃費を一挙紹介

エンジン仕様駆動方式グレード燃費(WLTCモード)
ハイブリッド車(e-POWER)2WDX20.6km/L
XV19.3km/L
ハイウェイスターV19.3km/L
LUXION18.4km/L
ガソリン車2WDX13.4km/L
XV13.0km/L
ハイウェイスターV13.0km/L
4WDX11.6km/L
XV11.6km/L
ハイウェイスターV11.6km/L

ガソリン車ではグレードによる燃費の差はほぼありませんが、ハイブリッド車ではグレードによって燃費効率の差が生じています。

燃費性能を重視したいのであれば、エントリーグレードのe-POWER Xがおすすめです。

e-POWERは車両価格が高い分、初期費用がかかります。初期費用を抑えたい方はガソリンエンジンモデルも検討するのもよいでしょう。ハイブリッドモデルのような高い燃費性能ではないものの、アイドリングストップシステムなどの燃費向上策を講じることでこのような燃費性能を実現しています。

※現行モデル(C28型)のセレナのe-POWER車は2WDのみの設定です。

セレナの実燃費

実際にセレナを維持するとなった場合、気になるのが実燃費です。

セレナに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com/)によるデータで紹介します。(2025年3月14日時点)

エンジン仕様駆動方式グレード実燃費(WLTCモード)
ハイブリッド車(e-POWER)2WDX16.14km/L
XV
ハイウェイスターV14.65km/L
LUXION

X・XVではカタログ燃費達成率は78.4%〜83.7%、ハイウェイスターV・LUXIONではカタログ燃費達成率は75.8%〜79.5%になっています。

燃費効率を重視したい場合はX・XVを検討するのが良いかもしれません。

燃費は使用状況によって変わってきますが、運転の仕方で燃費を良くすることができます。

例えば、急加速をしないことや、減速時にアクセルを早めに離すことで燃料の消費を抑えることができます。

先代モデル(C27型)との比較

2016年にフルモデルチェンジして登場した5代目セレナは、ミニバンクラスでは世界初となる同一車線自動運転技術「プロパイロット」を搭載したことで注目を集めました。

以下は、先代モデルの燃費性能一覧です。

エンジン仕様駆動方式燃費(WLTCモード)
ハイブリッド車(e-POWER)2WD17.2km/L~18.0km/L
スマートシンプルハイブリッド2WD13.2km/L
4WD11.8km/L

e-POWERとスマートシンプルハイブリッドは、システムの違いから燃費にも差が現れています。現行モデルのセレナe-POWERと比べると、現行モデルの方が燃費性能が進化していることが分かります。

セレナにe-POWERが搭載されるようになったのは、2018年2月販売以降の5代目モデル(C27型)です。燃費を重視する場合は、5代目モデル以降のe-POWERを選ぶとよいでしょう。

ライバル車との燃費比較

セレナ

セレナのライバル車として、ホンダ ステップワゴンやトヨタ ヴォクシーなどが挙げられます。燃費性能を中心にセレナと比較してみます。

ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴン

ステップワゴンの燃費は、グレードとエンジン仕様、さらに駆動方式に違いがあります。

グレードは、大きく「AIR」と「SPADA」の2つがあり、さらに「SPADAには上級グレードの「PREMIUM LINE」を設定。「AIR」はステップワゴンの標準グレードで、「SPADA」はラグジュアリーグレードになっています。

また、それぞれのグレードで、ハイブリッドの「e:HEV」とガソリンエンジンが選べ、ガソリンエンジン車にはFFと4WDの2つの駆動方式を用意されています。(e:HEVはFFのみ)

エンジン仕様駆動方式グレード燃費(WLTCモード)
ハイブリッド車(e:HEV)FFAIR20.0km/L
SPADA19.6km/L
SPADA PREMIUM LINE19.5km/L
ガソリン車FFAIR13.9km/L
SPADA13.7km/L
SPADA PREMIUM LINE13.2km/L
4WDAIR13.3km/L
SPADA13.1km/L
SPADA PREMIUM LINE13.1km/L

ハイブリッド車の標準グレードをセレナと比較すると、セレナe-POWER Xが20.6km/L、ステップワゴンe:HEV AIRが20.0km/Lと大きな差はありませんでした。

トヨタ ノア

トヨタ ノア

トヨタ ノアのグレードは「X」「G」「Z」「S-G」「S-Z」の5種類あり、それぞれ装備やデザインが異なり、用途や好みに応じた選択が可能です。 

「X」はシンプルなエントリーモデル。「G」は快適装備が充実した中間グレード。「Z」は先進安全装備を標準搭載し、高級感のあるデザインが特徴です。さらに「S-G」と「S-Z」はエアロ仕様で、スポーティな外観を採用しています。 

エンジン仕様駆動方式グレード燃費(WLTCモード)
ハイブリッド車2WDX23.4km/L
G23.2km/L
Z23.0km/L
S-G23.0km/L
S-Z23.0km/L
E-FourX22.0km/L
G22.0km/L
Z22.0km/L
S-G22.0km/L
S-Z22.0km/L
ガソリン車2WDX15.1km/L
G15.1km/L
Z15.0km/L
S-G15.0km/L
S-Z15.0km/L
E-FourX14.4km/L
G14.3km/L
Z14.3km/L
S-G14.3km/L
S-Z14.3km/L

ハイブリッド車は、駆動方式がE-Fourでは燃費効率に差はありませんが、2WDでは差が生じています。

ハイブリッド車のみならず、ガソリン車においても高い燃費性能を有しているのが特徴といえるでしょう。

ハイブリッド車の標準グレードをセレナと比較すると、セレナe-POWER Xが20.6km/L、ノア ハイブリッドXが23.4km/Lとノアの方が燃費効率は良くなっています。

燃費効率を重視する場合は、トヨタ ノアを検討するのもよいでしょう。

セレナで燃費を向上させる3つのポイント

セレナ

燃費性能も高く実用的なセレナe-POWERですが、運転時に少し気を付けるだけでさらに燃費を向上させることができます。

ここからは、セレナe-POWERでできる燃費の良い走り方について説明します。

なめらかに発進、加速する

急発進、急加速をすると、より多くの電力を消費し、燃費が悪くなります。

パワーメーターで電力の消費状況を確認しながら加速することで、電力の消費を抑えた加速ができます。また、車間距離に余裕を持ち、必要以上の減速を避けることで、再加速するための電力の消費を抑制することができます。繊細なアクセルワークを意識して運転することで、無駄な燃料を消費することがなくなるため、日ごろから意識しましょう。

オートエアコンの設定温度を控えめに設定する

オートエアコンによる余分な電力の消費を抑えることで燃費効率を高めることができます。暖房使用時、設定温度を24℃以下に下げるとエンジン作動頻度が下がる暖房省エネモードになります。必要がなければこまめにOFFにしたり、オートエアコンの設定に注意するようにしましょう。

適切なタイヤ空気圧にする

タイヤの空気圧が少ない状態で運転すると、路面との接地面積が増え、走行抵抗が大きくなります。その結果、エンジンに余計な負荷がかかり、より多くの電力を消費し、燃費が悪くなります。特に長距離を走る場合や荷物を多く積む際は、メーカー推奨の空気圧を維持することが大切です。

空気圧は1カ月に1回程度チェックするようにし、正常な状態でドライブしましょう。

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まとめ

セレナ

セレナは、30年以上にわたって広い室内空間と、高い利便性で人気のモデルです。フルモデルチェンジするたびに最新技術を採用し、より便利でエコな車へと進化を続けています。

現行モデルのセレナは、第2世代e-POWERを搭載したことで、ミニバン特有の車両重量の重さを感じない軽快な走りと高い燃費性能を実現しています。

ライバル車と比較すると「少し燃費が悪い?」と感じる方もいるでしょうが、セレナは静粛性や乗り心地など、他車にはない魅力を持っています。

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