
テスラの燃費ってどれくらい? ハイブリッド車とも徹底比較!
電気自動車の代名詞ともいえる「テスラ」。先進的な技術を搭載した魅力的な車ですが、電気自動車に馴染みがなく、燃費(電費)に関して疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。特に気になるのは、実際の走行における燃費と、ガソリン車と比較した場合の維持費でしょう。
そこで、この記事ではテスラ車の燃費(電費)に関する情報を詳しく解説します。ライバル車であるハイブリッド車(プリウス)と比較しながら、テスラを維持するうえでの注意点やお得に購入する方法までご紹介します。
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電気自動車の代表的メーカーテスラ

電気自動車の時代を切り拓いてきた「テスラ」。ここでは、テスラの歴史と魅力について、詳しく見ていきましょう。
電気自動車メーカーとして設立
テスラは2003年にマーティン・エバーハードとマーク・ターペニングによって設立されました。社名の由来は、交流電流の発明者ニコラ・テスラへのオマージュです。
初期のテスラは、ロータス・エリーゼをベースにした電気自動車「ロードスター」を開発・販売していました。このロードスターは、高性能な電気自動車という新たな市場を切り開く存在となります。
2008年にはイーロン・マスクがCEOに就任し、現在に至るまでテスラを率いています。マスクのリーダーシップと革新的なアイデアは、テスラの成長に大きく貢献しました。
そして現在、テスラは電気自動車だけでなく、太陽光発電や蓄電池システムなどのエネルギー事業にも進出。持続可能なエネルギー社会の実現を目指し、多角的に事業を展開しています。
低価格モデルを投入して飛躍
テスラの転機となったのは、2012年に発売された「モデルS」です。モデルSは高級セダンではありますが、ロードスターよりも価格が抑えられており、より多くの顧客に手が届くようになりました。そして、2016年に発売された「モデル3」は、テスラを大きく飛躍させる低価格帯の量産型電気自動車となります。
モデル3の登場により、電気自動車は大衆にとって手の届く存在となり、テスラの販売台数は急増しました。結果として、テスラは電気自動車市場におけるリーダーとしての地位を確立することに成功します。
モデル3の成功は、電気自動車業界全体にも大きな影響を与えました。他の自動車メーカーも、テスラに追随して電気自動車の開発に力を入れるようになり、電気自動車市場は急速に拡大しています。
テスラが低価格モデルを投入したことで、電気自動車の普及が加速し、今日の電気自動車ブームの礎を築いたともいえるでしょう。
モデル3のカタログ燃費と実燃費

電気自動車であるテスラ モデル3の燃費は「1kWhの電力で何キロメートル走れるか」という電費で表します。この電費の考え方と、カタログ燃費(電費)、そして実電費について解説します。
EV車の燃費(電費)の考え方
電気自動車(EV)の燃費は、ガソリン車とは異なり電費で表されます。電費とは、1kWh(Wh)の電力で何km走行できるかを示す指標です。単位はkm/kWh(km/Wh)で、数値が大きいほど電費が良い、つまり燃費が良いことを意味します。
ただし、テスラやTOYOTAなどのメーカーは「kWh(Wh)/km」の単位で電費を表記しており、1kmの走行に必要な電力を示しています。つまり、テスラの場合は数字が小さければ小さいほど消費電力が少なく、電費がよいというわけです。
カタログ燃費(電費)
テスラのカタログ燃費(電費)は、以下の通りです。
モデル名 | 一充電走行距離(WLTCモード) | 交流電力量消費率(WLTCモード) | |
Model Y | RWD | 507km | 140Wh/km |
ロングレンジ | 605km | 151Wh/km | |
パフォーマンス | 595km | 150Wh/km | |
Model3 | RWD | 573km | 123Wh/km |
ロングレンジ | 706km | 129Wh/km | |
パフォーマンス | 610km | 147Wh/km | |
ModelX | ロングレンジ | 576km | – |
Plaid | 543km | – | |
ModelS | ロングレンジ | 634km | – |
Plaid | 600km | – |
実電費
実電費は、走行状況や環境によって変動します。ある報告では、29km/hで走行したときの電費は約3.3km/kWhだったとされています。一方で、平均5km/hで走行していた渋滞時は3.6km/kWhに向上していました。
また、実際にテスラに乗っている人が投稿しているみんカラでは、4.5~7km/kWhほど走ったように思うという声もあります(参照:みんカラ)。
ライバル車プリウスとの燃費比較

電気自動車のテスラとハイブリッド車の代表格であるトヨタ プリウス。環境性能に優れた車として人気ですが、燃費の比較はどのようにおこなうのでしょうか。下記で詳しく見ていきましょう。
ガソリン車とEV車の燃費比較方法
ガソリン車とEV車では燃費の指標が異なります。ガソリン車は「燃費(km/L)」で1リットルのガソリンで何キロメートル走行できるかを表しますが、EV車は「電費(km/kWh)」で1kWhの電力で何キロメートル走行できるかを表します。そのため単純な数値比較はできません。
比較するためには、ガソリン価格と電気料金から、1km走行あたりのコストを算出する必要があります。例えば、下記の表を用いて計算してみましょう。
車種 | 燃費/電費 | 燃料/電気料金 | 計算式 | 1kmあたりのコスト |
ガソリン車 | 20km/L | 160円/L | 160円 ÷ 20km | 8円 |
電気自動車 | 6km/kWh | 30円/kWh | 30円 ÷ 6km | 5円 |
この場合、EV車の方が1kmあたりのコストが低いことがわかります。
なお、電気料金は時間帯や契約プランによって変動します。深夜電力を利用すれば、よりコストを抑えることが可能です。一方、ガソリン価格も変動するため、最新の情報を確認するようにしてください。
カタログ燃費を比較
それでは、プリウスのカタログ燃費とテスラの燃費を比較してみましょう。まず、プリウス(2WD)のカタログ燃費は以下の通りです。
モデル | グレード | 燃費 |
2.0L プラグインハイブリッド車 | Z | 26.0km/L |
G | ||
2.0L ハイブリッド車 | Z | 28.6km/L |
G | ||
1.8L ハイブリッド車 | U | 32.6km/L |
ここでは、プリウスの燃費を28.6km/Lとします。ガソリンの価格を160円とした場合、1km走るためには160円/L ÷ 28.6km/Lで、約5.6円がかかる計算になります。
一方、テスラ3(RWD)は1km走るのに123Whが必要です。電気料金の計算は、Wh(ワット時)をkWh(キロワット時)に変換してからおこないます。1kWh = 1000Wh なので、123Wh は 0.123kWh に相当します。
電気代が30円/kWhの場合、123Whを充電するために必要な金額は、0.123kWh × 30円/kWh = 3.69円となります。つまり、1kmあたりの料金はプリウスが約5.6円で、テスラ3が約3.7円というわけです。
この試算では、モデル3 RWDの方が1kmあたりのコストが低くなります。しかし、電気料金やガソリン価格は変動し、充電設備の費用なども考慮が必要なため、あくまで参考値としてください。
テスラの燃費で注意したいポイント
テスラ車の電費には、ガソリン車とは異なる注意点があります。ここでは、テスラ車の電費に影響を与える要素、特に渋滞とエアコンの使用について詳しく解説します。
渋滞時に意外と燃費は悪化しない
電気自動車であるテスラは、ガソリン車と異なり渋滞時に燃費が悪化しにくい特徴があります。これは、ガソリン車とEVの駆動方式の違いによるものです。
ガソリン車は、エンジンを常に回転させて動力を発生させる必要があります。渋滞などで停車と発進を繰り返すと、エンジンはアイドリング状態と加速を繰り返すことになり、燃料を無駄に消費してしまいます。
一方、EVはモーターで駆動するため、停車中は電力を消費しません。また、減速時は回生ブレーキによって運動エネルギーを電力に変換し、バッテリーに充当できます。この回生ブレーキシステムが、渋滞時の電力消費を抑える効果を発揮するのです。
エアコンが大きく燃費(電費)に影響する
テスラ車の電費は、利用環境や利用方法によって変化します。電費に大きく影響するのが、エアコンの使用状況です。テスラ車をはじめとする電気自動車のエアコンはバッテリーの電力を使うため、エアコンの使用頻度が高ければ走行距離が短くなります。
特に、暖房は電力の消費量が大きくなる傾向があります。また、シートヒーターもバッテリーの電力を使用するため、電費に影響します。
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カババには、さまざまな年式や走行距離のテスラ車が掲載されています。日本車に比べると市場に出回っている数が少ないテスラですが、カババなら自分にぴったりの一台を見つけられる可能性が高いでしょう。
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まとめ

テスラは、電気自動車のパイオニアとして、高い環境性能と走行性能を誇ります。電費は走行状況やエアコンの使用状況によって変動しますが、プリウスに匹敵する経済性を実現できるといっても過言ではないでしょう。
また、テスラは常に技術革新を続け、自動運転技術や最新のソフトウェアアップデートを提供しています。スマートフォンとのシームレスな連携も実現し、まさに未来の車を運転しているかのような感覚を味わえます。
中古車であれば、購入費用もグッと抑えられます。浮いたお金で、自宅充電設備の設置費用に充てるのもありでしょう。テスラの購入を検討している方は、中古車での購入も検討してみてはいかがでしょうか。
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引用・参考
https://www.tesla.com/ja_jp/support/range-calculator-ref
https://www.tesla.com/ja_jp/model3
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/29/news186.html
https://toyota.jp/pages/contents/prius/005_p_001/pdf/prius_spec_202409.pdf
https://evdays.tepco.co.jp/entry/202205/31/000031
https://evdays.tepco.co.jp/entry/2021/04/27/000008