テスラ モデル3 ホワイト 正面

EVメーカー・テスラのエントリーモデル テスラ モデル3

アメリカのEV専用メーカーであるテスラの、テントリーモデルとして位置付けられるのが「モデル3」です。全長4,725×全幅1,850×全高1,430mm、ホイールベース2,875mmというサイズの4ドアセダンとなっています。

テスラ モデル3 レッド 左正面

グレードは3モデルが用意されており、RWD(リア駆動)のベースモデルで531万3000円、ロングレンジAWDが621万9000円、パフォーマンスAWDで725万9000円となります。新車での購入方法はインターネットでのWEB注文というスタイルとなっており、販売ディーラーは存在しません。納車は全国5箇所にあるデリバリーセンターやショールーム、もしくは指定場所への配送といったスタイルになります。国の補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)を受けることができ、ロングレンジAWDで85万円、パフォーマンス&RWDで65万円となっています。さらに地方自治体の補助金もあり、東京都だと最大85万円となっており、総額で最大170万円の補助金が適用されます。

テスラ モデル3 右背面

バッテリーはベースモデルで60kWh、パフォーマンス78.4kWhの容量となっています。WLTCモードの航続可能距離はRWDで573km、ロングレンジAWDで706km、パフォーマンスAWDが610kmです。

マイチェンで0-100km/h加速は3.1秒に進化

もっともパワフルな”パフォーマンス”はシステム最高出力460ps、システム最大トルクは723Nmとなります。2024年モデルの最新型では新しいリアモーターが搭載され、0-100km/h加速は3.1秒にまで進化を果たしました。テスラは細かなアップデートを行なっており、必要なシステムは最初から組みこまれているため、車載システムのアップデートで最新仕様にすることもできます。パソコンやスマホのOSをアップデートするかのように、ワイヤレスアップデート(OTA)により車両を最新のものにできるのもテスラらしいシステムと言えます。

テスラ モデル3 ディスプレイ

操作はすべてセンターに配置された15.4インチのディスプレイで行ないます。それ以外のスイッチ類はなく、ステアリング+ウインカーなど最小限の計器、ペダルのみです。イグニッションという概念もなく、乗り込んでブレーキを踏めば走行スタンバイとなり、センターディスプレイでシフト操作をすれば発進準備完了です。ミラー調整やエアコン温度、トランクの開閉などもすべてディスプレイ上で行なえ、さらにはインフォメーションが用意されており、ユーザーマニュアルと直結してリンクしているため、欲しい機能が分かりやすい仕組みになっているのも嬉しいポイントです。

賢い制御で走りの進化・熟成にも注目

インテリアはすべての機能をディスプレイに集約しているため、非常にシンプルな仕立てです。その分、収納ひとつひとつが大型で使いやすく、スマホとの連携も重要となるモデルだけに非接触充電もディスプレイ下の一等地に配置されています。

テスラ モデル3 インパネ

走行制御を多彩にセットアップでき、ハンドリングバランスをオーバーステア・ニュートラル・アンダーステアの3バランスに調整できたり、回生ブレーキの割合も0〜100%でセットできるなど、オーナー好みにカスタムできてしまいます。

テスラ モデル3 シート

走りはEVならではの低重心パッケージ、パワフルなモーターによる加速、高いボディ剛性を持っています。足回りもアップデートで進化しており、しっとりとしていながら、無駄な振動がない乗り味を実現しています。さらにトラクションコントロール、モーター制御など車両の制御がとても賢い印象です。4ドアセダンとはいえ、高性能スポーツカーのような仕上がりになっています。自動車メーカーではなく、ベンチャー企業のように見られがちですが、昨今ではヨーロッパの自動車メーカーのエンジニアが開発に関わっているケースが増えており、自動車としての完成度が上がっているといえるでしょう。

専用の超高速充電ネットワークも魅力

テスラの代名詞的な機能「オートパイロット」は高度な運転アシスト機能を持っています。周囲の車両を検知してのクルーズコントロール、自動車線変更、オートステアリング、信号や標識を検知しての一時停止コントロール、オートパーキングなどが用意されています。車両にはセンサーやカメラが標準搭載されていますが、これらすべての機能を使うにはオプションで追加機能オンを選ぶ必要があります。これらもディスプレイに他の車や障害物の様子、さらにはカメラ画像が表示され、検知状態が見やすいのも魅力です。しかもその高機能をシンプルに使えるのもテスラ車の特徴です。

テスラ モデル3  ホワイト 左背面

また「スーパーチャージャー」と呼ばれる独自の充電ネットワークをホテルや商業施設さらには移動の主要経路ポイントに配備しているのも魅力です。一般的に150kWが最速とされるなか最大250kWの充電能力を誇り、走行距離換算で最大275km分まで15分でチャージできてしまいます。この独自の高速充電ネットワークはテスラオーナーだけの特権で、EVのネガティブな要素である出先での充電問題を解消するひとつの魅力とも言えます。もちろん搭載されるナビゲーションですぐにスーパーチャージャーの場所検索及び状況把握ができますし、クルマに乗っていなくてもテスラ専用アプリでも空き状況や充電状況といあった情報を確認することができます。また充電中にはセンターディスプレイでゲームを楽しむこともでき、ハンドルとペダルを使ったレーシングゲームまで用意されています。

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