シビックはどれがおすすめ?カタログ燃費と実燃費や人気の年式を詳しく紹介 

ホンダ シビックは、「世界のホンダ」へと押し上げるきっかけを作ったモデル車です。発売当初から根強いファンも多く、タイプRの登場でさらにシビックへの人気は高まっています。いざ乗ろうと決めた場合、豊富なラインナップがあり、どれにしたら良いのか迷うことも少なくありません。この記事では、燃費を中心に人気のグレードやライバル車について詳しく解説します。 

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ホンダの技術が生んだ革新性の高いモデル 

シビック ハッチバック グレー 右正面

シビックは、世界で初めてマスキー法をクリアしたエンジンを搭載しています。1950年代先進国で車が普及するようになり、大気汚染が問題視されました。そんな中で、世界に先駆けて登場したのが、CVCCエンジンを搭載したシビックです。それでは、世界でも名の知られるシビックの歴史について詳しく遡っていきましょう。 

大衆車ながら「初」が詰め込まれた初代 

シビックは、1972年に初代が登場。車が先進国で普及する中、大気汚染が世界で課題となり、マスキー法が制定されました。マスキー法は、1970年大気清浄法という排気ガスを規制するアメリカの法律です。達成不可能だと言われている中、先駆けてCVCC搭載のシビックが登場。CVCCの技術を積極的に公開し、「世界のホンダ」へ押し上げることとなりました。 

初代が発売されて以降、執筆時の2024年11月時点で11代目まで登場しています。愛称が付けられている世代もあり、1979年に登場した2代目はスーパーシビック、1983年に3代目ワンダーシビック、1987年に4代目グランドシビック、1991年に5代目スポーツシビック、1995年に6代目ミラクルシビック、2000年に7代目スマートシビックがあります。 

3代目では、全日本ツーリングカー選手権で好成績を納め、「シビック=スポティ」を根付かせ大ヒット。1997年に初めてシビックタイプRが登場し注目を集め、さらに2001年には限界までチューニングされたK20Aエンジンを搭載してサーキットでのパフォーマンスがアップしたことで話題になりました。一時期日本市場から撤退し、海外専用モデルとなっていましたが、10代目からは日本市場に復活しています。 

幅広いモデルラインナップ 

シビックが持つ魅力の一つは、豊富なモデルラインナップです。価格を抑えたベーシックモデルから、サーキットでも通用する高性能なタイプRまで多彩な選択肢が用意されています。「CIVIC=市民の」という意味もあり、もともとは「軽量・コンパクトでキビキビ走る世界のベーシックカー」がコンセプトでした。 

レース仕様とも呼べるほどチューニングされたタイプRの登場により、「シビック=スポーティ」なイメージが根付き、現在では初心者から経験豊富なドライバーまで、幅広い層に支持されています。さまざまなニーズに合わせたバリエーションが用意され、家族での使用からスポーツ走行まで、幅広いシーンで利用できる柔軟性が魅力です。 

現行型シビックの燃費 

シビック 内装

執筆時点の2024年11月現在、現行型シビックは、進化したエンジン技術と軽量ボディにより、燃費性能が大幅に向上しています。グレードの特徴と燃費について詳しく解説します。 

グレード別カタログ燃費 

グレード 駆動方式 WLTCモード (km/L) トランスミッション 使用燃料 
e:HEV LX FF  24.2  CVT レギュラー 
e:HEV EX 
LX 15.7 CVT +パドルシフト ハイオク 
EX 
RS 15.3 6MT 
タイプR 12.5 6MT 

2021年9月に11代目シビックの国内販売を開始した現行シビックは、5種類のベーシックグレードとタイプRをラインナップ。世界的には4ドアセダンと5ドアハッチバックがありますが、日本に導入されたのは5ドアハッチバックのみです。 

全てのグレードで、「HONDA CONNECT Care プレミアム」が月額制で使用できます。車内でもインターネット環境が整っている車内Wifiや、スマートフォンからドアロックの操作などのリモート操作が可能です。その他にもエアバックが開くと自動でオペレーターに通報し、警察や消防に取り次ぐなど緊急時のサポートも充実しています。 

実燃費 

実際にシビックを維持するとなった場合、気になるのが実燃費です。シビックに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com/)によるデータで紹介します。(2024年11月7日時点) 

グレード ミッション / 使用燃料 実燃費(km/L) カタログ燃費WLTCモード (km/L) 
e:HEV LX / e:HEV EX モーター / レギュラー 21.19 24.2 
LX / EX 6MT / ハイオク 13.63 – 
LX / EX CVT / ハイオク 12.27 15.7 
RS 6MT / ハイオク – 15.3 
タイプR 6MT / ハイオク 10.07 12.5 

eHEVにおいて、カタログ燃費と実燃費の差は3️.01km/Lです。LX・EXは、カタログ燃費の差はCVTと6MTで差はありませんでしたが、実燃費では6MTとCVTで差があり、6MTの方が燃費の差が少なくなっています。6MTの方が、CVTよりも1.36km/L燃費が良いという結果です。タイプRは実燃費とカタログ燃費の差が2.43km/Lという結果でした。 

e:HEVの2グレードは、やはりハイブリッドということで優秀な燃費性能です。また、使用燃料もレギュラーガソリンであることを考えると、実際にかかる燃料費の差は大きくなります。 

ライバル車との燃費比較 

シビック EX  グレー 右正面

車を選ぶ際に、シビックの実燃費だけでなくライバル車の燃費も気になるところです。シビックのライバル車として、スバル インプレッサやトヨタ カローラスポーツ、スイフトスポーツがあげられます。シビックとの燃費の違いを軸に、詳しく解説します。 

トヨタ カローラスポーツ 

カローラスポーツ  ブラック 右正面
 グレード 駆動方式 ミッション WLTCモード(km/L) 
ガソリン 2WD CVT 17.2 
G / X 2WD 18.3 
ハイブリッド 2WD 電気式無段変速機 27.2 
2WD 29.5 
2WD 30.0 

トヨタ カローラは、新世代のベーシックカーとして親しまれ、全車に車載通信機を搭載しています。シビックとキャラクターの近いカローラスポーツのカタログ燃費を比較すると、ハイブリッド車では3km/L〜5.8km/Lの差があり、ガソリン車では1.5km/L〜5.8km/Lカローラスポーツの方が燃費は優れています。 

スバル インプレッサ  

インプレッサ ブラック 右正面
 グレード 駆動方式 ミッション WLTCモード(km/L) 
ガソリン ST FWD / AWD CVT  14.0 / 14.7 
e-BOXER ST-G / ST-H AWD CVT  16.6 / 18.9 

スバル インプレッサのe-BOXERはマイルドハイブリッドシステムを搭載するモデルです。 

インプレッサとシビックのカタログ燃費を比較すると、ガソリンモデルでは1km/Lシビックの方が優れています。 所謂ストロングハイブリッドモデルであるシビックのほうが、7.6km/L優れています。 

スズキ スイフトスポーツ 

スイフトスポーツ  イエロー 右正面
 駆動方式 ミッション WLTCモード(km/L) 
ガソリン 2WD 6MT 17.6 
2WD 6AT 16.6 

スズキ スイフトスポーツも、シビックのライバル車種として有力です。シビックよりも車体がコンパクトで、1.4ターボエンジンを搭載しています。燃費の差は、ATで0.9km/Lシビックよりもスイフトスポーツの方が優れていて、MTでは、3.97km/Lスイフトスポーツの方が優れています。スイフトスポーツはハイブリッドモデルがありません。 

おすすめモデル 

シビック セダン レッド 右正面

シビックはグレードごとに燃費性能や特徴が異なります。シビックといえばタイプRを想像する人もいると思いますが、他のグレードも燃費性能や内装が充実しています。グレードごとの特徴と合わせておすすめのタイプを紹介するので、自分にあったグレードを探してみてください。 

ホンダ シビック タイプR 

シビック タイプR ホワイト 右正面
メーカー名 ホンダ 
車種名 / 主要グレード シビック / TYPE R 
発売時期 2022年9月 
全長×全幅×全高(mm) 4,595×1,890×1,405 
ホイールベース(mm) 2,735 
車両重量(kg) 1430 
エンジン型式 K20C 
給気方式 ターボ 
総排気量(cc) 1,995 
最高出力(kW[ps]/rpm) 243[330] / 6,500 
最大トルク (N・m[kg・m/rpm]) 420 [42.8] / 2,600〜4,000 
WLTCモード燃費(km/L) 12.5 
新車価格(万円) 499.73 
中古車価格帯(万円) 107〜918 

シビック タイプRといえば、世界最速のFF車を競う日本を代表するスポーツモデルです。根強いファンも多く、2022年に現行タイプRが復活した際には、半年で注文受付を一時停止になったほど人気があります。執筆時点の2024年11月でも、公式サイトによると注文受付を停止中。新車の入手が困難なこともあり中古車価格が高騰して、新車価格を上回る車両も少なくありません。 

ホンダ シビック LX 

シビック LX グレー 右正面
メーカー名 ホンダ 
車種名 / 主要グレード シビック / LX 
発売時期 2017年8月 
全長×全幅×全高(mm) 4,560×1,800×1,415 
ホイールベース(mm) 2,735 
車両重量(kg) 1,360 
エンジン型式 L15C 
給気方式 ターボ 
総排気量(cc) 1,496 
最高出力(kW[ps]/rpm) 134[182] / 6,000 
最大トルク (N・m[kg・m/rpm]) 240 [24.5] / 1,700〜4,500 
WLTCモード燃費(km/L) 15.7 
新車価格(万円) 344.85 
中古車価格帯(万円) 148〜375.9 

LXはシビックの標準グレードで、ミッションはATのみです。標準グレードでありながら、Honda SENSING、前席シートヒーター、7インチデジタルグラフィックメーターなどが標準装備され、コストパフォーマンスに優れています。 

ホンダ シビック e:HEV LX 

メーカー名 ホンダ 
車種名 / 主要グレード シビック / e:HEV LX 
発売時期 2021年9月 
全長×全幅×全高(mm) 4,560×1,800×1,415 
ホイールベース(mm) 2,735 
車両重量(kg) 1460 
エンジン型式 LFC 
給気方式 ターボ 
総排気量(cc) 1,993 
最高出力(kW[ps]/rpm) 104[141] / 6,000 
最大トルク (N・m[kg・m/rpm]) 182 [18.6] / 4,500 
モーター最高出力(kW[ps]/rpm) 135[184] / 5,000〜6,000 
モーター最大トルク (N・m[kg・m/rpm]) 315 [32.1] / 0〜2,000 
WLTCモード燃費(km/L) 24.2 
新車価格(万円) 399.85 
中古車価格帯(万円) 283〜399 

シビックe:HEV LXは、ガソリンエンジンの標準グレードであるLXのハイブリッドモデルです。ガソリン車に比べ100kg車重が重く足回りやパワートレインに変更がないため、標準モデルと比べるとドッシリとして快適な乗り心地が楽しめます。静粛性にも優れているため、標準モデルに比べ、雑音や振動をシャットアウトしてくれます。 

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まとめ 

シビック タイプR 正面

ホンダ シビックはホンダを世界に知れ渡らせたモデルということもあり、初代から根強いファンが存在します。中でもタイプRは人気が高く、中古車の流通も豊富です。 

日常で乗りたい場合は、タイプR以外のグレードを選ぶと比較的街乗りもしやすいモデルです。また、標準のシビックはハイブリッドもラインナップされているため、燃費性能や静粛性においても優秀。自分に合った使い方ができるグレードを選んで、充実したカーライフを送りましょう。 

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カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。
また、万が一売却希望日までに購入者が見つからない場合でも、追加査定や複数業者とのやり取りが必要のないカババの一括査定で手間なく高値売却をサポートいたします。

引用・参考