
プロの失敗談とは!?後悔しない車選びを伝授
中古車を選ぶ際には目的を明確にし、さらに優先順位をつけておくことで失敗せずに車種を選ぶことが可能です。この記事では中古車選びの方法や見極め方について、自動車流通のプロである田中社長に解説してもらいます。
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おすすめ車種は?

原:
最近車が欲しいと思っているのですが、おすすめの車種はありますか?
田中:
まず人によって「車」の考え方が違います。
もし具体的な希望車種がないのであれば、私がおすすめするのはリセールがいい車です。
原:
リセールがいい車とは例えばどんな車種がありますか?
田中:
ジムニーやランドクルーザーです。
リセールが高いと購入金額と売却金額の差が少ないため、結果的に所有期間の総支払い金額を抑えることができます。
金銭的なメリットを重視する方にとって、リセールが高い車はおすすめです。
POINT
例えば執筆時点である2024年10月において、ランドクルーザーの新車は人気のため注文を停止しています。そのため、中古市場に出回っている現行型は新車価格を上回る車両もあるほどです。このようにリセールが高い車であれば、乗っていたはずなのに購入金額とあまり変わらない金額で売却ができてしまう車種があります。特に乗りたい車種がない場合は、リセールが高い車両の中から選ぶこともおすすめです。
利用人数別のおすすめ車種

原:
レジャーに行きたいと思っているので、複数人乗れて乗り心地のいい車を検討しています。
田中:
個人的な意見ですが乗り心地がいい車は、背が高い車よりも低い車の方が乗り心地がいい傾向です。
例えば、SUVよりもセダンの方が乗り心地は良いですが、セダンになると積載量が減ってしまうのでレジャーには適していません。
原:
乗り心地と積載量、どちらかを取らなければならないですね。
田中:
用途によって変わります。
例えばキャンプに行きたい場合、セダンは不向きです。
その他にもミニバンとSUVを比較すると、ミニバンの方がボディ合成が弱いためSUVの方が乗り心地が良い傾向です。
原:
荷物をたくさん載せたいので、SUVの方が良さそうです。
田中:
ちなみに予算はいくらぐらいで考えていますか?
原:
300万円ぐらいで中古車を検討しています。
田中:
中古車で300万なら、選択肢が広がってきますね。
例えばハリアーやジムニーシエラなどがあります。
ジムニーシエラは大体200万円前後で購入可能です。
普通のジムニーよりもエンジンの排気量が大きく、長距離運転も疲れにくいのでおすすめです。
原:
実はマニュアルの車両もいいなと思っています。
田中:
難しいことを言いますね(笑)
最近では、マニュアル設定があるSUVはほとんどありません。
先日マニュアルのCX-5を五味康隆さんにカババでご購入いただきましたが、ぴったりでしたね。
原:
リセールのことを考えるとボディの色は白や黒が良いですか?
田中:
CX-5の場合はソウルレッドも人気です。
その他にもCX-5であれば、マシーングレープレミアムメタリックもおすすめです。
選び方の優先順位をどうつけると良い?

原:
実際車を選ぶときに優先順位はどう決めたら良いですか?
田中:
自分が1番欲しい車を買うことですね。
例えば車を購入する時は、維持費や予算を合わせて考えながら購入します。
予算が300万だと仮定し、自分がどうしても欲しい車が400万だったとします。
この400万円という金額が明らかに自分には出せない金額だったらダメですが、頑張れば出せる場合は400万出してでも欲しい車を買うべきだと思います。
原:
なぜでしょうか?
田中:
車を買う時に自分が1番大事にしてるものが手に入らないと、買い物自体がダメになってしまう可能性があります。
車を購入する際に、「何を大事にしてるか」が重要です。
例えば本当はブラックの車が欲しいと思っていて、シルバーの車の方が50万円ほど安かったからシルバーの車を購入したとします。自分の中で「少し頑張ればブラックが買えた」という思いが残ってしまった状態で車に乗っていると、満足のいく買い物では無くなってしまいます。一方で、少し高いけどブラックが良いから頑張って購入した場合、満足のいく買い物になります。このように大切にしている部分は、金額と相談しつつ決断しましょう。
選び方や決め方のポイントは?
原:
「優先順位が高い項目は何なのか」悩んでしまいます。
選び方や決め方のポイントはありますか?
田中:
デザインや運転してる乗り心地、走行性能、利便性など、自分が車に対して求めてるものの要素を満たしてるかどうかを考えます。
POINT
絶対に代用ができないものとして、乗車人数、積載量、車体の大きさ、燃費などがあります。例えば7人載せる機会が多いのに、5人乗りの車では意味がありません。このようにどうにもならないことを優先的に考え、どうにもならないことを満たした状態で、自分があったらいいと思う条件を付け足して考えましょう。
購入時の確認事項、後悔しないための方法は?
原:
実際に購入してから「後悔した」という話をよく聞きます。
後悔しないために、購入前にできることはありますか?
田中:
私の失敗談を例に紹介します。
私は子供が何人かいるので乗車人数が多いこと、乗り降りがしやすいスライドドアが良いことが条件だったため、ミニバンを購入しようと決断しました。
原:
車種は何にしましたか?
田中:
運転も好きなので、走行性能が高いオデッセイを選びました。
オデッセイの特徴としてミニバンの中でも車高が低く、ドライバーも楽しいことがあげられます。
さらにたくさん乗れるし、子供も乗り降りしやすいという要素を満たしています。
しかし、試乗もしたのですが、いざ納車をされて乗ってみると想定以上に乗り心地が悪いんです。
原:
試乗でわからなかったのですか?
田中:
後部座席の乗り心地が悪かったため、気づきませんでした。
子供たちから「車酔いをする」と不評でした。
こういったこともあるので自分の目的が満たされてるかどうかを抜け漏れなく確認することが大事です。
※2020年のマイナーチェンジ以降モデルは、後部座席の乗り心地が改善されています
原:
試乗もご家族で行ったのですか?
田中:
妻と試乗しただけで、子供を連れて行きませんでした。
運転席と助手席を利用し、後部座席には営業マンの方が座っていました。
要するに確認不足なんです。
目的の中で「子供たちを乗せて移動する」という目的があったら、子供たちも連れて大丈夫かどうかの確認が足りてませんでした。
原:
中古車の試乗は実際難しいことも多く、乗り心地はどのように確認すれば良いですか?
田中:
買いたい中古車がまだ新車で売ってるのであれば、新車ディーラーさんに行って、申し訳ないですが試乗させてもらうことも可能です。
新車がない場合は、止まった状態で乗ってみるしかありません。
乗り心地を確かめるのが難しい時はみんカラというサイトがあり、口コミが沢山書かれています。
絶対正しいとは言えませんが、結構合ってることも多く意外と役に立ちます。
原:
私の場合は友達を乗せることが多いので、乗る人が気にすることを少し意識して見ようと思います。
田中:
それもいいですね。
友達がかっこいいって言ってくれても嬉しいですよね。
あとは燃費や税金のことを意外と忘れがちなので注意が必要です。
例えば毎年納付義務のある自動車税も忘れてはいけません。
排気量が2Lと3Lの車で自動車税が違うように、排気量によって自動車税が変わります。
同じ車でもレギュラーガソリンなのか、ハイオクなのかで維持費が大きく変わります。
ハイオクで燃料費が高い、自動車税も高い、燃費が悪いから3Lにしなければ良かったというようなことにならないように注意が必要です。
POINT
車を購入する際、つい販売価格ばかりに注目しがちですが、買ったあとの維持費も重要なポイントです。せっかくお気に入りの車を手に入れたのに、生活が苦しくなってしまっては意味がありません。燃費や自動車税など、乗ってれば必ずかかる費用をリストアップしてみて、買ったあとにいくらかかるのか試算してみましょう。
▼自動車の維持費に関して詳しくはこちらをご覧ください▼
購入後に後悔した時の対応

原:
調べたうえで車を購入後に後悔した場合、どうしますか?
田中:
私の場合は、すぐに売ります。
車を購入し思ったのと違うと、売るにしてもマイナスが大きくなってしまいます。
だからこそ車は新車中古にかかわらず、本当に自分が絶対に譲れないことや目的をしっかりして、満たしてるかどうか確認してから買わないといけないんです。
原:
相談するのは車に詳しい人がいればいいと思いますが、いない場合は誰に相談すればいいですか?
田中:
実際にどの車が良いのかの相談は、「お金にならない相談」ですよね。
だからなかなかお店に行って相談もしにくいし、周りに知り合いがいなければ相談もしにくいと思います。
そのため、我々はこのYouTubeのチャンネルでコメント欄や質問をいただければ答えられる範囲で答えていきたいと思っているので、活用してもらえたら良いなと思います。
あとは昔よりもコミュニティサイトが発達しているので、入ってみるのも面白いかもしれません。
原:
何か参加されてますか?
田中:
僕もコミュニティサイトに入り、知らない情報を教えあったりしています。
原:
また分からないことがあったらよろしくお願いいたします。
まとめ

中古車を選ぶ際には、使用目的の中でも優先順位をしっかりとつけることが大切です。使用目的は大まかな目的ではなく、できるだけ具体的に考えることで失敗を避けることに繋がります。自分が車を維持する目的や使用用途を明確にして、満足のいく一台を選んでください。
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