中古の輸入車を安心して買いたい!失敗しない方法をプロが解説!

輸入車である外車を中古車で買う場合、国産車よりも故障のリスクや修理費用が高くなることがあるため、リスクや選び方を事前に知っておくことが大切です。この記事では、国産車と外車の違いや選び方について、自動車流通のプロである田中社長に詳しく解説してもらいます。 

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外車の中古車はこわれやすいイメージがあるが、本当のところは? 

今乗っている車が来年の1月で4年経つので、新しい輸入車に買い替えたいと思っています。 

ただ、中古の輸入車は壊れやすいと聞いたので不安なのですが、実際はどうなんでしょうか? 

ん〜、やはり国産車と輸入車を比べると、かなりの確率で輸入車の方が壊れます。 

実際そうなんですね。 

国産車の方が壊れにくさに対する基準値が高いことや、日本の気候が高温多出な環境のため他の国と比べて特殊であることが原因です。 

海外のメーカーは、自国の気候に合わせて作られているため、日本の気候に合ってないとも言えます。 

おすすめな中古車の買い方 

次はミニが欲しいと思ってるんですけど、少しでも安心できる、おすすめの販売店はありますか? 

まず第1候補は、新車ディーラーがやってる認定中古車「アプルーブドカー」です。 

同じ車で比較すると、正規ディーラーの方がメンテナンスや保証がしっかりしているため、安心を最優先にするなら認定中古車を選べば間違いありません。 

ただし、高品質な分金額が高くなりやすいので、予算が合わない場合は、違う販売店選びを検討しましょう。 

アプルーブドカーとは、認定中古車制度のことです。例えばBMWであればBMWアプルーブドカーと言って、一定の基準を満たした中古車に対して、82の項目で点検・整備・交換を行った車両に対して、購入後1年後の走行距離無制限保証を与えています。このように各メーカーによって高い基準が定められているため、高品質な輸入中古車が欲しい方にはおすすめの買い方です。 

中古車で外車を購入したあとのメンテナンスはどこに出せばよい? 

もし車が壊れたときやメンテナンスは購入した販売店に持ち込むことになりますか? 

基本的にはそうです。 

メンテナンスに関しては、正規ディーラーだったら正規ディーラーのメンテナンスがおすすめです。 

例えばミニの専門店で買った場合、その専門店にメンテナンスや壊れた時の修理対応をしてもらいましょう。 

正規ディーラーと普通の整備工場で違いはありますか? 

整備工場によっては、持ってる設備によってできない修理があります。 

正規ディーラーと一般の整備工場で比べた場合、もっとも違うのは故障診断に使うコンピューターです。 

一般工場では、あらゆる車種に対応するため、汎用の診断機を使っているケースが多いのですが、正規ディーラーではそのメーカーに特化した専用の診断機を使用しています。 

汎用の診断機でもある程度診ることはできますが、故障している内容によっては対応できない可能性があり、できることなら正規ディーラーの修理やメンテナンスをお願いしたいですね。 

一見すると同じように見えても、メーカーや車種によって特殊な工具や専用のコンピューターが必要な場合も少なくありません。特に国産車に比べて流通量が少ない輸入車の場合、一般の整備工場では対応できないケースも十分考えられます。 

もちろん正規ディーラーでも修理やメンテナンスであれば問題ありませんが、近くにない場合は、インターネットで対応可能な整備工場を探しましょう。「メーカー 修理 地域名」で検索すれば、家の近くで対応してくれる整備工場をある程度探すことができます。 

国産車と外車の中古車を選ぶポイントは違う? 

デザインが可愛く気に入っているので、次に乗る車は「ミニ」を検討しています。 

これまでの車も全部デザイン重視で輸入車を選んできたのですが、選ぶ時に国産車と見るべきポイントは違いますか? 

誰が見てもすぐわかるミニのデザインが譲れないということですよね。わかります。 

デザインは満足感に大きく関係しているので大切ですが、それ以外で違いがあるとしたら故障リスクとリセールです。 

リセールもですか? 

国産車の方が基本的に値落ちしませんから、いつかまた乗り換えるときのことを考えるとリセールは無視できません。 

輸入車の方が値落ちしやすい傾向があるので、ポイントは故障リスクとリセールの2つです。 

故障リスクや金銭的な負担が大きくなる可能性が高くなるということですね。 

水野さんは初めてじゃないので心配いりませんが、初めて輸入中古車を買うという方は、金銭的な負担も考慮したほうが安心です。 

例えば消耗品のオイルやブレーキパッドの交換をする際、どうしても輸入車の方が高いことがあります。 

すべての輸入車がそうではないものの、やはり輸入車のメンテナンスや修理は国産車に比べ割高になる傾向です。輸送費や国内在庫数に限りがあることが主な要因ですが、費用を抑えるためにはOEM部品や社外部品を利用しましょう。 

ただし、これら非純正部品はディーラーで交換してもらうことが難しいため、輸入車を得意としている整備工場を見つけておき、相談すると安心です。 

輸入車と国産車のちがい 

デメリットを踏まえても輸入車が良いと思ってしまうのですが、車を見るときに国産と輸入車の違いはありますか? 

国産車の場合故障リスクが少ないので、内外装の傷や内装の匂いなどに気をつけ、輸入車の場合はこれまでの履歴が大事です。 

例えば、メンテナンスや点検した記録簿がちゃんとあり、交換した履歴が書いてあるかどうかです。 

輸入車の場合、車選びというよりも販売店選びのような側面もあります。 

販売店が情報を全部出してくれるところは結構親切だと思いませんか? 

確かにそうですね。 

ちゃんと履歴や修復歴などをはっきりと教えてくれるところの方がいいですよね。 

商談を含め価格交渉に入る前に、整備記録や点検記録が揃ってるかどうかを確認する方が大事です。 

確認してみます。 

他にポイントはありますか? 

輸入車の場合、大きいデザインの方向性は素人の方でも分かりますが、ついてる装備が1個1個かなり細かく違います。 

生産年度によっても仕様が違っていたり、同じ年式の車でも細かな個体差があるので実車を見に行った方がいいかもしれません。 

中古車を購入する際、年式で区別することがありますが、輸入車の場合には年式の他に「モデル年式」という考え方があります。米国ではその年の半ばから、欧州では9月以降に製造された車は翌年モデルになります。 

また、日本に輸入し販売するまでの期間が空いてしまうこともあるため、輸入車の場合、初年度登録を指す「年式」と、製造時期を示す「モデル年式」は大きくズレることも珍しくありません。輸入車の中古車を探す場合は、意味の異なる2つの年式に注意して選びましょう。 

外車の中古車はどの販売店で買っても大丈夫? 

点検記録簿をちゃんと見せてくれる販売店と、そうじゃない販売店があるということでしたが、販売店選びは実際どうしたら良いでしょうか? 

販売店は人が経営や運営をしているため、誰がやってるかによって対応や車の品質チェックなどが変わってきます。 

会社の中で品質チェックのルールがあって、徹底されてるかどうかが大切です。 

どこを見れば良いですか? 

対応や質問に対する返信の速さや丁寧さ、というところがポイントです。 

また、実際に販売店に行った場合、販売店や車が綺麗か見てみましょう。 

他にも店内が整理整頓されていることや、整備工場で作業してるメカニックが車をどうやって扱っているか。 

個人的には、そういった部分にその店の本質が出ていると思います。 

安心して中古の輸入車を買うなら、やはりお店選びが重要ということですね。 

本日はありがとうございました。 

まとめ 

中古の輸入車は国産車に比べて故障リスクや、修理費用が高くなってしまう恐れがあります。車両の品質が不安な部分がデメリットになるので、メーカーの認定中古車や整備が行き届いている高品質の中古車を購入しましょう。 

認定中古車ではない場合、万が一故障してしまった時のことを考慮し、修理ができる整備工場があるのかも確認しておくと購入後の車のトラブルもスムーズに対応できます。 

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