ノア

使いやすさを追求した1BOXミニバン トヨタ ノア

5ナンバーのワンボックスミニバン市場において、セレナとステップワゴンと争うのがノアです。兄弟車としてスタイル違いのヴォクシーも販売されています。ちなみに先代モデルにはエスクァイアという3兄弟も用意されましたが、2022年の現行型登場で廃止されています。

ヴォクシーはシャープなヘッドライトや大型グリルなどでかなり攻めた印象です。対するノアは大型のメッキバータイプのグリル形状で上質感が表現されています。テールランプまわりの処理もノア・ヴォクシーでデザインが異なっており、フロント同様にヤンチャ感のあるヴォクシー、落ち着き感のあるノア、といった印象です。

ノア

ボディサイズは全長4,695×全幅1,730×全高1,895(4WDは1,925)mm、ホイールベース2,850mmというパッケージです。ボックスミニバンらしいハコ型ではありますが、クオーターガラスに特徴的なキャラクターラインを設けることで、間伸び間のない躍動的なデザインに仕上げています。

オットマン付きのキャプテンシートも選べる!

インテリアでポイントは7人乗りの2列目シートにロングスライドが可能なキャプテンシートが設定(OP)されるところです。745mmものロングスライドとしており、大型サイドテーブルやオットマン、シートヒーターも備わり快適性に特化した仕様も可能です。

ノア 内装

3列シートの跳ね上げは非常に簡単で、レバーひとつのワンタッチ操作で跳ね上がり、所定の位置に動かせば固定されます。パワースライドドア装着モデルにはユニバーサルステップ(助手席側)が設定され、ドア開閉時に機械的にドア下部からステップを展開&格納するというからくりも用意します。ステップ高を200mmとすることで子供から年配の方まで乗降性に優しいアイテムです。まさに使いやすさを徹底追求したこだわりが随所に仕込まれています。

ノア 内装

パワーバックドアの使い勝手も工夫されており、従来のドア側ボタンではなく、ボディ左右後方にスイッチを設けることで、開閉時にドアを避ける必要なく使えるようになりました。途中で止めるような操作もレスポンスよく反応してくれます。なお、手動タイプでもこだわりの機能があり、ワイヤーを設けることで途中で止めた位置に固定できます。スペースのない場所でも開く角度を調整できる優れモノです。

燃費に優れた1.8HVと2Lガソリンを設定

シャーシも一新され、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)のGA-C型が採用されました。これにより走行性能アップだけでなく、運転支援や使い勝手など幅広い部分で大きく進化を果たしています。

ノア

エンジンは2種類用意されており、1.8リッター直4ハイブリッド、ダイナミックフォースエンジンと呼ばれる2リッター直4ガソリンとなります。必要十分の動力性能に加えて、ハイブリッドは23.4km/L、ガソリンモデルで15.1km/Lとクラストップレベルの燃費性能も魅力です。加えてFFと4WDが全グレードに設定されており、ハイブリッドモデルはリアにモーターを追加したE-Fourとなります。このE-Fourは寒冷地でもしっかり性能を確保できるよう、進化型のE-Fourが採用されました。作動領域やトルク配分を拡大し、プリウス比で出力約6倍(41ps)、トルクは約1.5倍(84Nm)となっています。これは旋回時のハンドリングにも効果を発揮し、優れたライントレース、操縦安定性をもたらせます。

トヨタ最新の支援・安全装備がてんこ盛り!

運転支援はトヨタ最新の「トヨタチームメイト」と呼ばれる高度支援を搭載しており、全車速対応のレーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシストはもちろん、渋滞時(0-40km/h)に一定条件を満たすと「アドバンストドライブ」まで利用可能になります。これは自動車専用道路での単一車線において渋滞時にハンドルから手を放しておけるおける”ほぼ”オートクルーズといった機能です。もちろんドライバーの監視義務(カメラで監視)やすぐに操作できる状況であることが必須ですが、渋滞時の強い味方となります。

また、アドバンストパークも採用され、駐車&出庫は前向き/バックでのリモート操作を実現しています(ハイブリッドのみ)。トヨタの駐車支援は非常に精度が高いのに加え、ノアではスマホを操作(円を描く)すると前後方向にリモート駐車&出庫を可能とするものです。Bluetooth接続で操作するというもので、車両から3m以内の位置で安全を確認しつつ操作が可能です。

ノア

さらにプロアクティブドライビングアシストも採用されており、これは一般道においてカメラやセンサーで歩行者やカーブを検知し、”かもしれない”運転をサポートするというものです。リスクを先読みすることで操舵や減速操作をサポートしてくれ、一般道における安全運転を補助するものとなっています。

実際の走りは、ハイブリッドモデルは静粛性の高さ、モーター発進などの上質さもあり、シャーシとの相性はHVに軍配が上がります。ガソリンモデルは重量差が約30kgあり、ハンドリングの軽快感はHVを上回りますが、乗り心地面では少し落ち着きなく感じる場面もありました。車体の動きはカーブでもロールがうまく抑えられており、ドライバーとしては気持ちよく走れますし、後席乗員にとっては酔いにくいなどメリットが多く、これはガソリン・ハイブリッド問わず持つ特性のため、走行性能面での魅力も高い仕上がりです。トータルで見ると、価格は少し上がってしまいますが、静かで高剛性なシャーシには、電動ドライブが可能はハイブリッドに合う、というのが結論です。

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