ディフェンダー

復活を果たした世界屈指のオフローダー ランドローバー ディフェンダー

ランドローバーが1948年にデビューさせたランドローバー・シリーズⅠを原点とするのが「ディフェンダー」です。タフなSUVをラインナップするランドローバーの中でもオフロード性能に特化したモデルとなっています。

ディフェンダー 内装

これぞレトロモダンというデザインはかわいくもあり、親しみやすさとディフェンダーらしい無骨感をうまく融合させています。フロントヘッドライトは丸目、リアテールまわりは四角をモチーフとしたデザインが採用され、特徴的な顔つきです。ルーフはグレードによって異なり、格納式のファブリックルーフ、スライディングパノラミックルーフ、固定式メタルルーフが用意されています。

3ドアの90、5ドアの110、3列の130をラインナップ

ボディタイプは多彩で、ショートホイールベースで3ドアの「90」、標準サイズで5人乗りの「110」(オプションで3列7人乗りも選択可能)、ロングボディで3列8人乗りとなる「130」が用意されます。ちなみに110と130は全長が異なりますが、ホイールベースは3,020mmと変わらずとなっています(90は2,585mm)。エンジンバリエーションも多く、2リッター直4ターボのP300、3リッター直6ディーゼル(MHEV)のD300、さらに5リッターV8スーパーチャージャーもラインナップされています。

ディフェンダー

ボディサイズは110が全長4,945×全幅1,995×全高1,970mmとなります。寸法どおりかなり大きいボディで存在感が高いモデルですが、全幅がほぼ2mとなるため日本の市街地では少し持て余す印象はあります。ただし見晴らしがよくボディも四角いため車両感覚はつかみやすく、さらに3Dサラウンドカメラが搭載されるため、3D車外ビューや360°オーバーヘッドビューといった映像表示を駆使することが可能です。またボンネットを透過して前方の地面状況を表示する機能もあり、オフロードでも活躍してくれます。なおディフェンダーのスタイルの特徴のひとつであるボディ後方に加飾パネル(オプションでサイドボックスも装着可能)があるため、後方視界は少し妨げられてしまっています。

ディフェンダー 内装

インテリアもレトロさと無骨感のなかに最新のデジタル表示を加えたデザインです。小物入れも各所に配されており、充電装備もありとても便利に使うことができます。アームレストのあるセンターコンソールはオプションで冷蔵庫タイプにできます。新開発のレザーフリー素材である「レジスト」も特徴的で、CO2排出量を抑えながらソフトな質感と耐久性を確保しています。また、消耗の激しい箇所には高耐久性素材が使われ、前席足元などもお手入れしやすいよう形状が工夫されています。

ディフェンダー 内装

リアの天井部分には「アルパインウインドウ」と呼ばれる小窓が設けられており、車内から空を見上げることができる仕組みもあります。リヤシートを倒せばラゲッジ床面とフラットになり、車中泊でも使いやすく、その際にはアルパインウインドウから夜空を楽しむ……という活用もできてしまうモデルです。

90cmの川も渡れ、45°の坂も登れる!

ディフェンダー

オフローダーとしての性能は当然のごとく非常に高く、110のエアサス仕様での最低地上高は最大290mm(標準モードで218mm)、アプローチアングル37.5°、ブレイクオーバーアングル27.8°、ディパーチャーアングル40°を確保しており、これは45°の斜面を登れてしまうスペックとなっています。

ディフェンダー 内装

最大渡河性能はライバルを圧倒する90cm! エアサスペンションを使った渡河走行モードにすると車高を最大まで上げるという機能も用意されます。さらにドアミラーの超音波センサーで最大渡河水深を検知、警告音で知らせる機能もあります。

最大牽引重量は3,500kg、最大積載重量168kg、オプションのキャリアアクセサリーを付ければルーフ積載重量300kg(静的)とレジャーからタフな旅までこなす力強い性能も魅力です。

オフロード性能はそのままに上質&快適を両立

最新モデルはラダーフレームからアルミのモノコックボディへと変更されたこともあり、従来のイメージから大きく変わり「乗りやすく」なったのが走り面での最大の特徴です。往年のディフェンダーファンにとっては少し複雑な心境になるかと思いますが、とても上質なドライブが可能なモデルに変貌しています。モノコックボディになったとはいえ堅牢さは変わらずで、無駄な振動をさせない仕上がりです。もちろんカーブでも安定感は高く、車高の高いクロカンモデルであることを感じさせません。前述の本格オフローダーとしての性能はそのままに、シティ派SUVと変わらぬ快適性を両立しているのが新型ディフェンダーの大きな進化とも言えるでしょう。

ディフェンダー 内装

エンジンは2リッター直4ターボでも300ps/400Nmを発生して十分な加速力を見せますが、少しターボラグを感じる領域があります。そして3リッター直6ディーゼルはディフェンダーともっともマッチしたエンジンです。穏やかで上質な走りを滑らかでトルクフルなディーゼルはとても相性がよく、おすすめの仕様です。トップモデルには5リッターV8もあり、525ps/625Nmという圧倒的なスペックだけでなく、豪快なサウンドも含めて魅力的なエンジンです。今どき珍しい大排気量V8エンジンも貴重な存在ですが、2024年モデル限定とされています。

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