認定中古車の魅力や購入時の注意点を紹介！一般中古車との違いも説明 

認定中古車は、中古車のなかでも高い品質と充実した保証に魅力があります。その反面、価格が高めになりがちなことがデメリットです。認定中古車ではないからといって一般中古車は品質が下がるわけではなく、認定中古車同様の状態を保っている車両も存在します。この記事では、認定中古車と一般中古車との違いをはじめ、それぞれの特徴を踏まえ、魅力や注意点について詳しく解説します。 

認定中古車は購入者にとって魅力的 

認定中古車は、品質の高さと充実した保証が特徴です。購入後の安心感が得られるため、新車には手が届かないが、信頼できる車を求める人にとって理想的な選択肢とも言えます。それでは認定中古車について詳しく解説します。 

認定中古車とは？ 

認定中古車とは、査定専門の第三者機関が点検を行い品質を保証した中古車のことです。認定中古車の中でも、メーカー系の認定中古車とディーラー以外の業者が提供している認定中古車があります。一般的な認定中古車はメーカー系の認定中古車です。 

第三者機関が点検を行い品質を保証するほかにも、各メーカーが設定した厳しい条件をクリアした車のみが認定中古車として販売されるため、品質面で不安はありません。例えば年式が新しいことや走行距離が少ないこと、修復歴がないことなどが挙げられます。 

また認定中古車を購入すると、メーカーの保証がつくことが一般的です。一般的な中古車は販売店の点検のみで、第三者機関の点検が入っていません。認定中古車は第三者機関を通すことで、購入者にとって安全性と信頼性の高い選択肢になります。 

魅力1 品質が高く保証が充実している 

認定中古車の大きな魅力は、高年式、低走行、修復歴なしといった品質の高さと保証の充実です。第三者機関による客観的な目線でのチェックや販売前の整備や修理によって、高い品質が保たれています。 

自動車メーカー系の認定中古車は、購入後のメーカー保証がつくため、故障や不具合が発生した場合でも安心です。保証対象内であれば、無償で修理してくれるため、万が一のことがあってもディーラーで新車を購入する場合とあまり変わらないサービスや保証内容になっています。 

魅力2 整備・点検が行き届いている 

認定中古車はメーカーや第三者機関などそれぞれの高い基準にしたがい、専門の整備士が徹底的に点検を行い、不具合があれば修理を行ってから販売します。メーカー系の認定中古車であれば、不具合が出ていなかったとしても基準に満たない部品が見つかれば純正品と交換します。 

購入時点で車が最良の状態に保たれているため、安心して乗り始めることが可能です。中古車の中には、動いているから問題ないという判断できちんとメンテナンスを行わずに販売されている車両もありますが、認定中古車ではそういった車両は存在しません。 

認定中古車のデメリットと注意点 

認定中古車には多くの魅力がありますが、価格が高い、在庫が少ないなどのデメリットも存在します。認定中古車のデメリットと注意点について詳しく解説します。 

価格が高いうえ選択肢も少ない  

認定中古車は一般的な中古車よりも、厳しい基準をクリアした車両に対する品質保証や整備コストがかかります。そのため、一般的な中古車に比べて価格設定が割高になっていることがほとんどです。 

また、基準を満たす中古車は少ないことから、選べる車種やモデルが限られており、人気のあるモデルはすぐに売り切れてしまうことも少なくありません。認定中古車の購入を考える場合、自分の希望する車種が見つからない場合や、予算オーバーになる可能性も考慮する必要があります。 

長く乗れるとは限らない 

認定中古車だからといっても、中古車であることに変わりはなく必ずしも長く乗れるとは限りません。前オーナーの使用状況や保管環境によっては劣化が進んでいる可能性も考えられます。 

過去のメンテナンス履歴が不十分であったり、想定外のトラブルが発生するリスクもゼロではないので、認定中古車であっても慎重に選ぶことが大切です。 

売却する際には認定中古車としての評価はされない 

認定中古車として購入した車を売却する際には、認定中古車であることは評価の対象ではありません。売却の際に認定中古車ならリセールバリューが高いだろうと思い、購入を検討している方は気をつけましょう。 

売却の際に認定中古車であることは評価外であることや、売却後に認定中古車の保証が引き継がれないことがあります。認定中古車を選ぶ理由が、「売却の際に評価がプラスになることのみ」であれば認定中古車を選ぶ必要はなく、一般の中古車でも問題ありません。 

一般中古車との違いは一長一短  

認定中古車と一般的な中古車にはそれぞれメリット・デメリットがあります。品質や保証において認定中古車は優れていますが、価格や選択肢の幅では一般的な中古車の方が有利です。違いを詳しく解説します。 

品質と保証 

認定中古車は厳しい基準をクリアした車のため、品質が高く保証も充実しています。しかし、一般的な中古車の中にも、徹底した整備と充実した保証が付帯している車両があります。 

例えば大手中古車販売店では、一定の基準を満たした車両に対して長期保証を付けることが可能です。これにより、一般中古車でも認定中古車と同様の安心感を得ることができます。予算に加え、品質と保証の内容を比較して、自分に合った選択をすることが大切です。 

価格と在庫数 

認定中古車の価格は高く在庫数が少ないため、一般的な中古車よりも選べる範囲が狭くなってしまいます。一方で、一般中古車は価格が比較的手頃で、選択肢も豊富です。多くの車種や年式の車が取り揃えられているため、比較しながら選ぶことができます。 

特に予算を重視する方や特定のモデルを探している方にとっては、一般的な中古車の方が見つかるケースがあります。 

認定中古車の購入には向き不向きがある 

認定中古車の購入には向き不向きがあります。安心できる品質と保証を求める人には向いていますが、価格や多くの車種を求める人には不向きです。詳しく解説します。 

購入店舗での手厚いサービスを望む人は向いている 

認定中古車は、購入時に手厚いサービスを受けられるため、安心感を重視する人に向いています。例えば、ディーラーによる定期点検やオイル交換など、購入後のアフターサービスが充実しているため、自分で管理する必要がありません。 

メーカー直営の販売店で購入することで、メーカー純正部品の使用やメンテナンスを受けられる点も魅力です。長期的な視点で安心して車を所有したい人にとって、認定中古車には理想的な環境が整っています。 

幅広い在庫や価格を重視する人には向いていない 

認定中古車は在庫数が限られており、価格も高めに設定されているため、幅広い選択肢を求める人には不向きです。特定のモデルや装備にこだわる人、予算に制約がある人は、一般中古車で選びましょう。 

中古車市場にはさまざまな価格帯や仕様の車両が揃っており、自由に選ぶことができます。認定中古車と比較すると価格が手頃なため、価格を重視する人には一般中古車がおすすめです。 

中古車をお得に購入するなら車の個人売買カババがオススメ！ 

中古車を安心してお得に購入するなら車の個人売買、カババがおすすめです。個人売買で不安な車両の状態をプロの目で確認しているため、届いてみたら写真と違うようなトラブルはありません。 

ワンオーナーでディーラーのメンテナンスが行き届いている中古車も数多く出品されているため、認定中古車に近い条件の車両もあります。中古車を購入の際には、ぜひ一度カババを覗いてみてくださいね。 

まとめ 

 
認定中古車は販売店の検査だけでなく、より厳しい基準をクリアした高品質な中古車です。品質だけでなく、保証や整備が充実しているため、購入後のトラブルを避けたい人は認定中古車を視野にいれて検討しましょう。 

一方で、価格が高く選択肢が限られるというデメリットもあります。一般中古車と比較すると、保証や品質の面では優れていますが、コストや在庫の幅広さを重視する方は一般中古車の方が向いているかもしれません。車は気軽に乗り換えられるものではないので、メリット・デメリットをよく考えて、自分に最適な方法を選びましょう。

 

引用・参考

https://toyota.jp/ucar/about/index.html

https://www.goo-net.com/magazine/contents/purchase/31425

https://ucar.honda.co.jp

https://u-car.nissan.co.jp/nintei