アコード

ホンダらしさが感じられるスポーツHVセダン ホンダ アコード

1976年に初代が登場し、現行型で11代目となるホンダのミドルサイズセダンがアコードです。セダン市場が縮小している日本では苦戦しているモデルではありますが、北米マーケットではホンダの主力として活躍する重要な存在です。

日本で展開するアコードはシンプルなワングレードとしており、エンジンは2リッター直4ハイブリッド(e:HEV)のみです。基本的なシステムはシビックやステップワゴンにも搭載されているものと同じで、エンジンは基本的に発電用として使い、高速クルーズなどモーター走行より効率がいい場合はエンジン走行をする仕組みです。アコードに搭載されたシステムは新設計の2モーター内蔵の電気式CVTを採用することで、発電用モーターと走行用モーターをより効率的に活用することが可能となり、発電用は従来比14kWアップ、走行用は最大トルク20Nm向上させています。エンジンで147ps/182Nm、モーターで182ps/335Nmというスペックとなります。燃費はWLTCモードで23.8km/Lを誇ります。

シンプルさが際立つクーペ的セダンスタイル

エクステリアはリアセクションがクーペ的でスタイリッシュです。さらにワイド&ローといったスポーティなデザインテイストが強調されたのも特徴です。デザインは無駄をなくしたシンプルさが際立ちます。全長4,975×全幅1,860×全高1,450mm、ホールベースは2,830mmというサイズは、従来モデルに比べて全長のみ75mm拡大となっています。

アコード

リヤシートはクーペ的なスタイルということもあり頭上空間はそれほど広くないですが、足元はFFパッケージを生かして広大です。シート形状もよく質感も高いため、上級セダンらしい居心地のよさです。

アコード 内装

インテリアはスッキリ整然としたデザインが特徴的です。そしてアコードに新搭載となった各種操作を統括する「エクスペリエンスセレクションダイヤル」は注目アイテムです。エアコン、オーディオ、照明といった設定を行なえ、エアコンやオーディオ音量などを好きな設定で最大8個まで登録できます。そしてこのダイヤルは時計表示ができ、アナログやデジタルで全10タイプの時計デザインに変更可能です。国内ホンダ車初の操作連動型のLEDアンビエントライトも室内を彩ります。注意喚起やエアコン温度変更、走行モードなどの操作に合わせてアンビエントライトが発色し、直感的に認識ができます。

Google搭載のインターフェイス

さらにGoogle搭載12.3インチHondaCONNECTディスプレイが搭載され、Googleの各種アプリケーションを使うことができます。ナビもグーグルマップが使われており、アカウントを連携すればスマートフォンの設定を呼び出すことが可能です。

メーターは10.2インチ液晶パネルが採用され、3タイプの表示レイアウトが用意されます。ヘッドアップディスプレイは先代モデルに比べて表示面積が2倍となり、液晶メーターとともに視認性が優れているのもポイントです。

アコード 内装

トランクスペースは570リッターの容量で、ハイブリッドセダンとしてはクラストップレベルです。トランクスルーは左右独立ではなく一体型でないのは少し残念ですが、アームレストスルーも備わるため、使い勝手に優れます。トランクリッドは電動タイプではありませんが、スイッチ操作で全開状態にでき、スマートフォンでも操作可能となっています。

運転支援も最新世代のホンダセンシング360を国内初搭載しています。カメラに加えて計5台のミリ波レーダー、さらには12台のソナーによって360度の対象物を検知可能です。前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能が新機能として備わり、高度な運転支援を実現し長距離移動を含めて運転疲労度を大幅に削減します。

エンジン音が気持ちいいハイブリッド

走りは新しいハイブリッドシステムによるレスポンスのいい加速が魅力的です。また、ハイブリッドながらエンジン音の気持ちよさもあり、走る楽しさを感じられます。全体的な味付けはスポーティに仕立てられていますが、スポーツモードではそれが強調され、それ以外のモードではグランドツーリングセダンという印象です。先代モデルはかなり上質なセダンでしたが、現行型はスポーツ性を強めているのも特徴的と言えるでしょう。ハンドリングも高いボディ剛性によって4輪をしっかり接地させる安定性があり、こちらもスポーティなセッティングです。

アコード

レジェンドが販売終了したいま、アコードはホンダのフラッグシップセダンとなります。かなりスポーティなキャラクターが強いため、”フラッグシップ”というイメージとは少し離れている印象はあります。高級セダンを求めるのか、スポーツセダンを求めるかで、アコードの評価は大きく変わると思います。

価格は544万9400円という設定で、装備内容、最新の運転支援や走行性能を考えるとかなりコストパフォーマンスが高いモデルといえます。これはワングレード、ワンスペックと絞り込んだからこそできるものです。

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