タント

独自の機能で最上のファミリーカー ダイハツ タント

スーパーハイトワゴンという今では人気のカテゴリーの先駆者として登場したのがダイハツ・タントです。初代モデルは2003年にデビューし、現行モデルは3代目となります。全長3,395×全幅1,475×全高1,755㎜と、軽自動車規格ながらミニバンのようなハイトスタイルが特徴で、圧倒的な室内空間を誇ります。

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また全モデルがスライドドアとなり、タント最大の特徴とも言える「ミラクルオープンドア」はピラーレス(ピラー内蔵ドア)構造を採用し、助手席側はサイドの開口部に何もないという唯一無二の機能性を持ちます。1490㎜という大開口によって、傘をさしたまま乗降したり、大きな荷物も載せやすいなど、日常的なシーンでの使い勝手を広げてくれます。中級グレードからは両側電動パワースライドドアも備え、降車時に予約してキーを持って近づくと自動的に開く「ウェルカムオープン機能」もあります。

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ロングスライドで後席アクセスもラクラク

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また、運転席は最大540㎜のロングスライドが可能で、スライドさせて後席側からウォークスルーで乗降、さらには運転席に座ったまま後席の子どもの世話をする、というシーンまで対応できます。荷室もワンタッチで倒すことができ、広い空間によって自転車を積載することもできます。雨が降っても自転車も一緒に送迎……といった使い方も可能となるわけです。まさに子育て世代のファミリーカーとして魅力的すぎる機能がてんこ盛りとなっています。後席はショーファーカー並みの足元空間があり、大人が余裕で足を組める広さです。リクライニングは最大50度ともう少しほしいところですが、それでも快適すぎる空間であることは確かです。

タント 内装

前席シートは前述した大きな前後スライド付きのベンチシート形状が基本ですが、最廉価のLグレードにだけはノーマルシート形状なのでシートを前後に動かさなくてもウォークスルーが可能です。前後の大型スライドや大型のアームレストもありソファ感覚でゆったり座れるベンチタイプか通常タイプか使用用途によって好みが分かれそうです。インパネまわりは収納アイテムを豊富にそろえた非常に機能的に仕立てられています。メーターは運転席寄りにシフトさせたセンターメーターで、極細Aピラーやスクエアなガラスエリアによって視認性や見晴らしにも優れます。

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標準・カスタム・ファンクロスの3仕様をラインナップ

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スタイルはベーシックなタント、スポーティで存在感を強めたタントカスタム、アクティブなデザインのタントファンクロスの3バリエーションが用意されます。

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カスタムは”専用”のエアロパーツ、大型フロントグリル、フロントLEDイルミネーションランプ、LEDドアミラーターンランプ、レザー調&ファブリックシート、切削デザインのアルミホールなどが装備されます。さらにトップモデルのカスタムRSのみ15インチタイヤが採用されているのも特徴です。

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ファンクロスはSUV感を強めた専用デザインのヘッドライトやグリル、バンパーなどを採用し、アクセントとしてシルバー加飾が追加されています。ルーフレールが標準装備され、シート表皮や後席シートバックには汚れに強い撥水加工を施され、アウトドアシーンで使いやすい機能が追加されています。SUV的な装備やスタイルが特徴ですが、最低地上高はFFモデルで150㎜、4WDで165㎜と通常モデルと変わりはなく、走行性能においては違いはありません。

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運転支援も充実しており、ステレオカメラ式のスマートアシストを搭載し、衝突回避支援ブレーキ、誤発進防止、標識認識機能、車線逸脱抑制、アディプティブクルーズコントロール、レーンキープコントロールといった機能をそろえます。さらに、メーカーオプションではスマートパノラマパーキングアシストも設定されています。

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グラつきの少ないスポーティ色が強い走り

現行モデルはダイハツの新世代プラットフォーム「DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャー)」を採用することで、車体剛性の大幅向上、衝突構造の合理化&強度向上&軽量化を実現しています。高剛性シャーシのため少しスポーティなキャラクターを持っており、同カテゴリーのトール系ではかなりシャッキリした走りが特徴です。ボディもしっかりしている反面、段差などでは少し硬めに感じる人もいるでしょう。また、ピラー内蔵構造はどうしても補強などが必要となるため重量増はあり、振動特性面でも少し構造的に一般的なピラーモデルと比べるとどうしても辛い面もあります。もちろんそれはデメリットとなるような面ではなく、比較すると構造上のウィークポイントが”やや”あるというレベルです。

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乗り味は、トール系ながらグラつき感が少なく、ハンドリングもしっとり系でうまく仕立てられています。そしてDCVTとよばれるトランスミッションが非常に良くできており、低速と高速のそれぞれの領域を分ける2段式CVTとも表現できる仕組みで、低速域での力強さと高速行きでのエコ性能を両立する優れものです。軽自動車規格の制限あるパワー&トルク、そしてスーパーハイトという重量も空力的にも厳しいボディながら、非常にスムーズに加速させます。特に信号待ちからの発進など、まるでモーターがあるかのようにトルクフルな加速を実現しています。ターボでは特にですが、NAエンジンでもそれほど不満が出ない過不足ない性能を引き出しているのも魅力と言えます。

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