Cクラス

輸入車セダンとして人気・実力ともにトップクラス メルセデス・ベンツ Cクラス

メルセデス・ベンツの主力モデルであり、Dセグメントに属するセダンがCクラスです。ドイツ御三家ではBMW3シリーズ、アウディA4がライバルであり、日本車ではレクサスISや日産スカイラインなどが同カテゴリーとなります。現行モデルはCクラスとして5代目となり、2021年に日本導入されています。

Cクラス

スタイリッシュなフォルムはSクラスを彷彿とされるもので、「ベイビーSクラス」と表現したくなる共通性を感じるデザインです。ボディサイズは全長4,755×全幅1,820×全高1,435㎜、ホイールベースは2,865㎜となっています。ホイールベースが先代型に比べて25㎜拡大したことで後席の足回り空間にかなり余裕ができており、今まで以上に大人がゆったり座れる空間になりました。インテリアもSクラス同様にセンターに11.9インチの大型ディスプレイを搭載し、メカニカルスイッチを最小限としたすっきりとしたインターフェースとなります。

Cクラス 内装

直4ターボエンジンが主力

Cクラス

モデルバリエーションは1.5リッター直4ターボ搭載のC200&C180、2リッター直4ディーゼルのC220d、2リッター直4ターボハイブリッドのC350eが用意されます。48VシステムのISG(マイルドハイブリッド)を組み合わせ、200Nmを発生することで力強い加速アシストを可能とします。通常モデルは全モデルでメカニカルサスとなり、先代にあった電子制御ダンパーは廃止されています。快適性とハンドリングの両立はオプションで設定されるリヤステア(後輪操舵)でカバーしています。駆動方式はFRをベースに、一部モデルで4MATICと呼ばれる4WDが用意されます。

Cクラス 内装

運転支援についてもSクラス同等の最新のセーフティシステムが標準装備となります。緊急ブレーキ、全車速追従のクルーズコントロール、ステアリングアシスト、レーンキープ、アクティブレーンチェンジなどを網羅します。実際の支援の精度も世界的にもトップクラスで、非常に安心して使うことができます。

Cクラス 内装

リアステアの効果絶大! スポーツと快適性を両立

Cクラス 内装

走りはリアステアによって軽快なハンドリング、取り回しのよさ(ありなしで最小回転半径が-0.2m)などに大きなメリットがありますが、これを”落ち着きがない”と捉える人もいるかもしれません。それほどかなり機敏な動きを見せるシーンがありますが、速度が高くなるにつれて落ち着きが出てくるため、好みによる評価となりそうです。乗り心地はドイツ車らしい芯の硬さはありますが、しっとり動く足回りなど、高い快適性があります。加速は200Nmを発生するISGによる加速アシストが力強く、街乗り領域の細かな加速、中〜高速域での追加加速などで大きな恩恵が得られます。イメージとしてはターボラグを補うような感覚です。また、力強いだけでなくスムーズな加速となるため、排気量の大きいエンジンに乗っているかのような滑らかさがあります。C200の1.5リッターターボでも、まるで3リッター級のエンジンに乗っているかのようなフィーリングすらあります。

Cクラス

また、350eは無いものの基本セダンと同様グレード構成が用意された、積載力に優れるステーションワゴン。さらに、そのステーションワゴンの車高を上げてラフな道まで走ることを想定して作られたクロスオーバータイプのオールテレインも用意されます。それらはマルチに使える広い荷室を備える分、リア回りの重量増や少し硬めにセットされた足回りなど、セダンに比べると走りの良さはやや劣ります。それでもリアステアを装着すれば、ゆったりとした快適性、コーナーでも粘り強いハンドリングを両立することが可能です。走り重視ならセダンを、積載性を求めるならワゴンを、日常特性プラスαのタフギア特性を求めるならオールテレインとなります。ちなみにワゴンの荷室からボタン操作でリヤシートを倒すことができますが、フロントシートが当たるような場合でも、パワーシートと連動してシート位置を自動で調整してシートが倒れるなど、細かい気配りもあります。

Cクラス
Cクラス 内装

1020Nmという圧巻スペックのC63Sも用意

Cクラス

ハイパフォーマンス仕様のAMGももちろんラインナップされ、408psの2リッター直4ターボのC43、さらには最強モデルであるC63Sも用意されます。C63Sは従来のV8エンジン搭載から2リッター直4ターボハイブリッドとなり、FRからシリーズ初の4WDを採用など大きくイメージチェンジしたのが特徴です。またモデル名にハイブリッドを象徴する”Eパフォーマンス”が付き、専用の赤縁取りのエンブレムが装着されます。肝心の性能は、2LエンジンといえどもF1の電動ターボ技術が使われるなど、従来の4リッターV8よりハイスペックという高度なチューニングが施されています。結果として、システム総合出力は680os、同トルクは1020nmと圧倒的なスペックを誇ります。また、実際の走りは、とにかく圧倒的な加速性能に声を失います。怖さすら感じるもので、これはサーキットですら感じたレベルです。フル加速中でも比較的静かなエンジン音、静かな室内、滑らかすぎる加速によって、実際に感じるものとは別次元の体感的な速さに違和感すらあります。従来のV8サウンドに比べると物足りないイメージもありますが、スピーカーから発せられるサウンドも含めて直4エンジンでも非常に心地いい音が楽しめるのも好印象でした。

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