ロードスター

マツダ ロードスターの燃費はどれくらい?ライバル車とのカタログ燃費・実燃費比較も

マツダ ロードスターは、マツダのみならず国産車を代表するFRライトウェイトスポーツカーです。軽快な走りとオープン2シーターというスポーツカーらしいスタイリングは、多くのファンの人気を集めています。

一方で、スポーツカーというと、燃費面であまり良いイメージはありません。ロードスターの燃費がどれくらいなのか、ライバル車との比較も含めて詳しくご紹介します。

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ロードスターの燃費の特徴とは?

ロードスター インパネ

ロードスターは、スポーツカーとしては比較的燃費の良い車です。歴代モデルも含めてすべて自然吸気エンジンで、排気量はモデルによって異なりますが、最大でも2.0Lでした。

現行型の標準モデルに搭載されているのは、歴代最小の1,500ccエンジンです。さらに、i-ELOOP、i-STOPという最新技術も投入し、燃費性能にもこだわっています。

ロードスターの燃費性能を高める工夫

ロードスターには、2つの燃費向上のための工夫が盛り込まれています。

1つは、i-ELOOPという回生エネルギーシステムです。ブレーキやエンジンブレーキで減速する際のエネルギーを電気に変換し、エアコンやオーディオといった電装品に利用します。

もう1つは、停車時にアイドリングを停止するi-STOPです。停車中にエンジンを回さないことで、燃費を向上させます。

ロードスターの燃費をチェック

ロードスターのカタログ燃費と実燃費を紹介します。なお、燃費の表記は、モデルによってWLTCモード、JC08モード、10モード/ 10・15モードがそれぞれ異なる点に注意してください。

1.ロードスターのカタログ燃費

現行のND型ロードスターのカタログ燃費は、16.8〜17.2km/L(WLTCモード)です。ハイブリッドシステムを搭載していないことと、スポーツモデルという点を考えるとかなり健闘しているといえます。

歴代モデルのカタログ燃費は、以下のとおりです。トランスミッション方式と、グレードの違いによって燃費に幅があります。

型式販売期間カタログ燃費
NA型1989〜1998年10.2〜12.4km/L(10モード/ 10・15モード)
NB型1998〜2005年11.4〜14.8 km/L(10モード/ 10・15モード)
NC型2005〜2015年11.8〜13.4km/L(JC08モード)
ND型2015年〜16.8〜17.2km/L(WLTCモード)

2.ロードスターの実燃費

実燃費情報収集サイトでe燃費を確認してみたところ、ND型ロードスターの実燃費は、13.44〜16.23km/Lでした。

実燃費とは、実際にユーザーが走行した燃費のことです。決められた条件下で測定したカタログ燃費と異なり、現実的な燃費が確認できます。一方で、アクセルの踏み方やエアコンの使い方、普段走行する道路状況などがドライバーによって大きく異なるため、参考程度にとどめておきましょう。

歴代モデルの実燃費は以下のとおりです。

型式販売期間実燃費
NA型1989〜1998年9.64〜10.38km/L
NB型1998〜2005年9.04〜12.81 km/L
NC型2005〜2015年10.31〜11.51km/L
ND型2015年〜13.44〜16.23km/L

ロードスターとライバル車の燃費を徹底比較

ロードスター

ロードスターと同車格のライバル車、スバル BRZ、トヨタ GR86、スズキ スイフトスポーツとの燃費を比較してみます。なお、カタログ燃費はすべてWLTCモードの数値です。

車種カタログ燃費実燃費
マツダ ロードスター
(ND型)
16.8〜17.2km/L13.44〜16.23km/L
スバル BRZ11.7〜12.0km/L10.79〜11.19km/L
トヨタ GR8611.7〜12.0km/L10.55〜10.76km/L
スズキ
スイフトスポーツ
16.6〜17.6km/L14.37〜15.10km/L
関連リンク:https://www.car-byebuy.com/column/article/3419/

駆動方式が同じFRで自然吸気エンジンのBRZ、GR86と燃費を比較すると、ロードスターのほうがすぐれていました。ただし、BRZとGR86が2.0Lエンジンというのに対して、ロードスターは1.5Lのため当然の結果といえます。

一方で、ダウンサイジングターボを搭載するスイフトスポーツは、カタログ燃費、実燃費の両面でロードスターとほぼ同等でした。わずか1,371ccのエンジンにターボを組み込むことで、高出力と低燃費を両立しています。ただし、駆動方式はFFのため、スポーツカーとしての挙動には違いがあります。

ロードスターの魅力とは?

ロードスター

ロードスターの魅力は、FRならではのスポーティーな乗り味とオープン2シーターの爽快感です。大排気量エンジンの絶対的なパワーはありませんが、軽量な車重を活かしたレスポンスの良さで人馬一体のドライビングを実現しています。

特にハンドリング性能は、とことんこだわって開発されているポイントです。コンパクトな車体ながら、FRスポーツとして理想的なフロントミッドシップにエンジンを搭載。前後重量バランス50:50を実現しています。さらに、一部グレードにはビルシュタイン社製ダンパーを採用するなど、作り込まれた足回りもロードスターの魅力です。

ロードスターの歴代モデルの魅力もおさらい

ロードスターは1989年の初代登場以来、現行のND型まで合計4世代が発売されました。軽量ながら本格的なFRスポーツという基本コンセプトは初代から変わらないものの、それぞれ特徴が異なります。

初代NA型(1989〜1998年)

ロードスター 初代NA型

初代NA型ロードスターは、当時のマツダが展開していたスポーツブランド「ユーノス」から発売されました。シリーズ中唯一のリトラクタブルヘッドライトが最大の特徴です。一方で、スタイリングはロードスターの方向性を決定づけるデザインで、現在まで踏襲されています。

2代目NB型(1998〜2005年)

ロードスター 2代目NB型

初代のスタイリングを受け継ぎつつ、ハンドリング性能とボディ剛性の向上が図られました。もっとも大きな変更点はリトラクタブルヘッドライトの廃止で、フロント荷重の軽減によって旋回性能が高められています。また、バッテリーやスペアタイヤの搭載地にまでこだわり、低重心化も図られたこともハンドリング性能の向上につながったポイントです。

3代目NC型(2005〜2015年)

ロードスター 3代目NC型

シリーズ中唯一、ベースグレードに2.0Lエンジンが搭載されている点がNC型の最大の特徴です。一方で、先代の1.8Lよりも軽量なオールアルミ製エンジンとしたのをはじめ、グラム単位での徹底的な軽量化が図られています。先代からボディサイズが大きくなったにも関わらず、車重はほとんど増加していません。(グレードによる)

4代目ND型(2015年〜)

ロードスター 4代目ND型

2015年にフルモデルチェンジして登場した現行のND型ロードスターは、原点回帰ともいえるエンジンのダウンサイジングが大きな特徴です。先代の2.0Lからシリーズ最小の1.5Lエンジンに変更されました。また、初代以来となる車重1tを切るモデルも設定され、軽快で爽快感のある走りに磨きがかかっています。

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まとめ

ロードスター

マツダ ロードスターは、スポーツカーにも関わらず比較的燃費の良い車です。特に現行のND型では、17.2km/Lというカタログ燃費を実現しています。

一方で、本格的なFRスポーツとしての走行性能を存分に味わえる点が、ロードスター最大の魅力です。エンジン搭載位置を始め重量バランスを考えて細部まで作り込まれているため、軽快なハンドリングを楽しめます。

新車価格もそれほど高くないことから、中古車であれば手軽に手の届く車も見つかるはずです。ぜひ、憧れのスポーツカーでのドラビングを、ロードスターで実現してください。

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引用・参考