ローン残債のある車を売却するには?

車を買ったはいいものの、もっと大きな車が欲しくなったり、別のタイプの車に乗りたくなったり、車が不要になったりするケースは少なくないでしょう。「ローンの支払いが残っているから…」と諦める必要はありません。ローン残債のある車でも、きちんとした手順を踏んでいけば車を売却できます。

この記事では、ローン残債のある車を売却する方法を紹介します。所有者が本人ではなく、ローン会社やディーラーであったときの売却方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

✔ 出品手続き、売却後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するから安心!愛車の価値を最大限引き出します!
✔ 出品後のキャンセルもOK!成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。
また、万が一売却希望日までに購入者が見つからない場合でも、追加査定や複数業者とのやり取りが必要のないカババの一括査定で手間なく高値売却をサポートいたします。

ローン残債とは

残債(ざんさい)とは、ローンの返済期間内のある時点での「借入金の未払い残額」のことです。つまり、ローンの未返済分の金額、いわゆるローン残高です。

車のローンには、大きく「銀行ローン」「信販系ローン」「自社ローン」があり、それぞれ特徴や所有権が異なります。

銀行ローンとは、銀行をはじめ、信用金庫やJAなどの「金融機関」が貸し付けをおこなうローンのことです。金利が低く返済期間が長いため、余裕を持った返済計画を立てやすい特徴があります。所有権は自分にあるケースが多く、ローン残債があっても売却することが可能です。

信販系とは、ディーラーや中古車販売店で契約するローンのことです。販売店とローン契約を結ぶのではなく、「車を担保として」提携している信託会社やカード会社からお金を借ります。ローン完済までの車の所有権は、ローン会社になっている場合がほとんどです。

自社ローンとは、中古車販売店が提供するローンです。銀行ローンやディーラーローンに比べて審査に通りやすかったり、金利が0%だったりするメリットがあります。一方で、手数料が上乗せされたり、ローン完済までは車の所有権が販売店側になったりする点に注意が必要です。

残債がある車を売却できる条件とは

残債がある車を売却するには、車の所有権が自分でなければなりません。自分以外の人や会社が所有権を持っている場合は、所有権を移すか、所有者の合意が必要です。

例えば、所有者が家族だったときは、委任状や合意書などの書類にサインをもらえれば売却が可能です。また、ローン会社やディーラーが所有者の場合は、ローン残債を完済して所有者を自分名義に変更すれば売却できるようになります。

残債がある車を売却できない条件とは

自分が所有権を持っていない、または所有者の合意が得られないときは、残債のある車を売却することは不可能です。

家族や親しい知人であっても、所有者の合意なしに勝手に車を売却してはいけません。例えば、使用者が夫で所有者が妻の場合でも、必ず妻の同意を得たうえで委任状を作成し、印鑑証明書や譲渡証明書を用意する必要があります。

また、所有者が自分であっても売却できないケースもあります。返済が滞ったときのために、信販会社が車を担保としている場合です。残債がある車を売却するときは、所有者だけでなく契約内容もいまいちど確認する必要があります。

残債がある車を売却する手順

残債がある車を売却する方法はいくつかありますが、ここでは代表的な手順を紹介します。おおまかな手順は、以下のとおりです。

  1. 車の所有者を確認する
  2. ローン残債を確認する
  3. 車を査定に出す
  4. 買取手続きを行う

車の所有者によって売却方法は異なります。そのため、まずは車の所有者が誰になっているのかを確認しましょう。所有者が本人の場合と、そうでない場合の違いについては後述します。

所有者がわかったら、ローンの残債額がいくらか確認しましょう。所有者が自分ではない場合、ローンを完済してからでないと売却できないためです。

ローン残債額を確認し、完済の目途がたったら車を査定に出します。査定に出すときは、買取業者やディーラーにローンが残っている旨を伝えましょう。査定額に納得したら、売却の手続きを進めます。

所有者の名義を確認する

車の所有権が誰にあるかは、車検証で確認できます。車検証の中段にある「所有者の氏名または名称」の欄を確認しましょう。

赤枠の欄に自分の名前が記載されていれば所有権を保持しており、ローン会社やディーラー名が記載されている場合は車の所有権を持っていないことになります。

念のため、契約書も確認すると安心でしょう。ローンの支払いが滞ったときのために、信販会社が車を担保としているケースがあるためです。「信販会社が所有権を留保する」といった条項が契約書に記載されている場合は、勝手に車を売却することはできません。

所有者の名義が本人の場合

所有者の名義が本人の場合、所有権が自分にあることになります。この場合、ローンが残っていても自由に車を売却できます。

ただし、ローンの契約内容によっては、完済前の車を売却できないような規約を設けている場合もあります。契約書の内容を、改めて見返してみましょう。

また、売却したからといってローンがなくなるわけではありません。売却によって手に入ったお金でローンを返済したり、月々の返済を継続したりする必要があります。

ローン残債のある車を売却し、新たな車を購入したいと考えている方は、返済額をよく吟味したうえで検討しましょう。

所有者の名義がローン会社の場合

車の所有権が自分ではなく、ローン会社の場合、車を売却する方法は大きく2通りあります。

1つ目は、ローンを完済してから売却する方法です。ローン残債分のお金を用意して一括返済し、所有権を自分に変更してから車を売却します。

2つ目は、中古車販売店やディーラーに車を売却し、売却額をローンの返済に充てる方法です。売却額がローン残債より高い場合は、売却金をそのままローンの返済に充てて返済を完了させます。もし売却額がローン残債より低い場合、残債分は現金で完済したり、別のローンを組んだりして完済を目指します。

所有者の名義がディーラーの場合

車の所有者がディーラーだったときの売却手順は、基本的にはローン会社と同じです。つまり、ローンを手持ちのお金で完済してから売却、もしくは車の売却額をローンの返済に充てる形で売却します。

残価設定ローンを組んでいる場合も、考え方は同様です。残債と車の残価を一括返済すれば、残価設定ローンを途中解約して車を売却できます。また、購入したディーラーに車を早期返却する方法もあります。この場合、残債と「現時点での車の査定額を差し引いた金額」を清算することになります。

例えば、400万円の車を購入するとき、残価「100万円」で残価設定ローンを組んだとしましょう。売却のタイミングで200万円を返済していたとき、車の価値(査定額)が100万円のままであれば、100万円を支払えば途中解約ができます。一方、売却のタイミングで車の価値(査定額)が50万円になっていた場合は、150万円を返済することになるわけです。

ディーラーに下取りにだすよりも、買取店に売却する方が中古車の買取金額は高くなる傾向にあります。余裕があるときは、残債を一括返済して買取店に売却するのがおすすめです。

カババはローン残債があっても出品可能

カババはローン残債のある車も出品できます。売買が成立したタイミングで残債額を支払う必要がありますが、支払えない場合は1万9800円の手数料でカババによる立て替え清算も可能です。

カババはフリマサービスのため、出品価格は自分で決められます。もちろん、プロの鑑定士が適切な出品価格をアドバイスするので「売れやすい金額」を狙うことも可能です。また、中間マージンがないため、出品者は高く、購入者は安く購入できるのもメリットです。

出品はエントリーフォームから申し込むだけ。ホームページの掲載費用はカババが無料で代行するので、フリマサービスが始めて心配な方も安心です。

まとめ

車の売却額をローン完済に充てたいときは、できるだけ車を高く売れるよう工夫しましょう。中古車が高く売れやすい1〜3月を狙ったり、車をできるだけキレイにしたりすることで高く売れる確率が上がります。

カババは出品料・成約料・出品キャンセル料が一切かかりません。つまり、売れた金額はすべて出品者のものです。「高く売りたい」と考えている方は、ぜひお気軽に問い合わせください。

✔ 出品手続き、売却後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するから安心!愛車の価値を最大限引き出します!
✔ 出品後のキャンセルもOK!成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。
また、万が一売却希望日までに購入者が見つからない場合でも、追加査定や複数業者とのやり取りが必要のないカババの一括査定で手間なく高値売却をサポートいたします。

引用・参考