車の年式って何?調べ方や考え方、必要になるケースを分かりやすく紹介 

日本では新車を製造後に初めて新規登録した年が初年度の年式で、輸入車は日本の年式と異なり製造された年を年式とするモデル年式として扱います。年式は自動車保険や中古車売買の車両価格に影響するため、調べ方や意味を理解しておくことが大切です。 

今回は今さら聞けない「車の年式」について、調べ方や考え方、知っておくと損しないことも含めて詳しく紹介します。 

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車の年式の2つの意味と考え方 

車の年式には2種類の意味と考え方があります。1つ目は車が製造された年のことで、2つ目は車を初めて新規登録した年のことです。初めて登録した年のことを初度登録年月といいますが、運輸支局に初めて登録申請を行い、受理された年月日が車検証に記載されます。この初度登録年月を年式とすることが一般的です。 

年式に2つの考え方がある理由は、輸入車の場合、製造年月日と日本で登録されるまでに時間が空いてしまうためです。輸入車の場合、製造されてから日本で登録するまでに製造して時間が経過してから登録することがあります。例えば2000年に製造した車を、翌年の2001年に日本で登録するということも少なくありません。 

そのため、輸入車の場合製造された年と登録された年が違うことがあるため、何年モデルなのか間違っていることがあるので注意が必要です。また、年式が古い車は低年式、新しい車は高年式と呼ばれます。 

車の年式が必要になるケース 

車を維持していく上で年式が必要になるケースを紹介します。知っておくと車の維持費で損をしないので覚えておきましょう。 

自動車保険の金額 

自動車保険で年式が影響するのは、「車両保険」の価格です。車両保険の金額は、車の評価額によって決まるため、年式が古いと車両保険の設定金額が低くなります。また、いざ車両保険を使う場面で、古い車だと支払われる保険金額よりも修理費用の負担額の方が大きくなってしまうことがあります。 

自動車保険は車の維持費に大きく関わる項目なので、年式による車の価値がどの程度なのかをあらかじめ確認しておきましょう。 

中古車の売買 

車を売る際、車種やグレード、走行距離に加え、年式が重要な項目です。同じ車種であれば、高年式の方が高く売れる可能性は高くなります。中古車を購入する場合、高年式と低年式の金額を比べると低年式の方が安いことが一般的です。 

そのため、予算を抑えたい場合は低年式を購入すれば予算自体は抑えることができますが、乗り換えで下取りに出す場合は、高年式よりも査定額が落ちることを考えて購入しましょう。また、車が古くなると税金が高くなってしまいます。維持費を抑えたい場合は、乗る年数も踏まえて増税されない年式を選ぶことがおすすめです。 

自動車の税金 

年式は、自動車税と自動車重量税の2つの税金に影響します。自動車税は、毎年5月〜6月の間にくる税金です。ガソリン車は初年度登録から13年経過で15%、ディーゼル車は11年経過で15%、軽自動車は13年経過で20%重課されます。環境性能が優れている電気自動車やハイブリット車は、2024年現在、経年による重課の対象とはなっていません。 

自動車重量税は、購入時と車検の時に納付します。業者に車検に出す場合、代金に一緒に含まれていることがほとんどです。自動車重量税は13年経過を境に、普通自動車で約40%、軽自動車で約24%重課されます。 

年式を調べる方法 

車検証の「初度登録年月」の欄で確認

車検証の「初年度検査年月」の欄で確認

並行輸入車はVINコード(シリアルナンバー)で確認

普通自動車であれば、車検証上部の中央にある「初度登録年月」の年が年式です。初度登録年月の隣に「登録年月日/交付年月日」の欄がありますが、こちらは年式ではなく車検証を発行した日なので、中古車を登録した時や車検を通したタイミングで日付が変更されます。 

普通車と違い、軽自動車は登録制ではなく届け出となるため、「初度検査年月」の書かれている「年」が年式です。月が書かれていないこともあり、保険の契約などで月の記入が必要な場合は、「有効期間の満了する日」にある「月」を使用します。 

並行輸入車は正規ディーラーではなく、個別で輸入された車です。そのため、車が製造された年と日本で初めて登録された年が大きく違うことも少なくありません。海外では年式をモデル年式で表すことが一般的です。モデル年式は車についているVINコードという17桁のコードでわかります。VINコードは、フロントガラスとダッシュボードの境界線にある場合や、車検証の左下にある備考欄に記載されているものもあるので事前に確認しましょう。 

知っておくと得をする年式の考え方 

年式が古いと税金の負担が増え、維持費が高くなる可能性があります。一見年式が古いと安くなり選びやすいかもしれませんが、長く乗る場合は年数が経つことで重課されるので注意が必要です。 

また、車を売る際の査定では年式を確認され、年式が新しいほど高額な買い取り価格がつきやすくなります。したがって、年式の古い車を安く買えたとしても、再度乗り換えるときにはさらに古くなっているので、査定額は期待できません。 

そのため、買う時に安く買うことを選ぶか、乗り換える時に多少高く売れる可能性がある車を選ぶか、頭の片隅においておくと探しやすくなります。年式が古い車でも、新車時からしっかりメンテナンスされ、コンディションが良い車も存在します。年式の古い中古車を購入検討しているなら、コンディションの良い個体を探しましょう。 

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また、比較的新しい車から古くて状態の良い車まで取り揃えており、比較検討しやすい環境が整っています。個人売買では珍しくオートローンの取り扱いもあり、支払い方法もいくつか検討可能です。 

まとめ 

年式は日本であれば新規登録した年、海外ではモデル年式が一般的です。年式を理解しておくことで買うタイミングや売るタイミングを一番良い時に行えます。保険の契約をする際にも、間違って申請してしまうと、いざ保険を使いたい時に保険が使えないことになりかねません。 

年式を理解しておくことは、車の維持費を抑えることにも繋がり、高く売り安く購入できるきっかけになります。この機会に年式を気にして車を比べ、車の維持や中古車の購入を楽しみましょう。

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引用・参考