
ロードスターのおすすめグレード・年式を紹介!
「人馬一体」を体現し、車を操る楽しさを誰でも手軽に味わえるロードスター。車好き以外には特別な車だったオープンスポーツを、一般ユーザーにとって身近な存在にした車です。初代から定期的にモデルチェンジを続け、現在は4世代目へと進化。ロードスターはこれまで登場した4世代それぞれが個性的で、中古車市場でも人気車種であるロードスターの魅力とともに、おすすめモデルやグレードを徹底紹介します。
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そもそもロードスターとは?人気の理由を解説!

ロードスターは、マツダが1989年から販売しているオープン2シータースポーツカーです。ヒット車としてマツダの中心車種となっただけでなく、ライトウェイトオープンスポーツという新たな市場を切り開きました。
人気の理由の1つは、FRレイアウト、軽量といったスポーツカーとしての要素がしっかりと詰め込まれていることです。初期モデルで1.6L、現行型は1.5Lの自然吸気エンジンのため絶対的なパワーはないものの、持ち前の軽さを活かしたキレのある走りを楽しめます。
さらに、シンプルながらひと目でそれとわかる個性的なデザインに加え、非日常を味わえるオープンモデルということも人気の理由です。オープンにして風を感じながら走る爽快感は、他のモデルでは味わえません。
また、本格的なスポーツ性能を備えながら価格が手頃だった点も、多くのユーザーからの支持につながったポイントです。日常的な使い勝手が限られるオープンスポーツだけに、高価になるほど購入できるユーザーは限られてしまいます。しかし、100万円台(初代NA型)から購入できるというリーズナブルな価格設定が、爆発的なヒットにつながりました。
維持費という観点でも、ロードスターは経済的です。ボディが軽量なうえエンジンが小排気量のため、現行型は17.2km/L~16.8km/L(WLTCモード)という優れた省燃費性能を実現しています。
ロードスターの歴代全4モデル

ロードスターは、初代のNA系から現行のND系まで、合計3回のフルモデルチェンジで4世代が発売されました。それぞれのモデル変遷の歴史とグレードを、トリビアなども交えて紹介します。
ロードスター歴代モデル1 ND系

ロードスターを代表する1つ目のモデルは、現行のND系です。原点回帰をテーマに開発されたND系では、ロードスター本来の強みである軽量化を追求し、車重が1tを切る「990S」が発売されたことでも話題になりました。
ND系についての紹介と、ATとMT両方のトランスミッションを揃えているロードスターは、どちらがおすすめなのかも解説します。
モデル変遷の歴史
年月 | 変更内容 |
2015年 5月 | フルモデルチェンジ |
2010年 9月 | 「NR-A」を追加 |
2015年10月 | 「RS」を追加 |
2016年11月 | ロードスターRFを発売 |
2017年11月 | マイナーチェンジ |
2018年6月 | マイナーチェンジ |
2019年11月 | マイナーチェンジ |
2020年12月 | マイナーチェンジ |
2021年12月 | マイナーチェンジ |
2023年10月 | マイナーチェンジ |
ND系の人気グレードと価格
ND系の人気グレードは、車重の軽い「S」をベースにしたSレザーパッケージです。ボディの材料にアルミを多く取り入れるなど軽量化が図られているため、ロードスター本来の軽快な走りを楽しめます。
また、ブラックメタリック塗装を施した16インチのアルミホイール、赤いステッチの入った本革シートを採用するなど、スポーティーな気分を盛り上げる装備が随所に盛り込まれている点もうれしいポイントです。
グレード | 新車価格 | 中古価格 |
Sレザーパッケージ | 325.8万~337.3万円 | 139万~323.4万円 |
Sスペシャルパッケージ | 290.7万~302.2万円 | 139~338.2万円 |
RS | 342.3万円~ | 148.7~379.3万円 |
新グレード「990S」とは?
2021年12月のマイナーチェンジの際に登場したのが、新グレードの「990S」です。グレード名の通り車重が990kgに抑えられ、初代NA系以来の1t切りを果たしました。安全基準の厳しい現代の車で大きな軽量化を実現することは、実は簡単ではありません。
990Sでは、クルーズコントロールシステムやアイドリングストップといった機能まで省略するほど徹底した軽量化が図られています。また、バネ下荷重を軽減することで、軽量化とともに応答性も向上させました。
さらに、マツダ全車に採用したキネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)によって、コーナリング時の安定性向上も図られています。マツダの掲げる「人馬一体」というコンセプトを、心ゆくまで体感できる一台に仕上がっています。
MTとATどちらがオススメ?
ロードスターを購入するのであれば、トランスミッションはMTが断然おすすめです。ロードスター最大の特徴である、思いのままに車をコントロールする醍醐味を存分に味わえます。また、ATを選択する場合、990Sには設定されていない点に注意しましょう。
ただし、MTとATどちらのトランスミッションであっても、ロードスターは乗っていて楽しい車です。MT車の運転に不安がある場合は、ATでも構いません。最終的には自身の好みや利用シーンを考えて決めましょう。
ロードスター歴代モデル2 NC系

NC系ロードスターは、2005年に登場した現行型の1世代前のモデルです。モデル変遷や人気のグレード、開発コンセプトを詳しくご紹介します。
モデル変遷の歴史
年月 | 変更内容 |
2005年 8月 | フルモデルチェンジ |
2006年 3月 | 「NR-A」を追加 |
2006年 8月 | パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)を設定 |
2008年12月 | ロードスターRFを発売 |
2012年 7月 | マイナーチェンジ |
2012年 7月 | マイナーチェンジ |
2013年12月 | マイナーチェンジ |
NC系の人気グレードと価格
NC系の人気グレードは、VS RHTです。電動ルーフシステム(パワーリトラクタブルハードトップ)が装備され、スイッチひとつで屋根を開閉できます。また、初代で大人気だった「Vスペシャル」を思わせる「VS」というグレード名通り、レザーシートをはじめタン色でまとめられたインテリアが最大の魅力です。
一方、ロードスター本来の走りを最大限楽しみたい方には、サスペンションが強化されるなど走行性能にこだわったRSやRS RHTをおすすめします。
グレード | 新車価格 | 中古価格 |
VS RHT | 302.4万円~ | 75~231.7万円 |
RS RHT | 296万円~ | 83~239万円 |
RS | 270万円~ | 44~333万円 |
NCロードスターのコンセプト
NC系ロードスターは、アメリカの自動車メーカー、フォード傘下だった時代に開発されたモデルです。ロードスターシリーズ唯一、最大排気量2Lのエンジンが搭載されていました。アメリカメーカーであるフォードの影響が、色濃く反映されていたのかもしれません。
一方で、ロードスター開発当初から一貫していた、「人馬一体」というコンセプトはしっかりと受け継がれていました。例えば、2Lにサイズアップしたエンジンですが、オールアルミ製とすることで先代の1.8Lエンジンよりも19.1kg軽くなっています。さらに「グラム作戦」と呼ばれる徹底的な軽量化で、ロードスター本来の軽快さを残っていません。
また、「走る・止まる・曲がる・視る・聴く・さわる」という6つの評価項目を設定し、ロードスターに求められる性能や機能を実現。実際、ほぼ全てのパーツが、マツダの最新技術によって新開発されています。
ロードスター歴代モデル3 NB系

ロードスター初のフルモデルチェンジを果たし、1998年に登場したのがNB系です。NB系は、初代の「ユーノス・ロードスター」を改め、「マツダ・ロードスター」として販売されました。NB系について、おすすめモデルを交えて詳しくご紹介します。
モデル変遷の歴史
年月 | 変更内容 |
1998年 1月 | フルモデルチェンジ |
2000年 7月 | マイナーチェンジ |
2001年12月 | 「NR-A」を追加 |
2002年 7月 | マイナーチェンジ |
2003年 9月 | マイナーチェンジ |
2003年10月 | ロードスタークーペを発表 |
NB系の人気グレードと価格
ロードスターNB系の人気グレードは、走行性能を追求した1.8LエンジンのRSです。ビルシュタイン製ダンパーやトルセンLSDが装備され、軽快でスポーティな走りを心ゆくまで楽しめます。
グレード | 新車価格 | 中古価格 |
RS | 246.8万円~ | 65万~205.1万円 |
SP | 210万~215.3万円 | 43.1~150万円 |
スペシャルパッケージ | 198万~207.8万円 | 35万~146万円 |
ロードスターNB系が歴代モデルの中でおすすめな点は?
ロードスターNB系のおすすめポイントは、高い旋回性能です。初代NA系のリトラクタブルヘッドライトを固定式に変更したことが、旋回性能の向上につながっています。また、コーナリングの安定性を高めるため、バッテリーやスペアタイヤといった重量物の搭載位置にまでこだわって低重心化が図られていました。
さらに、オープンカーの宿命ともいえるボディ剛性についても、NB系へのモデルチェンジで改善されています。一方で、非力なライトウェイトスポーツにとって、車重の増加は致命的です。ボディ剛性の強化をしつつ、徹底的な軽量化を図って高次元で両立させました。
そして、歴代ロードスターにはないモデルがラインナップされている点も、NB系ロードスターのおすすめポイントです。本来のコンセプトとはやや方向性の異なる、ユニークな限定車が販売されていました。1つは、限定350台だった最高出力172ps、最大トルク21.2kgf・mを発揮するターボモデルです。また、ルーフを開けられないクーペも、オープンスポーツをコンセプトとするロードスターとしては異色のモデルといえます。
ロードスター歴代モデル4:NA系

ロードスターを語るうえで外せないモデルが、初代NA系です。やや古いモデルのため、気になる維持費も含めてご紹介します。
モデル変遷の歴史
年月 | 変更内容 |
1989年9月 | 「ユーノスロードスター」として販売開始 |
1990年3月 | AT仕様車を追加 |
1992年8月 | 安全装備を追加 |
1993年7月 | エンジンを1.8Lに変更 |
1995年8月 | マイナーチェンジ |
1996年12月 | マイナーチェンジ |
NA系の人気グレードと価格
ロードスターNA系のなかで人気のモデルは、定番とも言えるVスペシャル タイプIIです。Vスペシャルは誕生1周年を記念して登場した特別仕様車で、1.8LエンジンでタイプIIが追加されるなどロードスター定番の特別仕様車になりました。専用のダークグリーンのボディカラーに本革シートを始めとするタン色の統一感のある内装、ステアリングやサイドブレーキグリップにはウッドパーツを装飾して上品に仕上げられています。
グレード | 新車価格 | 中古価格 |
Vスペシャル タイプⅡ | 244万~249万円 | 114.8万~182.9万円 |
VRリミテッド | 208万円 | 195.8万~314万円 |
Rリミテッド | 217.5万円 | 112.7万~260万 |
ロードスターNA系の維持費はどれくらい?
ロードスターNA系の年間維持費の目安は40万円前後、月額にして33,000円ほどになります。
ガソリン代
ロードスターNA系のガソリン代の目安は、年間204,000円、月間だと17,000円ほどです。
通勤などでほぼ毎日使用するとして、月間の走行距離は約1,000km。ロードスターの実燃費を10.0km/L、レギュラーガソリン価格170円/L(2024年3月現在の平均価格)を前提の場合、月間のガソリン代は1,000km÷ 10km/L× 170円= 17,000円という計算式になります。
自動車税
ロードスターNA系の自動車税は、41,400円です。2019年10月以降に購入した場合、排気量が1.5リットル超~2.0リットル以下の自動車税は36,000円/年です。しかし、ロードスターNA系は、新規登録から13年を超えているため重課税されます。
任意保険
大手のネット型保険の見積もりを参考にした場合、等級が6Eの30代男性(運転者本人)が、下記の補償内容で加入したときの任意保険料は、年間約49,000円です。
対人賠償(1名につき)無制限
対物賠償(1事故につき)無制限
対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで)なし
人身傷害:あり(車内のみ補償)
人身傷害(保険金額/1名につき)3,000万円
車検
ロードスターNA系の車検費用は、一般的なディーラー車検で約95,000円です。車検代は依頼先や車検内容によって大きく変わるため、担当者と相談しながら決めましょう。
メンテナンス
ロードスターNA系のメンテナンス費用は、年間約5万円です。内容は、洗車代、各パーツの交換費用やエンジンオイルなどの交換費用です。ただし、車の扱い方や重視する箇所など、オーナーの判断によって金額は大きく変わってきます。
その他、駐車場代など
その他、自宅以外に駐車している場合は駐車代、ローンの返済代などオーナーの所有状況によって費用が発生します。
ロードスターNA系の維持費が高い際の対処法とは?
ロードスターNA系の維持費は、決して驚くほど高くはありません。しかし、NA系は販売開始から30年以上が経過していることから、自動車税やメンテナンス費が一般的な車よりも高くなってしまいます。
自動車税に関しては節約する方法はありませんが、メンテナンス費用については対処できるケースもあります。メンテナンス費用を節約するうえで大切なことは、日常的な手入れを怠らないことです。オイルや消耗品類を適切なタイミングで交換し、各部の点検をしっかりとすることで、より大きな故障に伴う出費を防ぐことができます。
どうしても維持費が負担になる場合は、思い切って売却するのも解決方法のひとつです。NA系のロードスターは現在でも一定の人気があるため、過走行車でもある程度の金額で売却できる可能性があります。
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まとめ

2024年に生誕35周年を迎えたロードスターは、4回のフルモデルチェンジに加え、さまざまな特別仕様車も展開されています。しかし、全てのモデルに共通しているのは、人馬一体の走りです。意のままに車を操る感覚やオープンスポーツの爽快走りは、ロードスターでしか味わえません。
また、スポーティな走行を求める車好きだけでなく、個性的でスタイリッシュな内外装をファッション感覚で楽しめるのもロードスターの魅力の1つです。4世代あるなかから、自分の好みにあった1台をぜひみつけてください。
※この記事は2024年3月時点の情報で制作しています。
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引用・参考
https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
https://www.goo-net.com/magazine/contents/buyers-guide/199527/#toc3