中古車の価格が安い時期はある?価格設定の基準や購入する際の注意点などを解説!

中古車を購入する際は、希望する車をできるだけ安く購入したいものです。よく耳にする「中古車の安い時期」というのは本当なのか気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、中古車購入に適した安い時期の実際の傾向、さらに注意点もあわせて詳しくご紹介します。

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中古車の購入価格が安い時期があるって本当?

中古車には「安い時期」があるといわれますが、生鮮食品のように時期によって価格が大きく変動することはありません。中古車の価格は基本的に明確な基準によってつけられているので、「時期」によって価格が変動する要素がないためです。

しかし、安くしてもらいやすい、もしくは価格交渉に応じてもらいやすい時期はあります。また、意識すべき安い時期は、年間を通じての「時期」だけではありません。モデルチェンジや年式といった車の「時期」についても、安く買うために重要なポイントです。

中古車の価格設定の基準とは?

中古車の価格は、基本的に一定の基準で細かく査定して決定されます。メーカー、車種、モデルやグレード、年式、走行距離、修復歴などの車輌状態などが価格を決定する主な項目です。特に車輌状態は、修復の有無だけでなく現状の傷み具合やオイル交換などのメンテナンス履歴によっても変わってきます。

また、市場の需要と供給のバランスも価格に影響を与える要素の1つです。人気車種や発売後間もないモデルなどは、需要が多いため価格が高くなる傾向にあります。さらに、需要とも関連しますが、中古車は色も価格を決める重要なポイントです。

実は、国内にある多くの中古車販売店が、基準にしている中古車価格があります。一般財団法人・日本自動車査定協会(JAAI)が刊行する、中古車販売店のみに販売されるイエローブックです。基準価格があることで、適正な中古車価格が維持されています。

中古車の購入価格が安い時期の傾向は?

中古車の価格が安い時期の傾向と特徴を、5つの観点でご紹介します。タイミングと複数の要因を組み合わせることで、値引き交渉をすることも可能です。

販売店の決算時期

中古車価格の安い時期として、もっとも価格交渉をしやすいのが販売店の決算時期です。具体的には、3月と9月が一般的に決算か中間決算にあたります。決算前にできるだけ販売台数を増やしたいので、利益を削ってでも販売を優先する可能性が高い時期です。

また、決算時期には新車ディーラーでも買い替える顧客が増えるので、市場に流通する中古車が増加します。供給数という観点でも、決算時期は値引き交渉をしやすい時期です。

車の需要が低い時期

中古車の販売台数は、年間を通じて一定ではありません。あまり売れ行きの良くない需要の少ない時期を狙えば、安く購入できる可能性が高まります。

車の需要が低い時期は、4〜5月頃とゴールデンウィークなどの大型連休後です。4〜5月は、3月の決算期を終えて販売が一段落しています。また、4月から始まる新生活のために車を購入する方も、すでに準備を済ませている時期です。

大型連休は、連休前の買い替え需要と、連休を利用して車を探す人が増えて販売が伸びます。一方、連休が終わってしまえば販売台数が落ち込むので、販売店は値引きしてでも売り上げを確保しようとするはずです。

モデルチェンジ後

購入希望の車種がモデルチェンジした直後は、比較的安く購入しやすい時期です。モデルチェンジによって最新車種が入れ替わると、新車への買い替えが発生します。モデルチェンジ後が安い時期といわれるのは、買い替えによって中古車市場に多く流れるためです。

また、さらに前のモデルも1世代古くなるため、比較的値引き交渉をしやすくなります。狙っている車種が決まっている場合は、新車のモデルチェンジ動向にも注意しておきましょう。

年式が下がるタイミング

一部の希少車を除いて、中古車は一般的に古くなるほど価格が下がります。「◯年落ち」といわれる経過年数が更新される毎年1月も、中古車の安い時期です。

特に11月や12月が車検の車であれば、1月に1年落ちになっても実際は1〜2ヶ月しか経過していません。車検時期も意識してれば、価格交渉をしつつできるだけ新しい車に乗ることができます。

ボーナス前

ボーナスが支給される前の時期も、中古車の安い時期として狙い目です。ボーナス時期は、中古車業界に限らず多くの業界で売り上げが拡大します。しかし、ボーナス前は、買い控えが起こることも珍しくありません。

売れない時期であれば、価格交渉に応じてくれる可能性が高まります。また、ボーナス支給後の購買意欲を高める意味でも、積極的に値引きをしてくれるかも知れません。

車種別 中古車が安い時期

中古車の安い時期は、車種によっても多少異なります。例えば、オープンカーなら、あまり売れない冬場が狙い目です。一方、春先になると一気に需要が高まるので、価格の高騰に注意しましょう。

また、SUVは年間を通して売れるのであまり特定の安い時期はありませんが、冬場はウィンタースポーツが盛んになることから相場が上昇する傾向にあります。強いて安い時期を挙げるとしたら、冬場の需要の落ち着く3〜5月あたりです。

軽自動車は、年明けから春先にかけて一気に需要が高まります。進学や就職、転勤といった生活の変化に合わせて購入が進むためです。軽自動車を購入する際は、新生活の準備が終わった4〜5月あたりを狙いましょう。ただし、比較的価格が安く売りやすい軽自動車は、3月の決算期に合わせて販売に力をいれるケースもあります。軽自動車を狙う場合は、3月の決算時期に一度相談してみるのもおすすめです。

安い時期に中古車を購入するときの注意点はある?

中古車を安い時期に買う場合に、価格以外で注意すべき点がいくつかあります。ぜひ気をつけてもらいたいポイント6つを詳しくご紹介しましょう。

提示金額だけで判断しない

安い時期に中古車の価格交渉をすると、思わぬお得な価格を提示されることもあります。しかし、いくら安い金額でも、価格だけで購入の判断をしないことが大切です。

特に年式や走行距離については、将来性も加味して慎重に検討しないと購入後に後悔してしまうかもしれません。例えば、現在の年式に所有予定の年数を加えて、トータルで何年になるかを計算すると購入後どれくらい乗れるのかがみえてきます。一般的に外観がきれいに保てるのは新車登録から6年程度で、10年が買い替え時期の目安です。

また、走行距離についても、故障なく走れるといわれる10〜12万km前後を目安に、具体的な利用シーンを想定しながらシミュレーションをしてみることをおすすめします。

実車の状態を細かく確認する

中古車を購入する際は、できるだけ現物を見て判断することをおすすめします。ボディの目立たない傷や内装の傷み具合などに加え、臭いも重要なため十分に納得したうえで購入しましょう。

内装を確認する際は、すべての座席に一度座ってみることが大切です。運転席側から見えなかった助手席の傷を、購入後に発見したといった事態を防げます。

エンジンや走行にかかわるパーツの状態は、プロでないとなかなか正確に判断できません。しかし、可能な限り試乗をして、エンジンや車体からの異音、ハンドル操作に違和感がないかを確認しましょう。

安い理由をしっかりと確認する

想定外に安い価格を提示された際は、必ずなぜ安いのかを確認しましょう。中古車販売店は高く売るほど当然利益が増えますが、利益を削ってでも安く売るのには理由があります。修復歴や事故歴、水没といった車の耐久性にかかわる問題がある場合には慎重な検討が必要です。

ただし、車が安くなる理由はネガティブなものだけではありません。不人気色や在庫状況、グレードやモデルチェンジ前後など、現物を気に入ってさえいれば問題にならないケースも数多くあります。また、閑散期や決算期で、単純に販売店が売りたいだけであればなにも問題ありません。

保証内容をよく確認する

中古車では、保証内容が購入後の維持費に直結する場合もあるので注意しましょう。新車ほどの手厚い保証は期待できませんが、購入後に万が一故障した場合の対応などをしっかりと確認しておくことが大切です。

特にまったく保証がない場合は、中古車店の信頼性も含めて慎重な判断が必要なケースもあります。せっかく安い時期を選んで購入しても、購入後に修理費用がかさんでしまっては本末転倒です。

人気車種やカラーによってはあまり値下げされない

安い時期を狙って価格交渉をしても、車種やボディカラーによっては値下げが難しい場合もあります。中古車価格は基本的に需要と供給のバランスによって決まるため、閑散期でも需要の高い人気モデルであれば安くしなくても売れるためです。

ただし、人気車種や人気色が値下がりしにくい特徴を、逆手にとった価格交渉術もあります。同カテゴリのあまり人気のない車種への変更や、あえて不人気色を選んで交渉するのです。時期や相場にもよりますが、値引きに応じてくれる可能性が高まります。

希望車種やグレードが見つかりにくい

中古車の安い時期だと、希望する車種やグレードが見つかりにくいこともあります。活発な取引のある時期とずれていることから、十分な在庫が揃っていないケースがあるためです。また、人気の車種は当然先に売れていくので、時期がずれるとどうしても売れ残り車種になってしまいます。

特に車種やグレードにこだわりがある場合は、時期を問わず在庫を見つけたらすぐに購入を検討しましょう。あまり安い時期ばかりにとらわれてしまうと、希望の車が手に入りにくくなってしまいます。

まとめ

中古車の基本的な価格が大きく変動することはありませんが、購入に適した安い時期は間違いなくあります。特に購入を急いでいないのであれば、時期を選んで価格交渉をするのも中古車を安く買う有効な手段です。

決算時期や需要の落ち込む時期を狙って交渉すると、思わぬお得な価格を提示してくれることもあります。ただし、人気車種などではあまり大きな値引きを期待できないこともあるので、過度に時期を意識して気に入った中古車を買い逃がすことのないようにしましょう。

一方、中古車を購入する際には、販売店の信頼性重要なポイントです。命を乗せて走る車だけに、できるだけ信頼のおける販売店からの購入をおすすめします。

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引用・参考