C-HRのサイズはどのくらい？ボディサイズから室内の広さ、ライバル車との比較まで徹底解説！

独自のデザインと都会的なスタイルで人気を集めるトヨタ C-HR。流麗なクーペ風シルエットとSUVらしい力強さを両立したそのフォルムは、多くのドライバーに支持されています。とはいえ、実際の使い勝手や取り回しのしやすさを考えるうえで、「サイズ感」は非常に重要なポイントになります。この記事では、C-HRのボディサイズや室内空間の実態を詳しく紹介しながら、サイズ面での特徴をわかりやすく解説します。購入を検討している方や、自分に合ったSUVを探している方は、ぜひ参考にしてください。

C-HRのサイズ一覧

ここでは、C-HRのサイズを「ボディサイズ」「室内サイズ」「荷室サイズ」「ホイールサイズ・タイヤサイズ」「最小回転半径」に分けて解説します。サイズを把握して、自分に合った車かどうかを判断する材料にしてください。

ボディサイズ

【ボディサイズ】

全長：4,385mm〜4,390mm

全幅：1,795mm

全高：1,550mm〜1,565mm

C-HRは、街乗りとスタイリッシュさを両立したコンパクトSUVとして、多くのドライバーに支持されています。そのボディサイズは、全長4,385～4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550～1,565mmと、SUVとしては比較的低く抑えられた全高が特徴的で、特にハイブリッド2WDモデルは1,550mmと、一般的な機械式駐車場の高さ制限にも対応している点が魅力です（※ガソリン4WDは1,565mm）。このサイズ感により、都市部の立体駐車場やマンションに住む方でも扱いやすい設計となっています。また、C-HRのホイールベースは2,640mmで、走行安定性と居住性のバランスも良好です。外観はシャープで躍動感のあるフォルムが特徴で、トヨタのキーンルックやアンダープライオリティデザインが施され、個性的な存在感を放っています。

室内サイズ

【室内サイズ】

室内長：1,800mm

室内幅：1,455mm

室内高：1,210mm

C-HRのインテリアは、クーペのような流麗なルーフラインを採用しながらも、快適な室内空間を確保しています。室内サイズは、室内長1,800mm×室内幅1,455mm×室内高1,210mmと、コンパクトSUVとしては十分な広さになっています。特に注目すべきは、フロントとリヤシートのヘッドクリアランスがともに約925～930mmと均等に確保されており、後席でも頭上に圧迫感を感じにくい設計となっています。シートの構造にもこだわりがあり、フロントシートは幅500mm×奥行き485～490mm、リヤシートは幅1,285mm×奥行き495～540mmと、しっかりとしたサイズ感になっています。内装デザインはグレードによって異なり、GR SPORTモデルでは専用シートやスポーティなアクセントが与えられ、ドライバーの感性に訴える造りとなっています。

荷室サイズ

【荷室サイズ】

荷室幅：最大1,400mm

奥行き：770mm

高さ：最大650mm

荷室容量：318L（リアシートを倒すと1,112L）

C-HRの荷室は、日常の使い勝手とデザイン性を両立させた実用的なスペースです。5人フル乗車時の荷室容量は318Lで、リアシートを倒すと最大1,112Lまで拡大可能です。リヤシートは6：4分割可倒式となっており、長尺物や大きな荷物を積みたい時にも柔軟に対応できます。荷室の寸法は、奥行き770mm、幅最大1,400mm、高さ最大650mmで、ゴルフバッグであれば通常時1個、シートを倒せば最大4個まで収納可能です。また、荷室の床下にはデッキアンダートレイも装備されており、洗車道具や靴などの収納に便利です。ただし、スペアタイヤやアクセサリーコンセントのオプションを選択した場合は、アンダートレイの形状や容量が異なるため注意が必要です。スポーティで流れるようなボディラインを持ちながらも、荷物をしっかり積めるのは、C-HRの大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

ホイールサイズ・タイヤサイズ

C-HRのタイヤ・ホイールサイズはグレードにより異なり、それぞれのモデルの個性を演出しています。

エントリーグレードのS／S-Tには215/60R17のタイヤと17×6.5Jのアルミホイールが装着されており、シンプルながらSUVらしい逞しさが表現されています。中間グレードのG／G-Tでは、225/50R18タイヤと18×7Jのホイールが装備され、ブラック塗装と切削光輝のコンビネーションによって足元が引き締まった印象になります。最上級のS”GR SPORT”／S-T”GR SPORT”では、よりスポーティな225/45R19タイヤと19×7.5J専用ホイールが採用され、シルバーとブラックのコンビネーションが際立つデザインです。これにより、走行性能だけでなく見た目の印象も大きく変わり、C-HRのスポーティなキャラクターがより強調されます。

選ぶグレードによってスタイルが変わるため、購入時には自分の好みに合ったサイズ選びも楽しめます。

最小回転半径

C-HRの最小回転半径は全グレードで5.2mとされており、これはコンパクトカーの代表格であるアクアと同等の数値です。SUVと聞くと、取り回しに不安を感じる方もいるかもしれませんが、C-HRはその点において非常に扱いやすい車と言えるでしょう。この5.2mという数値は、狭い住宅街やショッピングセンターの駐車場などでもスムーズに方向転換ができるため、初心者ドライバーや女性にも嬉しいポイントです。全幅が1,795mmと横幅はそれなりにありますが、小回りの良さと視界の取りやすさで、街中での運転もストレスを感じにくいはずです。コンパクトSUVでありながら、見た目のスポーティさと運転のしやすさのバランスが取れているのが、C-HRの大きな魅力の一つです。

C-HRの魅力

ここまでは、C-HRのサイズについて紹介してきましたが、ここではサイズ以外のC-HRの魅力についても見ていきましょう。

走行性能

C-HRの走行性能は、SUVでありながらキビキビとしたハンドリングと安定感を兼ね備えているのが魅力です。1.2Lダウンサイジングターボエンジンは、シングルスクロールターボやD-4T直噴技術により、低回転からの力強い加速と高効率を実現しています。もう一つの選択肢であるハイブリッドモデルには、最大熱効率40％の高性能エンジン「2ZR-FXE」と高出力モーターを採用し、滑らかでパワフルな加速を提供します。さらに、フロントスタビライザーの大径化によって、山道やカーブでのロールを抑制し、高い操縦安定性を実現しています。3つのドライブモードも走行シーンに応じて選べるため、日常の街乗りからワインディングロードまで、あらゆる場面でドライバーに応えるポテンシャルを備えています。

燃費性能

C-HRは、スタイリッシュなデザインだけでなく、優れた燃費性能でも注目されています。特にハイブリッドモデルでは、WLTCモードで最大25.8km/Lという高水準を実現しています。低燃費かつ排出ガスの低減にも配慮されており、「2020年度燃費基準＋50％」や「平成30年排出ガス基準75％低減」といった厳しい環境基準もクリアしています。一方、1.2Lターボを搭載したガソリンモデルも15.4km/L（WLTC）と、力強い走りを保ちながら燃費にも配慮しています。さらに「エコモード」「ノーマルモード」「スポーツモード」の3種類のドライブモードを備え、状況や好みに合わせて最適な燃費走行が可能です。日常の街乗りから長距離ドライブまで、快適さと経済性を兼ね備えた一台といえるでしょう。

安全性能

C-HRは全グレードにトヨタの先進安全装備「Toyota Safety Sense」を標準搭載しています。プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームなど、ドライバーの判断を的確に補助する機能が満載です。さらに、インテリジェントクリアランスソナーやリヤクロストラフィックオートブレーキといった運転支援機能も充実しており、これらは駐車時や狭い道での安全性を高め、万が一の接触を未然に防ぎます。また、死角にいる車を教えてくれるブラインドスポットモニターや、車両周囲を俯瞰視点で映し出すパノラミックビューモニターも搭載可能です。初心者からベテランドライバーまで、あらゆるシーンで安心できる装備がそろっています。

ライバル車

ここでは、代表的なライバル車として、ホンダ ヴェゼル、トヨタ ヤリスクロスを取り上げ、C-HRと比較してみましょう。

ホンダ ヴェゼル

		ヴェゼル	C-HR
ボディーサイズ	全長	4,330mm	4,385mm〜4,390mm
	全幅	1,790mm	1,795mm
	全高	1,580mm～1,590mm	1,550mm～1,565mm
室内サイズ	長さ	2,010mm	1,800mm
	幅	1,445mm	1,455mm
	高さ	1,225mm～1,240mm	1,210mm

ヴェゼルは、全長4,330mm・全幅1,790mmというサイズで、C-HRと比べてもわずかにコンパクトながら、非常に近いサイズ感です。全高は1,580～1,590mmでC-HRと同等ですが、室内空間の広さに注目です。室内長2,010mm・室内幅1,445mm・室内高1,225～1,240mmと、C-HRよりも全体的に余裕のある設計となっており、後席の居住性や荷室の使いやすさも高評価ポイントです。街乗りでも取り回しやすいサイズ感と、SUVらしい安定感のあるスタンスを両立しています。加えて、視界の広さや乗降性の良さも、日常使いの快適性に貢献しています。居住性を重視するユーザーにとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

トヨタ ヤリスクロス

		ヤリスクロス	C-HR
ボディーサイズ	全長	4,180mm～4,200mm	4,385mm〜4,390mm
	全幅	1,765mm	1,795mm
	全高	1,580mm～1,590mm	1,550mm～1,565mm
室内サイズ	長さ	1,845mm	1,800mm
	幅	1,430mm	1,455mm
	高さ	1,205mm	1,210mm

ヤリスクロスは、全長4,180～4,200mm・全幅1,765mmと、C-HRよりも一回りコンパクトなサイズ感が特徴です。全高は1,580～1,590mmと同等ですが、コンパクトSUVらしく取り回しに優れ、都市部での運転や駐車もスムーズに行えます。室内空間は室内長1,845mm・室内幅1,430mm・室内高1,205mmと、数値上はC-HRよりもややコンパクトですが、レイアウトの工夫により圧迫感を感じさせない空間設計がなされています。また、荷室の使いやすさや低床設計によって、日常の買い物やアウトドアなどでも実用性の高さを実感できるでしょう。全体的に、ヤリスクロスはコンパクトで効率的なボディサイズに、多彩なユーティリティを詰め込んだバランスの良いSUVといえます。

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まとめ

C-HRは、全長4,385mm～4,390mm・全幅1,795mm・全高1,550～1,565mmというボディサイズで、都会的なスタイルと実用性を兼ね備えたコンパクトSUVです。室内空間は適度な広さを確保しつつ、クーペ風のフォルムでスポーティさも演出しています。狭すぎず大きすぎないサイズ感は、街乗りから週末のドライブまで幅広いシーンで活躍します。C-HRは、見た目の美しさだけでなく、取り回しの良さや快適な居住空間など、日常に寄り添う機能性もしっかり備えたバランスの良い一台と言えるでしょう。

今回の記事が、C-HRの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

引用・参考

https://kinto-jp.com/magazine/k20230426-2

https://www.goodspeed.ne.jp/recommend/173090

https://www.nextage.jp/suv_guide/japansuv/241538

https://mobilico.jp/magazine/chr-size

https://www.nextage.jp/model_guide/toyota/621091