ヴォクシー

ヴォクシーのリセール最新のリセールバリューは高い? 人気のグレードやオプションも徹底解説

ミニバン市場で常に高い人気を誇るトヨタ・ヴォクシー。その魅力はデザイン性や使い勝手の良さだけでなく、中古車市場でのリセールバリューの高さにもあります。家族向けとしての需要の多さや、トヨタブランドならではの信頼性、さらにハイブリッドモデルの充実といった要素が、下取りや買取価格の安定につながっています。

本記事では、そんなヴォクシーのリセール事情について詳しく掘り下げていきます。

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ヴォクシーとは

ヴォクシー

ヴォクシーは、優れた走行性能と快適な室内空間を兼ね備えたミドルクラスミニバンです。ハイブリッド車は低燃費ながら力強い加速を実現し、静粛性の高い走りも魅力です。ガソリン車も扱いやすく、街乗りから高速走行まで快適にこなせます。室内は3列シートを備え、大人7〜8人がゆったり座れる広さを確保しています。スライドドアや多彩なシートアレンジにより、乗降性や積載性も高く、家族のお出かけから送迎、アウトドアまで幅広いシーンで活躍します。

グレードと年式別にみるヴォクシーの残価率

ヴォクシー

ヴォクシーのリセールバリューを左右する要因のひとつは、年式とグレードです。所有期間中にどれほどの価値が残るかは、将来的な資産価値に直結します。

リセールバリューとは、購入したものを再販する際の価値を示します。例えば、新車を300万円で購入し、3年後に240万円で売却できた場合、残価率は80%となります。

車を購入する際に残価率の高い車両を選べば、購入価格が多少高くても、高く売ることができれば、所有期間中の総コストを抑えられるということになります。

ここでは、ヴォクシーのリセールバリューについて、年式やグレード別に残価率を含めて詳しく紹介します。

2年落ち(2023年)

グレードエンジン新車価格買取相場リセール
S-Gガソリン309万円284万円前後92.0%前後
ハイブリッド344万円323万円前後94.1%前後
S-Zガソリン339万円301万円前後88.8%前後
ハイブリッド374万円346万円前後92.6%前後

このデータからも分かるように、ハイブリッド車の方がガソリン車よりもリセール率が高く、特に「S-G ハイブリッド」は約94.1%と非常に高水準です。また、「S-Z ハイブリッド」も約90%を超える高いリセール率を維持しています。

一方で、ガソリンモデルも依然として需要が高く、特に「S-G ガソリン」は約92.0%のリセール率と健闘しています。「S-Z ガソリン」はやや低めの約88.8%となっていますが、それでも2年落ちとしては十分に高水準といえるでしょう。

5年落ち(2020年)

グレードエンジン新車価格買取相場リセール
Xガソリン250万円~152万円前後60.7%前後
ハイブリッド300万円~170万円前後56.7%前後
Vガソリン277万円~181万円前後65.4%前後
ハイブリッド316万円~195万円前後61.9%前後
ZSガソリン276万円~209万円前後75.9%前後
ハイブリッド328万円~236万円前後72.0%前後
ZS GRスポーツガソリン324万円~231万円前後71.2%前後
特別・限定ZS 煌Ⅱガソリン285万円~248万円前後86.8%前後
ハイブリッド338万円~248万円前後73.4%前後
特別・限定ZS 煌Ⅲガソリン290万円~248万円前後85.3%前後
ハイブリッド344万円~248万円前後72.0%前後

2020年式・5年落ちのヴォクシーの中で、最もリセール率が高いのは「ZS 煌Ⅱ(ガソリン)」で約86.8%を記録しており、次いで「ZS 煌Ⅲ(ガソリン)」も約85.3%と非常に高い水準を維持しています。これらの特別仕様車は、中古車市場でも高い人気を誇り、高額査定が期待できるグレードです。

一方で、スタンダードグレードである「X」や「V」系統のモデルは、ガソリン車で約60〜65%前後、ハイブリッド車で約56〜62%前後と、上級グレードに比べるとリセール率はやや控えめです。

総じて、ZS系の上級グレードや特別仕様車は、デザイン性や装備の充実度が高く評価されており、リセールバリューでも有利な傾向が見られます。購入時には、こうした人気グレードを選ぶことで、将来的な資産価値の維持にもつながるでしょう。

7年落ち(2018年)

グレードエンジン新車価格買取相場リセール
Xガソリン246万円~122万円前後49.6%前後
ハイブリッド301万円~130万円前後43.3%前後
Vガソリン275万円~136万円前後49.3%前後
ハイブリッド314万円~158万円前後50.4%前後
ZSガソリン274万円~173万円前後63.3%前後
ハイブリッド326万円~196万円前後60.0%前後
ZS GRスポーツガソリン325万円~193万円前後59.3%前後
特別・限定ZS 煌ガソリン283万円~182万円前後64.1%前後
ハイブリッド336万円~198万円前後59.1%前後

リセール率が最も高かったのは、特別仕様車の「ZS 煌(ガソリン)」で、約64.1%という高水準を維持しています。続いて、「ZS(ガソリン)」が約63.3%、「ZS ハイブリッド」も60.0%と、いずれも好成績を記録しています。これらのグレードは、スポーティなエクステリアや充実した装備内容が高く評価されており、中古車市場でも人気が高いため、リセール率が高い傾向にあります。

一方で、スタンダードグレードの「X」や「V」は、リセール率がやや控えめとなっています。ガソリンモデルでは約49〜50%前後、ハイブリッドモデルでは約43〜50%前後となっており、上級グレードと比べると差が見られます。

また、スポーツ志向の「ZS GRスポーツ(ガソリン)」も、約59.3%と比較的高めのリセール率を保っていますが、特別仕様車である「ZS 煌」にはやや及ばない結果となりました。

10年落ち(2015年)

グレードエンジン新車価格買取相場リセール
X Cパッケージガソリン224万円~62万円前後27.7%前後
Xガソリン243万円~67万円前後27.7%前後
ハイブリッド293万円~71万円前後24.4%前後
Vガソリン264万円~71万円前後27.2%前後
ハイブリッド305万円~88万円前後28.9%前後
ZSガソリン264万円~100万円前後37.8%前後
特別・限定ZS 煌ガソリン272万円~106万円前後39.0%前後

最も高かったのは特別仕様車「ZS 煌(ガソリン)」で、リセール率は約39.0%となっています。次いで、「ZS(ガソリン)」は約37.8%と、上位グレードは中古車市場で高く評価されていることがわかります。

一方で、「X」や「V」などのスタンダードグレードでは、リセール率が全体的に低めです。「X Cパッケージ(ガソリン)」と「X(ガソリン)」はいずれも約27.7%で並び、「X(ハイブリッド)」は約24.4%とさらに低くなっています。

また、「V(ガソリン)」は約27.2%、「V(ハイブリッド)」はやや高めの約28.9%といった結果でした。総じて、特別仕様車やZS系のスポーティなグレードがリセールにおいて優位であり、装備やデザインが価格に反映されている傾向が見られます。

手放すときも価値が落ちにくいヴォクシーの魅力

ヴォクシー

車のリセールバリューは、ボディカラーや装備内容、グレードによって大きく左右されます。

ここでは、中古市場で高く評価されているヴォクシーの特長を見ていきましょう。

グレード選び

ヴォクシーは幅広い層に支持される人気ミニバンで、中でも「S-Zシリーズ」は上位グレードとして高い快適性と質感を備えています。ガソリン車のリセール率は約88.8%、ハイブリッド車は92.6%前後と、どちらも高水準を維持しています。一方、ベーシックな「S-Gシリーズ」もガソリン車で92.0%前後、ハイブリッド車では94.1%前後と非常に優れたリセールバリューを誇ります。装備差はあるものの、安全性能に大きな違いはなく、コスパを重視する方にもおすすめです。

人気カラーを選択

ヴォクシーのボディカラーは全6色が設定されていますが、特に人気が高いのは「アティチュードブラックマイカ」「ホワイトパールクリスタルシャイン」「グリッターブラックガラスフレーク」の3色です。中でも最も人気なのが「アティチュードブラックマイカ」で、標準カラーのため追加費用がかからない点も魅力です。一方、「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「グリッターブラックガラスフレーク」は有料オプションとなりますが、リセールバリューの高さを考えると、好みに合えば十分に選ぶ価値があります。リセールを意識してカラーを選ぶなら、定番のブラック系やホワイト系を選ぶのが無難でおすすめです。

オプション選び

トヨタ・ヴォクシーはもともとリセールバリューが高いミニバンとして評価されていますが、さらに純正オプションを装着することで希少価値が増し、買取価格が上がる傾向にあります。とくに人気の高いオプションには以下のようなものがあります。

■ ヴォクシーの人気オプション一覧

  • ユニバーサルステップ
  • TV(フルセグ)+CD・DVDデッキ
  • ETC2.0ユニット(VICS機能付き)
  • 快適利便パッケージ(High)
  • 13.2型有機EL後席ディスプレイ
  • シートバックテーブル(アシストグリップ付き)

これらの中でも、「ユニバーサルステップ」や「快適利便パッケージ(High)」といったメーカーオプションは、購入時にしか装着できないため特に希少性が高く、中古車市場ではプレミア価格が付くこともあります。

さらに、これらの装備は普段の使い勝手や家族での快適な移動にも貢献するため、実用面と資産価値の両面でメリットがあります。そのため、ヴォクシーを購入する際は、こうした人気オプションの追加を検討することをおすすめします。

ヴォクシーの売却タイミング

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ヴォクシーの売却タイミングは、リセールバリューを考慮すると「5年後」または「7年後」が最もおすすめです。ヴォクシーは7年目までは比較的高いリセールを維持しますが、それ以降は価値が大きく下がる傾向があります。さらに、年数が経つことで車検時の部品交換や修理が増え、維持費もかさみやすくなります。

5年落ちのタイミングであれば、リセール価値が高く、高額査定を狙いやすいのが魅力です。7年落ちの場合でも一定のリセールは見込めるため、車検前に手放すことで余計な出費を抑えることができます。

また、常に最新のモデルや装備を楽しみたい方であれば、3年落ちの段階で売却し、次のモデルに乗り換えるのも一つの選択肢です。

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中古車はひとつひとつ特徴が違うことが魅力のひとつと言えますが、オプションが多くついているものやこだわってカスタムされたものなど、個性的な車に出会えるチャンスがあります。

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まとめ

ヴォクシー

トヨタ ヴォクシーは、ミドルサイズミニバンとしての機能性に加え、中古車市場でのリセールバリューの高さが大きな魅力です。特に「S-Z」や「ZS」、特別仕様車「煌」シリーズは年式を問わず高い残価率を維持しています。人気のブラック系・ホワイト系カラーや、「快適利便パッケージ(High)」「ユニバーサルステップ」などのオプション装着もリセールアップに有効です。売却時期は5年後や7年後が理想で、高額査定が狙いやすくなります。購入時からリセールを意識することで、カーライフの満足度と資産価値を両立できます。

今回の記事が、ヴォクシーの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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引用・参考