アクアのサイズはどのくらい？ボディサイズから室内の広さ、ライバル車との比較まで徹底解説！
トヨタの人気コンパクトカー「アクア」は、街乗りから長距離ドライブまで幅広い用途に対応できるハイブリッドカーとして、多くのユーザーに親しまれています。そんなアクアの魅力のひとつが、取り回しのしやすいボディサイズと、コンパクトながらも快適性を損なわない室内空間です。
本記事では、アクアのボディサイズ・室内サイズ・荷室容量などを詳しく解説し、ライバル車との比較も交えながら、紹介していきます。
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サイズ紹介
アクアのボディサイズ、タイヤサイズ、室内サイズ、荷室サイズ、荷室容量ごとに紹介していきます。
ボディサイズ
アクアのボディサイズは以下の通りです。
※195/55R16 タイヤ＆16×6Jアルミホイールを装着した場合、5.3mとなります。
■［ ］はE-Four（4WD）の数値になります。
全長は、スポーティな専用装備を採用している「GR SPORT」のみ4,095mmと他グレードよりやや長めに設定されています。これに対し、標準グレードである「Z」「G」「X」は全て4,050mmに統一されています。
全幅については、全グレード共通で1,695mmとなっており、5ナンバーサイズ枠内に収まる設計です。全高は全グレードで1,485mm、「E-Four」では1,505mmと、4WD仕様のみ若干高めに設定されています。これはリアに電動モーターを搭載しているためです。
ホイールベースはすべてのグレードで共通の2,600mmです。これにより室内空間の広さや安定した走行性能が確保されています。
また、最小回転半径は「GR SPORT」で5.3m、「Z」「G」「X」は通常5.2mですが、オプションの195/55R16タイヤと16×6Jアルミホイールを装着した場合のみ「Z」「G」は5.3mになります。アクアは、全体的に小回りのきく設計がなされており、都市部での取り回しに優れています。
タイヤサイズ
アクアのタイヤサイズは以下の通りです。
アクアはグレードごとに異なるタイヤ・ホイールサイズが設定されており、使用目的や好みに応じた選択が可能です。
エントリーグレードの「X」と中間グレードの「G」では、185/65R15サイズのタイヤに15インチスチールホイールが標準装備され、扱いやすさとコストパフォーマンスを両立しています。
「G」グレードでは、15インチアルミホイール（センターオーナメント付き）や、よりスポーティな195/55R16タイヤと16インチアルミホイールもオプションで選択可能です。
上級グレードの「Z」では15インチアルミホイールが標準で、16インチ仕様も同様にオプションで設定されており、上質な外観と走行性能の向上が図れます。
さらに、スポーツ志向の「GR SPORT」では205/45R17タイヤと17×7J専用アルミホイール（切削光輝＋ブラック塗装／センターオーナメント付き）を装備し、高いグリップ力と安定性を実現しています。
グレードによって装着タイヤ・ホイールの性能やデザインが大きく異なるため、目的に合ったグレード選びが重要です。
室内サイズ
アクアの室内サイズは以下の通りです。
室内サイズは全グレードで変化はなく、室内長が1,830mm、室内幅が1,425mm、室内高が1,190mmとなっており、日常使いに適した快適な居住性を備えています。
前席ではゆったりとした足元スペースが確保されており、長時間の運転でも疲れにくい設計になっています。また後席も大人でもゆったりと座れる余裕があり、乗員全員が快適に過ごせる空間が実現されています。天井の高さも1,190mmとほどよく、圧迫感のない室内設計が特徴です。
このように、アクアはコンパクトなボディサイズでありながら、実用的な室内空間を確保しており、通勤・買い物から家族でのドライブまで、幅広いシーンで活躍できる一台となっています。
荷室サイズ
アクアの荷室サイズは以下の通りです。
荷室サイズは、シート位置や装備により寸法が異なります。奥行きは、リアシートバックからバックドアまでが約475～656mm、助手席位置を調整すれば最大約1,630mmまで拡大可能です。
幅は、デッキサイドの広い部分で約1,153mm、ホイールハウス間は約935mmと、荷物の形状によって影響を受ける点に注意が必要です。
高さは、装備により差があり、デッキマット仕様では約824mm、スペアタイヤ装着車で約785mm、デッキボード仕様では約685mmです。リアシートから天井までは約656mmで、収納方法に応じた選択が求められます。
荷室容量
アクアの荷室容量は以下の通りです。
荷室容量は、装備されるタイヤパンク対策（応急修理キットまたはスペアタイヤ）、駆動方式、デッキ構造、リヤシートの使用状況により大きく変化します。応急修理キット装着の2WD車では、デッキアンダースペース以外の場合で205～291L、格納時は618～704Lです。アンダースペースは9～95Lとなっています。
E-Four車ではデッキアンダースペース以外の場合で205L、格納時は618Lと、86L少なくなります。
一方、スペアタイヤ装備の2WD車はデッキアンダースペース以外の場合で205～278L、格納時は618～691Lです。応急修理キット装着の2WD車と比べて、デッキアンダースペース以外では13L、デッキアンダースペースでは22～95Lの違いがあります。
ライバル車との比較
ライバル車である日産 ノートやホンダ フィットと比較を行っていきます。
ノート
日産ノートは、優れた燃費性能と扱いやすいコンパクトなボディに、先進の電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した人気のハッチバックです。街乗りから長距離ドライブまで快適にこなす走行性能と、先進安全技術「プロパイロット」による安心感も魅力です。さらに、限られたスペースを有効に使える荷室設計や多彩なシートアレンジにより、日常使いからレジャーまで幅広い用途に対応します。燃費・走行性能・実用性をバランスよく兼ね備えた、実力派の一台です。
ノートとアクアは、どちらも取り回しの良いコンパクトカーとして人気ですが、サイズや荷室容量に違いがあります。
ノートは全長4,045～4,110mm、全高1,520～1,545mmとやや大きく全幅はほぼ同等です。室内長は2,030mmとゆとりがあります。荷室容量は2WDで340L、4WDで260Lを確保しています。
一方アクアは全長4,050～4,095mm、全高1,485～1,505mmとノートより小さく、室内長1,830mm、荷室容量は2WDで205～291L、4WDで205Lとやや控えめです。
積載性や室内の広さを求めるならノートが有利といえるでしょう。
フィット
ホンダ・フィットは、コンパクトなボディながら広い室内空間を実現したパッケージングの巧みさが魅力の1台です。都市部でも取り回しやすいサイズ感ながら、室内はクラスを超えた広さを誇ります。特にセンタータンクレイアウトにより、後席の足元や荷室空間が広く確保されており、日常の使いやすさに直結しています。コンパクトカーでありながら、大人4人が快適に過ごせる室内空間を持ち、買い物からレジャーまで幅広く対応できるのがフィットの大きな魅力です。
フィットの全長は3,995～4,095mm、全幅1,695～1,725mm、全高1,515～1,570mmで、アクアの全長4,050～4,095mm、全幅1,695mm、全高1,485～1,505mmと比べると、フィットはやや全幅と全高が広めです。
室内サイズでは、フィットが室内長1,955mm、室内幅1,445mm、室内高1,260mmと広く、アクアの室内長1,830mm、室内幅1,425mm、室内高1,190mmを上回ります。
荷室容量はガソリン車のフィットが308L（アンダーボックス除く294L）、ハイブリッド4WDで最大292Lに対し、アクアはリヤシート使用状態で2WDが205～291L、4WDは205Lと、フィットの方が積載力に優れています。
フィットは広い室内空間と荷室を求めるユーザーに適した選択肢と言えるでしょう。
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まとめ
トヨタ アクアは、コンパクトながらも洗練されたデザインと高い燃費性能を兼ね備えた人気モデルです。ボディサイズは、都市部での取り回しに優れ、狭い駐車場や混雑した道路でも扱いやすいサイズ感を実現しています。室内空間はコンパクトながらも工夫されたレイアウトで快適性を保ち、日常の買い物や通勤はもちろん、レジャーシーンでも活躍します。荷室容量はリヤシート使用時で205～291Lと実用的で、使い勝手の良さも魅力のひとつです。
今回の記事が、アクアの購入を検討している方にとって、少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
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引用・参考
https://toyota.jp/pages/contents/aqua/002_p_001/pdf/aqua_spec_202503.pdf
https://toyota.jp/pages/contents/faq/2.0/pdf/6349/6349_01.pdf
https://www-asia.nissan-cdn.net/content/dam/Nissan/jp/vehicles/note/2502/pdf/note_specsheet.pdf
https://www.honda.co.jp/Fit/common/pdf/fit_spec_list.pdf?from=car_footer
https://www.honda.co.jp/customer/auto/fit/faq/qa024/?from=faq_digest