エスティマ

エスティマの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介

トヨタ エスティマは、日本のミニバン市場において長きにわたり愛されてきたモデルです。広い室内空間、洗練されたデザイン、そして快適な走行性能でファミリー層を中心に高い人気を誇りました。特に2代目・3代目では、ガソリン車とハイブリッド車がラインアップされ、多様なニーズに対応してきました。

この記事では、そんなエスティマの燃費性能に焦点を当て、カタログ燃費と実燃費の比較、さらにはライバル車との違いも含めて詳しく解説していきます。

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エスティマの特徴

エスティマ

エスティマは、広い室内空間と快適な乗り心地が魅力のミニバンです。丸みを帯びた独特のデザインと低床設計により、乗降性にも優れています。

2019年のマイナーチェンジで3.5L V6エンジンが廃止され、2.4L 直列4気筒エンジンと、同エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド(E-Four)のみとなり、全車がレギュラーガソリン仕様となりました。

燃費紹介

エスティマ

エスティマのカタログ燃費と実燃費の紹介をしていきます。

カタログ燃費

エスティマのカタログ燃費を紹介します。

エンジン定員駆動方式燃費(JC08モード)
ガソリン7~8名FF11.4~11.6km/L
4WD11.2km/L
ハイブリッド18.0km/L

ガソリンモデルにはFFと4WDの2タイプがあります。FFモデルは7名または8名乗りに対応しており、燃費はおおよそ11.4~11.6km/Lとなっています。一方、4WDモデルも7名または8名乗り仕様があり、燃費はやや劣るものの11.2km/Lとなっています。

次に、ハイブリッドモデルはすべて4WDで、電気式4WDシステムを採用しています。定員は7名または8名で選択可能です。ガソリン車に比べて燃費性能が大幅に向上しており、18.0km/Lという優れた数値を誇ります。

実燃費

エスティマに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com)によるデータで紹介します。(2025年5月26日時点)

エンジン駆動方式燃費
ガソリンFF9.43km/L
4WD10.18km/L
ハイブリッド12.82km/L

ガソリン車(FF)のカタログ燃費は11.4~11.6km/Lですが、実燃費は約9.43km/Lとされ、約1.97~2.17km/Lの乖離があると見られます。4WD仕様ではカタログ燃費が11.2km/Lで、実燃費は約10.18km/Lと、やや小さい差にとどまっています。

一方でハイブリッドモデルは、カタログ燃費が18.0km/Lと高水準ですが、実燃費は12.82km/Lと5.18km/Lほど低下する傾向にあります。これは、走行条件や荷物の積載量、信号の多い市街地での使用などが影響していると考えられます。

このように、カタログ燃費は理想的な条件下での数値であり、実際の使用環境では一定の差が生じることを考慮して選ぶことが大切です。特にエスティマのようにファミリー用途や多人数乗車を想定した車では、実燃費を基にした維持費の試算が現実的な判断材料となるでしょう。

ライバル車種との比較

エスティマ

ライバル車種であるホンダ オデッセイ(5代目)やトヨタ アルファード(3代目)とのカタログ燃費JC08モード燃費を比較していきます。

オデッセイ(5代目)

オデッセイ

1994年の登場以来、ミニバンというカテゴリーにスタイリッシュなデザインとセダン並みの走行性能を融合させた存在として独自の地位を築いてきました。特に近年のモデルでは、低床・低重心による安定した走行性能に加え、上質な内装や先進安全装備の充実など、まさに“走れるミニバン”として進化を遂げています。

エンジン定員駆動方式燃費(JC08モード)
ガソリン7~8名FF13.2~14.0km/L
8名4WD12.6~13.0km/L
ハイブリッド5名FF24.4~26.0km/L

まずガソリンモデルの燃費性能を比較すると、オデッセイはグレードや定員により燃費に若干の差があり、FF車で13.2〜14.0km/L、4WD車で12.6〜13.0km/Lという数値を記録しています。

一方、エスティマのガソリンモデルはFFで最大11.6km/L、4WDで11.2km/Lが基本的なカタログ燃費となっており、オデッセイに比べてやや劣る水準にとどまっています。

また、ハイブリッドモデルの比較では、オデッセイにはFFのみの設定でグレードによって24.4〜26.0km/Lと差がありますが、それでも十分に高燃費な数値です。一方、エスティマのカタログ燃費は18.0km/Lと4WDという条件を考慮すれば悪くない数値ではありますが、燃費性能だけで比較するなら、オデッセイの方が優位となっています。

ただし、エスティマは7人〜8人乗りの3列シートを備えたミニバンでありながら、4WDのハイブリッドを選べる点が大きな特徴です。オデッセイのハイブリッドは5人乗り・FFのみで展開されており、乗車定員や駆動方式の違いが選択の分かれ目になるでしょう。

アルファード(3代目)

アルファード

2019年にマイナーチェンジしたアルファードは、上質なラグジュアリー性と先進技術を融合したフラッグシップミニバンです。堂々とした外観と広い室内空間を持ち、「Executive Lounge」など高級グレードは快適な移動空間を実現しています。

パワートレインは、2.5L直4エンジンと3.5L V6エンジンに加えて、ハイブリッドシステムを搭載したモデルがラインアップされました。

全車に「Toyota Safety Sense」を標準装備し、安全性能も強化しています。

エンジン定員駆動方式燃費(JC08モード)
ガソリン7~8名FF10.6~11.6km/L

4WD
10.4~12.4km/L
ハイブリッド18.4~19.4km/L

アルファードのガソリン車は、FFで10.6〜11.6km/L、4WDでは10.4〜12.4km/Lのカタログ燃費となっており、車重や装備が充実しているぶん燃費は控えめな傾向です。一方、エスティマのガソリンモデルでは、FFで11.4〜11.6km/L、4WDで11.2km/Lと、アルファードに比べると同程度の燃費となっていますがモデルによりエスティマがわずかに優れています。

ハイブリッドモデルでは、アルファードとエスティマともに4WDのみです。アルファードは18.4〜19.4km/Lの燃費を実現しており、大柄なボディながら高効率な走りが可能です。対して、エスティマのハイブリッドモデルは、カタログ燃費は18.0km/Lとなっています。数値上は大差ないものの、アルファードの方がやや上回っています。

燃費が悪くなる原因

エスティマ

エスティマだけに限らず車の燃費が悪くなる原因として以下のことが挙げられます。

発進・減速

急発進をすると、エンジンが一時的に大量の燃料を使うため、結果的に燃費が悪くなってしまいます。これを防ぐには、アクセルを穏やかに踏み込み、徐々にスピードを上げる運転を意識しましょう。(最初の5秒で、時速20km程度が目安)

また、信号前で急ブレーキを多用するような運転は、燃費に悪影響を与えます。減速時には信号が変わるタイミングを見越して早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを活用すると、燃費が約2%向上します。

メンテナンス

エンジンオイルやタイヤの空気圧などのメンテナンス不足は、燃費の悪化や故障などの原因になります。

エンジンオイルが劣化すると、エンジン本来の性能を発揮できず、燃費にも悪影響を及ぼします。さらに、放置すると深刻な故障の原因にもなりかねないため、定期的なオイル交換が重要です。

また、タイヤの空気圧が著しく低下すると、走行時の抵抗が大きくなり、燃費が悪化します。これは、自転車のタイヤがパンクした状態で走るとペダルが重くなるのと似ています。快適で経済的な走行を維持するためには、定期的な空気圧のチェックが欠かせません。

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まとめ

エスティマ

トヨタ エスティマは、その広い室内空間や快適な乗り心地だけでなく、燃費性能においてもミニバンの中では上位に位置するモデルです。特にハイブリッドモデルは、市街地や渋滞時でも安定した燃費を発揮し、長距離ドライブでも優れた経済性を保ちます。

現行モデルは生産終了となっているものの、中古市場では根強い人気があり、信頼性の高さからも選ばれ続けています。燃費性能を重視するユーザーにとっても、エスティマは依然として魅力的な選択肢となるでしょう。

今回の記事がエスティマの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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引用・参考