キックス

キックスの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介

日産のコンパクトSUV「キックス」は、先進のe-POWERシステムを搭載し、力強い走りと高い静粛性を両立した1台です。そんなキックスにおいて、購入時に気になるポイントのひとつが燃費性能です。

この記事では、キックスのカタログ燃費・実燃費の違いや、ライバル車との比較、さらに燃費を向上させる運転のコツまで詳しく解説していきます。キックスを検討中の方や燃費の良いコンパクトSUVを探している方は、ぜひ参考にしてください。

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優れた燃費性能を誇るe-POWERの魅力とは?

キックス

キックスは、2020年6月に日本市場へ登場したコンパクトSUVで、最大の特徴は「e-POWER」と呼ばれる日産独自のシリーズ式ハイブリッドシステムを採用している点です。このe-POWERは、エンジンを発電のみに使用し、駆動は100%モーターが担当しています。従来のハイブリッド車とは異なり、電気自動車のような滑らかでレスポンスの良い走りを実現しつつ、燃費性能にも優れています。

2022年7月にはマイナーチェンジが行われ、第2世代e-POWERへと進化しています。モーターの出力とトルクが向上し、発進時の力強さや静粛性が一段と高まりました。制御も最適化され、低速域では可能な限りエンジンを始動させずEV走行を優先することで、燃費効率と快適性が両立されています。

また、アクセル操作だけで減速できる「回生ブレーキ」や「マナーモード」などの機能により、街中での走行ではさらに燃費が向上しています。ドライバーの操作に対しても直感的に反応し、ガソリン車では得られない運転感覚を楽しめるのも魅力です。

キックスe-POWERは、走行性能と経済性を高次元で両立した、次世代SUVといえるでしょう。

カタログ燃費

キックスのカタログ燃費は以下の通りとなっています。

エンジン駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
ハイブリッド車2WD23.0km/L
4WD19.2km/L

キックスのカタログ燃費は、WLTCモードで2WDが23.0km/L、4WDが19.2km/Lとなっています。どちらも日常使いにおいて十分な燃費性能を確保しています。他のコンパクトSUVと比較して極端に優れているわけではありませんが、ハイブリッドシステム「e-POWER」の採用により、バランスの取れた燃費を実現している点が魅力です。

実燃費

実際にキックスを維持するとなった場合、気になるのが実燃費です。

キックスに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com/)によるデータで紹介します。(2025年5月29日時点)

エンジン駆動方式実燃費
ハイブリッド車2WD18.01km/L
4WD16.08km/L

キックスの実燃費は、2WDで18.01km/L、4WDで16.08km/Lとなっており、カタログ値(2WD:23.0km/L、4WD:19.2km/L)よりやや低い傾向にあります。とはいえ、市街地や郊外など走行環境によって変動することを考えると、ハイブリッドSUVとしては十分に優秀な燃費性能と言えるでしょう。特にe-POWERの特性により、街乗り中心であれば高めの数値を維持しやすいのもポイントです。

キックスの魅力は燃費性能以外にもある

キックス

高い燃費性能を発揮するキックスですが、魅力はこれだけではありません。燃費以外のキックスの魅力についても見ていきましょう。

走行性能

キックスは日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を採用し、モーターならではの滑らかな加速と優れたレスポンスを実現しています。

ノートと共通のプラットフォームを持ちながら、専用設計のシャシーやサスペンションにより剛性を高め、安定感ある走りを可能にしています。加えて、出力・トルクともに強化された第2世代e-POWERによって、街乗りから高速走行まで快適なドライブフィールが得られます。さらに、静粛性の向上にも注力されており、車内は落ち着いた空間をキープしてくれます。日常使いからレジャーまで幅広く対応する走行性能が魅力です。

インテリアデザイン

キックスの室内は、見た目の美しさだけでなく触り心地にもこだわった上質な空間が広がります。

ダッシュボードやドアトリムには、シートと同色のソフトパッドを配置し、ダブルステッチが高級感を演出しています。内装カラーにはブラックのほか、ブラウンやベージュ、オレンジタンなど多彩な選択肢が用意され、個性を引き立てます。中央には操作性に優れた9インチナビを配置し、現代的な印象をプラスしています。さらに、紙パック飲料も収まるセンターコンソールなど、収納スペースの工夫も魅力です。機能性とデザイン性を兼ね備えたインテリアが、毎日の運転を快適にしてくれます。

安全装備

キックスには、日産の先進運転支援システム「プロパイロット」が標準装備されており、高速道路での走行や渋滞時の運転負担を大幅に軽減します。単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせにより、車間距離や車線維持をサポートし、安心感の高いドライブを実現しています。さらに、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報、踏み間違い防止アシストなどの安全機能も充実しています。電動パーキングブレーキとブレーキホールドにより、信号待ち時の快適性も向上しています。事故時にはSOSコールが自動で作動するなど、万が一の対応にも配慮された装備が備わっています。

ライバル車種との比較

キックス

キックスのライバル車として、ホンダ ヴェゼルとトヨタ ヤリスクロスなどが挙げられます。燃費性能をキックスと比較してみましょう。

ホンダ ヴェゼル

ヴェゼル
エンジン駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
ガソリン車2WD17.0km/L
4WD15.6km/L
ハイブリッド車2WD24.8~25.0km/L
4WD22.0km/L

現行型ヴェゼルは2021年にフルモデルチェンジされ、都会的で洗練されたデザインへと刷新されました。注目すべきは、2モーター式のハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したグレードで、WLTCモード燃費は2WDで最大25.0km/L、4WDでも22.0km/Lを記録しています。これはキックスの23.0km/L(2WD)・19.2km/L(4WD)と比較しても優れた数値で、燃費性能を重視するユーザーには魅力的な選択肢です。ガソリン車もラインナップされていますが、e:HEVの低燃費と走りのバランスは、ライバルと差別化できる大きな強みとなっています。

トヨタ ヤリスクロス

ヤリスクロス
エンジン駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
ガソリン車2WD17.6~20.2km/L
4WD17.4~18.5km/L
ハイブリッド車2WD25.0~30.8km/L
4WD26.0~28.7km/L

ヤリスクロスは、トヨタの人気コンパクト「ヤリス」をベースにしたSUVモデルで、スタイリッシュな見た目と高い燃費性能が魅力です。中でもハイブリッド車は、WLTCモードで2WDが最大30.8km/L、4WDでも28.7km/Lと、同クラス随一の低燃費を誇ります。キックスの2WDが23.0km/L、4WDが19.2km/Lであることを考えると、燃費面ではヤリスクロスが大きくリードしていると言えるでしょう。加えて、トヨタの先進技術「アドバンストパーク」なども搭載されており、燃費だけでなく利便性も兼ね備えたバランスの良いモデルです。

キックスで燃費を向上させる3つのポイント

キックス

キックスはもともと燃費性能に優れた車ですが、運転の仕方や日々のメンテナンスに気を配ることで、さらに燃費を向上させることが可能です。ここでは、燃費を良くするための具体的な方法を紹介します。

ギアシフトとドライブモードの設定

まずおすすめしたいのが、ギアシフトを「B」にすることです。「B」はブレーキの意味で、回生ブレーキが強く働き、アクセルを離すだけでしっかり減速できます。これによりブレーキの使用を減らし、省エネ運転が可能になります。さらに、ドライブモードを「ECO」に設定することで、出力やエアコンの制御が最適化され、燃費向上に直結します。また、アクセルを一定に保ち、急加速や急ブレーキを避けると、より効果的です。これらを意識するだけで、数km/Lほど燃費が改善される可能性があります。

定期的なエンジンオイル交換を行う

エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑を保ち、摩擦を減らす役割を担っています。しかし、走行距離が増えるとオイルが劣化し、粘度が低下することでエンジンの負荷が増加するため、結果として燃費が悪くなる原因になります。

定期的なオイル交換(推奨:5,000~10,000kmごと) を行うことで、エンジンを常に良い状態に保ち、燃費効率を高めることができます。

不要な荷物を降ろす

車に余計な荷物を載せていると、その分燃費が悪化します。たとえば、10kgの荷物を積んで50km走行すると、約15ccの燃料を余分に消費すると言われています。

できるだけ不要な荷物は降ろしておくことで、燃費向上につながります。

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まとめ

キックス

キックスは、WLTCモードで2WDが23.0km/L、4WDが19.2km/Lと、コンパクトSUVとしてまずまずの燃費性能を持っています。実燃費では若干数値が下がるものの、それでも日常使いには十分な効率性を発揮します。また、走行性能やインテリア、安全装備といった面でも高い完成度を誇り、燃費だけにとどまらない魅力が詰まっています。燃費をさらに良くする運転の工夫も実践しながら、キックスの快適なドライブをぜひ楽しんでみてください。

今回の記事が、キックスの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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引用・参考