C-HR

C-HRの燃費はどれくらい?燃費・走行性能やライバル車との燃費比較を紹介

2016年12月に登場したトヨタC-HRは、それまでのトヨタ車のイメージを一新する、斬新でスタイリッシュなエクステリアデザインが魅力のコンパクトSUVです。ハイブリッド専用車である4代目プリウスに採用された「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」をベースに開発され、高い燃費性能と優れた走行性能を両立しています。

2023年7月をもって生産が終了となったため、現在は中古市場のみでの購入が可能となります。

✔ 成約後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するからフリマでも安心!
✔ 成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

C-HRの燃費情報

C-HR

ガソリンエンジン車には、最適な熱効率を追求した先進的な燃料噴射システム「D-4T」を採用しています。シングルスクロールターボチャージャーと、バルブの開閉タイミングを最適に制御する技術を組み合わせることで、ダウンサイジングターボエンジン特有の優れた燃費性能と、アクセル操作に即応する反応性、そしてスムーズで心地よい加速感を両立しています。

一方、ハイブリッド車には、最大熱効率40%を実現するエンジンを搭載しています。さらに、新巻線方式の採用により、小型化・軽量化を図りながらも高出力・高密度化を実現した高回転モーターと、小型かつ軽量なリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、高水準の低燃費性能を発揮しています。

ガソリンエンジンの性能

C-HRに搭載されている1.2Lターボエンジンは、「シャープな走り」と「優れた燃費」を両立しているのが大きな特徴です。ターボチャージャーと可変バルブタイミング機構(VVT-iW・VVT-i)を組み合わせることで、アクセルを踏んだときの反応が早く、スムーズな加速を実現しています。さらに、高効率な燃料噴射システム「D-4T」によって、燃料をムダなく使う設計になっているのもポイントです。

排気量は小さいですが、しっかりと力強いトルクを発揮するので、コンパクトなボディでも気持ちよく走ることができます。

ハイブリッドシステム

C-HRのハイブリッドシステムは、高効率なエンジンとモーターを組み合わせることで、優れた燃費と力強い走りを両立しています。

エンジンには、燃料を無駄なく使う「2ZR-FXE型」を採用しており、モーターは巻線方式で小さく軽くなりながら、高いパワーを発揮し、力強くなめらかな走りを実現しています。また、トランスミッションやバッテリーもコンパクトで軽く、エネルギーロスを最小限に抑えているのがポイントです。

これらの技術が組み合わさることで、アクセルを踏んだ瞬間からスムーズで心地よい加速を楽しめます。

カタログ燃費

C-HR
エンジン駆動方式排気量トランスミッションカタログ燃費
(WLTCモード)
ガソリン4WD1.2LCVT(自動無段変速機)14.3km/L
2WDMT(6速マニュアル)15.4km/L
CVT(自動無段変速機)14.9km/L
ハイブリッド 2WD1.8LEV-CVT(電気式無段変速機)25.0~25.8km/L

C-HRのカタログ燃費を紹介します。

ガソリン車は1.2Lエンジンを搭載し、4WDモデルの燃費は14.3km/Lです。2WDモデルはMT車が15.4km/L、CVT車は14.9km/Lの燃費を実現しています。

一方、ハイブリッド車は1.8Lエンジンと電気モーターを組み合わせたEV-CVTを採用し、2WDのみの設定です。燃費は25.0km/Lから25.8km/Lと高い経済性を誇ります。走行環境や用途に合わせて、最適な組み合わせを選びましょう。

実燃費

C-HR

C-HRに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com)によるデータで紹介します。(2025年4月30日時点)

エンジン駆動方式排気量トランスミッション実燃費
(WLTCモード)
ガソリン4WD1.2LCVT(自動無段変速機)11.31km/L
2WDMT(6速マニュアル)15.13km/L
CVT(自動無段変速機)11.79km/L
ハイブリッド 2WD1.8LEV-CVT(電気式無段変速機)20.59km/L

カタログと比較してみると、MTは0.27㎞/Lとほぼ差がないものの、その他は2.99km/L~5.21km/Lと差があります。実際に車を使用する際は、坂道や未舗装路など多様な路面を走行したり、ライトやカーナビ、エアコンなどの各種装備を使用したりする場面があるため、カタログ数値と実燃費の乖離が発生してしまいます。

ライバル車のカタログ燃費を比較

C-HR

C-HRのライバル車種は、マツダ CX-30やホンダ ヴェゼルなどが挙げられます。

燃費性能を中心にC-HRと比較してみましょう。

マツダ CX₋30

CX-30
エンジン駆動方式排気量トランスミッションカタログ燃費
(WLTCモード)
e-SKYACTIV G 2.02WD2.0LAT16.2km/L
4WDAT15.5km/L
SKYACTIV-D 1.8 2WD1.8LAT19.5km/L
4WDAT18.7km/L

現在CX-30は、「SKYACTIV-X」と「MT」が廃止され、マイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV G 2.0」とディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D 1.8」で、「AT」のみとなっています。

燃費性能を重視するなら、C-HRの1.8Lハイブリッドがおすすめです。WLTCモードで25.8km/Lというトップクラスの燃費を誇り、日常のドライブでも高い経済性を実感できます。一方で、走りの力強さと燃費のバランスを重視する方には、CX-30の「SKYACTIV-D」が最適です。豊かなトルクと高速道路での安定した燃費性能が魅力です。

ホンダ ヴェゼル

ヴェゼル
エンジン駆動方式排気量トランスミッションカタログ燃費(WLTCモード)
ガソリン4WD


 1.5L



AT
15.0km/L



e:HEV
2WD26.0km/L
4WD21.5km/L
2WD25.3km/L
4WD21.3km/L

室内空間の広さや居住性の良さに定評のあるヴェゼルは、C-HRにはなかったハイブリッド(4WD)が設定されています。

両車ともハイブリッド車は25km/L前後の優れた燃費性能を誇り、ガソリンモデルでも実用燃費としては十分な水準です。選ぶ際には、走行シーンや予算、4WDの必要性なども考慮して検討するとよいでしょう。

C-HRの燃費を向上させるポイント

C-HR

C-HRは、競合車であるCX-30より優れていて、ヴェゼルとは同等の燃費性能となっています。しかし、運転方法や日頃のメンテナンス によっては、本来の燃費性能を十分に発揮する可能性があります。

ここでは、燃費をさらに向上させるためのポイントを紹介します。

急発進・急加速を控える

急発進や急加速は、燃料の消費量を増やす大きな要因となります。急加速をすると、エンジンが一時的に大量の燃料を使うため、結果的に燃費が悪くなってしまいます。これを防ぐには、アクセルを穏やかに踏み込み、徐々にスピードを上げる運転を意識しましょう。

さらに、急発進を避けることは、タイヤの摩耗を抑え、将来的な維持費の節約にもつながります。このように、急な操作を控えることで、燃費性能を保ちつつ、安全運転も実現できます。

エアコンの使用方法の工夫

車のエアコンは、車内の冷却と除湿を行う機能です。暖房だけを使いたい場合は、エアコンスイッチをOFFにしましょう。例えば、車内温度を外気と同じ25℃に設定していても、エアコンスイッチがONになっていると燃費が約12%悪化することがあります。冷房を使う際も、車内を必要以上に冷やしすぎないよう心がけましょう。

不要な荷物を降ろす

車に不要な荷物を積んでいると、その重量の分だけ燃費が悪化してしまいます。JAMA(日本自動車工業会)の調査によると、車両に100kgの荷物を載せた場合、燃費が約3%低下することが分かっています。

さらに、車の燃費は空気抵抗にも大きく影響されます。スキーキャリアなどの外装パーツは、使用しないときには取り外すことで、余分な空気抵抗を減らし、燃費の悪化を防ぐことができます。

定期的なメンテナンス

タイヤの空気圧をこまめにチェックする習慣をつけましょう。空気圧が適正よりも低い状態で走行すると、市街地では約2%、郊外では約4%も燃費が悪化してしまいます。

さらに、エンジンオイルやオイルフィルター、エアクリーナーエレメントなどを定期的に交換することも、燃費向上に効果的です。

中古車をお得に購入するなら車の個人売買カババがオススメ!

自動車フリマサービス「カババ」ロゴマーク

C-HRを少しでも安く手に入れたい、中古車も検討したいと考えている方は、車の個人売買「カババ」の利用がおすすめです。

カババは、個人間で直接車を売買できるオンラインサービスです。中古車販売店を通さないため、中間マージンがかからず、お得にC-HRを購入できる可能性があります。

中古車はひとつひとつ特徴が違うことが魅力のひとつと言えますが、オプションが多くついているものやこだわってカスタムされたものなど、個性的な車に出会えるチャンスがあります。C-HRの中古車を探している方は、カババをチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

C-HR

トヨタ C-HRは、スタイリッシュなデザイン、上質な走り、そして優れた燃費性能をバランス良く備えたコンパクトSUVです。燃費だけで見ると、ヴェゼルe:HEVがやや優位に立つ場面もありますが、C-HRのハイブリッドも十分に満足できる実力を持っています。走りの楽しさ、取り回しの良さ、トヨタならではの信頼性を求めるなら、C-HRは間違いない選択肢といえるでしょう。普段のちょっとした運転の工夫で、さらに燃費を伸ばすことも可能です。あなたのライフスタイルにぴったりの一台を、ぜひ見つけてください!

今回の記事が、C-HRの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

✔ 成約後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するからフリマでも安心!
✔ 成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

引用・参考