
インプレッサの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介
1992年(平成4年)に初めて発売されたインプレッサは、現在でもスバルの代名詞ともいえる高い走行性能と安全性を兼ね備えています。
最新モデルは、アイサイトを搭載し、安全性能がさらに強化されたほか、進化したAWDシステムにより、どんな道路状況でも安定した走行が可能です。また、広い室内空間と快適な乗り心地を提供し、デイリーユースから長距離ドライブまで幅広いシーンで活躍します。
ここでは、インプレッサの燃費をご紹介いたします。
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インプレッサの燃費性能の特徴

現行型インプレッサは、車両性能の向上と走行性能を大幅に改善した「スバルグローバルプラットフォーム」を採用しています。これに加え、フルインナーフレーム構造を導入して車体剛性を強化し、同時に軽量化を実現することで燃費向上にも貢献しています。さらに、ガソリンエンジンに加えて、スバルの特徴である水平対向エンジンとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER」も採用されています。
また、滑らかな走行と低振動の乗り心地、優れた燃費性能を両立させたCVT「リニアトロニック」を組み合わせています。
カタログ燃費
インプレッサの燃費は、エンジンの種類(ハイブリッド・ガソリン)や駆動方式(2WD・4WD)によって異なります。基本的な傾向としては、ハイブリッド車の方がガソリン車より燃費が良く、2WDの方が4WDより燃費が優れています。そのため、燃費性能を最優先するなら「ハイブリッド × 2WD」がおすすめです。走行環境や用途に合わせて、選択しましょう。
実燃費
インプレッサに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com)によるデータで紹介します。(2025年4月30日時点)
実燃費は街乗りや高速メイン、冬季など使用用途によって変わるため、カタログ燃費よりも悪くなるのが一般的です。
e燃費のデータに基づいてカタログ燃費と比較してみると、2WDはカタログ燃費よりも高くなっていますが、4WDはカタログ数値よりも1.13〜4.05km/L低くなっています。
どのモデルもそれぞれにメリットがあります。燃費性能を優先するなら2WDのSTグレード、雪道や高速道路での安定感を求めるならAWDモデル、快適性とエコをバランスよく求めるならe-BOXER搭載車がおすすめです。
ライバル車種との比較

インプレッサのライバル車種は、カローラスポーツやMAZDA3 ファストバックなどが挙げられます。燃費性能を中心にインプレッサと比較してみましょう。
トヨタ カローラスポーツ

カローラスポーツは、エンジンの効率化やCVTの改良に加え、ハイブリッドモデルにトヨタ独自の「THS II(Toyota Hybrid System II)」を搭載しているため、高い燃費性能を誇ります。燃費性能だけを見れば、カローラスポーツが一歩リードしていると言えるでしょう。特にハイブリッドモデルは圧倒的な低燃費性能を誇り、通勤や街乗り中心のユーザーには大きなメリットになります。ただし、インプレッサは標準でAWD設定があり、特に悪天候時や雪道などでの安定性・安心感という点では優位性があります。
マツダ MAZDA3 ファストバック

MAZDA3 ファストバックは、1.5Lガソリン、2.0Lガソリン、1.8Lディーゼル、さらに2.0Lのe-SKYACTIV X(ハイオク)と、幅広いエンジンタイプを設定しています。特に1.5Lガソリンモデルのカタログ燃費は16.6km/L(2WD)と高く、ディーゼルモデルに至っては21.2km/L(2WD車)を誇ります。燃費性能だけを重視するならMAZDA3ファストバックが優勢と言えるでしょう。特にディーゼルモデルは、低燃料単価の軽油を使用しているため、燃料コストを大幅に抑えられる点が大きな魅力です。ただし、AWD性能や悪天候時の走破性を求めるなら、インプレッサの方が高い安心感を提供してくれます。
燃費が悪い理由

スバル車は、他メーカーと比べると燃費が劣る傾向にあります。
トヨタはハイブリッド技術に強みを持ち、ほとんどのモデルで20km/L以上という優れた燃費性能を達成していますが、スバル車の場合、約10〜20km/Lにとどまっています。
さらに、近年では日産やマツダも燃費性能に優れた車種を続々と投入しており、各社の進化が目立っています。
一方で、スバル車の燃費は依然として大きな進歩が見られず、従来と同様の状況が続いているのが現状です。
スバルの燃費が悪い理由をご紹介いたします。
高い安全性能を追求している
スバルは、「2030年死亡交通事故ゼロへ」という目標を掲げています。「総合安全」の取り組みにより、過去10年間で死亡・重傷事故件数を約50%削減する成果を上げているほか、“ぶつからない”運転をサポートする「アイサイト」をはじめ、さまざまな先進安全技術を搭載し、事故ゼロを目指しています。スバルは安全性を優先に車づくりを行っており、そのため燃費性能の向上は後回しになっているのが要因の一つとなります。
AWD性能の向上に取り組んでいる
スバルの燃費性能が他社と比べて劣る理由のひとつに、スバルが重視している4WDシステムの存在があります。
長年にわたり4WD技術の開発に力を注いできたスバルの技術レベルは、非常に高い水準に位置しています。そのため、スバル車の多くは前輪駆動ではなく、4WDを標準装備とした設計が採用されています。
しかし、4WDはFFに比べて構造が異なるため、エネルギーロスや車両重量が発生しやすく、それが燃費低下の一因となっています。
水平対向エンジン
水平対向エンジンを搭載している点も燃費が低い要因のひとつになっています。
水平対向エンジンは、ピストンのストロークが長く取れないことやエンジンオイルの抵抗がデメリットになっています。
また、このエンジンは高回転時には燃焼効率が良いものの、低回転時の効率があまり良くありません。特に、日本のように信号待ちや渋滞が多い環境では、エンジンが低回転になりやすく、それが燃費の悪化を招きます。
さらに、低回転域ではトルクが不足しがちで、ドライバーがアクセルを深く踏み込むことが多く、その結果として燃費がさらに低下してしまいます。
インプレッサの燃費を向上させる3つのポイント

インプレッサはライバル車と比較して燃費性能は良いとは言えません。しかし、運転方法や日頃のメンテナンス によっては、本来の燃費性能を十分に発揮する可能性があります。
ここでは、燃費をさらに向上させるためのポイントを紹介します。
急発進・急加速を控える
急発進や急加速は、燃料の消費量を増やす大きな要因となります。急加速をすると、エンジンが一時的に大量の燃料を使うため、結果的に燃費が悪くなってしまいます。これを防ぐには、アクセルを穏やかに踏み込み、徐々にスピードを上げる運転を意識しましょう。
さらに、急発進を避けることは、タイヤの摩耗を抑え、将来的な維持費の節約にもつながります。このように、急な操作を控えることで、燃費性能を保ちつつ、安全運転も実現できます。
不要な荷物を降ろす
車に不要な荷物を積んでいると、その重量の分だけ燃費が悪化してしまいます。JAMA(日本自動車工業会)の調査によると、車両に100kgの荷物を載せた場合、燃費が約3%低下することが分かっています。
さらに、車の燃費は空気抵抗にも大きく影響されます。スキーキャリアなどの外装パーツは、使用しないときには取り外すことで、余分な空気抵抗を減らし、燃費の悪化を防ぐことができます。
定期的なメンテナンス
タイヤの空気圧をこまめにチェックする習慣をつけましょう。空気圧が適正よりも低い状態で走行すると、市街地では約2%、郊外では約4%も燃費が悪化してしまいます。
さらに、エンジンオイルやオイルフィルター、エアクリーナーエレメントなどを定期的に交換することも、燃費向上に効果的です。
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まとめ

スバル インプレッサは、走行性能と安全性に優れたハッチバックとして人気を集めていますが、燃費性能はグレードによって特徴があります。水平対向エンジンや四輪駆動(AWD)システムを採用しているため、燃費面ではやや不利とされるものの、その分優れた安全性能と走行性能を提供してくれます。
今回の記事が、インプレッサの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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引用・参考
https://autonavi.car-mo.jp/mag/category/catalog/performance/impreza/202304
https://www.subaru.jp/impreza/grade
https://toyota.jp/corollasport/specification
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/feature
https://ryosukeloggalaxy.com/subaru-poor-fuel-economy/#index_id0
https://www.jama.or.jp/operation/ecology/eco-drive/eco_drive_10/index.html