
クラウンシリーズのおすすめは?シリーズやグレードの違いを徹底比較!
トヨタ・クラウンは、1955年の誕生以来、日本を代表する高級車として長年にわたり進化を続けてきました。2022年のフルモデルチェンジでは「クラウン=セダン」という固定観念を打ち破り、SUVやクロスオーバー、ワゴンなど複数のスタイルが登場しています。現在では「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4つのボディタイプがラインナップされています。
本記事では、そんなクラウンの各ボディタイプとグレード構成について解説し、それぞれの特徴や違い、選び方のポイントを紹介します。
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クラウンのボディタイプと特徴
クラウンは現在、以下の4つのバリエーションを展開しています。
クロスオーバー

セダンとSUVを融合させた新しいスタイルのクラウンです。近未来的で革新的なデザインに、セダンならではの快適な乗り心地や安定感のある走行性能はしっかりと受け継ぎつつ、アウトドアシーンでも活躍できます。
スポーツ

スポーツのデザインは、大きく張り出した艶やかなリアフェンダーがひときわ存在感を放ち、見る者を惹きつける美しさと、走りへの期待感を同時に抱かせてくれます。
このクルマは、走りの楽しさをあらゆる人に届けるために生まれました。日常から特別な瞬間まで、多様なシーンで誰もが満足できる、懐の深い“楽しさ”を追求しています。
セダン

美しさを「表情やプロポーション、質感で表現する 」そんな理想を追求して誕生したのが、セダンになります。セダンは、触れるすべてのものに上質さを宿し、移動する時間そのものに深いくつろぎをもたらし、乗る人すべてを心から安らぎで包み込むために、空間の細部にまで“おもてなしの心”が息づいています。
走り出した瞬間から感じる、驚くほどの静かさやどこまでも滑らかに続く加速性、その異次元の静粛性と心地よい乗り味が、他にはない優雅な走行フィールを実現します。クラウン セダンは、移動という行為を上質な時間へと昇華させる一台です。
エステート

ワゴンとSUVの要素を掛け合わせたスタイルで、ダイナミックな走りを予感させる頼もしさと、スタイリッシュな印象を与えるデザインが融合しています。広大なラゲッジスペースは、アウトドアギアの積載や車内を休憩スペースとして活用できます。その圧倒的な広さに加え、細部にまで気配りが行き届いた心地よい空間が、乗る人に安らぎをもたらします。
街なかの移動から自然豊かなフィールドまで、あらゆるシーンで滑らかな加速と安定感のある走りを実現しています。重厚感のあるドライビングフィールは、長距離のドライブも快適なものへと変えてくれます。
ボディ別のグレード紹介
ここでは、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」ごとのグレードや価格を紹介をしていきます。
クロスオーバー

現在クロスオーバーは、以下の3つに特別仕様車の2つが販売されています。(2025年5月時点)
グレード | エンジン | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
G | 2.5L HEV | E-four | 22.4km/L | 5,150,000円 |
Z | 2.5L HEV | 22.2km/L | 5,950,000円 | |
RS | 2.4Lターボ+HEV | 15.7km/L | 6,700,000円 | |
Z “THE 70th” | 2.5L HEV | 22.2km/L | 6,000,000円 | |
RS “THE 70th” | 2.4Lターボ+HEV | 15.7km/L | 6,800,000円 |
G
運転席のパワーシートやおくだけ充電など、日常使いに便利な機能が標準装備されており、実用性に優れたバランスの取れたグレードです。ただし、ヘッドランプの種類やシート表皮の素材など、一部の装備や内装の質感はシンプルな仕上がりとなっており、上位グレードと比べると控えめです。
Z
「Z」は、先進安全機能に加え、「アドバンストパーク」や「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」といった最新の運転支援機能を標準装備しており、日常の運転をより快適かつ安心にサポートします。さらに、4眼LEDヘッドランプや前席シートヒーター、ステアリングヒーター、デジタルインナーミラーといった快適装備も充実しています。助手席肩口パワースイッチも備えており、乗員に配慮した使い勝手の良さが魅力です。
RS
「 RS」は、2.4Lターボハイブリッドを搭載し、クロスオーバーの中でも最上級の走行性能と上質さを兼ね備えたグレードです。電気式4WD(E-Four)や発進クラッチ、パワートレーン統合制御により、スムーズかつ力強い加速と素早い変速が可能です。さらに、Mモードを使えばギヤを任意に選択でき、マニュアル車のような操作感も楽しめます。
Z “THE 70th”/RS “THE 70th”
クラウン誕生70周年を記念した特別仕様車となります。
主な変更点は以下になります。
エクステリア
- ボディカラー(本特別仕様車のみのメーカーオプション)プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール/プレシャスメタル×ブラック
- マットブラック塗装を施した21インチアルミホイール
- “THE70th”ロゴをあしらった専用のサイドデカール(本特別仕様車のみのメーカーオプション)
- ブラック加飾を施したトヨタエンブレム(リヤ/ブラック)
インテリア
- 特別内装色ブラックラスター
- “THE70th”ロゴをあしらった専用アイテム類 プレミアムシフトノブ/インストルメントパネル(専用レーザー加飾)/クラウン専用キー/プロジェクションカーテシイルミ/マニュアルケース
RS”THE70th”専用のスポーティアイテム
- スポーツシート(スポーツレザー[本革]/レッドステッチ付)
- ディンプル加工を施した本革巻き3本スポークステアリングホイール
- アルミペダル(アクセル・ブレーキ)
スポーツ

スポーツは、以下の2つがあります。(2025年5月時点)
グレード | エンジン | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
SPORT Z | 2.5L HEV | 2WD/E-four | 21.3km/L | 5,900,000円 |
SPORT RS | 2.5L PHEV | E-four | 20.3km/L | 7,650,000円 |
SPORT Z
スポーツのエントリーグレードながら、十分すぎるほどの装備と高い質感を備えています。ハイブリッドの燃費性能が高く、WLTCモードで約21.0km/Lを達成しています。街乗りと高速走行のバランスが良く、静粛性も高評価です。
【主な装備】
- 235/45R21タイヤ&21×8½Jアルミホイール(グロスブラック塗装)
- 本革巻きステアリング
- パノラミックビューモニター
- プリクラッシュセーフティ(Toyota Safety Sense)
- スポーティシート
- シートヒーター(運転席・助手席)
- トヨタ チームメイト
- パワーバックドア
SPORT RS
上級グレードであるSPORT RSは、プラグインハイブリッド(PHEV)を搭載し、走行性能と環境性能の両立を図ったモデルです。PHEVならではの高トルクで、加速性能はHEVよりも力強く、電動走行も可能です。通勤など日常使いでは電気だけで走行できるケースも多く、環境にも優しい仕様になります。
【主な追加装備(Zとの差分)】
- 本革スポーツシート
- 225/45R21タイヤ&21×8½Jアルミホイール(グロスブラック塗装)
- パドルシフト
- 後席左右シートヒーター
- ステアリング(ブラック加飾/レッドステッチ)
- 左右独立温度コントロールフルオートエアコン(湿度センサー・ヒートポンプシステム付)など
セダン

セダンは、グレードは1つのみですが、エンジンに大きな違いがあります。(2025年5月時点)
グレード | エンジン | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
Z | 2.5L HEV | 2WD | 18.0km/L | 7,300,000円 |
FCEV | 148km/kg | 8,300,000円 |
Z(2.5L HEV)
ハイブリッドモデルには2.5Lエンジン+モーターを搭載したHEVシステムが採用され、駆動方式は2WDになります。WLTCモードで18.0km/Lの燃費性能を発揮し、クラウンらしい上質な乗り心地と優れた燃費を両立しています。価格は約730万円です。
Z(FCEV)
FCEV(燃料電池車)モデルは水素を燃料とするゼロエミッション車で、環境性能に優れる次世代のクルマです。燃費は148km/kgと高い水素効率を示し、価格は約830万円とHEVモデルより100万円高く設定されていますが、走行中にCO₂を排出しない点が最大の特長です。
エステート

エステートは、クラウンシリーズの中で一番最後に登場したシリーズになります。(2025年5月時点)
グレード | エンジン | 駆動方式 | 燃費(WLTCモード) | 価格 |
ESTATE Z | 2.5L HEV | 2WD | 20.3km/L | 6,350,000円 |
ESTATE RS | 2.5L PHEV | 20.0km/L | 8,100,000円 |
ESTATE Z
「ESTATE Z」には、2.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されており、優れた走行性能と燃費性能を両立しています。内装カラーは「ブラック」と「サドルタン」の2色から選択可能で、シート表皮には高級感のある本革を採用し、上質な室内空間を演出します。安全面では、「トヨタ セーフティセンス」を標準装備し、運転支援機能も充実しています。また、アウトドアシーンに便利な「デッキテーブル」と「デッキチェア」は、スペアタイヤを装着していない車両に限り、販売店装着オプションとして選択が可能です。
ESTATE RS
「ESTATE RS」は、2.5Lエンジンと大容量バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しており、EV走行距離は約89kmと日常の電動走行にも十分対応できます。内装にはPHEV専用色となる「グレイッシュブルー」が採用され、上質で落ち着きのある空間を演出しています。シート表皮にはブラックの本革が使用されており、高級感も備えています。さらに、アウトドアやレジャーシーンで活躍する「デッキテーブル」と「デッキチェア」を標準装備しています。
クラウンシリーズのサイズ比較

クラウンシリーズのボディサイズをご紹介いたします。
クロスオーバー | スポーツ | セダン | エステート | |
全長(mm) | 4,930mm | 4,720mm | 5,030mm | 4,930mm |
全幅(mm) | 1,840mm | 1,880mm | 1,890mm | 1,880mm |
全高(mm) | 1,540mm | 1,570mm | 1,475mm | 1,625mm |
最小回転半径(m) | 5.4m | 5.4m | 5.7~5.9m | 5.5m |
室内長(mm) | 1,980mm | 1,850~1,855mm | 1,970mm | 1,930mm |
室内幅(mm) | 1,540mm | 1,540mm | 1,595mm | 1,540mm |
室内高(mm) | 1,170mm | 1,175mm | 1,135mm | 1,200mm |
荷室容量(L) | 450L | 397L | 450L | 570L |
ボディサイズ
まず全長について見ると、もっとも長いのはセダンで5,030mmとなっており、堂々とした伸びやかなフォルムが魅力です。次いでクロスオーバーとエステートはどちらも4,930mmと均衡しており、最後にスポーツが4,720mmと最もコンパクトなサイズ感となっています。
全幅では、セダンが1,890mmと最もワイドで、室内の広がりを感じられる設計です。続いてスポーツとエステートが1,880mmで並び、クロスオーバーは1,840mmとややスリムな作りです。
全高に関しては、ユーティリティを重視したエステートが1,625mmと最も高く、荷物の積み下ろしや車内の移動もしやすくなっています。対照的に、セダンは1,475mmと最も低く、低重心で安定した走りと上質感のあるスタイリングが特徴です。
最小回転半径
取り回し性能を示す最小回転半径では、スポーツとクロスオーバーが5.4mと最もコンパクトです。次いでエステートが5.5m、セダンは5.7mとなっています。
セダンが他のシリーズに比べて最小回転半径が大きい理由としては、DRS(ダイナミックリアステアリング)が採用されていないためです。
このDRSは、後輪を逆位相に動かすことで低速域では取り回し性能を向上させ、中速域では前輪と逆位相にして軽快なハンドリングに貢献します。さらに、高速域では前輪と同相に動かすことで、高い車両安定性を実現します。
室内寸法
室内長ではクロスオーバーが1,980mmと最も長く、足元にもしっかりとゆとりが確保されています。室内幅では、セダンが1,595mmと他シリーズに比べて55mm広く、横方向の快適性に優れています。さらに室内高では、エステートが1,200mmと最も高く、開放感のある頭上空間が確保されています。
荷室容量
荷室容量については、エステートが圧倒的な570Lを確保しており、アウトドアや大きな荷物の運搬にも対応可能な積載力を備えています。セダンとクロスオーバーはそれぞれ450Lと、日常使いには十分な容量です。一方、スポーツは397Lとやや控えめながらも、スタイリッシュなデザインと引き換えに割り切ったパッケージングといえるでしょう。
クラウンシリーズはどんな人におすすめ

クラウンはどんな人におすすめか、シリーズごとに紹介します。
クロスオーバー
クロスオーバーは、スポーツ性と実用性をバランスよく兼ね備えた車で、アクティブな生活を送りたい人にぴったりです。スポーティな走行性能に加え、日常生活での扱いやすさや優れた積載性を兼ね備えたSUVスタイルのモデルです。通勤や買い物といった普段使いから、休日のアウトドアまで幅広いシーンに対応できる万能な1台を求める方に最適です。
スポーツ
スポーツは、クラウンシリーズの中でも特にスポーティな走りを重視したモデルで、走る楽しさを求めるドライバーに最適です。
俊敏な動きと滑らかな乗り心地を両立するために、プラットフォームやボディ、パワーユニットにはチューニングが施されています。さらに、流麗で力強さを感じさせるシルエットや、存在感のあるワイドなリヤフェンダー、走りの性能を印象づけるハッチバックスタイルなど、見た目にもスポーティさが際立つ一台です。
セダン
セダンは、「上質な移動空間」「静粛性」「洗練された佇まい」を重視する大人のライフスタイルにぴったりの一台です。ニューフォーマルを体現したインテリアは、大人の感性に響く上質な空間を演出し、どの席に座っても特等席のような快適さと走りを堪能できます。
質感へのこだわりも随所に表れており、杢目調のパネルや丁寧に仕上げられた表皮巻きなど、細部にまで快適性を追求しています。さらに、64色から選べるマルチカラーイルミネーションが、乗る人の気分やシーンに合わせて車内の雰囲気を自在に変えてくれます。
エステート
エステートは、普段使いからアウトドアまでアクティブなライフスタイルを楽しむ方に最適なモデルです。
サーフボードやテントといった大型のアウトドアギアから、日常の荷物まで余裕を持って積み込めるため、圧倒的なラゲージスペースは大きな魅力です。
フルフラットのラゲージデッキに加え、デッキチェアやテーブルといった装備も充実しており、アウトドアでの快適なひとときをサポートします。日常使いにも対応する快適性と安定した走行性能は、休日のアクティビティを両立させたい方にぴったりの一台です。
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まとめ

クラウンシリーズは、スポーティな走りを求める人から、静かで上質な乗り心地を重視する人、さらに大容量の荷室を活用したいファミリーまで、さまざまなニーズに応えるラインアップを誇ります。自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことで、より快適で満足度の高いカーライフを実現できます。
今回の記事が、クラウンシリーズの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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引用・参考
https://www.ehime-toyota.co.jp/recommend/crown_series
https://mynetz.jp/cat_mynetznews/6941
https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17758457
https://toyota.jp/crown/?padid=ag367_from_crown_brand/compare_top_model_crown_model
https://toyota-unitedshizuoka.co.jp/tu-shizuoka_column/crownestate_interior
https://www.t-corolla.co.jp/column/2025-03_new_crownestate