
セレナのおすすめグレードは?グレードの違いを徹底比較
日産のミニバン「セレナ」は、家族での移動を快適にするクルマとして、1991年の発売以来、多くの人に愛され続けています。
現行モデルは、豊富なグレード展開が特徴で、それぞれのグレードに個性があり、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。価格や装備の違いを理解することで、自分にぴったりの1台を見つけることができます。
この記事では、セレナの各グレードの特徴や違いを詳しく解説します。セレナの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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セレナのグレード構成

セレナのグレードは、主に「X」と「XV」の2つの系統に分類されます。さらに、5ナンバーサイズのスタンダードモデルに加え、従来から人気のある3ナンバーサイズのエアロ仕様「ハイウェイスター」も引き続き設定されています。
パワートレインは、2.0Lガソリンエンジンモデルと、ハイブリッドシステム「e-POWER」の2種類があり、e-POWER搭載モデルはグレード名に「e-POWER」が付くのが特徴です。
グレード展開としては、標準ボディの「X」「XV」「e-POWER X」「e-POWER XV」に加え、エアロ仕様の「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」がラインアップされています。また、現行モデルから新たに最上級グレードとして「e-POWER LUXION」が追加されました。
さらに、特別仕様のカスタマイズモデルとして、洗練されたデザインの「AUTECH」「e-POWER AUTECH」が用意され、豊富な選択肢の中から自分に合った1台を選ぶことができます。
X・e-POWER X
「X」は、セレナのベースグレードに位置し、ガソリン車は2WD・4WDの両方を、e-POWER Xは2WDのみ選択できます。
上級グレードと比べると装備はシンプルで、パーソナルテーブルやロールサンシェードが省略されています。リアクーラーは2WDの場合手動式で、カップホルダーやコンビニフックの数も少なめです。一方で、プロパイロット(運転支援技術)や電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールドは標準装備されており、実用性は十分確保されています。スライドドアは手動ですが、助手席側にハンズフリーオートスライドドアをオプションで追加可能です。また、インテリアはブラックとグレージュの2色から選べ、シートはシンプルな織物とトリコットの組み合わせです。
XV・e-POWER XV
「XV」は「X」をベースに、快適装備を強化した上位モデルです。
このグレードでは、ロールサンシェードやパーソナルテーブルが追加され、リアクーラーもオート仕様にアップグレードされています。さらに、ハンズフリーオートスライドドアが両側に標準装備され、乗り降りがより便利になっています。また、室内には防水シートを採用できるオプションがあり、アウトドアやアクティブなライフスタイルにも対応しています。ボディカラーも、Xの7色に対し10色+ツートーンが選べ、より個性を出せます。インテリアカラーは「X」と同様に、ブラックとグレージュから選択でき、オプションで撥水性のあるネオソフィールRを使用した防水シートも選べます。
ハイウェイスターV・e-POWER ハイウェイスターV
「ハイウェイスターV」は、XVをベースに専用デザインを施した、スポーティなスタイルが特徴のグレードです。
専用のエアロバンパーやサイドシルスポイラーが備わり、よりダイナミックな外観を演出しています。アルミホイールも専用デザインが採用され、キリッとした印象を与えます。また、ハイウェイスターVは他のグレードよりも車体サイズが大きく、3ナンバーとなる点も特徴です。(X・XVは5ナンバー)インテリアには、ジャガード織物と撥水加工を施したトリコット&合皮コンビシートを採用しています。ダッシュボードにはブラウン木目柄のフィニッシャーが施され、上質感も演出しています。
e-POWER LUXION
「e-POWER LUXION」は、セレナの最上位グレードで、世界初の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を標準装備しています。
「プロパイロット2.0」により、高速道路での同一車線ハンズオフ運転が可能になり、長距離移動でもドライバーの負担を大幅に軽減されています。また、プロパイロットパーキングやリモートパーキングといった高度な駐車支援機能も搭載されています。内装はブラックで統一され、シートは合皮仕様です。また、他のe-POWERモデルが8人乗りなのに対し、「e-POWER LUXION」はキャプテンシートを採用した7人乗りとなっています。さらに、ワイヤレス充電器やドライブレコーダー(前後セット)など、他のグレードではオプションとなる装備も標準で備わっており、快適性と先進性を極めたグレードといえるでしょう。
AUTECH・e-POWER AUTECH
「AUTECH」は、日産の特装車ブランド「オーテック社」が手がける特別仕様グレードです。
ハイウェイスターVをベースに、専用フロントグリルやシグネチャーLEDを装備し、より個性的で高級感のある外観に仕上がっています。インテリアも特別仕様で、ブランドカラーのカスピアンブルーがアクセントに使われ、シートにはブルーステッチ入りのレザレットシートを採用しています。さらに、ベースグレードではオプション設定のインテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーも標準装備されています。ガソリン車は8人乗り、e-POWER車は7人乗り仕様で、ゆったりとした乗り心地を提供します。
グレード別の価格・燃費を比較

ここからは、セレナのグレードによる違いを、価格、燃費で比較していきましょう。
価格
セレナのグレード選びで、重要な要素の一つが価格です。新車価格の目安は、下記の通りです。(2025年3月時点の情報に基づいています。)
グレード | エンジン仕様 | 駆動方式 | 車両本体価格(税込) |
X | ガソリン車 | 2WD | 2,719,200円 |
4WD | 2,985,400円 | ||
e-POWER X | ハイブリッド車 | 2WD | 3,248,300円 |
4WD | 3,614,600円 | ||
XV | ガソリン車 | 2WD | 2,988,700円 |
4WD | 3,254,900円 | ||
e-POWER XV | ハイブリッド車 | 2WD | 3,548,600円 |
4WD | 3,914,900円 | ||
ハイウェイスターV | ガソリン車 | 2WD | 3,169,100円 |
4WD | 3,435,300円 | ||
e-POWER ハイウェイスターV | ハイブリッド車 | 2WD | 3,735,600円 |
4WD | 4,088,700円 | ||
e-POWER LUXION | ハイブリッド車 | 2WD | 4,847,700円 |
AUTECH | ガソリン車 | 2WD | 3,633,300円 |
4WD | 3,833,500円 | ||
e-POWER AUTECH | ハイブリッド車 | 2WD | 4,199,800円 |
4WD | 4,486,900円 |
同じグレードでの駆動方式の違いでの価格差はガソリン車で20.0万円~26.6万円程度、ハイブリッド車で28.7万円~36.6万円程度になっています。
同じエンジン仕様・駆動方式でのグレード違いでの価格差は「X」「X e-POWER」と「XV」「XV e-POWER」で26.9万円~30.0万円程度、「XV」「XV e-POWER」と「ハイウェイスターV」「ハイウェイスターV e-POWER」で17.3万円~18.7万円程度、「ハイウェイスターV」「ハイウェイスターV e-POWER」と「AUTECH」「e-POWER AUTECH」で39.8万円~46.4万円程度、「ハイウェイスターV e-POWER」と「e-POWER LUXION」で111.2万円程度になっています。
燃費
セレナの各グレード別の燃費消費率は以下のとおりです。※ AUTECHはメーカー公式サイトで未公開
グレード | エンジン仕様 | 駆動方式 | 燃料消費率(WLTCモード) |
X | ガソリン車 | 2WD | 13.4 km/L |
4WD | 11.6 km/L | ||
e-POWER X | ハイブリッド車 | 2WD | 20.6 km/L |
4WD | 17.0 km/L | ||
XV | ガソリン車 | 2WD | 13.0 km/L |
4WD | 11.6 km/L | ||
e-POWER XV | ハイブリッド車 | 2WD | 19.3 km/L |
4WD | 16.2 km/L | ||
ハイウェイスターV | ガソリン車 | 2WD | 13.0 km/L |
4WD | 11.6 km/L | ||
e-POWER ハイウェイスターV | ハイブリッド車 | 2WD | 19.3 km/L |
4WD | 16.1 km/L | ||
e-POWER LUXION | ハイブリッド車 | 2WD | 18.4 km/L |
AUTECH | ガソリン車 | 2WD | – |
4WD | – | ||
e-POWER AUTECH | ハイブリッド車 | 2WD | – |
4WD | – |
ガソリン車ではグレードによる燃費の差はほぼありませんが、ハイブリッド車ではグレードによって燃費効率の差が生じています。同じグレードで比較すると、ガソリン車とe-POWER搭載車では燃費が約7km/Lの差があります。
燃費性能を重視したいのであれば、エントリーグレードのe-POWER Xがおすすめです。
e-POWERは車両価格が高い分、初期費用がかかります。初期費用を抑えたい方はガソリンエンジンモデルも検討するのもよいでしょう。
セレナのグレード選びのポイント

グレードを絞り込む時にはパワートレイン、外観、装備のレベルを基準に考えるのがおすすめです。
パワートレインの選び方
現行セレナのパワートレインは、ガソリンエンジンとe-POWERの2種類が用意されています。ガソリン車のみ、2WDと4WDが選択可能です。
ガソリン車には、新世代CVTに新コントロールバルブを採用しており、スムーズな走行が可能です。運転が苦手な方でも扱いやすいのが特長です。一方、e-POWERは日産独自の電動パワートレインを搭載したハイブリッドモデルです。現行モデルではラックアシスト式電動パワーステアリングが採用され、高速道路での安定した走行を実現しています。
どちらのパワートレインを選ぶべきか、以下のポイントを参考にしてみてください。
ガソリン車は、ドライビングの楽しさを求める方や四輪駆動が必要な方におすすめ。一方、燃費の良さや運転の快適さを重視する方にはe-POWERが最適です。
また、e-POWERはアクセルペダルから足を離すだけで減速する「e-Pedal Step」を搭載し、ワンペダル感覚でのスムーズな運転が可能です。街乗りや渋滞時のストレスを軽減したい方にもぴったりの選択肢です。
外観の選び方
セレナのエクステリアデザインは、大きく分けて3つのスタイルが用意されています。
シンプルで親しみやすい「X」「XV」、高級感と存在感のある「ハイウェイスターV」「LUXION」、スポーティーなデザインが魅力の「AUTECH」になります。フロントグリルのデザインがそれぞれ異なるため、見た目の印象や好みで選ぶのがおすすめです。
シンプル&親しみやすいデザインが好きな方は「X」「XV」、モダンで上質なデザインが好きな方は「 ハイウェイスターV」、個性的で存在感のあるデザインが好きな方は「LUXION」、洗練されたスポーティーなスタイルが好きな方は「AUTECH」がおすすめです。
エクステリアはクルマの印象を大きく左右するポイントです。どんな雰囲気のクルマに乗りたいかをイメージしながら、自分にぴったりのデザインを選んでみてください。
装備の選び方
セレナを選ぶ際、装備の充実度も重要なポイントです。装備のレベルに応じて、3つのタイプに分けられます。
ベースグレードの「X」は、シンプルな装備内容ながらも、必要最低限の機能はしっかり備えています。車両価格を抑えたい方や、装備にこだわらずリーズナブルにセレナに乗りたい方におすすめです。
「XV」「ハイウェイスターV」「AUTECH」は、日常の使い勝手を考慮した快適装備が充実しています。例えば、ハンズフリーオートスライドドアや防水シートなどが搭載されており、家族での利用や長距離ドライブでも快適に過ごせます。
最上級グレードの「LUXION」には、最先端の運転支援機能や快適装備が標準装備されています。特に、「プロパイロット2.0」や「プロパイロットパーキング」など、ドライバーの負担を軽減する機能が充実しています。 ハンズフリー運転も可能になるため、長距離移動が多い方や、最新技術を活用したい方にぴったりです。
装備の充実度と価格のバランスを考えながら、自分のライフスタイルに合ったグレードを選びましょう。
おすすめのグレードは?

スタイリッシュなデザインと快適な装備を兼ね備えた「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」は、セレナの中でも特におすすめのグレードです。
ハイウェイスターシリーズは、専用のエアロデザインを採用し、より洗練された外観を演出しています。さらに、快適性や利便性も向上しており、ファミリーカーとしても、長距離ドライブにも最適なバランスの取れたグレードといえます。
セレナは多彩なグレードを展開しており、選択肢が豊富なのも魅力のひとつです。グレードを選ぶ際は、「燃費性能」「エクステリアデザイン」「装備の充実度」など、自分にとって何を優先するかを明確にしておくと、迷わず最適なグレードを選べます。使い勝手の良さとデザイン性を両立した「ハイウェイスターV」シリーズは、多くの方にフィットするおすすめのグレードです。
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まとめ

セレナは、豊富なグレード展開、広々とした室内空間、高い安全性能、そして優れた燃費性能など、多くの魅力を兼ね備えており、多くのユーザーから長年にわたって支持されています。
グレード選びの際は、デザインの好み、ライフスタイルに合ったパワートレイン、必要な装備を軸に考えるのがポイントです。各グレードごとの違いや、エンジンタイプ、駆動方式をしっかり比較することで、自分に最適な一台が見つかるでしょう。
今回の記事が、セレナの購入を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。ぜひ、自分にぴったりのセレナを見つけて、快適なカーライフを楽しんでください。
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また、万が一売却希望日までに購入者が見つからない場合でも、追加査定や複数業者とのやり取りが必要のない、カババの一括査定で手間なく高値売却をサポートいたします。
引用・参考
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/specifications.html
https://www.nextage.jp/model_guide/nissan/293928
https://autonavi.car-mo.jp/mag/category/catalog/grade/serena/2022