
歴代ジムニーを振り返る!初代から現行モデルまでの特徴&変化をわかりやすく解説!
スズキ ジムニーは、1970年の登場以来、本格派クロスカントリー車として進化を続け、50年以上にわたり多くのファンを魅了してきました。軽自動車規格ながら優れた悪路走破性を誇り、アウトドアや仕事用として根強い人気を誇ります。
歴代モデルはわずか4世代ながら、それぞれ個性的な進化を遂げてきました。本記事では、初代から現行モデルまでのジムニーの特徴や変化を振り返りつつ、派生モデルのノマドについても紹介します。
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50年以上の歴史をもつジムニー

ジムニーは、日本発の本格4WDとして1970年に誕生し、半世紀以上にわたり改良を重ねてきました。シンプルな構造と高い耐久性を備え、オフロード愛好者からプロの現場まで幅広く活躍。歴代モデルごとの進化を振り返ります。
軽自動車規格ながら本格的なクロスカントリー車
ジムニーは、軽自動車規格でありながら本格的なクロスカントリー性能を持つ唯一無二の存在です。開発のきっかけは、1968年にスズキが「ホープスターON型4WD」を譲り受けたこと。これをベースに小型で悪路走破性の高い4WD車の開発が進められ、1970年に初代ジムニー(LJ10)が誕生しました。当時、日本国内では未舗装路が多く、小型で機動力のある車が求められていた背景もあり、ジムニーは林業や建設業、雪国での移動手段としても重宝されます。
ジムニーの最大の特徴は、軽自動車規格ながらラダーフレームを採用し、パートタイム4WDシステムとリジッドアクスル式サスペンションを備えていることです。これにより、悪路でも高い走破性を発揮し、多くの4WD愛好家からも支持されています。軽量でコンパクトな車体は狭い道でも取り回しがしやすく、オフロードだけでなく日常使いにも適しています。現在まで4世代にわたりモデルチェンジを重ねながら、基本構造を守り続けている点も、ジムニーの魅力の一つです。
歴代モデルはたった4世代
ジムニーは1970年の初代登場以来、50年以上の歴史を持ちながら、モデルチェンジはたった4回しか行われていません。一般的な車は約5〜7年でフルモデルチェンジを迎えますが、ジムニーは初代が11年、2代目は17年、3代目は20年という長寿モデルです。優れた基本構造と堅牢なメカニズムこそ、長期間支持され続けてきた秘訣ともいえるでしょう。
ノマドをはじめ数多くの派生車種
ジムニーは軽自動車規格のモデルが主流ですが、よりパワフルな走りを求めるユーザー向けに普通車クラスの派生モデルも存在します。代表的なのが「ジムニーシエラ」で、軽規格を超える1.3L〜1.5Lエンジンを搭載し、ワイドフェンダーを装備したモデルです。さらに、過去には「ジムニーワイド」や、ついに日本での発売が発表された「ジムニーノマド」といったバリエーションを展開。これらの派生車種によって、ジムニーの魅力はより幅広いユーザー層に広がっています。
記念すべき初代(LJ10/LJ20/SJ10/SJ20)

出典:https://www.suzuki.co.jp/
1970年に登場した初代ジムニー(LJ10)は、日本初の軽自動車規格4WDとして誕生しました。軽量なラダーフレーム構造と2ストロークエンジンを採用し、高い悪路走破性を実現。その後、LJ20で水冷エンジンを採用し、SJ10やSJ20では排気量アップやデザインの改良が施されました。初代ジムニーは、現行モデルにも続く堅牢なメカニズムの基礎を築いた、まさにジムニーの原点といえるモデルです。
初代ジムニーの特徴
初代ジムニー(LJ10/LJ20/SJ10/SJ20)スペック表
項目 | スペック |
メーカー名 | スズキ |
車種名 / 主要グレード | ジムニー(LJ10 / LJ20 / SJ10 / SJ20) |
発売時期 | 1970年(LJ10)〜1981年(SJ20) |
全長×全幅×全高(mm) | 約3,035×1,295×1,670(LJ10) |
ホイールベース(mm) | 約1,930(LJ10) |
車両重量(kg) | 約600(LJ10) |
エンジン型式 | 空冷2ストローク直列2気筒(LJ10) / 水冷直列3気筒(SJ20) |
給気方式 | キャブレター |
総排気量(cc) | 359(LJ10)、539(SJ20) |
最高出力(kW[ps]/rpm) | 18[25]/6,000(LJ10) |
最大トルク (N・m[kg・m]/rpm) | 32[3.3]/5,500(LJ10) |
WLTCモード燃費(km/L) | 記録なし(当時の測定基準なし) |
新車価格(万円) | 約30万円(当時) |
中古車価格帯(万円) | 状態により50万〜200万円(現存数が少なく希少価値あり) |
悪路を走破するためのシンプルかつ堅牢な設計
初代ジムニーは、軽自動車規格でありながら、本格的な悪路走破性を持つ設計が特徴でした。ラダーフレーム構造により高い剛性を確保し、悪路でも耐えられる強靭なボディを実現。サスペンションにはリーフスプリング式リジッドアクスルを採用し、シンプルながら優れた耐久性を持ちます。また、空冷2ストロークエンジンを搭載することで、軽量かつメンテナンスが容易な設計となっていました。この堅牢な構造が、長年にわたるジムニーの基本コンセプトとなっています。
モデルライフの長かった2代目(SJ30/SJ40/SJ40T/JA51/JA71/JA11/JA12/JA22)

2代目ジムニーは1981年に登場し、約17年間にわたる長寿モデルとなりました。エンジンや装備の改良を重ねながら進化し、悪路走破性と快適性が向上。特にJA11やJA22は人気が高く、現在でも愛好者が多いモデルです。
2代目ジムニーの特徴
1981年に登場した2代目ジムニーは、先代の優れた悪路走破性を維持しつつ、快適性や実用性を向上させたモデルです。特に、エンジンの選択肢が広がり、2ストロークから4ストロークへの移行や、ターボモデルの追加など、時代に合わせた改良が施されました。
スペンションはリーフスプリング式リジッドアクスルを継承しながら、足回りのチューニングが最適化され、舗装路での乗り心地も改善。また、ボディ形状も幌・バン・ピックアップなど多彩なバリエーションが登場し、用途に応じた選択が可能になりました。
特に、1990年代に登場したJA11、JA12、JA22は、耐久性とレトロなデザインで現在でも人気が高く、中古市場でも高値で取引されています。
2代目ジムニー(SJ30/SJ40/JA71/JA11/JA12/JA22)スペック表
項目 | スペック |
メーカー名 | スズキ |
車種名 / 主要グレード | ジムニー(SJ30 / SJ40 / JA71 / JA11 / JA12 / JA22) |
発売時期 | 1981年(SJ30)〜1998年(JA22) |
全長×全幅×全高(mm) | 約3,195×1,395×1,670(JA11) |
ホイールベース(mm) | 約2,030 |
車両重量(kg) | 約750(JA11) |
エンジン型式 | F5A(SJ30)/ F10A(JA51)/ F6A(JA71・JA11)/ K6A(JA22) |
給気方式 | キャブレター / ターボ(JA71以降) |
総排気量(cc) | 539(SJ30)、657(JA71〜JA22)、970(JA51) |
最高出力(kW[ps]/rpm) | 25[34]/5,500(SJ30)、47[64]/6,500(JA11) |
最大トルク (N・m[kg・m]/rpm) | 54[5.5]/3,500(JA11) |
WLTCモード燃費(km/L) | 記録なし(当時の測定基準なし) |
新車価格(万円) | 約60万〜140万円 |
中古車価格帯(万円) | 50万〜300万円(状態やモデルによる) |
進化したエンジンと快適性の向上
2代目ジムニーは、初代からの基本設計を引き継ぎつつ、エンジン性能と快適性の向上が図られました。初期のSJ30は2ストロークエンジンを継承していましたが、その後4ストロークエンジンへ移行し、燃費や耐久性が向上。さらに、JA71以降はターボモデルが登場し、パワー不足を解消しました。
また、インテリアの質感向上やボディ剛性の強化により、オンロードでの快適性も改善。多彩なボディバリエーションも追加され、より幅広い用途に対応できるモデルとなりました。
大幅なイメージチェンジを図った3代目(JB23/JB33/JB34)

1998年に登場した3代目ジムニーは、デザインと機能性が大幅に進化したことに加え、丸みを帯びたボディとコイルスプリング式サスペンションを採用し、オンロード性能と快適性が向上しました。20年にわたり販売され、ロングセラーモデルとなりました。
3代目ジムニーの特徴
1998年に登場した3代目ジムニー(JB23/JB33/JB34)は、デザインと機能の両面で大幅な進化を遂げました。外観は角ばったデザインから丸みを帯びたスタイルに変更され、より洗練された印象に。さらに、サスペンションはコイルスプリング式リジッドアクスルを採用し、乗り心地が向上しました。
また、エンジンはK6A型ターボを搭載し、燃費性能とパワーを両立。初めて電子制御スロットルが導入され、よりスムーズな走行が可能になりました。さらに、インテリアの質感も向上し、エアバッグやABSの標準装備化など、安全性も強化。20年にわたり販売されたロングセラーモデルであり、中古市場でも根強い人気を誇る世代です。
3代目ジムニー(JB23/JB33/JB34)スペック表
項目 | スペック |
メーカー名 | スズキ |
車種名 / 主要グレード | ジムニー(JB23 / JB33 / JB34) |
発売時期 | 1998年(JB23)〜2018年(JB23最終モデル) |
全長×全幅×全高(mm) | 約3,395×1,475×1,680(JB23) |
ホイールベース(mm) | 約2,250 |
車両重量(kg) | 約980(JB23) |
エンジン型式 | K6A(JB23)/ G13B(JB33)/ G13BB(JB34) |
給気方式 | ターボ(JB23) / NA(JB33・JB34) |
総排気量(cc) | 658(JB23)、1,298(JB33・JB34) |
最高出力(kW[ps]/rpm) | 47[64]/6,500(JB23) |
最大トルク (N・m[kg・m]/rpm) | 103[10.5]/3,500(JB23) |
WLTCモード燃費(km/L) | 約13.6(JB23・5MT) |
新車価格(万円) | 約120万〜180万円 |
中古車価格帯(万円) | 50万〜250万円(状態やグレードによる) |
快適性と安全性の向上で普段使いにも適応
3代目ジムニーは、オフロード性能を維持しながら、普段使いの快適性と安全性を大幅に向上させたモデルです。2代目のリーフスプリングからコイルスプリング式サスペンションへ変更され、乗り心地が改善。さらに、エアバッグやABSが標準装備となり、安全性能が強化されました。内装もモダンなデザインになり、エアコンやパワーウィンドウなどの装備が充実。これにより、ジムニーはオフロードだけでなく、街乗りでも扱いやすい車へと進化しました。
伝統を踏襲した4代目(JB64/JB74)

2018年に登場した4代目ジムニーは、初代を彷彿とさせる角ばったデザインを採用し、伝統を受け継ぎながら最新技術で進化しました。新型ラダーフレームや最新安全装備を搭載し、悪路走破性と快適性を両立。国内外で高い人気を誇ります。
4代目ジムニーの特徴
2018年に登場した4代目ジムニー(JB64/JB74)は、初代を彷彿とさせる角ばったデザインを採用し、伝統的なオフロード性能を維持しながら現代的な進化を遂げました。ラダーフレームを新設計し、剛性を向上。さらに、3リンクリジッドアクスル式サスペンションを継承しつつ、電子制御技術を導入して走破性を向上させました。
エンジンは新開発のR06A型ターボを搭載し、燃費性能とトルクを向上。また、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの最新の安全装備を採用し、安全性も大幅に向上しました。
普通車規格のジムニーシエラ(JB74)は、1.5Lエンジンを搭載し、力強い走りを実現。オフロード愛好者だけでなく、幅広いユーザーに支持されるモデルとなっています。
4代目ジムニー(JB64/JB74)スペック表
項目 | スペック |
メーカー名 | スズキ |
車種名 / 主要グレード | ジムニー(JB64) / ジムニーシエラ(JB74) |
発売時期 | 2018年7月〜現行モデル |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,725(JB64) / 3,550×1,645×1,730(JB74) |
ホイールベース(mm) | 2,250 |
車両重量(kg) | 1,030(JB64・MT) / 1,090(JB74・MT) |
エンジン型式 | R06A(JB64) / K15B(JB74) |
給気方式 | ターボ(JB64) / NA(JB74) |
総排気量(cc) | 658(JB64) / 1,462(JB74) |
最高出力(kW[ps]/rpm) | 47[64]/6,000(JB64) / 75[102]/6,000(JB74) |
最大トルク (N・m[kg・m]/rpm) | 96[9.8]/3,500(JB64) / 130[13.3]/4,000(JB74) |
WLTCモード燃費(km/L) | 16.6(JB64・MT) / 13.6(JB74・MT) |
新車価格(万円) | 約155万〜209万円 |
中古車価格帯(万円) | 170万〜350万円(人気のため高騰傾向) |
クラシカルなデザインと最新技術の融合
4代目ジムニーは、初代を彷彿とさせる角ばったデザインを採用し、クラシカルな雰囲気を取り戻しました。先代からの大きな進化として、新設計のラダーフレームによる剛性向上や、ブレーキLSDトラクションコントロールの採用により悪路での走破性が向上。また、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの安全装備を搭載し、時代に即した改良が施されました。オフロード性能を保ちつつ、より快適で安全なジムニーへと進化しています。
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まとめ

ジムニーは1970年の誕生以来、4世代にわたって進化を続けながらも、一貫して本格的なクロスカントリー性能を維持してきました。2代目ではエンジンや快適性が向上し、3代目ではコイルスプリング採用で乗り心地が改善。最新の4代目ではクラシカルなデザインと最新技術の融合が実現し、さらなる進化を遂げています。また、ジムニーシエラやノマドなどの派生モデルも登場し、用途の幅も広がりました。
人気があることの裏返しとして、新車の納期が長く、中古市場が高騰している現在、個人売買サービス「カババ」を活用すれば、よりお得にジムニーを購入できる可能性があります。
ジムニーは、単なる軽自動車4WDではなく、長年愛され続ける唯一無二の存在です。オフロード性能と実用性を兼ね備えたジムニーの魅力を、ぜひ体感してみてください。
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