パッソ

パッソの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介

日常使いにぴったりのコンパクトカーとして人気のトヨタ パッソは、軽自動車よりもゆとりがありながら、扱いやすさと経済性を兼ね備えたモデルです。なかでも注目されているのが、優れた燃費性能です。ガソリン代が気になる今、毎日の運転で燃費が良いかどうかは、クルマ選びの重要なポイントになります。この記事では、パッソの実際の燃費をはじめ、ライバル車との比較やその魅力について詳しく解説します。

パッソを検討中の方や燃費の良いコンパクトカーを探している方は、ぜひ参考にしてください。

✔ 成約後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するからフリマでも安心!
✔ 成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

パッソの燃費性能が魅力的な理由とは?

パッソ

パッソは、ガソリン車でありながらクラス随一の燃費性能を誇るコンパクトカーです。リッターカーとして2016年に登場した現行型は、1.0L直列3気筒エンジンにCVTを組み合わせ、燃焼効率を高める各種技術を採用し、吸気ポートのデュアル化やデュアルインジェクター、圧縮比向上などの工夫がなされています。

さらに、全グレードにアイドリングストップ機能を標準装備しています。これは約9km/h以下になると自動でエンジンを停止し、無駄なガソリン消費を抑制します。一般的なアイドリングストップより長く停止できる点も特徴です。

近年はハイブリッド車が燃費性能の代名詞となっていますが、パッソはガソリン車でありながら高い燃費を実現しています。ハイブリッド車に比べ車両価格が抑えられているため、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

カタログ燃費

パッソのカタログ燃費は以下の通りとなっています。

エンジン駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
ガソリン車2WD21.0km/L
4WD19.0km/L

パッソは、1.0L直列3気筒ガソリンエンジンのみを搭載したシンプルで扱いやすいコンパクトカーで、ハイブリッド車の設定はありません。

WLTCモードに基づくカタログ燃費は、2WD車で21.0km/L、4WD車で19.0km/Lと、ガソリン車としては非常に優秀な数値を記録しています。グレードは「Xシリーズ」と「MODAシリーズ」に大別されますが、燃費性能にグレード間の違いはありません。

また、パッソはマイナーチェンジのたびに燃費性能が見直されており、現行の3代目モデルではさらなる低燃費化が図られました。特に4WD車にはアイドリングストップ機能が搭載され、燃料消費の無駄を抑える工夫が施されています。

価格を抑えつつも燃費の良い車を探している方にとって、パッソは非常にバランスの取れた選択肢といえるでしょう。

実燃費

実際にパッソを維持するとなると、気になるのが実燃費です。

パッソに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com/)によるデータで紹介します。(2025年5月28日時点)

エンジン駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)実燃費
ガソリン車2WD21.0km/L18.17km/L
4WD19.0km/L16.05km/L

トヨタ パッソの実燃費は、2WD車で約18.17km/L、4WD車で約16.05km/Lと、カタログ値に近い優れた数値を記録しています。アイドリングストップ機能や高効率な1.0Lエンジンの採用により、日常使いでも燃費の良さを実感できる点が魅力です。ガソリン車としてはトップクラスの低燃費を実現しており、経済性を重視するユーザーにおすすめの一台です。

パッソの魅力は燃費性能以外にもある

パッソ

高い燃費性能を発揮するパッソですが、魅力はこれだけではありません。燃費以外のパッソの魅力についても見ていきましょう。

安定感のある乗り心地

パッソは、軽量かつ高剛性なボディ設計と最適化された前後サスペンションによって、揺れの少ない安定感のある乗り心地を実現しています。骨格の軽量化によって削減した重量を、アンダーボディの補強に活用しています。これにより左右のふらつきや縦揺れが抑えられ、快適な走行性能を発揮します。また、静粛性にも優れており、遮音・吸音材を効果的に配置することでロードノイズやエンジン音を軽減し、街中や日常のドライブでも、快適な室内空間を保ちます。

充実した安全性能

パッソは、安全運転をサポートする「スマートアシストIII」を搭載(※Xグレードを除く)しており、歩行者や先行車を検知して衝突を未然に防ぐ機能を備えています。ステレオカメラとソナーセンサーによって、緊急ブレーキや誤発進抑制、オートハイビームなど多彩な先進機能を実現しています。さらに、駐車時に便利なコーナーセンサーや、上位グレードにはパノラミックビュー(オプション)も設定されており、見通しにくい場所での安全性を高めます。坂道発進時のずり落ちを防ぐヒルスタートアシスト機能も標準装備です。

コンパクトサイズながらも広い室内

パッソは取り回しのしやすいコンパクトなボディながら、室内空間にはしっかりと余裕があります。前後席の間隔を広げる設計が採用されており、後席に座る乗員も快適に過ごせます。インパネは水平基調のデザインで、視覚的にも室内が広く感じられる工夫が施されています。日常の買い物や家族でのお出かけにも対応できる使い勝手の良さが魅力です。コンパクトカーとしては広い室内空間と言えるでしょう。

豊富なカラーバリエーション

パッソは、自分好みの1台を見つけやすい豊富なカラーバリエーションも魅力です。スタンダードな「X」シリーズには全12色、上質感が魅力の「MODA」シリーズにはツートーンカラーを含む19色がラインアップしています。淡く柔らかいパステル系から、クールで落ち着いたダーク系まで幅広く揃っており、年齢や性別を問わず選びやすい設定です。外観のデザイン性も高く、カラーとの組み合わせ次第で個性的な1台を演出できます。

ライバル車種との比較

パッソ

パッソのライバル車として、ダイハツ ブーンとホンダ フィットなどが挙げられます。燃費性能をパッソと比較してみましょう。

ダイハツ ブーン

ブーン
エンジン駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
ガソリン車2WD21.0km/L
4WD19.0km/L

ダイハツ ブーンは、トヨタ パッソと共同開発された姉妹車で、軽自動車の技術を応用して設計されており、小回りの利く扱いやすさと、高い燃費性能が特徴です。

3代目最終モデルのカタログ燃費(WLTCモード)は、2WDで21.0km/L、4WDで19.0km/Lと、パッソと同等の数値を誇ります。ダイハツ自慢の安全装備「スマートアシストIII」を全車に標準搭載し、運転支援機能も充実しています。おしゃれで選べるカラーも豊富なため、デザイン性と実用性を兼ね備えた1台といえるでしょう。

ホンダ フィット

フィット
エンジン駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
ガソリン車2WD17.6km/L~18.7km/L
4WD16.0km/L~16.6km/L
ハイブリッド車2WD27.1km/L~30.2km/L
4WD23.5km/L~25.4km/L

ホンダ フィットは、2001年から展開されている人気のコンパクトカーで、現行の4代目モデルではハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したグレードも選べます。燃費はガソリン車で2WDが17.6~18.7km/L、4WDが16.0~16.6km/Lと、標準的な数値です。一方、ハイブリッド車は2WDで最大30.2km/L、4WDでも25.4km/Lと、非常に優れた燃費性能を誇ります。さらに「Honda SENSING」を全車に搭載し、安全性も高水準です。また、広々とした快適な室内空間もフィットの大きな魅力です。

パッソで燃費を向上させる3つのポイント

パッソ

パッソはもともと燃費性能に優れた車ですが、運転の仕方や日々のメンテナンスに気を配ることで、さらに燃費を向上させることが可能です。ここでは、燃費を良くするための具体的な方法を紹介します。これらのテクニックはパッソに限らず、どの車にも応用できるので、ぜひ実践してみてください。

エコドライブを意識する

燃費改善の基本は、アクセル操作を意識することです。発進時に強く踏み込むとエンジンに大きな負荷がかかり、燃料の消費量が増えてしまいます。

急加速や急ブレーキを避け、穏やかな運転を心掛けるだけで燃費が10%以上向上すると言われています。

スムーズな加速を心掛けることで燃費の向上が期待できます。また、急加速を避けることでCO2排出量の削減にもつながり、環境にも優しい運転ができます。

エアコンの使用を控えめにする

エアコンの使用は快適なドライブには欠かせませんが、燃費にも大きく影響を与えます。エアコンをONにするだけで、燃費が1割以上悪化するといわれており、エンジンに余計な負担をかける原因にもなります。

気温がそれほど高くないときなどは、エアコンのスイッチをOFFにして、エアコンの使用を減らすようにすると燃費の節約につながります。

定期的なエンジンオイル交換を行う

エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑を保ち、摩擦を減らす役割を担っています。しかし、走行距離が増えるとオイルが劣化し、粘度が低下することでエンジンの負荷が増加するため、結果として燃費が悪くなる原因になります。

定期的なオイル交換(推奨:5,000~10,000kmごと) を行うことで、エンジンを常に良い状態に保ち、燃費効率を高めることができます。

中古車をお得に購入するなら車の個人売買カババがオススメ!

自動車フリマサービス「カババ」ロゴマーク

パッソを少しでも安く手に入れたい、中古車も検討したいと考えている方は、車の個人売買「カババ」の利用がおすすめです。カババは、個人間で中古車の売買ができるサービスです。販売店を介さないため、仲介手数料がかからず、お得にパッソを購入できる可能性があります。

パッソの中古車を探している方は、カババをチェックしてみてはいかがでしょうか。中古車の在庫状況は随時変わるため、こまめな確認をおすすめします。

まとめ

パッソ

トヨタ パッソは、2WDで実燃費18.17km/L、4WDで16.05km/Lと、ガソリン車としては十分満足できる燃費性能を備えたコンパクトカーです。燃費だけでなく、取り回しの良さや快適な乗り心地、安全装備の充実など、総合的なバランスにも優れているのが特徴です。通勤や買い物、日常使いにぴったりな1台として、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

今回の記事が、パッソの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

✔ 成約後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するからフリマでも安心!
✔ 成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

引用・参考