ホンダNSXNA15MT/唯一無二のスーパーカー

• ・ 5MT/唯一無二のスーパーカー

【憧れの国産スーパーカー】 　この車に憧れる人はたくさんいると思いますが、特にボディに惹かれる人が多いのではないでしょうか。世界初のオールアルミモノコックボディはこの車体のサイズにして1.5トンをきる軽量ボディ。MRレイアウトによりパーフェクトな重量配分を実現し、意のままに車を操ることができます。軽いだけではなく、剛性も高い車です。開発時には中嶋悟さんやアイルトンセナさんがニュルブルクリンクなど過酷なサーキットでテスト走行を繰り返し、生まれたそうです。 　デザインも素晴らしく、この車は前からでも横からでも後ろからでもどこから見ても美しいフォルムです。リトラクタブルライトなどレトロな雰囲気もありながら、どこか違う世界線の近未来的な雰囲気もあります。 　実に見事です。 【C30A型VTECエンジン】 　この車の人気の理由のもう一つの理由がこのC型と呼ばれるVTECエンジンです。 第1世代をベースにNSX用に開発され、NAエンジンでの高出力化を実現するために、B型エンジンで開発された可変バルブタイミング・リフト機構であるVTECが装備されています。カムシャフトにハイ／ロー2種類のカム駒を設け、そこに接するスイングアームを切り替え、吸・排気バルブの開閉タイミング（バルブタイミング）とリフト量を変化させ、中・低速域のトルクと高速時の出力を両立させています。バルブ挟み角は60度と当時の市販乗用車用エンジンとしてはかなり大きく、これも高出力化に寄与しています。 コネクティングロッドはチタン製で、ピストン及びピストンピンと共に重量管理が行なわれ、8,000rpmもの高回転と鋭いレスポンスを実現しています。点火システムも、各気筒にイグニッションコイルを取付けたダイレクトイグニッションが採用され、高回転への対応が成されています。 　とにかくアクセルを踏むのが楽しい車です。「んんんんんばあああああ！！」という感じのサウンドが魂を震わせます。 【革命をおこしたスーパーカー】 　実は意外かもしれませんが、NSXはとても運転がしやすいです。 このNSXが生まれる前まで世界のスーパーカーは車中心に作られていました。しかしこのNSXはその常識を覆し、ドライバー中心にこの車は設計されました。ですのでコックピットに座るとわかりますが視界がとても良く、意のままに操れる操作感覚に感動します。とても素直な車と言われていてアクセルを踏めるところは踏める、無理なところは無理というのがドライバーに伝わる、まるで車と会話をするようなドライビングが可能で限界を攻めることが誰でも楽しめる車だそうです。 　そしてこのドライバー中心の車作りは世界のスーパーカーに大きな影響をあたえ、この意思は後に登場するHSV-010や後継となるNC型NSXにも伝承されています。 【装備】 ・BBSホイール ・タイテックマフラー（ノーマルも有)（マフラーカッターは無） ・車高調（ノーマルも有） ・エンジンカバー（ノーマルも有） ・スペアタイヤ有 【その他】 ウォーターポンプ、タイミングベルト交換済み