家族連れにおすすめ! スライドドア付きの普通車3選  

利便性の高さから、人気を集めているスライドドア付き普通車。駐車スペースが狭い場所でも乗り降りしやすく、車内への荷物の出し入れも容易です。一方、その利便性の高さゆえに、デメリットとなるところがあるのも事実です。 

この記事では、家族連れにおすすめのスライドドア付き普通車をご紹介します。スライドドアのメリット・デメリットのほか、おすすめの車種や安く購入するポイントにも触れています。スライドドア付き普通車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。 

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スライドドア付き普通車の特徴 

スライドドア

スライドドアとは、引き戸のように車体に沿って横に開くドアのことです。大きな特徴は、開閉時にドアが外に張り出さないところ。ドアを開けても15cmほどしかボディからはみ出さないため、狭い場所での開閉でもドアをぶつける心配がありません。 

近年では、電動スライドドアを採用する車種も増えています。電動スライドドアはボタン一つで開閉できるため、小さな子どもがいたり、重い荷物を持っていたりするときに便利です。ハンズフリーのスライドドアなら、両手がふさがっていているときでも簡単に開閉できます。 

昇降口が大きく開口するのも、スライドドアの特徴です。ファミリー層だけでなく、狭い駐車場に停めることが多いユーザーや荷物の出し入れを頻繁にする方にもおすすめのモデルとなります。 

スライドドア付き普通車は、乗り降りや荷物の出し入れが容易という利便性の高さから、ファミリー層を中心に人気を集めています。 

スライドドア付き普通車を選ぶメリット 

先ほどスライドドアの特徴を紹介しましたが、ここではスライドドア付きの車を選ぶメリットについて、より詳しく解説します。 

乗り降りが楽 

スライドドアの最大のメリットは、その開口部の広さにあります。従来のヒンジドアと比べて開口部が広く、乗り降りが格段にしやすくなります。 

特に、以下のような場面でそのメリットを実感できるでしょう。 

①狭い駐車場での乗り降り 

左右のスペースが狭い駐車場でも、スライドドアなら大きく開口部を確保できるため、楽に乗り降りできます。隣の車にドアをぶつけてしまう心配が減るのもメリットです。 

②チャイルドシートへの子どもの乗せ降ろし 

腰をかがめて狭いスペースに子どもを乗せるのは大変な作業ですが、スライドドアなら開口部が広いのでスムーズに子どものお世話ができます。 

③高齢者の乗り降り 

足腰が弱い高齢者にとって、高い段差をまたいで乗り降りするのは負担が大きいものです。スライドドアなら開口部が広く、段差も小さいため、高齢者でも安全に乗り降りできます。 

また、スライドドアは開けた際にドアが外側に飛び出さないため、自転車や歩行者との接触事故を防ぐ効果も期待できます。交通量の多い道路や狭い路地での乗り降りにおいて、大きな安心感につながるでしょう。 

子どもや高齢者にも安心 

スライドドアは開口部が広いだけでなく、ステップも低く設計されている車種が多いため、子どもや高齢者でも乗り降りが容易です。 

子どもや高齢者は足元がおぼつかず、乗り降りの際につまずいたり、転倒したりするリスクがあります。スライドドアは開口部が広くステップも低いため、スムーズに乗り降りでき、転倒のリスクを軽減できます。 

また、ドアがゆっくり閉まる「ドアクローザーシステム」も安全性に寄与する要素の一つです。ひと昔前は指挟みの危険性が示唆されていましたが、近年では挟み込み防止機能のついたスライドドアが主流になっており、安全性を一層高めています。 

荷物の出し入れがしやすい 

スライドドアの開口部は大きく設計されているため、荷物の出し入れが楽に行えます。 

従来のヒンジドアの場合、狭い駐車場ではドアを大きく開けることが難しく、荷物の出し入れに苦労するケースも少なくありませんでした。しかし、スライドドアであれば、狭い場所でも広い開口スペースを確保できるため、余裕を持って荷物の積み下ろしができます。 

特に、ベビーカーや自転車、アウトドア用品などの大きな荷物を積み下ろしするのに便利なのはもちろん、週末にまとめて買い出しに行きたい方にとっても大きなメリットでしょう。 

スライドドア付き普通車を選ぶデメリット 

スライドドアは利便性が高い点がメリットです。一方で、利便性の高さゆえに、思わぬ事故につながったり、費用がかさむ原因になったりもします。ここからは、スライドドア付きの普通車を選ぶデメリットについて見ていきましょう。 

スライドドア特有の事故 

スライドドアは、閉まり方が緩いと、走行中に不意にドアが開くリスクがあります。特に注意が必要なのが、坂道や斜面のある場所です。 車体が傾いた勢いでドアが開いてしまい、重大な事故につながってしまうかもしれません。 

また、スライドドアが完全に開いていない状態(半開き)で乗降しようとすると、突然ドアが閉まり、体を挟んでしまう恐れもあります。スライドドアは完全に開け・閉めされた状態で乗降・走行してください。 

開閉時の巻き込み事故にも注意しましょう。挟み込み防止装置が作動しても、完全に事故を防げるとは限りません。 ドアに人が近づいていないか確認したり、声掛けを行ったりして注意を払う必要があります。 

車両重量が重くなり燃費が悪くなる可能性もある 

スライドドアは、その構造上、通常のヒンジドアに比べて部品点数が多くなり、重量が増加する傾向にあります。重い車体は走行時により多くのエネルギーを必要とするため、燃費の悪化につながります。 

ただし、近年では、軽量素材の採用や設計技術の向上により、スライドドア車でも燃費性能が大きく改善されています。車種によっては、ヒンジドア車と遜色ない燃費効率を実現しているものも少なくありません。 

購入を検討する際には、カタログ燃費だけでなく、実燃費や比較サイトの情報も参考にしながら、燃費性能を比較してください。燃費性能を重視したい方は、ハイブリッドモデルを選ぶというのも有力な選択肢となるでしょう。 

修理費が高額になる可能性も 

スライドドアは、通常のヒンジドアに比べて構造が複雑で、部品点数も多くなります。そのため、故障した場合の修理費用がかさむ傾向にあります。特に、電動スライドドアはモーターやセンサーなどの電装部品も使用されているため、一層修理費用が高額になりがちです。 

また、スライドドアは、開閉時に車体の側面全体を使うため、万が一、接触事故などを起こした場合、修理範囲が大きくなりやすく、高額な修理費用が発生する可能性も考慮が必要です。 

スライドドアの修理費用の目安を載せますので、参考にしてみてください。 

スライドドアの修理費用の目安

小さなキズ・浅いキズ 1~5万円 
凹みを伴うキズ 2~5万円 
スライドドアの故障(交換) 10万円〜(外国車は30万円〜) 

おすすめのスライドドア付き普通車3選 

ここからは、おすすめのスライドドア付き普通車を3つご紹介します。特徴やスペック、新車価格、中古車価格についても解説しますので、スライドドア付き普通車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。 

トヨタ アルファード 

アルファード

高級ミニバンの代名詞ともいえるアルファード。押し出しの強いフロントグリルが特徴的で、街中での存在感は十分です。静かでなめらかな動きが特徴的なパワースライドドアは、「障子を開けるときの所作」をイメージして作られています。 

アルファードの最大の特徴ともいえるのが、室内スペースの広さです。シートアレンジも多彩で、大きな荷物も楽々運べます。さらに、上質な素材を用いてブラックで統一された室内は、高級車さながらの上質な空間になっています。 

一方で、新車価格が高額だったり、新車の場合納車までの期間が長かったりする点は要注意。すぐにアルファードに乗りたい方は、中古車にも注目してみてはいかがでしょうか。 

メーカー名 トヨタ 
車種名 / 主要グレード アルファード / Z ハイブリッド車(FF) 
発売時期 2023年6月 
全長×全幅×全高(mm)   4,995×1,850×1,935 
ホイールベース(mm)  3,000 
車両重量(kg) 2,160 
エンジン型式 A25A-FXS 
給気方式 自然吸気 
総排気量(cc)  2,487 
最高出力(kW[ps])  134 [182] 
最大トルク (N・m[kg・m]) 270 [27.5] 
WLTCモード燃費(km/L) 17.7 
新車価格(万円) 620 
中古車価格帯(万円)  738~1,650 

トヨタ シエンタ 

シエンタ

コンパクトなボディサイズでありながら、3列シートを備え、7人乗りを実現したシエンタ。その魅力は、取り回しの良いサイズ感と、スライドドアによる優れた乗降性、そして多彩なシートアレンジにあります。 

「Toyota Safety Sense」はもちろん、衝突被害軽減ブレーキ+ペダル踏み間違い急発進抑制装置等を搭載しており、安全性能も万全で運転に自信がない方にも最適です。 

ガソリン車とハイブリッド車がラインナップされていますが、燃費性能を重視する方はハイブリッド車をチェックしてみてください。 

メーカー名 トヨタ 
車種名 / 主要グレード シエンタ / Z ハイブリッド車 7人乗り(FF) 
発売時期 2022年8月 
全長×全幅×全高(mm)   4,260×1,695×1,695 
ホイールベース(mm)  2,750 
車両重量(kg) 1,370 
エンジン型式 M15A-FXE 
給気方式 自然吸気 
総排気量(cc)  1,490 
最高出力(kW[ps]/rpm)  67[91] / 5,500 
最大トルク (N・m[kg・m/rpm]) 120[12.2] / 3,800〜4,800 
WLTCモード燃費(km/L) 28.2 
新車価格(万円) 303.66 
中古車価格帯(万円)  179.8~392.3 

ホンダ フリード 

フリード

ホンダ フリードは、コンパクトなボディサイズながら広い室内空間を実現した、ホンダを代表するコンパクトミニバンです。6人乗りと7人乗りから選択可能で、6人乗りタイプは2列目が独立しています。ゆったりと座りたい方や、3列目までウォークスルーで移動したい方は、6人乗りを選択するのがおすすめです。 

また、シンプルで洗練されたデザインもフリードの魅力。メッキパーツの使用量を抑えたエクステリア、落ち着いたカラーのインテリアなど、あらゆる層にとっての「ちょうどよい」車に仕上がっています。 

2024年6月にフルモデルチェンジが行われたことで、一層注目を集めています(写真は2021年式のフリード)。 

メーカー名 ホンダ 
車種名 / 主要グレード フリード / AIR e:HEV(FF) 
発売時期 2024年6月 
全長×全幅×全高(mm)   4,310×1,695×1,755 
ホイールベース(mm)  2,740 
車両重量(kg) 1,460 
エンジン型式 LEB 
給気方式 自然吸気 
総排気量(cc)  1,496 
最高出力(kW[ps]/rpm)  78 [106] / 6,000~6,400 
最大トルク (N・m[kg・m/rpm]) 127 [13.0] / 4,500~5,000 
WLTCモード燃費(km/L) 25.6 
新車価格(万円) 285.78 
中古車価格帯(万円)  203.2~286.4 

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スライドドア付きの車は、新車で購入するとどうしても高額になりがちです。しかし、中古車であれば予算を抑えつつ、希望の条件に合った車を見つけやすくなります。 

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まとめ 

スライドドア付き普通車は、乗り降りや荷物の出し入れが容易な点が魅力です。特に、子育て中のファミリーや高齢者を乗せる機会が多い方にとって、安全面でも大きなメリットがあるでしょう。 

一方で、スライドドア特有の事故リスクや、車両重量の増加による燃費の悪化、修理費の高額化など、デメリットについても理解しておく必要があります。 

トヨタのアルファードやシエンタ、ホンダのフリードなど、各メーカーからさまざまなスライドドア付き普通車が販売されています。それぞれの車種の特徴を比較しながら、自分のライフスタイルに合った車を選ぶことが大切です。 

スライドドア付き普通車は、利便性とデメリットのバランスを考慮しつつ、自分に合った1台を見つけることが重要です。ぜひ、この記事を参考に、快適なカーライフを送ってください。 

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引用・参考