デイズ

プロパイロット搭載で安全性も高い人気ハイトワゴン軽 日産 デイズ

デイズ

デイズは、ワゴンRやムーヴ、Nワゴンといった競合がひしめく激戦区ハイトワゴン(トールワゴン)市場に日産が送り込んだ軽自動車です。初代モデルは三菱との共同開発車で、eKワゴンと兄弟車となりますが、設計から生産まで三菱が担当していました。現行型の2代目は日産が設計し、三菱が製造(委託)しています。とはいえeKワゴンと中身は基本同じであり、エクステリアやインテリアの意匠、一部装備が異なるという兄弟車という位置付けは変わりありません。

加速をアシストするマイルドハイブリッドも用意

ボディはハイトワゴンクラスの定番と言える軽規格サイズで、全長3,395×全幅1,475×全高1,650㎜です。ホイールベースは先代型に比べて65㎜広がった2,495㎜と、後席足元スペースは日産のフラッグシップセダン(デビュー当時は販売中)のフーガと同等という広さを誇ります。

エンジンは660cc直3NAと同ターボの2タイプですが、「スマートシンプルハイブリッド」と呼ばれるいわゆるマイルドハイブリッドが設定されており、NAの一部グレード、全ターボモデルに搭載されます。2kW/40Nmという小さなモーターを使い、減速時のエネルギーで発電、発進時のアシストやアイドリングストップ時の補助といった効果を担います。ミッションはCVTとなりますが、軽自動車用に新開発されたもので、非常にコンパクトな設計のためエンジンルームを小さくでき、室内空間を広くするメリットもあります。燃費はWRTCモードで通常のNAモデルが23.2km/L、NAのマイルドハイブリッド仕様が23.3km/L、ターボで21.5km/Lとなっています。

マイナーチェンジでデザインをブラッシュアップ

2023年に初のマイナーチェンジが行われ、デジタルVモーションと呼ばれる新しいグリル形状が採用され、バンパーなどの形状も変更されて大きく意匠チェンジしています。特にハイウェイスターはかなり力強く精悍な顔つきに変更されて魅力がさらに増しています。ちなみにそのマイナーチェンジは走行面の変更はアナウンスされていないのですが、乗ってみると加速時の出足がよくなり、足回りもしっとり感が増した印象があります。

インテリアは視界の良さと開放感にこだわった作りで、インパネシフトによって前席のウォークスルーも可能です。収納は引き出し式のセンタートレイ、スマホを置くのに便利なインパネ中央のトレー、ティッシュボックスが入るボックスなど、実用席なアイテムが揃います。そのほとんどが格納タイプとなっており、通常時はシンプルでスタイリッシュな空間となるのもポイントが高い部分です。ラゲッジの床下収納は58リッター確保されますが、4WDになるとこの収納はなしとなるので注意が必要です。リヤシートは左右でリクライニング可能となり、スライドに関しては独立ではなく一体型というタイプです。ちなみに左右独立スライドを採用しないのは、シートのガタ防止という配慮もあるようです。

デイズ 内装

運転支援は軽自動車として初(デビュー当時)となる、高速走行時の操舵支援が搭載されるなど充実の内容です。高度運転支援システムのプロパイロットがエディションとして用意されています。さらにマイナーチェンジで「後側方車両検知警報」「後退時車両検知警報」が全グレードに標準装備となり、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の性能向上が図られるなど、安全性の高さも魅力と言えます。

走りは何か突出したものはありませんが、軽自動車として非常にバランスよく仕上げられています。加速時は一瞬ワンテンポ遅れる印象もありますが、ワゴンRやムーヴ、Nワゴンといったライバルと比べてもおすすめしたくなるほど高い実力を持ちます。

デイズ 内装

ターボモデルのみ15インチタイヤとなり、スポーティな走りを求めるならターボとなります。動力性能としても高速道路を多く使うような方ならターボですし、日常使いならNAでも十分です。ターボかNAかは使い方次第でチョイスして問題ありません。走りの面で比べると、ターボは少しトルクの盛り上がりが急な印象もあり、車体とのバランスが取れているのはNAエンジンとも言えます。

ライバルはコンパクトカー!? 総合性能の高さが魅力

実際にさまざまな面から見ると、必要十分な動力性能、広い室内空間、実用的な装備など、もはやコンパクトカーの必要性を考えるほどの仕上がりです。ただしその分、軽自動車の価格もアップしており、ターボのプロパイロットエディションでは200万円オーバーとなります。普通車と比べると税制で有利ですが、このあたりも何を重視するかで評価が変わってくる部分です。

デイズ 内装

このほか、専用スタイルの特別仕様車が用意されるのもデイズの魅力です。各部をダーククロムで仕立てられた「ハイウェイスター アーバンクロム」、エレガントでかわいらしさを取り入れた「ボレロ」の2タイプがあります。どちらも専用のボディカラーが設定されるなど、人とは違うデイズを…という方にぴったりのモデルです。

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