クラウンセダン

新型クラウン セダンの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費、ライバル車との比較を紹介

新型クラウン セダンは、トヨタが提案する次世代ラグジュアリーセダンとして、まったく新しい価値観「ニューフォーマル」を体現したモデルです。上質な走行性能と快適な乗り心地を高次元で融合させ、ビジネスシーンからプライベートな時間まで、あらゆるシチュエーションにフィットする一台に仕上がっています。広々とした室内空間と高級感あふれるデザイン、さらに優れた燃費性能と先進技術を搭載し、プレミアムセダンとしての存在感を放っています。

今回は、新型クラウン セダンの燃費性能に焦点を当てつつ、ライバル車種との燃費比較などをご紹介していきます。

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クラウン セダンに搭載されているパワートレイン

クラウンセダン

クラウン セダンには2種類のパワートレインが用意されています。

2.5L ハイブリッド(HEV)

パワートレイン:2.5L直列4気筒エンジン+モーター(マルチステージTHS II)

ハイブリッドシステムには「マルチステージハイブリッド」を採用し、動力性能と燃費性能の両立を実現しています。

燃料電池車(FCEV)

パワートレイン:モーター+水素燃料電池(MIRAIと同系)

クラウン セダンのFCEVシステムは、「MIRAI」と同じ第二世代のトヨタ製水素燃料電池スタックを採用しています。

燃費性能を支える技術と工夫

クラウンセダン

新型クラウン セダンの燃費性能は、以下のような先進技術と工夫によって支えられています。

2.5Lマルチステージハイブリッドシステム

2.5Lマルチステージハイブリッドシステムを搭載しており、高効率エンジンと2基のモーターに加え変速機構を直列配置することで、優れた加速性能と18.0km/Lの燃費を両立します。10速制御のトランスミッションはパドルシフトにも対応し、Mモードではギア段の固定も可能です。

ドライブモードセレクト

「REAR COMFORT」「ECO」「NORMAL」「SPORT」「CUSTOM」の5つに加えて、「EVドライブモード」の計6種類のモードから選択できます。走行シーンや好みに応じて選択可能で、燃費重視の走行もできます。

フロアアンダーカバー

フロアアンダーカバーは、車体の下を流れる空気の流れを整える役割を持つパーツで、車両下部と路面との間に発生する空気の乱れや渦を抑える効果があります。このカバーを装着することで、空気抵抗が減少し、走行時の静粛性が向上するとともに、燃費や航続距離の改善にもつながります。

S-FLOW制御付きエアコン

乗員がいない席の空調を自動で抑制し、エネルギーの無駄を防ぎながら効率的に車内温度を管理するシステムで、高い快適性を維持しつつ、燃費性能の向上にも貢献します。

さらに、12.3インチディスプレイオーディオにある「All autoスイッチ」をタッチすることで、乗員一人ひとりに合わせた最適な空調設定が可能です。

カタログ燃費

クラウン セダンのカタログ燃費をご紹介します。

グレードエンジン種別駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
Z2.5L HEV2WD18.0km/L
FCEV148km/kg(水素)

このモデルに搭載されるハイブリッドシステムは、すでに多くのトヨタ車に採用され実績のあるものです。静粛性、発進のスムーズさ、そして高い燃費性能のバランスが取れており、特に都市部の走行ではその恩恵を感じやすいでしょう。

一方のFCEVモデルは、トヨタの水素技術を代表する「MIRAI」と共通するプラットフォームやシステムをベースにしています。水素1kgあたり約148kmも走行可能という点は、水素インフラさえ整えば非常に魅力的です。

実燃費

オーナーの実燃費データを収集しているみんカラ(https://minkara.carview.co.jp)によるデータで紹介します。(2025年5月13日時点)

グレードエンジン種別駆動方式実燃費
Z2.5L HEV2WD14.2km/L
FCEV

クラウン セダンの「Z」グレードは、2.5Lハイブリッド(HEV)を搭載した2WD仕様で、実燃費はおよそ14.2km/Lとなっています。これは、WLTCモードによるカタログ燃費18.0km/Lに比べるとやや低い数値ではあるものの、大型セダンとしては優れた燃費性能を維持していると言えます。なお、同グレードのFCEV(燃料電池車)仕様については、現在のところ実燃費データは公開されていません。

HEVとFCEVどちらがおすすめか

項目2.5L HEVFCEV
カタログ燃費18.0km/L148km/kg
航続可能距離1,476km820km
タンク容量82L
燃料ガソリン水素
平均燃料価格179円1650〜2200円/kg

「HEV」は、長距離走行が多い方やインフラを気にせず使いたいユーザーに最適です。既存のガソリンインフラを利用できるため利便性に優れ、初期コストや燃料コストの安定性も魅力です。

一方、「FCEV」は148km/kgと非常に高効率ですが、水素ステーションの少なさや燃料コストの不安定さから、誰にでもおすすめできるわけではありません。水素ステーションが整備された地域に住んでいて、CO₂排出ゼロの走行を重視するユーザーには大変魅力的な選択肢です。

どちらも高い静粛性と快適性を誇り、選ぶべきはライフスタイルや利用環境に応じた「インフラの可用性」と「環境意識の高さ」によるでしょう。

ライバル車種との比較

では、新型クラウン セダンの燃費性能は、他の高級セダンと比べてどうなのでしょうか。

ライバル車と燃費を比較してみましょう。

BMW 5シリーズ(セダン)

BMW 5シリーズ
グレード駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
523d xDrive 4WD16.6km/L
523iFR14.4km/L
4WD
525Li FR15.1km/L

523d xDriveは、4WDモデルとしては非常に高い燃費効率を誇ります。ディーゼルエンジンならではの低燃費と豊かなトルク特性により、長距離ドライブや高速巡行に最適なモデルとなっています。

「525Li」および 「523i」は、ガソリンエンジン搭載車として標準的な燃費水準を示しています。いずれも走行性能を重視したセッティングがなされており、燃費よりもドライバビリティや走る楽しさを追求したモデルです。

レクサス IS

レクサス IS
グレード駆動方式カタログ燃費(WLTCモード)
IS300FR12.2km/L
IS300h18.0km/L
IS5009.0km/L

IS300hは燃費が18.0km/Lで、2.5L HEVと同じ数値を示していますが、設計には大きな違いがあります。

クラウン セダンは車体サイズが大きく、乗り心地や静粛性といった快適性を重視した設計です。

一方、IS300hはより軽量でコンパクトなボディを持ち、ステアリングレスポンスやハンドリング性能に優れたドライバーズカー寄りの設計です。

どちらも高い燃費性能を誇りますが、目指す方向性は異なるため、用途や好みに応じて、選ぶ価値のあるモデルと言えるでしょう。

IS300の燃費は12.2km/Lで、ターボエンジンとしては比較的良好な数値です。経済性と走行性能のバランスが取れたモデルで、スポーティな走行性能を楽しみながらも、日常の使い勝手を考慮した燃費性能を発揮します。

IS500はV8エンジンを搭載しているため、燃費は9.0km/Lと他のモデルに比べて低く、パフォーマンス重視の車です。速さや加速性能を楽しみたいユーザーに適しており、燃費よりも走行性能やドライビングプレジャーを重視する方に向いています。

燃費を向上させるには

クラウンセダン

運転方法や日頃のメンテナンスによって、本来の燃費性能を十分に発揮する可能性があります。

ここでは、燃費をさらに向上させるためのポイントを紹介します。

急発進・急加速を控える

急発進や急加速は、燃料の消費量を増やす大きな要因となります。急加速をすると、エンジンが一時的に大量の燃料を使うため、結果的に燃費が悪くなってしまいます。これを防ぐには、アクセルを穏やかに踏み込み、徐々にスピードを上げる運転を意識しましょう。

減速時は早めにアクセルを離す

信号が変わるなど、あらかじめ停止が予測できる場面では、できるだけ早めにアクセルから足を離すことを心がけましょう。そうすることでエンジンブレーキが作動し、無駄な燃料の供給が抑えられるため、約2%程度の燃費改善が期待できます。特に市街地などでのストップ&ゴーが多い状況では、このような小さな工夫の積み重ねが燃費の差につながります。

また、下り坂や減速が必要な場面でもエンジンブレーキを活用すれば、ブレーキへの負担を減らすと同時に、安全性と経済性の両面で効果が得られます。スムーズな運転操作は、燃費向上だけでなく、車やタイヤの負担軽減にもつながるため、長く快適に乗り続けるための大切なポイントと言えるでしょう。

ムダなアイドリングを控える

待ち合わせや荷物の積み下ろしなどで車を駐停車する際は、アイドリングを避けることが重要です。エアコンを使用していない場合でも、10分間のアイドリングで約130ccの燃料を消費します。これは日常的にアイドリングを行うことで、予想以上に無駄な燃料が消費されてしまう原因となります。たとえ短時間であっても、アイドリングを停止することで燃料を節約し、環境にも優しい運転を実現できます。燃費改善のためには、駐車時にエンジンを切る習慣をつけることが非常に効果的です。

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まとめ

クラウンセダン

新型クラウン セダンは、大型セダンでありながら、優れたハイブリッドシステムと燃費向上技術により、WLTCモードで18.0km/Lの燃費を実現しています。同クラスの大型セダンと比較しても、非常に優れた燃費性能を持っています。

この優れた燃費性能の背景には、トヨタが長年にわたって培ってきたハイブリッド技術の成果があります。燃費性能や快適性に優れ、パーソナル利用やビジネス、ショーファーカー利用にも対応できる万能な大型セダンを検討しているなら、新型クラウン セダンは一つの魅力的な選択肢と言えるでしょう。

今回の記事が、クラウン セダンの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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