GRヤリス

GRヤリスの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介

GRヤリスはトヨタが2020年に発売したスポーツコンパクトカーで、ヤリスをベースにしながらもラリー競技で培った技術を投入した特別モデルです。

「GR」とは「Gazoo Racing(ガズーレーシング)」の略で、トヨタのモータースポーツブランドになります。GRヤリスはラリーで勝つために開発された高性能車であり、世界ラリー選手権(WRC)参戦車両の市販版とも言えます。そのため、普通のヤリスとは異なり、3ドアボディに強化されたシャシー、専用のターボエンジン、そして4WDシステムが採用されています。

✔ 成約後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するからフリマでも安心!
✔ 成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

GRヤリスの基本スペック

GRヤリス

GRヤリスの簡単な基本スペックの紹介になります。

エンジン1.6L 直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力224kW(304PS)
最大トルク400Nm
駆動方式4WD(GR-Fourシステム)
トランスミッション6MT/8AT
車両重量※1,240〜1,300kg
※グレードや装備によって車両重量が変わります。

GRヤリスのエンジンは1.6リットル直列3気筒インタークーラーターボを搭載しており、最高出力は224kW(304PS)、最大トルクは400Nmを発揮します。駆動方式は4WD(GR-Fourシステム)を採用し、トランスミッションは6速MTと8速ATの2種類が用意されています。車両重量は1,240kgから1,300kgの範囲となっています。

この軽量なボディとパワフルなエンジンの組み合わせが、圧倒的な走行性能を実現しています。

グレード構成

GRヤリス

GRヤリスのグレードを紹介します。

RC

RCは、モータースポーツへの参戦を主な目的として開発された、装備を必要最小限に絞った特別なモデルです。競技使用を前提としているため、バックガイドモニターやディスプレイオーディオおよびナビゲーション機能、遮音材などの快適装備が省かれています。

これにより、一般道での使用においては不便を感じることもありますが、その代わりに徹底した軽量化が実現され、卓越した走行性能と俊敏な応答性を誇ります。

RZ

GRヤリスを一般道でも存分に楽しみたい方の中で、価格と装備のバランスを重視する方におすすめなのが「RZ」です。

RZは、基本的なデザインやインテリアの骨格は「RC」と共通しつつも、左右独立温度コントロール付きフルオートエアコンやコネクティッドナビゲーション、車内Wi-Fiなど、快適装備がしっかりと備わっている点が大きな違いです。

また、シフトノブやインサイドドアハンドルといった細部の仕上げもRCより質感が高められており、より上質な操作感や所有感を味わうことができます。

RZ 「High performance」

RZ「High performance」は、GRヤリスのラインアップの中でも最上位に位置するグレードです。

このモデルは、ラジエーターグリル(ピアノブラック塗装)やプレミアムスポーツシート、ミシュラン「Pilot Sport 4S」など外観デザインから走行性能に至るまで、GRヤリスの魅力を最大限に引き出すための装備や技術が惜しみなく投入されています。

GRヤリスの燃費

GRヤリス

GRヤリスのカタログ燃費・実燃費をご紹介していきます。

GRヤリスのカタログ燃費

GRヤリスのカタログ燃費(WLTCモード)を紹介します。

トランスミッションカタログ燃費(WLTCモード)
6MT12.4km/L
8AT10.8km/L

GRヤリスは、本来のスポーツ性能を最も引き出せるモデルです。高性能なターボエンジンと軽量ボディの組み合わせにより、WLTCモードで6MTで12.4km/L、8ATで10.8km/Lというスポーツカーとしては優れた燃費性能を誇ります。

実燃費

GRヤリスに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com)によるデータで紹介します。(2025年5月16日時点)

トランスミッション実燃費
6MT11.02km/L
8AT11.96km/L

一方、実燃費は11.02km/L前後と若干低下しますが、これは走りを楽しむユーザーが多く、アクセル操作が積極的になることが影響しています。

カタログ燃費は8ATで10.8km/Lと6MTより劣るものの、実燃費では11.96km/Lと逆に良好な結果が出ています。

ユーザーによって実燃費には差があるため、あくまで参考程度にご覧ください。

ライバル車種との比較

ライバル車種であるホンダ シビックタイプRやメルセデスベンツAMG Aクラスとスペックや燃費の比較をしていきます。

シビックタイプR

シビックタイプR

シビックタイプRは、圧倒的な走行性能とハンドリングを備えており、2023年4月にはニュルブルクリンク北コースでFF車として最速の7分44秒881を記録しました。ターボチャージャー付き2.0L VTECエンジンが生み出す力強い加速と、6速MTによるダイレクトな操作感は、走る歓びを追求するすべてのドライバーを魅了します。

シビックタイプRの基本スペック

エンジン2.0L VTEC ターボ
最高出力243kW(330PS)
最大トルク420Nm
駆動方式FF
トランスミッション6MT
車両重量1,430kg

シビックタイプRは330PSを誇り、トルクも420Nmと高いため、直線での加速や中高速域での力強さはトップクラスです。ただし、重量が重めで、機敏さはややGRヤリスに譲ります。歴代タイプRが守ってきた伝統的な前輪駆動は、電子制御のLSDや優れたシャシー設計により、FFとは思えない旋回性能とトラクション性能を実現していますが、絶対的な安定性は4WDのGRヤリスが有利です。

燃費

シビックタイプRのカタログ燃費・実燃費の比較をご紹介します。実燃費は、e燃費(https://e-nenpi.com)によるデータとなります。(2025年5月16日時点)

車種GRヤリスシビックタイプR
トランスミッション6MT8AT6MT
駆動方式4WDFF
カタログ燃費12.4km/L10.8km/L12.5km/L
実燃費11.02km/L11.96km/L10.75km/L

シビックタイプRは6MTのみの設定で、カタログ燃費が12.5km/L、実燃費は10.75km/Lです。カタログ上ではGRヤリスよりも高い燃費性能を持ちますが、実燃費ベースではGRヤリスにわずかに劣る結果となっています。

つまり、実燃費で見るとGRヤリスの方が優れており、シビックタイプRのカタログ燃費は良好ながら、実燃費で見ると若干の差があることがわかります。日常的な使用や燃料コストを重視する場合には、この実燃費の違いが選択のポイントになるかもしれません。

AMG Aクラス

AMG Aクラス

AMG Aクラスは、日常使いに適したサイズ感と、サーキット走行も視野に入れた走行性能を両立し、都市部でもストレスなく走れる俊敏さと、AMGならではの官能的なドライビングフィールを併せ持っています。

AMG Aクラスの基本スペック

グレードA35 4MATICA45 S4MATIC+
エンジン2.0L 直列4気筒DOHCターボ+モーター2.0L 直列4気筒DOHCターボ
最高出力225kW(306PS)310kW(421PS)
最大トルク400Nm500Nm
駆動方式4WD4WD
トランスミッション8AT8AT
車両重量1,580kg1,630kg

A35は「日常でも使えるAMG」として設計されており、306PS・400Nmという高性能を持ちながらも、扱いやすさと快適性が重視されたモデルです。2.0Lターボに加えマイルドハイブリッドシステムを採用しており、低回転域のレスポンス向上や燃費改善にも貢献しています。一方、A45 Sは421PS・500Nmという圧倒的パワーを誇り、2.0Lエンジンとしては世界トップクラスです。

燃費

AMG Aクラスのカタログ燃費・実燃費の比較をご紹介します。実燃費は、e燃費(https://e-nenpi.com)によるデータとなります。(2025年5月16日時点)


車種

GRヤリス
AMG Aクラス
A35 4MATICA45 S 4MATIC+
トランスミッション6MT8AT8AT
駆動方式4WD4WD
カタログ燃費12.4km/L10.8km/L11.5km/L11.1km/L
実燃費11.02km/L11.96km/L9.51km/L6.95km/L

燃費に関しては、GRヤリスのカタログ燃費が6MTで12.4km/L、8ATで10.8km/Lとなっており、実燃費は6MTで11.02km/L、8ATで11.96km/Lと公称値に近いか、それを上回る数値を記録しています。

一方で、AMG A35 4MATICはカタログ燃費11.5km/Lに対して実燃費が9.51km/Lと約2km/Lほど低く、さらに高出力モデルのA45 S 4MATIC+ではカタログ燃費11.1km/Lに対し実燃費が6.95km/Lと、大きく下回る結果となっています。

このように、GRヤリスとAMG A35はスポーツ性能と燃費効率をバランス良く両立しているのに対し、A45 S 4MATIC+は高いパフォーマンスを重視したモデルとして、それぞれの特徴が明確に表れています。

中古車をお得に購入するなら車の個人売買カババがオススメ!

自動車フリマサービス「カババ」ロゴマーク

GRヤリスを少しでも安く手に入れたい、中古車も検討したいと考えている方は、車の個人売買「カババ」の利用がおすすめです。

カババは、個人間で直接車を売買できるオンラインサービスです。中古車販売店を通さないため、中間マージンがかからず、お得にGRヤリスを購入できる可能性があります。

中古車はひとつひとつ特徴が違うことが魅力のひとつと言えますが、オプションが多くついているものやこだわってカスタムされたものなど、個性的な車に出会えるチャンスがあります。GRヤリスの中古車を探している方は、カババをチェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

GRヤリス

トヨタ GRヤリスは、WRC直系のスポーツモデルとして生まれた背景を持ちつつ、日常使用にも十分対応可能な燃費性能と実用性を両立したモデルです。6速MTであればカタログ燃費12.4km/L、実燃費でも11km/L超えを記録し、スポーツカーとしては非常に優秀な数値を示しています。さらに、8速ATではカタログ値こそ低めながら、実燃費は11.96km/Lとさらに高い効率を記録しています。普段のちょっとした運転の工夫で、さらに燃費を伸ばすことも可能です。

スポーツ走行を楽しみながらも、燃料費や維持費にも配慮したい方にとって、GRヤリスはまさにベストバランスの一台といえるでしょう。

今回の記事が、GRヤリスの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

✔ 成約後の手続きはカババがすべて代行!
✔ プロが査定するからフリマでも安心!
✔ 成約したとき以外の費用は一切かからない!

カババは個人売買のため業者間の中間マージンがなく、ディーラー下取りや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

引用・参考