タント

タントのおすすめグレードは?グレードの違いを徹底比較

ダイハツ タントは、2003年11月に初代モデルが登場しました。当時、長い室内長と軽自動車では最長となるロングホイールベースに加えて、「ムーヴ」よりもキャビンの拡大を図っており、結果として「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルを獲得しています。軽自動車の常識を変えたパイオニアで広々とした室内空間と、使い勝手を追求したスライドドアを武器に、ファミリー層を中心に絶大な支持を集めてきました。最新モデルでは、さらに進化したデザイン、安全性能、そして低燃費性能を兼ね備え、日常のあらゆるシーンで頼れる存在へと進化しています。コンパクトながらも驚きの開放感を実現したタントは、軽自動車の枠を超えた快適なドライブ体験を提供します。

本記事では、タントの各グレードの特徴や価格、燃費について比較しながら、その違いを解説していきます。タントの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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タントの特徴

タント

タント最大の魅力は、助手席側のセンターピラーをドアに組み込むことで、これまでにない大開口を実現した「ミラクルオープンドア」になっています。広々としたスライドドアの開口部により、子どもと手をつないだままでも、また傘を差したままでもスムーズに乗り降りできるため、小さなお子さまを持つファミリー層から高い支持を得ています。さらに、電子カードキーを持っていればドアハンドルのスイッチに触れるだけで施錠・解錠できる「キーフリーシステム」も、全グレードに標準装備されています。

また、2023年4月には、半導体などの部品供給不足による生産遅延に対応するため、アイドリングストップ機能を省略した「eco IDLE非装着車」が各グレードに設定されています。2025年5月末でeco IDLE非装着車の生産が終了予定となっております。

タントのグレード構成

タント

2019年7月に登場した現行型タントは、シンプルな標準モデルと、存在感のあるデザインが特徴のカスタムモデルの2タイプがラインアップされています。

すべてのグレードに2WDと4WDの駆動方式が用意され、標準モデルのグレードは「L」「X」「Xターボ」、カスタムモデルは「カスタムX」とターボ搭載の「カスタムRS」、アウトドア仕様の「ファンクロス」「ファンクロスターボ」の計7種類を展開しています。

「L」

「L」グレードは、軽自動車としてのコストパフォーマンスを重視し、価格を抑えたエントリーモデルです。タントの象徴であるセンターピラーレス構造「ミラクルオープンドア」は標準装備されていますが、スライドドアにパワースライド機能が搭載されていないことや電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドといった快適装備も省略されています。

それでも、最大380mmのスライドが可能な助手席ロングスライド機能や、フルフラットシート、リクライニング機能などが備わっており、スーパーハイトワゴンならではの広々とした室内空間をしっかり活かせる仕様になっています。

「X」

「X」グレードでは、左側のパワースライドドアが標準装備となり、「360°スーパーUV&IRカットガラス」や格納式リアドアサンシェード、オートブレーキホールド機能など快適性や運転支援の利便性が大きく向上します。さらに、現行モデルの目玉装備である最大スライド幅540mmの「運転席ロングスライドシート」も選択できるようになっています。加えて、「L」グレードには設定されていない、運転支援機能をまとめた「スマートクルーズパック」や、駐車をサポートする「スマートパノラマパーキングパック」、周囲の視認性を高める「パノラマモニター対応カメラ」など、パックオプションが用意されているのも魅力です。

「Xターボ」

「Xターボ」には、最高出力64psを誇るターボエンジンが搭載されており、大人がフル乗車した場合や坂道、高速道路といったシーンでも、余裕のあるパワフルな走りが楽しめます。

装備面については「X」グレードとほぼ同等となっており、快適性や利便性も十分に確保されています。

「カスタムX」

「カスタムX」は、カスタムタイプのエントリーモデルに位置づけられたグレードです。

「X」の装備内容に加えて、大型フロントグリルやエアロバンパー、LEDフォグランプといったカスタム専用の外装パーツが採用され、よりスポーティで存在感のあるデザインに仕上がっています。また、14インチアルミホイールを標準装備し、足まわりのスタイリッシュさが際立っているのも特徴です。さらに、カスタム系グレードは全車で左右両側パワースライドドアが標準装備となり、「ワンタッチオープン機能」・「ウェルカムオープン機能」・「タッチ&ゴーロック機能」といった便利機能も備わっています。加えて、「カスタムX」からは、運転状況に応じて照明色が変わる「ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付き)」も標準装備され、ドライブの楽しさとエコ運転をサポートしてくれます。

「カスタムRS」

「カスタムRS」は、最上位に位置づけられ「カスタムX」の装備内容をベースに、ターボエンジンを搭載したパワフルなグレードです。この「カスタムRS」だけに、15インチの切削加工アルミホイールが標準装備され、より引き締まった足元のスタイリングを実現しています。装備面は「カスタムX」とほぼ共通しており、運転支援機能も充実しているのが魅力です。

「ファンクロス」

「ファンクロス」は、「ミラクルオープンドア」や両側パワースライドドアの装備に加えて、ルーフレールが装着されているほか、LEDフォグランプが標準装備されています。撥水加工されたフルファブリックシート、防水加工シートバックなど水濡れや汚れを気にせずアクティブに使えるアウトドア仕様になっています。

「ファンクロスターボ」

「ファンクロスターボ」は、ターボエンジンの搭載により、力強いスタートやスムーズな加速を楽しめます。また、アルミホイールが14インチから15インチに変わり、ステアリングホイールとシフトノブが本革巻きとなっています。その他は、「ファンクロス」と変わらない仕様となります。

各グレードの違いを比較

タント

各グレードの価格と燃費の違いを比較していきます。

価格

タントのグレード選びで、重要な要素の一つが価格です。新車価格の目安は、下記の通りです。(2025年4月時点)

グレード2WD4WD
L1,485,000円1,611,500円
X1,617,000円1,738,000円
Xターボ1,732,500円1,853,500円
カスタムX1,870,000円1,991,000円
カスタムRS1,963,500円2,084,500円
ファンクロス1,809,500円1,930,500円
ファンクロスターボ1,903,000円2,024,000円

価格差をどう捉えるかは、求める装備や予算によって異なります。予算を抑えたい方は「L」、快適性を重視したい方は「X」、よりデザインにこだわりたい方は「カスタム X」といったように、ご自身のニーズと照らし合わせて検討してみてください。

また、「eco IDLE非装着車」は表の価格から33,000円安くなっております。

燃費

タントの燃費(WLTCモード)は、駆動方式や「eco IDLE」の有無で燃費性能が異なりますので参考にしてみてください。

グレード2WD4WD2WD4WD
eco IDLE装着車eco IDLE非装着車
L22.7km/L21.4km/L20.1km/L19.6km/L
X
X ターボ21.2km/L19.6km/L18.7km/L18.2km/L
カスタム X21.9km/L21.4km/L20.1km/L19.6km/L
カスタムRS21.2km/L19.6km/L18.7km/L18.2km/L
ファンクロス21.9km/L21.4km/L20.1km/L19.6km/L
ファンクロスターボ20.6km/L19.6km/L18.7km/L18.2km/L

タントは、「eco IDLE装着」の有無で燃費性能が大きく変わります。

ターボの場合、約1.4km/L~2.5km/L、自然吸気エンジンの場合、約1.4km/L~2.6km/Lと差があります。

タントは、使い勝手の良いスライドドアや快適空間を備えながらも、優れた燃費性能を実現している点が魅力の一つです。実用性と経済性を兼ね備えた一台と言えるでしょう。

おすすめグレード

タント

タントのおすすめグレードは、バランスの良い「X」です。標準装備で左側パワースライドドアや、快適性・利便性を高める多彩な機能が搭載されており、日常使いにぴったりの仕様となっています。また、オプション設定も豊富なため、自分のライフスタイルに合わせたカスタマイズがしやすいのも魅力です。

また、荷物が増えがちなキャンプなどのレジャーシーンや、高速道路を使った長距離ドライブを想定するなら、力強い走りが魅力のターボエンジンを搭載した「ファンクロス ターボ」もおすすめです。

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まとめ

タント

今回の記事が、タントの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

ダイハツ タントは、グレードによって標準装備や価格、選べるオプションが異なります。そのため、購入前にはそれぞれのグレードの違いをしっかり確認して、ご自身のライフスタイルや予算に合ったグレードを選ぶことが大切です。

今回の記事が、タントの購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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引用・参考