デリカミニ

デリカミニの燃費はどれくらい?カタログ燃費・実燃費やライバル車との比較を紹介

デリカミニは、個性的なデザインと優れた悪路走破性で多くの注目を集めています。しかし、一部のユーザーからは「燃費があまり良くない」との声も聞かれます。

本記事では、デリカミニの実際の燃費性能について詳しく分析し、その理由や燃費向上のための工夫についても紹介します。デリカミニの購入を検討している方や、燃費に関する疑問をお持ちの方に向けて、わかりやすく解説していきます。

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デリカミニの特徴

デリカミニ

デリカミニは、優れた悪路走破性で知られる「デリカD:5」ファミリーの一員として誕生した、軽スーパーハイトワゴンです。

デリカミニの特徴である「マイルド・ハイブリッドシステム」・アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」について見ていきましょう。

また、この2つ以外にもデリカミニでは、ぬかるみなどでのスタック時の脱出をサポートする「グリップコントロール」、傾斜の大きい下り坂などでスイッチを「ON」にすると約4~20km/hの範囲に保つようにブレーキ制御を行う「ヒルディセントコントロール」を全車に標準装備しています。

マイルド・ハイブリッドシステム

デリカミニは、全車にマイルド・ハイブリッドシステムを搭載しており、燃費性能の向上とスムーズな走行を実現しています。

このシステムは、エンジンと小型モーターを組み合わせることで、発進時や加速時にモーターがエンジンをアシストし、負荷を軽減する仕組みです。その結果、燃料消費を抑えつつ、力強い走りをサポートします。

さらに、減速時にはモーターが発電機として機能し、回生エネルギーを電気に変換してバッテリーに蓄電。これを再利用することで、さらなる燃費向上につなげています。ただし、マイルド・ハイブリッドはフルハイブリッドやプラグインハイブリッドのようにモーターのみでの走行はできず、燃費改善効果は限定的です。それでも、軽自動車ならではの利便性や経済性を維持しながら、燃費性能と快適な走行を両立させたバランスの取れたシステムといえるでしょう。

アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」

デリカミニには、停車前の減速時に自動でエンジンを停止するアイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー(コーストストップ機能付き)」が搭載されています。

この機能により、信号待ちや渋滞時の無駄な燃料消費を抑え、燃費向上に貢献します。特に約13km/h以下の速度で作動するため、都市部のストップ&ゴーが多い環境でもその効果を発揮します。

また、デリカミニはトルクフルなエンジンとモーターアシストを備えており、車両重量が1tを超えるボディでもストレスのないスムーズな走りを実現。アイドリングストップ機能と組み合わせることで、燃費性能の向上だけでなく排出ガスの削減にも貢献し、より環境に配慮したエコな走行が可能になっています。

デリカミニの燃費情報

デリカミニ

デリカミニの燃費は、エンジンの種類(ターボ・NA(自然吸気))と駆動方式(2WD・4WD)によって異なります。

基本的な傾向としては、NAモデルの方がターボモデルより燃費が良く、2WDの方が4WDより燃費性能が優れています。

そのため、燃費性能を最優先するなら「NAモデル × 2WD」がおすすめです。走行環境や用途に合わせて、最適な組み合わせを選びましょう。

カタログ燃費は下記のとおりです。

エンジン仕様駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
NA(自然換気)2WD20.9km/L
4WD19.0km/L
ターボ2WD19.2km/L
4WD17.5km/L

デリカミニの2WDと4WDの燃費の違い

デリカミニは2WDと4WDの2種類の駆動方式が用意されており、それぞれ燃費性能に違いがあります。

4WDは2WDに比べて1km/L~2km/L程度燃費が低くなる傾向があります。これは、4WDシステムによる重量増加や動力伝達時のロスが要因と考えられます。

ただし、4WDは雪道や悪路での走破性が優れており、アウトドアや降雪地域での走行に適しているのが特徴です。特にデリカミニの4WDモデルは高いトルク性能を活かし、滑りやすい路面や凸凹道でも安定した走行が可能です。一方で、駆動力を前後のタイヤに分散することによりエンジン負荷が増し、燃料消費が多くなる点は避けられません。

総じて、燃費を重視するなら2WD、走破性を求めるなら4WDという選び方が理想的でしょう。どちらのモデルを選んでも、デリカミニのマイルド・ハイブリッドシステムにより、比較的優れた燃費性能を維持できる点は魅力です。

デリカミニ ターボの燃費実態

デリカミニのターボモデルは、力強い走行性能が魅力ですが、燃費面では注意が必要です。カタログ燃費は19.2km/Lとされていますが、実際の走行環境では14.0km/L前後になることが多いようです。特に、市街地での短距離移動や、頻繁な加減速を伴う運転が多い場合には、燃費の低下が顕著です。

ターボエンジンは、高い出力を発揮できる設計になっているため、必要な場面でパワフルな走行が可能です。その反面、高速道路の巡航時や坂道での走行ではエンジン負荷が大きくなり、燃費が悪化する傾向があります。

また、デリカミニのターボモデルには、エンジンを補助するモーターが搭載されており、これにより加速時のスムーズさが向上しています。モーターのアシストによって燃料消費が多少抑えられるものの、NA(自然吸気)モデルと比較すると、大幅な燃費改善にはつながりにくいのが実情です。

デリカミニのターボモデルを選ぶ際は、燃費と走行性能のバランスをしっかり考慮することが大切です。街乗りが中心ならNAモデル、パワーを重視するならターボモデルと、使用環境に合わせて最適なグレードを選ぶことをおすすめします。

実燃費

実際にデリカミニを維持するとなった場合、気になるのが実燃費です。

デリカミニに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているe燃費(https://e-nenpi.com/)によるデータで紹介します。(2025年3月31日時点)

エンジン仕様駆動方式カタログ燃料消費率実燃料消費率
NA(自然換気)2WD20.9km/L17.29km/L
4WD19.0km/L
ターボ2WD19.2km/L14.27km/L
4WD17.5km/L14.07km/L

先述のとおり燃費達成率はターボモデルよりもNAモデルの方が高くなっています。

燃費を重視するのであれば、NAモデルを選ぶ方が良いと言えるでしょう。

ライバル車との燃費比較

デリカミニのライバル車として、スズキ・スペーシアギアとダイハツ・タントなどが挙げられます。燃費性能をデリカミニと比較してみましょう。

スズキ スペーシアギア

スペーシアギア

スペーシアギアは、軽自動車の枠を超えた広々とした室内空間が特徴の軽ハイトワゴンです。SUVテイストを備えたユニークなデザインと、アウトドアや街乗りに対応する使い勝手の良さが魅力です。

WLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

エンジン仕様駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
NA(自然換気)2WD23.9km/L
4WD22.4km/L
ターボ2WD21.9km/L
4WD19.8km/L

デリカミニと比較すると、スペーシアギアの方がやや燃費性能が優れていることがわかります。

ダイハツ タント

タント

ダイハツ タントは、燃費性能のよさと使いやすさが魅力のコンパクトトールワゴンです。ターボモデルも設定されており、街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで活躍できる一台です。

WLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

エンジン仕様駆動方式燃料消費率(WLTCモード)
NA(自然換気)2WD21.9km/L~22.7km/L
4WD21.4km/L
ターボ2WD21.2km/L
4WD19.6km/L

タントもまた、デリカミニよりも高い燃費性能を持っています。

デリカミニの燃費が悪いと感じる主な要因

デリカミニ

デリカミニの燃費が気になる理由はいくつか考えられます。まず、4WDシステムの影響が大きく、駆動力を全輪に分散させることで車両重量が増加し、エンジンの負荷が高まるため、燃費が悪化しやすくなります。

また、ターボエンジンを搭載したモデルは、高出力を発揮する分、特に加速時や高速走行時に燃料消費が増える傾向があります。さらに、都市部での短距離走行や頻繁なストップ&ゴーは、エンジンの始動と停止を繰り返すことで燃費を低下させる要因となります。

加えて、エアコンの使用や荷物の積載も燃費に影響を与えるポイントです。デリカミニは悪路走破性や快適性を重視した設計のため、車両重量や大径タイヤなどが燃費性能とトレードオフになっています。

デリカミニで燃費を向上させる3つのポイント

デリカミニ

デリカミニの燃費を向上させるには、運転の工夫が重要です。ここでは、誰でも簡単に実践できるエコドライブのコツや、メンテナンスのポイントを紹介します。

エコドライブを意識する

急加速は燃料消費を増やす原因になります。発進時はアクセルをやさしく踏み、スムーズに加速することで燃費を向上させることができます。

また、長時間のアイドリングは無駄な燃料消費につながります。信号待ちや渋滞時は、アイドリングストップ機能を活用するのがおすすめです。

エアコンの使用を工夫する

エアコンはエンジンに負荷をかけるため、燃費に影響します。涼しい季節は送風や外気導入を活用し、必要以上に使用しないよう心がけましょう。

定期的なメンテナンスを行う

タイヤの空気圧を定期的にチェックするようにしましょう。タイヤの空気圧が低いと、転がり抵抗が増えて燃費が悪化します。月に1回はガソリンスタンドやカーショップで適正値を確認しましょう。

エンジンオイルも定期的(推奨:5,000~10,000kmごと)に交換しましょう。走行距離が増えるとオイルが劣化し、粘度が低下することでエンジンの負荷が増加し、結果として燃費が悪くなる原因になります。エンジンを常に良い状態に保ち、燃費効率を高めることができます。

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まとめ

デリカミニ

魅力的なデザインと高い悪路走破性で注目を集めるデリカミニ。今回は燃費に焦点を当てて紹介しました。

ライバル車と比較すると「燃費が少し気になる」と感じる方もいるかもしれませんが、デリカミニは走破性や快適性といった魅力も兼ね備えたモデルです。燃費性能だけでなく、総合的なバランスを考えて選ぶことが大切でしょう。

本記事が、デリカミニの購入を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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引用・参考